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監督 | クロエ・ジャオ |
評価 | 3.35 |
解説
マーベル・スタジオが手掛け『モンタナの目撃者』などのアンジェリーナ・ジョリーらが出演したヒーローアクション。7,000年にもわたって人類を見守ってきた集団エターナルズが、地球滅亡の危機に立ち向かう。第93回アカデミー賞作品賞などを受賞した『ノマドランド』などのクロエ・ジャオが監督を務めた。『クレイジー・リッチ!』などのジェンマ・チャン、『フレンチ・ラン』などのリチャード・マッデンのほか、キット・ハリントン、マ・ドンソクらが共演している。
あらすじ
ヒーローチームが不在となった地球で、人類の行動が新たな脅威を呼び起こしてしまう。そんな中、7,000年にもわたって宇宙的規模の脅威から人類を見守ってきたエターナルズと呼ばれる10人の守護者たちが、数千年の時を経て次々と姿を現す。散り散りになっていた彼らは、人類滅亡まで7日しかないと知って再結集する。
監督 | 英勉 |
評価 | 3.78 |
解説
アニメ化もされた、和久井健のコミック「東京卍リベンジャーズ」を原作にしたSFアクション。どん底の生活を送る青年が元恋人を事故で失い、不良だった高校時代にタイムリープして事故の回避に挑む。監督を務めるのは『映像研には手を出すな!』シリーズなどの英勉。『とんかつDJアゲ太郎』などの北村匠海、『あの頃、君を追いかけた』などの山田裕貴、『羊とオオカミの恋と殺人』などの杉野遥亮のほか、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦らが出演する。
あらすじ
フリーターの花垣武道(北村匠海)は、高校時代の恋人・橘日向(今田美桜)と彼女の弟・直人(杉野遥亮)が殺され、その死に巨悪組織・東京卍會が絡んでいることを知る。その翌日、駅のホームで何者かに押されて電車が迫る線路に落とされる武道。目を覚ますと不良だった10年前にタイムリープしていた。そんな武道の前に直人が現れ、彼と握手した武道は再び現代に戻る。
監督 | ゲオルギー・ダネリア |
評価 | 2.95 |
解説
1986年に公開された旧ソ連のSF映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』をアニメ化。空間移動装置によって、見知らぬ惑星にワープした男たちが、どうにかして地球に戻ろうとする。『不思議惑星キン・ザ・ザ』のメガホンを取ったゲオルギー・ダネリアが、タチアナ・イリーナと共同で監督を務め、『不思議惑星キン・ザ・ザ』の音楽を手掛けたギア・カンチェリが本作も担当し、ニコライ・グベンコ、イワン・ツェフミストレンコ、アンドレイ・レオノフらがボイスキャストとして参加している。
あらすじ
雪景色のモスクワのメインストリートで、有名なチェリストのチジョフとDJの卵の青年トリクは、パジャマに素足の宇宙人と偶然出会い、突然キン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまう。身に着けるズボンの色によって階級が分かれ、「クー!」という意味不明の言葉を繰り返す異星人たちの中で、二人は地球に戻る方法を探る。
監督 | ドゥニ・ヴィルヌーヴ |
評価 | 3.77 |
解説
『スター・ウォーズ』シリーズなど数多くのSF作品に影響を与えたというフランク・ハーバートの小説を、『ブレードランナー 2049』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化。宇宙を支配する力を持つ秘薬の生産地で、デューンと呼ばれる惑星を舞台に繰り広げられる覇権争いを描く。主人公を『君の名前で僕を呼んで』などのティモシー・シャラメが演じ、『ライフ』などのレベッカ・ファーガソン、『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』などのオスカー・アイザックのほか、ジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデムらが共演する。
あらすじ
人類が地球以外の惑星に移り住み宇宙帝国を築いた未来。皇帝の命により、抗老化作用のある秘薬「メランジ」が生産される砂の惑星デューンを統治することになったレト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は、妻ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)、息子ポール(ティモシー・シャラメ)と共にデューンに乗り込む。しかし、メランジの採掘権を持つ宿敵ハルコンネン家と皇帝がたくらむ陰謀により、アトレイデス公爵は殺害されてしまう。逃げ延びたポールは原住民フレメンの中に身を隠し、やがて帝国に対して革命を決意する。
