12日の『読売新聞』によりますと、名古屋市の市長である河村隆之が4日、東京五輪のソフトボールで優勝した後藤希友選手と市役所で会見したところ、突然マスクを外し、多くの受賞選手がしているように金メダルを歯で噛んだと報じました。このような行動は日本のSNSで広く批判を受けています。
数多くの日本のプロ選手がこの行為に対して、他人の金メダルを噛むことは極めて荒っぽいことである同時に、コロナ対策もちゃんと従っていないなどとし。不満を示しています。後藤希友が所属しているクラブも「不適切かつあるべきではない行為」と名古屋市政府に抗議しました。河村隆市長はその後、説明をして謝罪し、後藤希友と日本ソフトボール協会に「謝罪状」を提出しましたが、名古屋市政府は8000件以上の苦情を受けました。
名古屋市はトヨタ自動車の本社の拠点で、ヨタ自動車は後藤希友が所属している日本ソフトボールプロリーグのトヨタ自動車レッドチームの運営者であると同時に、東京五輪の最大スポンサーでもあります。トヨタ自動車は日本オリンピック委員会に、河村隆之市長のよだれに汚された金メダルの交換を求めました。
これまではこのような問題が発生したことがないので、日本オリンピック委員会は政府の主管部門に報告しました。11日、文部科学大臣萩生田が記者会見し、河村隆之氏を「非常に悪い影響をもたらした」と痛烈に批判し、政府が金メダルの交換に同意したと述べました。
共同通信は12日、後藤希友本人の同意を得た後、国際オリンピック委員会(IOC)、日本オリンピック委員会、東京オリンピック組織委員会はともに協議し、最終的に後藤希友のために金メダルを換えることを決め、近いうちに新しい金メダルを渡すと伝えました。河村隆之氏は12日、再び謝罪し、自分はすでに日本オリンピック委員会の山下泰裕会長と連絡し、金メダルを換えるためのすべての費用を負担したいと述べました。
しかし、NHKサイト12日の報道によりますと、金メダルの交換について、東京オリンピック組織委員会は国際オリンピック委員会に感謝の意を表し、「関連費用は国際オリンピック委員会が負担する」と強調しました。これに対し、ネットユーザーは「金メダルだけでなく、河村市長も変えたい」と揶揄しています。
『朝日新聞』12日の報道によりますと、巨大な世論の渦の中で、河村隆之市長が予定参加だったパラリンピックの聖火点火式や近くの他の公開活動を欠席します。
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