DVDFab Blu-ray 作成の使い方！リッピングから書き込みまでこれ1本でOK

友達と撮った動画や結婚式の映像をブルーレイディスクに書き込みたい…本記事はそんな方に向けて書いていきます。ブルーレイへの書き込みは時間がかかり1日がかりの作業になるというイメージをお持ちの方も多いでしょう。しかしお使いのソフトを変えるだけで、作業時間がたったの1時間に短縮されるかもしれません！

今回は超高速スピードでブルーレイへの書き込みができる「DVDFab Blu-ray 作成」の使い方を紹介します。リッピングからブランクディスクへの書き込みまで本ソフト1本で完了。うまくいかないときの対処法まで解説しますので、ハイクオリティなBDを作成したい方はぜひ最後までご覧ください。

DVDFab Blu-ray 作成を使う前の準備

では、オーサリングしたい動画とBDディスクを用意して、さっそくオリジナルBlu-rayを作る方法を確認していきましょう。

取り込み可能なファイル形式と出力形式を確認

DVDFab Blu-ray 作成では、MKV、MP4、AVI、M2TS、TS、MOV、WMV、WMA、3GP、FLV、M4V、VOBなどのファイルを読み込めます。

また、出力は以下から設定してください。

・BD25

・BD50

・BD5

・BD9

それぞれ画質も設定できます。

動画解像度の調整をする

DVDFab Blu-ray 作成には画質を変更できる機能はないため、作業前に画質を1920 x 1080に調整しておきましょう。Blu-rayの解像度は1920 x 1080なので、2Kよりも高画質の場合は自動的にダウングレードされます。

DVDFab Blu-ray 作成をインストールする

DVDFab Blu-ray 作成　公式サイト : https://dvdfab.org/blu-ray-creator.htm

DVDFab Blu-ray 作成はDVDFabaオールインワンというソフト機能の一部なので、DVDFab Blu-ray 作成のダウンロードボタンを押すと「DVDFab オールインワン」（無料版の場合はDVDFab12 Mini）がインストールされます。

ソフトがダウンロードされたらインストーラーを実行し、利用規約を確認してください。

無料版の場合は30日間お試し利用ができます。有料版の場合はソフト内でライセンスを有効化しましょう。

DVDFab Blu-ray 作成の使い方と設定

DVDFab Blu-ray 作成を使えばさまざまな動画をブランクディスクに書き込んだり、ISOイメージファイルとして保存できます。ここでは、ソフトの使い方と設定方法をまとめました。

DVDFab Blu-ray 作成の使い方

DVDFab Blu-ray 作成を起動し、画面上部にある「作成」をクリックします。

続いてBlu-rayに書き込みたい動画を読み込みます。動画を中央部分にドラッグすることで読み込めますが、「＋」ボタンを押すことでパソコンからアップロードすることもできます。

動画の読み込みができたら、左上の「Blu-ray作成」を選択してください。

続いて出力形式を選択します。それぞれの詳細は下記の通りです。

最後に変換方法を選びましょう。BDディスクに書き込む場合は「光学ドライブ」を、ISOイメージファイルとして保存したいなら「ISO」をクリックして「開始」を押します。

あとは処理が終わるのを待つだけ。進捗状況は常にソフト上で確認できます。最後に指定した保存先に正常に保存されているか、書き込みがきちんとできているか確認しましょう。

DVDFab Blu-ray 作成の設定

DVDFab Blu-ray 作成ではカスタマイザーを使って、

・テキスト編集

・背景編集

・BGM編集

などができます。画像はテンプレートを使ってもよいですし、別途アップロードもできますよ。

DVDFab Blu-ray 作成で書き込みができないときの対処法

DVDFab Blu-ray 作成は初心者でも簡単に使えるソフトですが、時々書き込みができないことがあります。ここでは、正常に書き込みができない場合の対処法を見ていきましょう。

起動しているアプリやソフトを無効にする

アプリや常駐ソフトが起動したままだと、ブルーレイへの書き込みが正常にできない場合があります。書き込みができないときは、関係のないアプリやソフトを一時的にオフにするようにしましょう。Windowsの場合はタスクマネージャーから、macの場合は「システム環境設定」の「ユーザーとグループ」からオフにできます。

「Lightning-Recodingを有効にする」のチェックを外す

「Lightning-Recodingを有効にする」のチェックを外す、つまり「Lightning-Recoding」を無効にするのも有効な方法。

・▼アイコン

・共通設定

・共通設定/一般/A/Vコーデック

・ソフトウェア

上記の手順でチェックマークを外しましょう。最後に「エンコード、デコードに対し、GPUコーデックを全て無効にします」にチェックを入れれば完了です。

書き込み速度を遅くする

問題が見当たらないのに書き込みができない場合は、ブランクディスクへの書き込み速度を落としてみてください。速度を落とすことでパソコンにかかっていた負荷を取り除き、動作を軽くすることができるからです。ライティング速度は共通設定の項目から変更できます。

「全ての読み込みエラーを無視する」にチェックを入れる

どうしても読み込みエラーが出てしまうときは、共通設定の「ドライブ」の中にある「読み込み」から「全ての読み込みエラーを無視する」にチェックを入れましょう。チェックを入れてからもう一度トライすると正常に書き込みができる場合があります。

DVDFab Blu-ray 作成とDVDFab Blu-ray コピーの違いは？

DVDFabのソフトシリーズには「DVDFab Blu-ray 作成」の他にも「DVDFab Blu-ray コピー」があります。両者の違いを一言でいうなら、書き込む動画形式の違いです。DVDFab Blu-ray 作成はMKV、MP4、AVI、M2TSなどさまざまなファイル形式をBDに書き込めるのに対し、DVDFab Blu-ray コピーはBlu-rayディスクかISOファイルしか書き込めません。

DVDFab Blu-ray 作成がオーサリングソフトなら、DVDFab Blu-ray コピーはコピーソフトだといえるでしょう。どちらもハードウェアアクセラレーション技術が搭載されているため、処理速度が高速であることには変わりありません。また、両者はDVDFab オールインワンのモジュールなので、結果的にインストールされるソフトは同じです。

まとめ

DVDFab Blu-ray 作成はさまざまな動画をブルーレイディスクに書き込んだり、ISOファイルに変換できるソフトです。HDビデオカメラ、スマートフォン、SDカードなどの様々なデバイスからの動画も書き込めるのは大きな魅力。音声に関してもDTS-HD、DTS:X、TrueHD、TrueHD Atmosなどに対応していますので、高品質のオリジナルBDを作成できます。