監督 | 堀貴秀 |
評価 | 4.16 |
解説
絶滅の危機に瀕した人類が地上で暮らし、地下には人工生命体が住む世界を舞台に描くSFストップモーションアニメ。地下調査員が人工生命体たちと協力しながら人類再生の道を模索する。堀貴秀が監督や原案などを一人で手掛け、制作に約7年の歳月を費やした本作は、第21回ファンタジア国際映画祭で、長編アニメーション審査員特別賞を受賞した。
あらすじ
環境破壊によって汚染された地上に人類は住めなくなり、地下開発を進めるための労働力として、人工生命体マリガンが生み出される。だが、人類に反旗を翻したマリガンによって地下は乗っ取られる。以来、1600年の月日が流れ、遺伝子操作により永遠の命を得た代償として生殖能力を失った人類は、新種のウイルスによって人口の30パーセントを失ってしまう。
監督 | 吉浦康裕 |
評価 | 4.25 |
解説
『イヴの時間』シリーズや『サカサマのパテマ』などの吉浦康裕が監督・原作・脚本を務め、女優の土屋太鳳らがボイスキャストに名を連ねたアニメーション。学業優秀でスポーツ万能、何かと言えばミュージカル調で歌い出す主人公が、転校先の学校で周りの人たちを幸せにしていく。ボイスキャストは土屋のほか、福原遥、工藤阿須加、興津和幸、小松未可子、日野聡などが担当する。
あらすじ
高校生のシオンは転校初日、クラスで孤立するサトミに「わたしが幸せにしてあげる」と宣言し、ミュージカルのように歌い出す。変わり者だが勉強もスポーツもでき、明るいシオンは、すぐにクラスに溶け込む。そして、ところ構わず歌い出したり、突飛な行動で周りを騒動に巻き込んだりしながら、サトミやクラスメートたちの心を動かしていく。
監督 | 京田知己 |
評価 | 2.74 |
解説
ヒロイン・エウレカの魂の軌跡を描く劇場版アニメ3部作のうち、第2作から10年後の地球を舞台とする最終章。かつて地球に混乱をもたらす元凶となったエウレカが過去の自分と同じ能力を持つ少女と出会い、世界と彼女を守るために奮闘する。監督は第1作で総監督、第2作で監督を務めた京田知己で、アニメーション制作をボンズが担当。ボイスキャストには名塚佳織、遠藤璃菜、小清水亜美、森川智之などが名を連ねる。
あらすじ
エウレカが作った“スカブコーラル”の中の仮想世界が崩壊して10年後の地球。崩壊時に姿を現した仮想世界の人類と、旧来の地球人類の間では衝突が続いていた。混乱の元凶となったエウレカは国連の独立師団無任所部隊A.C.I.D.(アシッド)の上級戦闘員となり、世界の平和のために戦っていた。ある日、エウレカはかつての自分と同じように、スカブコーラルを操る能力を持つ少女アイリスに出会う。
監督 | 舛田利雄 |
評価 | 2.39 |
解説
ある日突然、首都・東京を覆った高さ2km、直径50kmの巨大な“雲”。外部から一切の連絡は行えず、中でいったい何が起きているのか想像すらできない。判っている事は2000万人という都民を飲み込んだまま、日本の中枢が突如、機能を停止したという事だけだ……。85年の日本SF大賞を受賞した小松左京のSF小説を映画化したパニック大作。
監督 | 大林宣彦 |
評価 | 3.66 |
解説
高校生の芳山和子はある日、同じ情景を何度も体験していることに気付く。彼女はタイムトラベラーになってしまったのだ。やがてその能力は、かつて理科実験室でかいだラベンダーの香りに秘密があることが判明するが……。筒井康隆原作のジュブナイル「時をかける少女」の映像化。
監督 | 今掛勇 |
評価 | 1.61 |
解説
宗教団体・幸福の科学の大川隆法が製作総指揮・原作を手掛ける、『UFO学園の秘密』『宇宙の法-黎明編-』に続くアニメーションシリーズ。地球人と宇宙人が共存する地球で、地球を破壊しようとする敵から人類を守るべくスペースヒーローたちが集結する。ボイスキャストは『僕の彼女は魔法使い』などの千眼美子のほか、大原さやか、新井里美、掛川裕彦など。監督はシリーズ前2作に引き続き、今掛勇が務める。
あらすじ
1億5,000万年前の地球では、地上に降臨した地球神エローヒムの統治の下、宇宙人と地球人が共存していた。しかし、破壊を好むケンタウルスβ(ベータ)星人が裏宇宙の使者・ダハールと手を組み、巨大隕石(いんせき)爆弾を地球に投下しようとする。地球の窮地にスペースヒーローたちが集結し、ベガ星の女戦士ヤイザエルを総司令官に立ち向かう。
