長文を章やジャンルごとに階層化して、全体の構成を把握しながら文書を作成できるアウトラインプロセッサー。画像や音声、動画ファイルなどのOLEオブジェクトを文書内に挿入できるのが特徴。作成した文書は、すべてのページを1つにまとめた“nna”という独自形式のファイルに保存される。また多くのアウトラインプロセッサーで出力できる“階層付きテキスト”形式の読み込みに対応しているため、他アウトラインプロセッサーで作成した文書を本ソフトで再利用することも可能。エクスポート機能では、ページ単位や文書全体の出力を選択できる。ページ単位での出力時は、現在表示中のページをTXT/RTF/HTML形式で保存する。文書全体の出力時は、すべてのページを1ファイルにまとめて、TXT/RTF形式や階層付きテキスト形式で保存できる。さらに、文書全体をHTML形式で出力することも可能だ。
オープンソースで開発されているタブ切り替え型のマインドマップ作成ソフト。マインドマップとは、頭の中で描いているアイデアなどを断片となるキーワードを放射状につなぐことで整理する手法。
キーワードを記述する各ノードの作成・編集方法はメインメニューやツールバー、右クリックメニュー、ショートカットキーといったように選択肢が多く、ノードの一括展開や検索・置換などのコマンドも用意されている。図解の出力形式は独自ファイルのほか、JavaScriptを含むXHTML、PNG/JPEG画像、PDF文書などに対応し、マインドマップを作成する上での基本機能がとにかく充実している。なお、動作にはJavaランタイム(JRE)が必要。
「NanaTerry」は、アウトラインプロセッサー「NanaTree」の派生版にあたるソフト。「NanaTree」は、リッチテキストに対応するアウトラインプロセッサーで、作成した文書を見た目そのままにHTMLファイルへ出力できる機能を搭載している。その派生版である本ソフトは、選択した複数のノードを個別のウィンドウに表示できる機能や、16×16ピクセルのBMP画像をノード用のアイコンとして利用できる機能などが追加されている。さらに、ツリー表示のフォント・文字サイズ・背景色も変更できるため、ツリーペインが飛躍的に見やすくなっている。
中心となるキーワードから放射状の樹形図としてキーワードを配置しながらアイデアを表現・発掘していく“マインドマップ”の作成ソフト。マインドマップだけでなく、ツリー図・魚骨図・組織図といったさまざまなスタイルの図を作成することも可能。さらに、無償の“XMind.net”アカウントを取得すれば、作成した図を“XMind.net”へアップロード・共有することもできる。有償の上位版である「XMind Pro」では、無償版「XMind」の機能に加え、ファイルにパスワードをかけるセキュリティ機能、タイマーつきの全画面表示でアイデアを記録することに集中できる“ブレインストーミング”機能、プロジェクトの進行状況を管理できるガントチャート機能、「Microsoft Word」「Microsoft PowerPoint」へのエクスポート機能、PDF変換機能といった、主にビジネス用途に便利な機能が数多く追加されている。
メールソフト風の3ペインでテキストを管理できるテキストデータベースソフト。プログラムのソースコードなど、再利用することの多いテキストデータを登録しておくと便利だ。データベースエンジンとしてオープンソースの「Firebird」が採用されているため、大量のテキストを登録しても高速に検索できるほか、複数のキーワードをスペースで区切ることにより絞り込み検索できるのも特長。データベースに登録したテキストデータは、1つ1つをテキストファイルとして書き出すことも可能。また、ファイルタイプに応じたテキストの色分けや各種記号表示のON/OFFなども設定できる。そのほか、定型文や顔文字などといった文字列をテキスト内へ手軽に挿入できる“スタンプツール”機能も備えており、定型文以外にクリップボードの履歴を最大200件まで蓄積して再利用することも可能。
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