突然ですが、皆さんは「きさらぎ駅」という駅を聞いたことがあるでしょうか。
鉄道の駅みたいな名前があるものの、実は「たどり着いてはいけない駅」として今なおネット上で語り継がれている有名な架空の駅なのです。起源をたどると2004年1月8日真夜中に「2ちゃんねる」に書きこまれた、「はすみ」と名乗る人物の不気味な投稿内容が始まりとされています。現代の怪談のように語られ、マンガなど、さまざまなメディアで取り上げられ、トレンド入りするほど話題を集めました。
今回は、謎が謎を呼ぶ都市伝説の「きさらぎ駅」へ向かう電車に乗って、「きさらぎ駅」について深掘りしていきましょう。
本作では実在する場所から何気なく存在しない未知世界に足を踏み込む神秘感と恐怖感を視聴者に十分に味わわせるために、たくさんの努力をします。
宮本武史脚本の新作実写映画「きさらぎ駅」に、女優・恒松祐里が主演することがわかりました。公開が2022年6初夏に決定します。
「きさらぎ駅」製作委員会によれば、本作はキングオブアーバン・レジェンドと言われるインターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」発の最も知名度が高いとされている都市伝説「きさらぎ駅」を題材にした作品です。
この奇妙な都市伝説が最初に架空の駅の体験談として脚光を浴びてから今までは、SNSで「きさらぎ駅」に関する投稿が相次ぎ、目撃談や実況体験談を寄せる人が絶えずに現したブームを機に一般のネットユーザーにあまねく知られるものとなり、やがて海外でもトピックとして大反響を呼んでいます。また、このごろでも、小説、漫画、ドラマ・バラエティ、アニメなど「きさらぎ駅」をベースに作成されたフィクション物語が多く登場しています。遠州鉄道が今年1月8日限定で販売した「きさらぎ駅」にちなんだレプリカ切符のセットは、凡そ1時間で売り切るなど大人気を誇ります。
この謎に包まれた都市伝説の始まりは、2004年1月8日深夜に、ニックネーム「はすみ」と名乗る女性とみられる人物即ち事件の当事者が、「きさらぎ駅」という怪しい無人駅に辿り着いた非現実的な体験の相談を、「2ちゃんねる」のオカルト板にあった実況形式スレッドに書き込んだことでした。
「はすみ」の投稿された不気味な内容によると、「はすみ」は、いつものように実在する新浜松駅で23時40分の電車に乗って帰宅していたつもりだが、乗車した静岡県の遠州鉄道の電車が普段と違いました。1駅5分ぐらいの間隔で停車せず、さらに同車の乗客も全員が寝てしまいました。その後もなかなか次の駅に到着する気配もなく、このまま20分以上止めずに走り続けて、ようやく到着した駅が「きさらぎ駅」という駅名の見ず知らずのがらんとした異世界のような無人駅でした。はすみはこのきさらぎ駅で降りました。反対側の車両の時刻表を探しているうちに乗ってきた電車が出発してしまいました。結局は時刻表どころか、駅の周辺には人のいる建物もタクシーも何もないところです。携帯電話で両親に助けを求めても駅の地点がわからず迎えに行けないので、スレのある人の「線路を歩いて帰ろう」という提案を納得し、歩いて帰ることにしました。しかし、線路を歩いている際に駅の周辺では不思議な出来事がつぎつぎに起こり、手の打ちようがなくところに、偶然通りかかったストレンジャーの車に乗せてもらいました。車内にリアルタイム実況でスレッドへの書き込みが途絶え、その後消息不明になっています。
それからどうしましたか。真相はまだ闇の霧中です。しかし、今回の映画「きさらぎ駅」は真相の一つをもたらすとしているかもしれません。
映画の舞台とされた遠州鉄道の全面協力により、2022年2月18日にミステリー感を持つ映像初出しとなる特報映像が解禁となり、劇場公開が今夏6月になると明らかになります。
