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監督 | 中澤祥次郎 |
評価 | 4.60 |
解説
スーパー戦隊シリーズ第35作「海賊戦隊ゴーカイジャー」のその後を描いたアクション。スーパー戦隊を賭けの対象にする公営ギャンブルの在り方をめぐって、キャプテン・マーベラスと伊狩鎧が敵対する。監督の中澤祥次郎、キャプテン・マーベラス役の小澤亮太、ジョー・ギブケン役の山田裕貴、ルカ・ミルフィ役の市道真央のほか、清水一希、小池唯、池田純矢といったシリーズのメンバーが結集している。
あらすじ
海賊戦隊ゴーカイジャーが、宇宙帝国ザンギャックによる地球侵略を阻止してから10年。かつてのヒーローたちを賭けの対象にした、「スーパー戦隊ダービーコロッセオ」という公営ギャンブルが世界的な人気を集めていた。収益を地球の防衛費に充てていることから歴代のスーパー戦隊も協力していたが、キャプテン・マーベラス(小澤亮太)が突如地球に現れて「スーパー戦隊ダービーコロッセオ」を潰そうと動き出す。だが、彼の前に伊狩鎧(池田純矢)が立ちはだかる。
監督 | 小笠原猛 |
評価 | 3.33 |
解説
テレビシリーズの劇場版第二弾。北海道夕張を舞台に、ライダーBLACKが悪魔峠の怪人館で進行する陰謀と闘う。
監督 | 山田稔 |
評価 | 4.44 |
解説
テレビシリーズのオリジナル劇場版。大道寺博士の発明した重力発生装置をめぐり、ショッカーとダブル・ライダーの闘いが繰りひろげられる。新怪人ザンジオーとともに、テレビシリーズでライダーに破れた怪人たちが、再生怪人として大暴れ。戦闘員の代わりを務める。
監督 | 東條昭平 |
評価 | 3.67 |
解説
同名テレビシリーズの劇場版オリジナル。子供たちをトランプに変えてしまうゴーマ怪人・トランプ公爵が出現する。そしてトランプ公爵によってゴーマの4怪人(紐男爵・ガマグチ法師・鍵道化師・口紅歌姫)が復活、合体・巨大化してオジャル大王となる。ダイレンジャーは巨大ロボ・大連王で迎え撃つ。
監督 | 筧昌也 |
評価 | 3.14 |
解説
特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』シリーズのその後を描いた『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』の続編。仮面ライダーバルカンこと不破諫と仮面ライダーバルキリーこと刃唯阿を主軸に、二人の新たな戦いを描く。前作に続き筧昌也が監督、高橋悠也が脚本を担当。不破役の岡田龍太郎、唯阿役の井桁弘恵をはじめ、鶴嶋乃愛、桜木那智、中川大輔、砂川脩弥などのレギュラー陣が続投するほか、仮面ライダーゼロワンこと飛電或人役の高橋文哉も出演する。
あらすじ
人工知能特務機関A.I.M.S.の隊長・刃唯阿(井桁弘恵)は国防長官の大門寺茂(相島一之)から、衝撃的な犯行に及んだ仮面ライダー滅亡迅雷の破壊を命じられる。彼女がその指令に困惑する一方で、滅亡迅雷は次の標的として唯阿を狙っていた。さらに、ZAIAエンタープライズの呪縛から解放された兵士型ヒューマギアのソルドたちもA.I.M.S.との全面戦争に突入するが、唯阿は滅亡迅雷やソルドとの戦いを拒む。一方、滅亡迅雷.netの4人の最期を目にした不破諫(岡田龍太郎)は彼らの真意に気付き、自らも仮面ライダーバルカンとして最後の使命を果たそうと決意する。
監督 | 坂田敦哉 |
評価 | 5.00 |
解説
カナザワ映画祭2019期待の新人監督部門で上映された短編を基に長編として製作したSFコメディー。宇宙生物の脅威から人々を守るべく、宇宙生物の駆除を専門とする中小企業が奮闘を繰り広げる。監督の坂田敦哉が撮影、脚本、照明、編集、特殊造形を兼任。『食卓』などの渡部直也や大須みづほ、佐田淳、山本愛生のほか宮崎美子が特別出演として参加する。