監督 | 庵野秀明 |
評価 | 4.19 |
解説
1990年代に社会現象を巻き起こしたアニメシリーズで、2007年からは『新劇場版』シリーズとして再始動した4部作の最終作となるアニメーション。汎用型ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオンに搭乗した碇シンジや綾波レイ、式波・アスカ・ラングレー、真希波・マリ・イラストリアスたちが謎の敵「使徒」と戦う姿が描かれる。総監督は、本シリーズのほか『シン・ゴジラ』なども手掛けてきた庵野秀明。
映画レポート
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズは企画当初、テレビシリーズの総集編を3部作でつくり、最後だけ少し変えて「パート2」に繋げるような内容が考えられていた。そこには、「ガンダム」のように色々な人が「エヴァ」をつくることができるように、自分たちで露払い的な作品をつくっておこうという考えもあったそうだ。
それが「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」では新キャラクターが登場して物語も大きく路線を変え、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」では見る人を突き落とすような衝撃の展開でファンを驚かせた。そして、完結編となる本作のコピーは、「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」という只事ではすまなそうな文言。テレビシリーズ、「THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」に続く3度目の「エヴァ」の結末はいったいどうなるのか、一抹の寂しさと大きな期待を胸に公開初日に劇場へ足を運んだ。
本作でもっとも心に残ったのは、序盤、碇シンジたちがある共同体ですごす日常のシーンだった。ニアサードインパクトによる被災のなかでたくましく生きる市井の人々の姿は、庵野秀明監督が「Q」のあとに手がけた「シン・ゴジラ」を連想させ、「破」で新しい「エヴァ」だと話題になった“ポカポカする”エピソードをアップデートさせたもののように見えた。長めに尺が割かれているこの日常の場面は、終盤の展開に大きな影響をあたえているはずだ。
「エヴァ」は、これまで一貫して人の心のありようを描いてきた。外枠はロボットアニメとしてエンターテインメントの限りをつくしながら、世界の捉え方や他者とどのように関係を結ぶべきかが物語の大きなテーマでもあった。本作では共同体まで射程にいれた心のありようを描くことでこれまでの「エヴァ」を開放し、閉じているのに開いているというアクロバティックで見事な大団円をむかえていると感じた。
監督 | 河森正治 |
評価 | 4.33 |
解説
アニメシリーズ『マクロスΔ』に登場する戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の停戦記念ライブを描く劇場版。新音楽ユニット「Yami_Q_ray(ヤミキューレ)」も登場し、バルキリー隊の活躍とワルキューレの歌の力で紛争を沈静化させたことを記念するライブが行われる。監督は本作のアニメ版や『劇場版 マクロスΔ 激情のワルキューレ』の総監督を務めた河森正治。ボイスキャストを内田雄馬、鈴木みのり、瀬戸麻沙美などが担当する。
あらすじ
西暦2068年。銀河辺境にあるウィンダミア王国と新統合政府の間で起こった紛争は、ハヤテ・インメルマンらが所属する「バルキリー隊」と、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の歌の力により治まった。停戦を記念し、ワルキューレのフレイア・ヴィオンの故郷でもあるウィンダミアでライブが開催されることになる。
監督 | 吉浦康裕 |
評価 | 3.42 |
解説
『イヴの時間 劇場版』などのアニメーション作家、吉浦康裕が原作・脚本・監督を手掛け、好奇心旺盛な地下集落のお姫様・パテマの冒険をつづるヒロイン・アニメ。地下にある狭くて暗い世界を舞台に、防護服を着用しながら生活する環境にありながらも、前向きなヒロインと明るく暮らす人々が描かれる。気鋭のアニメーション作家が描く、緻密で幻想的な世界観に注目だ。
あらすじ
