ワープロや表計算などを含むフリーのオフィス統合環境。オフィス統合環境の標準的ソフトといえる「Microsoft Office」と操作性やデータの互換性をもち、「Word」や「Excel」などのファイルを読み書きできるのが特長。ワープロソフトの「Writer」、表計算ソフトの「Calc」、プレゼンソフトの「Impress」、ドローソフトの「Draw」、データベースソフトの「Base」、数式エディターの「Math」の6つのソフトで構成されている。
無料で利用できるオフィスソフト。本ソフトにはワープロソフト「Writer」、表計算ソフト「Calc」、プレゼンテーションソフト「Impress」、データベースソフト「Base」、ドローソフト「Draw」、数式編集ソフト「Math」の6つのソフトが含まれている。
これらは「Microsoft Office」に含まれるWord(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)などと操作性やデータの互換性を備えている。
さらにSVG画像のインポートや挿入に対応しているほか、ワープロソフト「Writer」ではタイトルページとページの番号付けを設定できるダイアログが搭載されている。
また、「Microsoft Works」や「Lotus Word Pro」のドキュメントをインポートするためのフィルタを備えるほか、PDF文書のインポートなどの拡張機能が同梱されているのも特長。また、「Base」など一部の機能を利用する場合はJavaランタイム(JRE)が必要。
最新の機能を積極的に盛り込んだ“最新版”と、企業などでの利用が推奨されている“安定版”の2種類が用意されているので、用途に合わせて利用しよう。
ワープロアプリ「Word」、表計算アプリ「Excel」、プレゼンテーションアプリ「PowerPoint」、データベースアプリ「Access」、DTPアプリ「Publisher」、ノートアプリ「OneNote」、メール・スケジュール管理アプリ「Outlook」などを備えた総合オフィスアプリケーションスイート。加えて、クラウドストレージ「OneDrive」1TB、通話アプリ「Skype」の携帯電話や固定電話との通話1カ月60分無料のライセンスも含まれる。
含まれているアプリは常に更新され、最新機能が利用可能。同一ユーザーであれば1契約でWindows/Macもしくはタブレット・モバイルデバイスで同時に5台までサインインできる(AccessとPublisherはWindows版のみ)。さらに、ロイヤリティフリーのテンプレート・ストック写真・アイコン・フォントといったクリエイティブコンテンツにもアクセス可能だ。
長く"Office 365"の名称で親しまれてきたが、2020年4月22日から"Microsoft 365"に名称が変更された。上記アプリ群のほか、文章校正を提案するブラウザー拡張機能「Microsoft Editor」や家計管理のテンプレート「Money in Excel」といった、サブスクリプションユーザーだけが利用できる特典もある。価格は「Microsoft 365 Personal」が月額1,284円、年間では12,984円となっている。
「OfficeSuite」は、マルチデバイス対応のオフィススイート。PC版「OfficeSuite」は最新版「Microsoft Office」そっくりのユーザーインターフェイスを備えており、完全ではないながらも「Microsoft Office」とのファイル互換性をもつ。「LibreOffice」「Apache OpenOffice」などで採用されているOpenDocument形式も扱うことが可能で、AdobeのPDF製品とも互換性がある。
有償版に比べると機能は必要最低限に抑えられているが、複雑な機能は不要というライトユーザーには十分だろう。MobiSystemsのクラウドストレージが5GB付属しており、無償利用できるのは魅力だ。「OneDrive」や「Dropbox」のようにファイルがクラウドと自動で同期されるので、バックアップの手間も省ける。
「Microsoft Office」と高い互換性をもつ低価格なオフィスソフト。ワープロソフト「WPS Writer」、表計算ソフト「WPS Spreadsheets」、プレゼンテーションソフト「WPS Presentation」の3つが含まれる。
各ソフトは読み込み・保存ともに独自のファイル形式に加え、DOC/DOCX/XLS/XLSX/PPTといった「MS Office」のファイル形式にも対応している。さらにメニューやツールバーなどのユーザーインターフェイスも「MS Office」に合わせて設計されている。本ソフト独自の要素としては、タブ切り替え型のユーザーインターフェイスを採用しているのが特徴。
試用版は無料で30日間試用可能。製品版は、3つのソフトすべてをセットにした“WPS Office Standard Edition”が5,880円(税込み)などとなっている。さらに、ライセンスを1つ購入すると、Windows/Android/iOSすべての端末で利用可能。
なお、本ソフトをインストールしようとすると、環境によっては「ESET Internet Security」が“望ましくない可能性のあるアプリケーション”として警告ダイアログを表示することがある。ESET社によると、これは悪意があるとは限らないが、コンピューターのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があることを意味しているとのこと。ウイルスと判定しているわけではないため、必ずしもブロックする必要はないが注意して利用することが望ましい。詳しくはESET社のサポート情報ページを参照のこと。
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