監督 | 高野敏幸 |
解説
農村で発見された金鉱脈の調査に向かったウルトラ警備隊は、村人たちの感情が失われていることに気がついた……。ウルトラセブン誕生30周年記念オリジナルビデオの第3弾。
監督 | フォン・シャオニン |
評価 | 2.79 |
解説
観測史上最大級の超巨大台風に襲われた中国沿岸部の都市を舞台に、住民120万人の命を守るため、決死の覚悟で立ち向かう市長の奔走を描く、特撮ディザスター・ムービー。暴風雨に流される家や車、巨大津波に巻き込まれる漁船など、CG全盛の時代に精巧なミニチュアワークを駆使してリアリズムを追求。監督は、中国の名門北京電影学院出身のフォン・シャオニン監督。巨大台風に立ち向かう市長と市民たちの熱い人間ドラマが胸を打つ。
あらすじ
観測史上最強・最大の巨大台風が太平洋に発生し、人口120万人が住む中国沿岸部の大都市に襲来・上陸する。圧倒的な威力の高波は漁船や家屋を一瞬で飲み込み、人々は巨大台風の脅威にさらされ、行き場を失ってしまう。そんな中、市民の生命を守り安全を確保するため、市長は自らの命を懸けて暴風雨の中に飛び込み……。
監督 | 安田公義 |
評価 | 3.77 |
解説
戦国の世、丹波の国で謀反が起こった。前主を弑した左馬之助は、過酷な労役を領民に課し、さらには村の守り神たる魔神像をも破壊しようとした。だが、額にくいを打ち込んだ途端、突如として山崩れが起こり、作業にあたっていた人足たちは土砂に呑み込まれてしまう。左馬之助は魔神像の破壊をあきらめたが、前主の係累に対する追及はやめなかった。忠文の妹・小笹は、唯一の心の拠り所、魔神像に助けを求めるのだったが……。
監督 | 雨宮慶太 |
評価 | 4.44 |
解説
魔獣“ホラー”を狩る“魔戒騎士”たちの暗闘を描くシリーズで、冴島雷牙を主人公に新たな試練を描いたアクション。仮面の男・白孔の術にかかったマユリのために、雷牙が立ち上がる。原作・脚本・監督は、本シリーズの生みの親である雨宮慶太。ドラマシリーズでも雷牙を演じた中山麻聖をはじめ、マユリ役の石橋菜津美、クロウ役の水石亜飛夢、倉橋ゴンザ役の螢雪次朗らおなじみの面々が共演する。
あらすじ
魔戒騎士の冴島雷牙(中山麻聖)は、守りし者として闇にひそむ魔獣“ホラー”を狩っていた。ある満月の夜、雷牙とマユリ(石橋菜津美)の前に白い仮面の男・白孔が現れ、雷牙に襲い掛かる。一方マユリは、白孔の術によって夜の街をさまよい、不思議な列車に乗り込み、彼女を取り戻すために雷牙もその列車に乗る。
監督 | 原田眞人 |
評価 | 3.19 |
解説
西暦2025年、巨大コンピューター“カイロン5”は突如、人類に宣戦布告。長い戦いの後、“カイロン5”は勝利を宣言するとその活動を停止した。それから13年後、コンピューターチップを狙うトレジャー・ハンター“Bバンガー”の一団が、カイロンタワーの屋上に飛行機“メリー・アン”で着陸しタワー内に侵入した。しかし、突如現れたバイオドロイドに、彼らは数人を残して抹殺されてしまう。
監督 | 森谷司郎 |
評価 | 3.51 |
解説
深海潜水艦・わだつみのなかで日本海溝の異変に気づいた小野寺と田所博士。二人は政界・財界のトップによる“D計画”のために働くことになり、綿密な調査の上、恐るべき推測に到達する。日本列島が海に沈もうとしているのだ……。小松左京の大ベストセラーの映画化。
監督 | 庵野秀明 |
評価 | 4.08 |
解説