果てしなく坑道が続く地下世界に暮らす、地下集落のお姫様・パテマ。天真らんまんで好奇心旺盛なパテマのお気に入りは、立ち入り禁止となっている「危険区域」を探険することだった。世話役のジィの心配をよそに、いつものように危険区域へ飛び出したパテマだったが、予想だにしなかった出来事に遭遇してしまい……。
監督 | ジョージ・A・ロメロ |
評価 | 3.00 |
解説
軍が極秘に開発した細菌兵器を積んだ輸送機が墜落、感染した人間は次々と発狂し平和な田舎町はパニックに。事が公になる事を恐れた政府は街を隔離し事件を闇に葬ろうとする。狂人と軍隊の殺戮シーンを始めとした残酷描写を交えながら、徹底的なセミ・ドキュメンタリー・タッチで極限状況下を描き出したSFパニック映画の佳作。
監督 | ダグ・リーマン |
評価 | 3.24 |
解説
男性は考えや思いが“ノイズ”としてさらけ出され、女性は死に絶える星を舞台とした、パトリック・ネスの小説を原作にしたSFアドベンチャー。不思議な星で生まれ育った青年が地球からやってきた女性と出会い、彼女を守ろうと逃避行を繰り広げる。出演は『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドや、『スター・ウォーズ』シリーズのデイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン、デミアン・ビチルら。監督を『ボーン・アイデンティティー』などのダグ・リーマンが務める。
あらすじ
汚染した地球を発った人類がたどり着いた新天地“ニュー・ワールド”は、男性は考えや思いが“ノイズ”として現れ、女性は死に絶える不思議な星だった。その星で生まれ育ったトッド(トム・ホランド)は一度も女性を見たことがなかったが、あるとき地球から来た宇宙船が墜落し、生存者のヴァイオラ(デイジー・リドリー)と出会う。トッドはヴァイオラを捕らえようとする者から彼女を守ろうと決断する。
監督 | 細田守 |
評価 | 3.75 |
解説
『おおかみこどもの雨と雪』や、アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた『未来のミライ』などの細田守が監督を務めたアニメーション。“もうひとつの現実”と呼ばれる巨大インターネット空間の仮想世界を舞台に、心に傷を抱え自分を見失った17歳の女子高生が、未知の存在との遭遇を通して成長していく。企画・制作は、細田監督らが設立したアニメーション制作会社・スタジオ地図が担当する。
あらすじ
高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずは周囲に心を閉ざし、一人で曲を作ることだけが心のよりどころとなっていた。ある日、彼女は全世界で50億人以上が集うインターネット空間の仮想世界「U」と出会い、ベルというアバターで参加する。幼いころに母を亡くして以来、すずは歌うことができなくなっていたが、Uでは自然に歌うことができた。Uで自作の歌を披露し注目を浴びるベルの前に、ある時竜の姿をした謎の存在が現れる。
映画レポート
「時をかける少女」(2006)公開から15年間、3年ごとに新作をつくってきた細田守監督の全部乗せプラスアルファのような作品――豪華絢爛なビジュアルと音楽に圧倒されながら、すごいところにたどり着いたなと驚かされた。大スケールの物語を紡ぐために途方もない物量が注ぎこまれた手描きと3DCG両輪のアニメーションは、映画をつくり続けてきたスタッフの情熱と蓄積があったから実現できたのだろう。
「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」(2000)、「サマーウォーズ」(09)と約10年おきにインターネット世界を題材にした映画を手がけてきた細田監督は、ネットが人の暮らしを変えることを肯定的に描いてきた。本作では「美女と野獣」を発想の原点に、ネットが当たり前のものとなった今の社会で生きる少女が現実と仮想の2つの世界で葛藤しながら成長していく。
主人公のすずは幼い頃に母を亡くしてから、大好きな歌が歌えなくなった引っ込み思案な17歳。彼女は仮想世界でフォロワー3000万人超えのバーチャル歌姫・ベルとして輝かしく羽ばたき、そこで「竜」と呼ばれて恐れられている謎の存在に出会う。美しい仁淀川と鏡川が流れる高知県の田舎町と、見ているだけで楽しくなるグラフィカルな巨大ネット都市「U」を横断しながら、ネット系のガジェットとそれを使った画面や動画がインサートされ、グローバル化した世界を舞台にSNSでありがちな振る舞いや炎上騒ぎなども軽やかに戯画化される。
