『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』は殺人鬼レザー・フェイスによる凶行を再び描いた『悪魔のいけにえ』シリーズの続編です。本作は2022年2月18日にNetflixにて独占配信開始されました。分類上はスプラッターホラーになりますが、グロテスクなシーンはそこまで多く描かれておらず、それでもなぜかクセになる怖さを持っているのが本作の特徴。そんな『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』について、本記事では基本情報から見ておいた方がいい過去作についても紹介していきます。『悪魔のいけにえ』シリーズは気になっていたけど、全部見るのはしんどいと思っている方こそ、ぜひ読んでほしい記事です。
監督 |
デヴィッド・ブルー・ガルシア |
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脚本 |
フェデ・アルバレス ロド・サヤゲス クリス・トーマス・デヴリン |
公開 |
2022年2月18日 |
上演時間 |
81分 |
『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』は2022年2月18日にNetflixにて独占配信のホラー映画です。人気ホラーシリーズ『悪魔のいけにえ』シリーズ9作品目となっており、第1作に登場したヒロイン・サリーも登場します。監督を務めるのはデヴィッド・ブルー・ガルシア監督です。
テキサスのゴーストタウン「ハーロウ」を再生させようとするメロディ、ライラ、ダンテ、ルース。楽しい気分で街へ向かいますが、地元民からは敵意を向けられる嫌な雰囲気に。
より良い世界を目指す理想主義者集団の4人。投資家たちを集めて街の再建を目指そうとしますが、そこには住んでいるはずのない老婆と怪しい男が。
実はこの男こそが人皮のマスクをつけた殺人鬼・レザーフェイスなのですが、ルース、ダンテと次々に犠牲者が…。
果たしてメロディとライラは無事に逃げ切れるのでしょうか?
主人公メロディを務めるのはサラ・ヤーキン。そして、第1作に登場したサリー・ハーデスデイは役者が変わり、今作ではオルウェン・フエレが担当しています。
メロディ:サラ・ヤーキン
ライラ:エルシー・フィッシャー
ダンテ:ジェイコブ・ラティモア
ルース:ネル・ハドソン
サリー・ハーデスティ:オルウェン・フエレ
マック夫人:アリス・クリーグ
ハサウェイ保安官:ウィリアム・ホープ
レザーフェイス:マーク・バーナム
リクター:モー・ダンフォード
ジェシカ・アレイン
『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』は『悪魔のいけにえ』シリーズの9作品目となります。元々1974年公開の『悪魔のいけにえ』から始まり、2、3と続いてきました。1作目公開当初は残忍過ぎる描写から全米で上映禁止処分になり、日本でも「見てはいけない映画」として話題になったほど。実は実際にアメリカ・ウィスコンシン州で起こった殺人事件をモチーフに作られているそう。
『悪魔のいけにえ』シリーズは『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』を合わせて全部で9作品ですが、過去作の中でも特に見ておきたい作品は以下の3つです。
・レザーフェイス -悪魔のいけにえ(2017)
・悪魔のいけにえ(1974)
・悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013)
この3作品をみておけば、『悪魔のいけにえ』について深く理解でき、『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』もさらに面白くなること間違いなし!
伝説の殺人鬼レザー・フェイスの誕生を描いた本作。1974年公開の『悪魔のいけにえ』前日譚になります。殺人を正当化する一家で育った少年が5歳になる誕生日にチェーンソーを与えられ、その後怪物となるまでを過激な描写と共に描いた作品です。
殺人鬼レザー・フェイスと一家の凶行を描く本作。1973年テキサスで、サリーたちはワゴン車に乗って旅行に出かけました。途中、若者たち5人はヒッチハイカーの男を乗せることになります。しかし、異常な行動をする男性に恐れを抱いた若者たちは、男を車から降ろすことにしました。ところが、それをきっかけに想像を絶する恐怖を体験することになり…。
『悪魔のいけにえ』から20年後を描いた本作品。殺人鬼レザー・フェイスと一家が村人たちに惨殺されてから20年。ヘザーという女性に1通の手紙が届き、財産を相続するよう書かれていました。そのことで両親を問いただすと、自分が本当の子供ではないことを知ります。自らの出生の秘密を探るためにヘザーは友人ら5人と目的地へ向かいますが、そこに死んだはずのレザー・フェイスが現れました。
何かから永遠に逃げ回っている悪夢を見ました。『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』を観たからです。しかしそれと同時に筆者は他の『悪魔のいけにえ』シリーズがどこで観れるのか検索していました。視聴中何度もそのグロさに顔をしかめたはずなのに、脳からドーパミンがドバドバ出る感じに病みつきになってしまったのです。
普通のスプラッター映画だと思って観ると後悔するくらい、とにかく血がビュンビュン飛び散り、人間が生肉工場のようにガバガバ切られていきます。ストーリーの主軸は「メロディとライラは無事に逃げ切れるのか?」という点なのですが、常に二人がギリギリなのも本作の魅力。ヤバいと思ったら助かったり、助かった…と持ったら突然チェーンソー男が現れたり。
これは警告ですが、最後の30秒まで気を抜いてはいけません。見事などんでん返しが待っています。「え…」と呆然としながら終わるので、手に持ったマグカップを落とさないように!
『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』の公開に合わせてシリーズを見直している人が多いようで、ホラー映画としては評価も高くなっています。実際1974年公開の1作品目を見たユーザーも「直接的な描写がないのにちゃんと怖くて、ホラー映画の元祖なのも頷ける」とコメントしていました。
どちらかといえば2作品目の方がポップになっており、作品を見た人のコメントを見ると、「ギャグよりになっているけど、ほどよいサイコ感もあってボリューム満点!」と感想を漏らしています。
そして、『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』の1作前に公開された2018年『レザー・フェイス-悪魔のいけにえ』は、どうして人の皮を被るのかなど、レザー・フェイスの生い立ちが描かれている作品。この作品を見た人の評価は少々厳しいもので、「やっぱり1作品目の面白さには敵わない」「終始支離滅裂でよくわからなかった」「家族の秘密をもっと掘り下げてほしかった」といったコメントが目立っていました。
確かにメインストーリーが面白いとオリジナルストーリーの面白さにも期待してしまいますよね。
実は『悪魔のいけにえ』シリーズ、一般的なスプラッター映画のように内蔵が飛び出たり首を切ったりといった描写は全くありません。
地飛沫が上がるのもほんの僅かなシーンだけ。要は、ギリギリまで描いて観客の想像に任せるといったスタイルが『悪魔のいけにえ』の怖さの秘訣。というのも、私たちの脳が勝手に補完することで、実際に描かれるよりも強烈なイメージと記憶への定着に繋がるからです。
また、殺人鬼レザー・フェイスが妙に人間臭いのも怖さを補っています。ロボットのように殺人を行う殺人鬼よりも、人間臭い殺人鬼が行った大量殺人の方が、視聴者にリアルさを感じさせられるわけです。
『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』は『悪魔のいけにえ』シリーズ1作品目の血を受け継いだ作品といえます。事実、1作目に登場したヒロイン・サリーも登場予定です。サリーが登場することでどのような内容になるのか、1作目との違いはどうなっているのかなどを知るためにも、本記事で紹介した見ておいた方がいい3作品をぜひチェックしてみてくださいね。
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