韓国で話題になっていた2018年の映画「MAGGIE 」が、「なまず」の邦題で日本国内で公開されることがついに決まりました!公開日は2022年7月29日で、新宿武蔵野館から全国のロードショーをすることが決定しました。監督はインディーズ映画界で注目を浴びているイ・オクソプです。出演キャストはイ・ジョヨン、ムン・ソリなどです。本記事は本作のあらすじから、見るに値するいくつかのおすすめポイントまでご紹介させていただきます。
「なまず(MAGGIE)」は釜山国際映画祭で4部門受賞を果たした上で、世界の映画祭でも注目を浴びました。本作は2019年の大阪アジア映画祭で一度上映されました。その時点ではもう日本で大きな反響を呼び、グランプリまでも受賞しました。今年はいよいよ日本全国で順次に公開することが決まりました!
「なまず」はただの恋愛映画だけではなく、「なまず」「ゴリラ」「シンクホール」などで謎だらけです。ニュートロな映画風を吹き込んで、ロングランとして大ヒットしています。
本作はある病院を舞台として物語を進めているということです。主人公であるユニョン(イ・ジュヨン)はその病院の看護師を務めています。ある日、病院から数枚の恥ずかしい姿で映っているレントゲン写真が流出しました。その写真の主はユニョンとその恋人のソンウォン(ク・ギョフアン)だと病院側から誤解しています。副院長であるギョンジンはさらにユニョンが「真犯人」だと勝手に決めつけて、自宅待機を命じます。
その後、ソウルで巨大なシンクホールが次々と出現するという怪奇現象が起こしました。シンクホールを埋め戻しの必要があるので、無職だったソンウォンはおかげで職を手に入れましたが、仕事が始まる間もないところで、ソンウォンは職場で大事な指輪を落としました。ソンウォンは同僚を疑い、そして、ユニョンはバレバレなウソをつくソンウォンを疑います。そんな時、ユニョンを癒してきたなまずも病室のタンクからすべてを見つめていました…その後はどんな話が進みましたか?なまずは何をするつもりですか?筆者と同じような疑問を持つ方がいらしゃるなら、ぜひ7月29日から本映画を見に行ってくださいね!
本作の主演のイ・ジュヨンは韓国ドラマ「梨泰院クラス」でトランスジェンダーの美少年・ヒョニ役を演じたことで今でもブレイクしています。
1992年生まれのイ・ジュヨンは上品な見た目とクールな雰囲気でファンたちに愛されています。韓国のインディーズ映画界の注目を浴びている人気スターです。「梨泰院クラス」のほかに、「春の夢」「ザ・ネゴシエーション」「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「野球少女」などの作品があります。本作の「なまず」で第23回釜山国際映画祭で「今年の俳優賞」を受賞しました。
主人公ユニョンの恋人ソンウォン役を出演したク・ギョファンは多才なアーティストです。製作から監督、脚本、演技まですべてをこなします。実に優秀なスターとも言えます。
1982年12月生まれのク・ギョファンは「監督!僕にもDVDをください!」「夢のジェーン」「Beaten Black and Blue」「モガディシュ 脱出までの14日間」などがあります。本作の「なまず」でも、その多才なところを見せます。
主人公であるユニョンが務めている病院の副院長を演じたムン・ソリは韓国を代表する最高の俳優とも言えます。
1974年7月生まれのムン・ソリは1999年の「ペパーミント・キャンディー」でデビューした以来、たくさんの作品に出演しました。具体的には、「オアシス」「浮気な家族」「大統領の理髪師」「私たちの生涯最高の瞬間」「お嬢さん」「女優も今日も」などがあります。本作の「なまず」で出演した副院長はムン・ソリにとっても新しいキャラクターとも言えます。
イ・オクソプ監督は韓国インディーズ映画界の新人監督です。代表作は「RAZ on Air」「監督!僕にもDVDをください!」「フライ・トゥ・ザ・スカイ」などがあります。その映画で構築する独特な世界観でファンを獲得していました。
筆者は海外にいる時、「なまず」を一度観たことがあります。ネタバレなしでいくつかの本作のおすすめポイントを紹介したいと思います。
まずは、本作は従来のインディーズ映画と違うロングランの映画です。映画を観るとき、その一つ一つのセリフが胸に響いて、心にぐっと刺さります。しらないうちに、カラフルで遊び心いっぱいの映画の世界観に吸い込まれたようになります。
そして、本作は恋愛劇だけではなく、空想に近い「シンクホール」「なまず」「ゴリラ」などの謎もたくさんあります!恋愛映画が好きなお客様だけではなく、ファンタジーや謎だらけの映画が好きなお客様にも強くおすすめです。
また、本作のシナリオを執筆したのも国民的詩人リュ・シファで、セリフ自身であれ、映画であれ、深い意味を持っています。もしあなたも、今なにかを悩んでいて、あるいは迷っているなら、ぜひこの映画を観てみてください!筆者はこの映画を観た後、少し心を救えたと感じました。
なぜ、「うなぎ」でもない、「イワシ」でもない、わざわざ「なまず」を選らんたのか?その具体的な理由について、本作のイ監督はインタビューでいくつかのポイントを挙げました。
この物語を作る前に、イ監督は静かな夜の病院で水槽のなまずをずっと見つめる女看護師の姿を頭に浮かびました。それをきっかけとして、本作が生まれました。そして、「なまず」を選らんた理由について、イ監督は3つを挙げました。一つは、昼間は水の上に出てこないところです。二つは、汚染された水の中でも、強く生きられるところです。三つは、地震を敏感に感じられるところです。それらの理由から、イ監督はなまずはもしくは地球を救ってくれるかもしれないという想像が浮かびました。
ここまでで、筆者ももう一度観たいと考えています。みんなさんも、もしこの映画でどんな謎とラブストーリーがあるのをご興味があるなら、ぜひ7月29日に映画館で観ていきましょう!
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