『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明と『進撃の巨人』シリーズなどの樋口真嗣が総監督と監督を務め、日本発のゴジラとしては初めてフルCGで作られた特撮。現代日本に出現したゴジラが、戦車などからの攻撃をものともせずに暴れる姿を活写する。内閣官房副長官役の長谷川博己、内閣総理大臣補佐官役の竹野内豊、アメリカの大統領特使役の石原さとみほか300名を超えるキャストが豪華集結。不気味に赤く発光するゴジラのビジュアルや、自衛隊の全面協力を得て撮影された迫力あるバトルに期待。
あらすじ
東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。
映画レポート
おととし公開されたギャレス・エドワーズ監督の「GODZILLA ゴジラ」(14)は、旧米版の似ても似つかぬゴジラ像の払拭に成功しただけではない。初代「ゴジラ」(54)が持つ「核の恐怖」という主題を継受し、加えて「VS怪獣もの」という性質をも包括する力作だった。
そんなギャレス版と同じ轍は踏めない今回の「シン・ゴジラ」は、過去作との関連を絶ち「ゴジラとは何か」を再定義することで、新たな脅威の存在として人類と対峙させている。現代日本に未知の巨大生物が上陸したさいの有事シミュレーションを徹底させ、感傷的なドラマを枝葉のごとく剪除し、未曾有の試練に対してひたすら回答を出していく。この硬質さが、リアル怪獣映画を掲げた「平成ガメラ三部作」とは一味違う、ポスト怪獣パニックとして観客の視覚をつらぬくのだ。テロの時代を通じて米娯楽映画の質感が変わったように、本作もまた3・11以降の日本に目を寄せ、ゴジラに担わせてきた象徴性を変質させている。
これらに加え、庵野秀明という作家の成分が高純度を成し、さらには樋口真嗣らによる、幾多の特撮巨篇を経て磨き上げてきた視覚効果が合わさることで、構造的にも映像的にも、固有のアートスタイルが前面に出たゴジラ映画になっている。
さらに彼らの世代論を持ち出して本作を解くのならば、そこには多感期に第2期ウルトラシリーズの影響を受けたであろう、庵野の怪獣観が熱く注がれているのを実感できる。特に現代社会の歪みが怪獣を呼び醒ます「帰ってきたウルトラマン」(71~72)の気配は強い。巨大生物をめぐり、防衛組織が武力行使か人命尊重かの決断を迫られる展開や、怪獣を国家転覆の手札とする陰謀者の思惑が見え隠れするところなど、「帰マン(新マン)」テイストの掘り下げがピリッと舌を刺す。
なによりも「シン・ゴジラ」には、ゴジラ出現の途方もない事態をディスカッションで攻め打つ「組織もの」としての趣がある。こうした様相が、かつて同じ東宝で戦争・群像劇を手がけた岡本喜八監督の演出や、橋本忍的な脚本イズムの薫香を放つのだ。
本作は長大なゴジラ映画史において図抜けた作家性を放つが、それは庵野が自作「トップをねらえ!」や「新世紀エヴァンゲリオン」の方法論をゴジラに全投入した成果ともいえるし、そこに落ち着くことへの賛否はあるだろう。
だがそれでも「シン・ゴジラ」は、日本という土壌に根を下ろし、国内のアニメ特撮文化や社会事象を見据えていなければ、容易には得難い感性の集積である。この極致、ハリウッドの資本力をもってしても踏み込めまい。ギャレス版に目にもの見せてやったぜ!(尾崎一男)
監督 | 本多猪四郎 |
評価 | 3.88 |
解説
謎の海難事故が相次いで発生した。それは海に生息する怪物・フランケンシュタインの仕業であった。自衛隊の攻撃により一度は倒したかに思われたとき、もう一体のフランケンシュタインが救けに現れた。海の怪物はガイラ、山の怪物はサンダと名付けられ、共に同じ細胞から生まれたことが判明する。やがてアケミの身の安全をめぐり、二体の怪物は戦いを始めるが……。
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