約40秒の公開された映像では、主人公大学生・堤春奈を飾る恒松祐里が、夜の新浜松駅の階段を駆け上がって、遠州鉄道の新浜松駅から電車に乗り込む場面から始まります。席に座って背負ったキャンバスバッグを体の側に置くと、車内にはまだ他の乗客がいます。ありふれた電車内の光景が繰り広げられているが、ずっと頭を下げてスマホをいじっている主人公がふい周囲を見上げてみると、気が付いたら自分以外の乗客が誰一人もいなくなっており、異世界へと繋がっていく様を切り取っています。やっと停車して扉が開くと、目の前に現れたのは「きさらぎ」という駅名が掲げられている見知らぬ駅です。遠州鉄道の全面協力のもと、「きさらぎ駅」都市伝説の世界観を高品質で再現し、異世界へ誘われる忌まわしいムードを描き出します。
架空の駅である「きさらぎ駅」の謎が人々を最も惹きつけるポイントはギャップ感で、日常の場所から変な場所に迷い込みました、しかもこのような奇妙な場所はまた日常の感じを持っています。まるでゆでガエル現象のように、いきなり危険な状態に陥ると驚いて逃げ出すが、徐々に気づきにくい危険な状態に陥ると逃げ出すタイミングを失い、途方に暮れてしまいます。日常の電車内の風景が、いつの間に見知らぬ異世界に巻き込まれ、けれども、この世界はまだ現実世界の仮面をかぶる嘘の希望を見せます。
アミューズの所属芸能人です。子役として芸能活動をはじめたので、もう10年以上の演技について経験があります。2005年にドラマ「瑠璃の島」で子役としてデビューし、四年後、「キラー・ヴァージンロード」で映画デビューしました。その後も数々のドラマや映画に出演し、まだ23歳という若者なのに、すでに多くの試練に耐えてきました。
「きさらぎ駅」で映画初主演を務める今大注目の若手女優の恒松祐里さんは東京都で生まれ、そこで幼少期を過ごしました。
主な出演作品は2020年の映画作品「タイトル拒絶」、「酔うと化け物になる父がつらい」、「シグナル100」、2019年の映画作品「殺さない彼と死なない彼女」、「アイネクライネナハトムジーク」、「凪待ち」、2018年の映画作品「3D彼女(リアルガール)」、2017年の映画作品「散歩する侵略者」、2017年の映画作品「くちびるに歌を」、および2021年のドラマ作品Netflix「全裸監督season2」、NHK「おかえりモネ」、2020年のドラマ作品EX「女子高生の無駄づかい」、 2019年のドラマ作品TBS/MBS「都立水商!」、2018のドラマ作品NTV「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」、2016のドラマ作品NHK「真田丸」、2015年のドラマ作品 「5→9 ~私に恋したお坊さん~」などです。
「トーキョーエイリアンブラザーズ」「もみ消して冬」「女子高生の無駄遣い」「凪待ち」「タイトル、拒絶」「全裸監督」(season2)などの話題性が高い作品で知られる恒松祐里さんは、演じる作品のメッセージ性、意図及び役柄を自分の中でよく研鑽を積んでから演じるため、キャラクターの完成度が高くて視聴者や監督からの評価がとても高いです。「きさらぎ駅」の主人公大学生・堤春奈役を演じる恒松祐里さんはスタンリー・キューブリックが製作・監督し、小説家のダイアン・ジョンソンと共同脚本を務めた「シャイニング」(1980)のヒロインシェリー・デュヴァルを彷彿とさせる人物のようです。顔は純情だが、意外にも暗黒面のある役を演じることができ、したがって「きさらぎ駅」映画にぴったりです。脆弱で強靭な美しさを適切に表現できるからです。
十数年経ってもなお語り継がれている指折りの都市伝説「きさらぎ駅」の謎に迫る堤春奈を演じる恒松祐里さんは、「本作ではお客様を驚かせるための仕掛けが沢山用意されています!カメラマンさん、音声さん、俳優部みんなで息を合わせないと撮れないシーンが多く、今まで経験したことが無いくらいの一体感で撮影をしていました。」とコメントし、「ホラー映画が大好きな方も、いつもは怖くて見られない方にも楽しんで頂ける作品になっていると思います!今年の夏。劇場でお待ちしております!」と呼びかけています。
「きさらぎ駅」都市伝説の裏に隠された真相に関する様々な憶測があります。
無人駅に消えた人は現実世界に帰ってきますか。それとも永遠に辿り着かない場所にさまよっていますか。
「きさらぎ駅」は今年初夏6月に全国公開され、心待ちにしています。
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