大きくフィーチャーされた歌のほか、恋愛と友情、親子のドラマ、地方都市の風景など、これまでの細田作品にあった魅力的な要素と新しい挑戦がつめこまれ、「美女と野獣」のプリンセスと同じ名前であるベルが、心を閉ざして野獣のように振るまう竜と踊るシーンまである。サービス満点でエンタメ方向に振りきっているようにみえて、最後まで見ると映画の芯となる部分が刻みこまれているのも心に残った。
監督 | 松本壮史 |
評価 | 3.94 |
解説
乃木坂46の元メンバーで、『アイズ』やドラマ「ガールはフレンド」などの伊藤万理華が主演を務めるSF青春ドラマ。時代劇映画を愛する女子高生が、未来からやってきた少年に出会い、彼が出演する時代劇をつくろうと奔走する。共演には、ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」などの金子大地や『佐々木、イン、マイマイン』などの河合優実、『ファンファーレが鳴り響く』などの祷キララら。伊藤が主演したドラマ「ガールはフレンド」などを手掛けた松本壮史がメガホンを取る。
あらすじ
黒澤明やマキノ雅弘などの時代劇映画を愛する高校3年生のハダシ(伊藤万理華)は、所属する映画部が青春恋愛映画ばかりをつくっていることに不満を抱いていた。ある日、ハダシの前に武士役にぴったりの凛太郎(金子大地)が現れる。ハダシは仲間とともに時代劇をつくろうと張り切るが、凛太郎はタイムトラベルで現代にやってきた未来人だった。
監督 | 河野亜矢子 |
評価 | 3.99 |
解説
アニメやゲームなどさまざまな形で展開されている『ソードアート・オンライン』シリーズで、原作者の川原礫自らリブートした小説をアニメ映画化。同シリーズの原点であるデスゲームの舞台「アインクラッド」攻略の軌跡を、ゲームに巻き込まれた少女の視点で描く。制作は過去作から引き続きA-1 Pictures、監督は河野亜矢子、キャラクターデザイン・総作画監督は戸谷賢都が担当。ボイスキャストは松岡禎丞、戸松遥が続投し、原作には登場しない新キャラクターを水瀬いのりが務める。
あらすじ
次世代オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」が始動し大勢のプレーヤーが参加するが、彼らはゲームマスターによって仮想空間に閉じ込められてしまう。さらにゲームをクリアするまでログアウトはできず、ゲーム内での死は現実の死を意味することを告げられる。ネットゲームとは無縁だった少女・アスナは生き残りを懸け、舞台となる鋼鉄の浮遊城「アインクラッド」の攻略に動き出す。極限の状況下で、彼女は孤高の剣士・キリトと出会う。
監督 | 能戸隆 |
評価 | 4.09 |
解説
アニメ「蒼穹のファフナー EXODUS」以降の世界を全12話で描くシリーズの最終章。未知の生命体「フェストゥム」から人々を守るために人型兵器「ファフナー」に乗り込んで戦う少年少女たちが、島を舞台とする第六次蒼穹作戦に挑む。監督は本シリーズ第1話から手掛けてきた能戸隆、アニメーション制作を Production I.G が担当。ボイスキャストは皆城総士役の喜安浩平や日野美羽役の諸星すみれのほか、石井真、松本まりか、入野自由、木村良平などが名を連ねる。
あらすじ
島の命運を懸け、第六次蒼穹作戦が始まる。自分の役割を果たそうとする皆城総士や竜宮島で生まれた日野美羽ら、島での決戦に挑もうとするパイロットたちの前に、怒りと悲しみに満ちた存在が立ちふさがる。
監督 | 武本康弘 |
評価 | 4.06 |
解説
谷川流原作のライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズをアニメ化した、高い人気を誇る「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズ初の劇場版作品。涼宮ハルヒを中心とするSOS団が、今度は劇場版にて予測不能な展開を見せる。総監督はテレビ版の監督の石原立也が務め、ハルヒも平野綾が引き続き担当する。ストーリーはもちろん、人気アニメ「らき☆すた」「けいおん!」などの京都アニメーションが手掛ける、クオリティーの高い演出などからも目が離せない。
あらすじ
クリスマスまであと少しとなった冬のある日、いつものように登校したキョンは、普段と違うことに気付く。何と後ろの席に座っているハルヒがいなかったのだ。しかもその席には以前キョンを殺そうとし、長門に返り討ちにあった朝倉が座っていて……。
ホットトピックス
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