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シリアスで恐怖に包まれる作風もあれば、お腹を抱えて笑える作風もある。これだけ1つのテーマで幅広い作風が描けるのはゾンビ映画ならではでしょう。なぜならば、ゾンビの使い方次第でコメディにも風刺の効いた作品にも生まれ変わるからです。
しかし、あまりにもたくさんあるゾンビ映画に「どれを見ればいいの?」と迷っている人も少なくないはず。確かに怖さのレベルやグロいシーンの有無などでも選べる作品は変わってきますよね。
そこで本記事では名作から新作、そして日本から海外までありとあらゆるゾンビ映画の中でも本当におすすめしたい15作品をまとめました!本記事を読めば、今夜寝る前に観たい最高のゾンビ映画が見つかるはずです。
一言でゾンビ映画といっても、コメディチックなものからスリル満点の作品までさまざまです。ここでは怖さを求めている人だけでなく、単純に面白い作品が見たい人まで楽しめる作品をまとめました。
宇宙光線によって死者たちが蘇り、生きた人間の血を求めて動き出す映画『ゾンビ』。本作はゾンビ映画の原点と言われる作品で、公開から30年以上経った今でも根強いファンを持っています。現在のゾンビ映画のルール(噛まれたらゾンビになる)や設定を作り上げた作品なので、ゾンビ映画好きなら必ず見ておきたい作品です。
ゾンビが大量発生したラスベガスを舞台に、史上最大の強盗作戦を行う2021年のゾンビ映画新作です。マーベル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のデイヴ・バウチスタが主演を務めるほか、豪華俳優陣が勢ぞろい!国籍を問わないキャスティングが本作の見どころの1つと言えるでしょう。
「ゾンビ映画 日本」といえばコレ!ゾンビ映画を撮るために本物のゾンビを撮りつづけ、ついには監督までゾンビ化してしまう新感覚のゾンビ映画。制作費300万円にもかかわらず、30億円の興行収入を記録した大ヒット作品になりました。なぜこんなにも高評価を得たのかは、37分以降に分かるはずです。映画後半には最初の伏線回収が行われるなど、一度見たら誰でももう一度見たくなる作品になりますよ!
企業の事故によって振りまかれたウィルスによって、全世界はゾンビで溢れます。そんな世界で戦うアリスの美しさと強さに惹かれた人は多いはず。原作は日本の人気ゲームですが、映画では設定を受けつつオリジナルストーリーをバランスよく入れ込んでいる印象。シリーズ化していて見どころ満載なのはもちろん、迫力のアクションシーンは内容が分からなくても楽しめるのがよいですね。
列車を舞台にした斬新な設定の『新感染 ファイナル・エクスプレス』人を凶暴化させるウィルスから逃げる乗客たちのサバイバルを描いています。ゾンビ映画といえば怖さの主張が激しいイメージを持つかもしれませんが『新感染 ファイナル・エクスプレス』では、怖さだけでなく、人間ドラマによって別の感情も提示してきます。そのため、単なるゾンビ映画で終わらないのが本映画の見どころです。
ブレインデッドはゾンビ映画なのになぜか笑える作品です。特に、映画史上最大出血量とも言われる血しぶきシーンは必見!グロいシーンなどもコミカルになっているため、ゾンビ映画苦手な人も見やすいでしょう。そんなB級ゾンビ映画ブレインデッドですが、監督を務めたのは『ロード・オブ・ザ・リング』で監督を務めたピーター・ジャクソン。彼は本作のヒットを受けて「カルト映画の巨匠」と呼ばれるようになりました。
霊幻道士はキョンシーブームを巻き起こした第1作で、キョンシーをモチーフにして描かれています。ほんの少しの恐怖とアクション、そしてキョンシーの可愛らしさから、日本で公開されると共に子供達の間で大人気になりました。その結果さまざまな似た作品が作られましたが、本作を超えたものはありません。つまり、キョンシー映画原点にして頂点の作品で、キョンシーの魅力が全て詰め込まれているといっても過言ではないでしょう。
第72回カンヌ国際映画祭にも招待された『デッド・ドント・ダイ』。端的にいえばゾンビから街を守る保安官を描いたB級ゾンビ映画。全体的に雑多な印象を持つ映画で、カンヌ国際映画祭では賛否両論を巻き起こしました。ことごとく伏線を無視していく様子や衝撃のラスト展開に意味が分からない人も多い反面、哲学的な見方をする人もいます。そのため監督の頭の中を想像するように見ると面白いかもしれませんね。
キューバのB級ゾンビ映画『ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド』本作はゾンビ化した身内を殺すビジネスでお金儲けしようとする人々の様子を描いています。ある意味風刺の効いた作風ですが、ゾンビコメディとして見ても面白い作品です。特に主人公が一貫してお金に執着する様子は真面目なのか不真面目なのかよくわからず、批判よりも先に親みが出てくるでしょう。
ゾンビ映画の第一人者:ジョージ・A・ロメロ監督が初めて世に送り出したのが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』です。今でも名作映画の1つとして親しまれており、多くのファンを持っています。とはいっても、ゾンビ映画として初めての作品ではありません。なぜ本作がもてはやされているのかといえば、ゾンビ映画として視聴者がイメージする設定を作り出した作品と言えるからです。そんな節々に散らばる今ではお馴染みの設定を白黒映像で観るのが1つの魅力といえます。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と同じくジョージ・A・ロメロ監督が作った『死霊のえじき』本作品はゾンビが存在している前提で描かれています。そこから始まる人間同士の対立など、考えさせられるシーンが豊富です。しかし、対照的に残虐シーンなど過激な描写が多いことでも有名になりました。
ある町に現れたゾンビによって巻き起こる騒動をコミカルに描いた作品。ゾンビ作品なのにほのぼのした日常系という新感覚が面白い映画になっています。ゾンビそっちのけで展開されるロマンスの行方も見どころの1つ。また、自分たちの行いによって巻き起こる騒動の結末にも注目してみましょう!
汚染バーガーの影響でゾンビだらけになった世界を自分ルールを設けて生き延びる主人公を描く作品。とはいっても、パニック映画のように怖さとグロさが全面に押し出されているわけではなく、どちらかといえば爽快感溢れるものになっています。そのため、何も考えずに一味違ったゾンビ映画を見たい人におすすめです。ただ、ちょっとだけグロシーンもあるので「ゾンビは大丈夫だけどグロいのは無理」という人はやめておきましょう。
REC/レックは主観視点で展開されるゾンビ映画です。そのため取材のために訪れたカメラマン目線で臨場感溢れるゾンビ映画体験ができます。ドキュメンタリー調で描かれる作風は、他のゾンビ映画とは一味違った構成。特にラストに訪れる展開からは目が離せません!
たった一人の男をテーマに進んでいくストーリーが『アイ・アム・レジェンド』の特徴です。怖さなどはあまりないものの、謎が解決されていく様子など、どのシーンからも目が離せないでしょう。基本的にはCGを使っていますが、ロケ地として「海上航空宇宙博物館」空母イントレピッドで撮影が行われるなど、貴重な映像としても見どころがあります。
ゾンビ映画はときに恐怖、時に笑いを届けてくれる万能なジャンルです。最近では新しい感覚のゾンビ映画も公開されるなど、勢いは止まることを知りません。ゾンビ映画歴史は古く1930年ごろから制作され、1980年代に最も盛んになりました。ぜひ本記事を参考に、今夜はガクガク震えながらゾンビの恐怖を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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