目次>
ブルーレイをビデオのフォーマットの一種であると勘違いしている人が多くいらっしゃると思いますが、実はそうではありません。ブルーレイは、英語ではBlu-ray Disc、別名Blu-rayまたはBDと呼ばれ、私たちが日常生活におなじみのDVDやCDなどと同様に、光記録ディスクの一種です。実は私たちが日常生活によく触れているのはブルーレイディスクです。
では、どうして「レッドレイ」とか「ホワイトレイ」とかではなく、「ブルーレイ」と呼ばれているのでしょうか。 その原因は、ディスクの書き込みと読み取りは青紫色半導体レーザーを利用して実現していることにあります。
また、ブルーレイとDVDはどのような違いがあるのか?ブルーレイディスクの青紫色半導体レーザーの波長は405nmですが、DVDの赤色半導体レーザーの波長は650nmです。 ブルーレイディスクは2層で50GBのファイルを保存でき、これは通常の2層DVDの容量の6倍となります。価格からいえば、ブルーレイはDVDより高いですが、記録容量にしても、画素数や解像度などにしても、使用寿命にしても、ブルーレイは大きな優位性を持っています。もちろん、技術の発展に伴い、ブルーレイディスクの機能にはまだまだ成長していく余地があるのでしょう。
記録方式から分けてみれば、ブルーレイ種類は読み出し専用、追記型と書き換え型といった三種類があります。例えば、
名称 |
種類 |
特徴 |
BD-ROM |
読み出し専用 |
データの書き換えはできません。高精細画質の映画やゲームソフトなどの収録に使われます。 |
BD-R |
追記型(1層または2層) |
データの読み出しと書き込みができます。データを書き換えることはできません。 空き容量が残っていれば、後からデータを追記することができます。 |
BD-R BDXL |
追記型(3層または4層) |
データの読み出しと書き込みができます。データを書き換えることはできません。 空き容量が残っていれば、後からデータを追記することができます。 |
BD-RE |
書き換え型(1層または2層) |
データの読み出し、書き込みと書き換えがきます。一般的に、約1000~1万回ほど繰り返して書き換えができます。 |
BD-RE BDXL |
書き換え型(3層または4層) |
データの読み出し、書き込みと書き換えがきます。一般的に、約1000~1万回ほど繰り返して書き換えができます。 |
ブルーレイは薄い膜の記録層があって、層の数によって、記録できる容量が表示されています。例えば、1層は「SL」、2層は「DL」、3層は「TL」、4層は「QL」で、それぞれ25GB、50GBと100GB〜128GBを表します。
用途から分けてみれば、ブルーレイの種類は「ビデオ用」と「データ用」といった二種類があります。ブルーレイを購入する際に、自分のニーズに合わせて、よくパッケージに「ビデオ用」と書かれているか、または「データ用」と書かれているかを確認してください。
種類 |
特徴 |
ビデオ用 |
主にテレビ番組の録画に使用している。 |
データ用 |
ビデオカメラなどで撮影した動画やPCデータのバックアップに使用している。 |
以上の内容をまとめてみると、ブルーレイは以下の種類があります。
(出典:https://www.pioneer-itstore.jp/column/kiji2.html)
以下はsharpのBDディスクを例としてブルーレイをダビングする方法の説明を進めたいと思います。
まず、先ほど紹介した通り、自分のニーズに合わせて、使用可能なブルーレイディスクの種類をご確認ください。容量だけに注目するではなく、繰り返してダビングしたい際は、書き換え型のブルーレイディスクを選ばなければなりません。また、カートリッジ付きのブルーレイディスクはダビングに使えないため、ご注意ください。
ブルーレイディスクに初めてダビングする際には、必ず初期化を行う必要があります。一般的には、新品のブルーレイディスクを起動する際には、「初期化」が自動的に始まりますが、ディスクの市販会社によって、「初期化する」や「ディスク取り出し」と表示されることもありますので、その際には「初期化」を選んでください。
録画済みのブルーレイディスクにダビングする場合、「初期化する」か「追加する」かによって、ダビングの手順は異なります。
もし、ブルーレイに録画した内容を全て消してからダビングしたい場合、「ホーム」ボタンを押す→「設定」ボタンを選ぶ→「初期化」を選ぶ といった手順で、初期化を行います、
もし、録画済みのブルーレイディスクに追加してダビングする場合、「初期化」が必要ありません。「ダビングの操作を行いましょう」に進めばいいです。
実は、ダビング方法は、ダビングしたい内容だけではなく、ブルーレイディスクの状態や、種類によって、操作手順はそれぞれ異なりますので、説明書や各メーカーのホームページにて確認してください。
ブルーレイをダビングする際に、「ダビングできない!」とか「再生できない」とか色々なエラーで出てきた可能性があります。そこで、ブルーレイをダビングする際の可能な失敗原因と対処法を紹介いたします!
(1)ディスクの容量が切れているか?
もし、ディスクには十分なスペースがなくなった場合、ダビングできないのはもちろんですよ。新しいディスクや最初から大容量のブルーレイディスクを購入しましょう。
(2)ディスクに汚れとかあるのか?
もし、ディスクの容量が切れていないなら、ディスクの様子を確認しましょう。ブルーレイディスクには傷や汚れ、ほこり、指紋などが付きましたら、ディスクの書き込みにも影響を及ぼします。その時、柔らかい布を使って、ディスクにある汚れたところを柔らかく拭き取って、ディスクをきれいにします。
(1)ブルーレイレコーダー本体のアップグレード
ブルーレイレコーダー本体は低いのソフトウェアバージョンであれば、新発行するブルーレイへのダビングができない恐れがあります。そのため、ブルーレイレコーダー本体のバージョンをアップデートしてから、ダビングしましょう!
(2)ケーブル接続ミスや設定などの不具合
ケーブル接続ミスや設定などの不具合で再生できないケースもあります。まず、他のレコーダーに再生してみて、もしまた問題があれば、修理の検討に進めます。
(1)「問題が発生したため正常にダビングされませんでした」や「初期化できませんでした」と表示される場合、ブルーレイレコーダーをリセットしてみてください。
(2)「12時間を越えるダビングはできません」と表示されましたら、ダビングしたいビデオを12時間以内に分割してください。
(3)電源が落ちるとか、レコーダーの温度が高すぎるとかなどの原因で、ダビングできないことにつながる可能性があります。この時は、一時停止し、リセットしてください。
ブルーレイディスクは光ディスク物体であるので、物理的な破損や変質になる可能性が高いため、普段の保存からご注意くださいね。以下の通り、ブルーレイディスクの保管方法をいつも心がけてください。
以上のように、ブルーレイディスクの種類、ブルーレイダビング方法および失敗する際の対処法を一々説明しました。皆さんのご参考になれば幸いです!
ホットトピックス
Copyright © 2024 entametalk.jp All Rights Reserved.
エンタメTALKはアダルトコンテンツを含みますので、18歳未満の方の閲覧を固くお断りいたします。