「モザイク処理を施した画像を保存して、元の写真を消してしまった」なんてことありませんか?SNSにUPするためにモザイク処理を施したのに、手元の写真が消えてしまっては思い出もなくなってしまいますよね。
確かにゴミ箱から復元すれば元通りですが、気づかず削除してしまうこともあるでしょう。そんな人におすすめなのが、モザイク削除ソフトやツールです。モザイク除去ソフトがあれば、高画質化やモザイクで全く分からなくなった顔写真のクリーン化も出来てしまいます。
本記事では「どうにかモザイクを削除したい!」といった人に向けて、AIモザイク除去ソフト&ツール&アプリを12種類集めました。本記事を読めば不要なモザイクを簡単に削除できるようになりますよ!
ちなみにモザイク除去フリーソフトGMASKは有名ですが、2021年10月現在、販売が中止されています。今回はGMASK以外のモザイク除去ソフトを見ていきましょう。
モザイク削除ソフトといっても、完全に元通りの写真に加工できるものはありません。そのため、限りなく0に近い状態を作れるものがモザイク削除ソフトとしては優秀でしょう。無料ソフトから有料ソフトまでさまざまなツールを紹介しているので、ぜひ自分にあったものを選んでくださいね!
PULSEを使えばモザイク加工された顔写真をほぼモザイク無しの状態に戻せます。AIを搭載している高クオリティのツールですが、ブラウザで使うためインストールは不要。PULSEのGoogle colaboratory(https://bit.ly/38wV5zz)に条件を入力するだけで簡単にモザイク処理ができます。
ただしあくまで予想なので、人種が変わったり性別が変わったりする点は我慢ポイントですね。いくつか加工した写真を作って、最もしっくりくる写真を保存することをおすすめします。
モザイク除去フリーソフトの中でも一際有名なのがGIMPでしょう。有料のソフトにも劣らない多機能さを備えているため、コストを押さえながら色々な編集をしたい人にピッタリです。元々英語のソフトですが、現在では日本語にも対応しているため、英語が苦手な人でも使いやすくなりました。
GIMPのデメリットとしては、画像の拡大・縮小に弱いこと。そのため、今のサイズでさまざまな編集をしたい人に向いています。
DeepCreamPyは画像補完をしてくれるソフトです。画像補完とは写真の一部を隠しても、元の写真を想像して補完してくれる機能のこと。そのため、一部にかけられているモザイク処理を補完して元の写真のようにすることもできます。
DeepCreamPyはイラスト系のソフトとされていますが、実は実写画像にも使えます。ただし注意点として本ソフトは、Python環境が整っている前提です。そのため、環境が整っていない人はまず、ソフトを動かす環境づくりから行いましょう。
写真を拡大したり引き伸ばしたりすると、まるでモザイクのように画質が粗くなってしまいますよね。そんなときに便利なソフトがVance AI Image Enlargerです。本ソフトを使えば写真の画質が粗い部分をクリーンに加工してくれます。「少々不便だな」と感じるのは、画像拡大を細かい範囲で設定できないことです。2倍や4倍といった倍数でしか指定できないので、さらに細かく設定したい人は他のツールも使用しなければなりません。
smartdeblurはピントが合っていない写真や後から写真に付けられたボカシをなくしたい時に役立ちます。ボカシ専用のソフトなので他の加工はできませんが、フリーソフトと考えれば十分すぎるくらいお得ですね。ボカシをなくす以外にも、動いているものを撮ったときや手ブレになってしまった写真にも効果的です。ただ、前述したように他の作業はできないので、写真加工を全体的に施したいときは向いていません。さらに精度を上げたい方は他のツールやソフトと併用して使いましょう。
letsenhance.ioはAI搭載で画像の解像度を上げてくれるソフトです。たとえば画像を拡大するとき、単純に大きくしただけでは粗い写真になってしまいますが、letsenhance.ioを使えばAIの学習機能によって美しい写真に仕上がります。モザイク処理だけなら、有名なソフトPhotoshopにも負けないどころか勝っているといっても過言ではありません。ただ、ウクライナ発のソフトで日本語対応していないのが残念ポイントですね。簡単な英語で構成されていますが、どうしても日本語で使いたい人には厳しいかもしれません。
TecoGANは低画質の画像を機械学習によって高画質に変換できるソフトです。そのためモザイク処理なんかも機械学習の自動生成によって高画質写真へと生まれ変わらせます。ただ注意したいのは、ゲーミングPCのように高スペックでないと使えないこと。また、Pythonと呼ばれるプログラミング言語を動かすための環境を整えなければいけません。既にTecoGANを動かす環境がある方には便利なソフトですが、初心者には少し難しいですね。
Jihosoft Photo Eraserは写真から不要なオブジェクトを削除できるソフトです。たとえば、背景に映りこんでしまった人や動物、どうしても消せない建造物などを簡単な操作で自動削除してくれます。さらに、透かしロゴやテキストなんかも削除できるほか、破損した場所を自動で修復してくれるなど、モザイクをかけられた場所にも使用できるのが魅力ですね。ソフトは直感的に使用できるので英語でも使いやすいです。
JavPlayerはモザイク除去動画に対応しています。モザイク除去フリーソフト動画にも対応しているソフトは多くありませんので、大変貴重な存在だと言えるでしょう。正確にいうとJavPlayer自体は動画プレイヤーですが、前述したTecoGANをインストールすることで、強力なモザイク処理を施せるのが強みです。両者を使用するまでが少々面倒かもしれませんが、ほとんどの動画で有効なので、使って見る価値は大いにありますね。
いらない物体を塗りつぶすだけで、簡単に排除できる画像加工ソフトがImage Inpaintingです。AIが自動補正してくれるので、見ただけでは分からないくらい違和感がありません。同じように不要なモザイクも簡単に削除できるでしょう。
JavLensを使えば簡単に動画のモザイク処理を削除できます。方法は簡単で、モザイク処理したい動画のURLをコピー&ペーストするだけ。あとは処理された動画をダウンロードして終了です。サイト型のためインストール不要ですが、ポイント制を導入しています。あらかじめ購入したポイントから動画に応じて差し引かれるシステムです。お金さえ払えば自分で行わずにモザイク処理できるのが簡単でよいですね。
ReminiはAndroid/iOSで使えるダウンロード無料のモザイク除去アプリです。ボカシの入った写真などを簡単に高画質化できます。有料版をつかえば広告なし&無制限に画像の高画質化ができますが、無料でも一日5枚まで高画質化できるので、十分実用性がありますね。ちなみに動画にも対応していますが、デバイスによっては使えない人もいるようです。
モザイク除去ソフトはモザイクに特化したものから、不要な対象を除去するために作られたソフトまでさまざまです。モザイクをかける加工は比較的簡単ですが、モザイクを除去する加工にはPython環境が必要なこともあります。Pythonに精通しておらずモザイク除去をしたい方にはGoogleChrome上でPythonを動かせるPULSEがおすすめです。
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