『犯罪小説の女王』と呼ばれたアガサ・クリスティの名作である『そして誰もいなくなった』。ミステリーファンにとっては、この小説はきっとtop1だと言えるのでしょう。絶海の孤島を舞台にしたこの小説は推理小説界の名作とも言われ、数々の推理小説家に大きな影響を与えました。
アガサ・クリスティの作品はイギリスだけではなく、日本でも、何十年間にわたっても、映画化やドラマ化、もしくは日本公開は次々とされました。例えば、2016年、テレビ朝日系が2017年、『そして誰もいなくなった』を仲間由紀恵&向井理の他に豪華なキャストでドラマ化にしました。『そして誰もいなくなった』のほかに、『オリエント急行殺人事件』は列車という密室で殺人事件を解決することを描き、アガサ・クリスティのもう一つの不朽の名作です。2017年に日本が『オリエント急行殺人事件』を映画化にしたことを受け、多くのミステリーのファンはワクワクしました。
そして、2022年2月25日、アガサ・クリスティのもう一つの傑作の『ナイル殺人事件』はようやく、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社より、劇場公開すると配信予定しました。
『ナイル殺人事件』はイギリスの推理作家アガサ・クリイスティが1937年に発表した推理小説『ナイルに死す』の映像化です。『オリエント急行殺人事件』に続き、名探偵のポアロを演じたケネス・ブラナーが神秘感に溢れるナイル川に航行しているクルーズ船で起きた、富豪の巨額の遺産を相続した新婚旅行中の美人が殺害された事件を解決しました。
今回は1978年の映画と2004年のテレビシーズとする『名探偵ポアロ』に続き、3度目の映像化です。監督はケネス・ブラナーであり、主役のポアロとも演じました。これも2017年の『オリエント急行殺人事件』の続編として、ケネス・ブラナーが再びポアロを演じた映画です。脚本はマイケル・グリーンです。
『ナイル殺人事件』に描かれたのは富豪の美しい娘の新婚旅行中に、クルーズ船内で起きた連続殺人事件。富豪の美しい娘が殺害され、容疑者は結婚を祝うために集まった乗客全員…豪華客船という密室で、誰が何のために殺しましたのか? そして、ポアロの人生を大きく変えた『衝撃の真相』とは何でしょう? ポスターで書かれた通り、愛と嫉妬と欲望が複雑に絡み合う、禁断のトライアングル・ミステリーの幕がこれから開きます。
こうみると、『そして誰もいなくなった』は孤島、『オリエント急行殺人事件』は列車、『ナイル殺人事件』はクルーズ船…本当にアガサ・クリスティらしいですね。いずれも閉じされた空間で、容疑者がどのようにして殺人事件を起こしたのかという疑問はいつも視聴者の心をつかんでいます。
これから、本映画のキャストをご紹介します。興味がありましたら、犯人を当ててみてくださいね。
上のキャストを見ると、複雑な人間関係は『ナイル殺人事件』の最大の見所です!このクルーズ船にいたみんなは一見してリネットの結婚お祝いのために来ましたが、実は、リネットとなんだかんだの恨みを持っています。さあ、誰が恨みにかられ、美女富豪を殺害しましたのか?愛、嫉妬、欲望…複雑な感情はクルーズ船内に絶えずに発酵したあげく、今回の惨劇を招きました。
エジプトの美しいナイル川。豪華なクルーズ船。船内では、雄大な砂漠の景色とピラミッドを観光できるほか、盛大な船上ダンスパーティーを楽しめます。視聴者にとって、衝撃な景色も「この映画が必見だ」のもう一つの理由です。
以下はネタバレです↓↓↓。未読の方は絶対に以下の内容を読まないでください。
アメリカに生まれ、多額の遺産を相続して若き美女富豪になったリネットは、「太陽のように光輝く女」と称され、いつも周りの人たちに羨望と嫉妬の目で見られています。リネットは親友のジャクリーンにお金の相談に乗られ、ジャクリーンの婚約者のサイモンに恋をしてしまい、サイモンもリネットの美貌と金に狙い、ジャクリーンを捨て、リネットに乗り換え結婚してしまいました。そうして、リネットとサイモンがクルーズ船に乗り込み、ナイル川を航行し、新婚旅行を始めました。しかし、ある夜、若く美しい美女富豪のリネットが寝ている間に誰かに撃たれてしまいました。彼女が首を撃たれ、壁には血で「J」の文字が残されました。また、リネットの高額のネックレスも消えてしまいました。
誰もが疑われる中、船内はパニックに陥りました。 船上で休暇中の私立探偵ポアロは、さっそく金目当てに集まった観光客の間を捜査し始めました。そして、以下の手掛かりがわかりました。
・リネットは銃を直接押し当てられて、撃たれた
・犯行時刻は0時から2時の間
・殺害に使われた銃は小型
・壁には「J」という血文字が残されている
・リネットの真珠のネックレスが消えている
ナイル川を航行する豪華なクルーズ船で手の込んだ殺人事件が発生した後、第二、第三の被害者が続出しました。 ナイル川で発生したすべての殺人事件の共通点は、密閉された空間で行われ、そして、クルーズ船の乗客全員がほとんど、リネットに何らかの恨みがあり、動機のある人物でした。特に一人、リネットの元親友であるジャクリーンが強く疑われましたが、犯行時間にアリバイがあります。 唯一、殺人の疑いをかけられていないのは、リネットの婚約者のサイモンです。
しかし、エンディングはみんなを驚かせます。
『ナイル殺人事件』に、サイモンを愛するリネット、リネットを愛するふりをしてジャクリーンを愛するサイモン、サイモンを愛するジャクリーンという偽りの三角関係。しかし、リネットは光り輝く美貌と莫大な財産を持っていても、この歪んだ三角関係で愛されずになくなりました。これは一番悲しい結末ではないでしょうか。
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