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2022年、期待するべき映画といえば、『KAPPEI』を外すわけにはいかないでしょう。『KAPPEI』といえば、原作の2008年興行収入が23.4億円も記録した大ヒット作『デトロイト・メタル・シティ』の漫画家若杉公徳。少年時から漫画を描いており、大学から本格的に漫画家を目指したそうです。彼自身が『週間ヤングマガジン』においても佳作を受賞したことがあり、ヤングジャンプにて名を成した山本康人のアシスタントとして5年も経験しました。こんな彼のギャグ漫画「KAPPEI」がついに映画化にしました。
そしてこの映画の主人公を担当するのは、5年ぶりに映画主演を務める伊藤英明。前代未聞のピュア男を演じ、奇想天外の爆笑エンターテイメント大作が、3月18日全国公開します。この記事では、『KAPPEI』に関する情報や見どころをお届けします。ぜひ最後までご覧ください。
映画名 | KAPPEI カッペイ |
公開 | 2022年3月18日(金)公開予定 |
原作 | 若杉公徳「KAPPEI」(白泉社・ヤングアニマルコミックス)(2011年〜2014年連載) |
監督 | 平野 隆(『スマホを落としただけなのに』シリーズ、『64-ロクヨン-前編/後編』などのヒット作をプロデュースしてきた) |
脚本 | 徳永友一(「翔んで埼玉」や「かぐや様は告らせたい」シリーズを執筆) |
音楽 | 遠藤浩二 |
主題歌 | 西川貴教 featuring ももいろクローバーZ「鉄血†Gravity」 (EPICレコードジャパン) |
キャスト | 伊藤英明、上白石萌歌、西畑大吾(なにわ男子)、大貫勇輔、古田新太、森永悠希、浅川梨奈、倉 悠貴、橋本じゅん、関口メンディー、(EXILE/GENERATIONS)、鈴木 福 かなで(3時のヒロイン)、岡崎体育、山本耕史、小澤征悦 |
プロデューサー | 辻本珠子、刀根鉄太、宇田川寧 |
制作プロダクション | ダブ |
製作 | 映画「KAPPEI」製作委員会 |
配給 | 東宝 |
これは、ノストラダムスの預言を信じ、小さい頃から自分は救世主になると決意し、厳しい修行に人生を捧げ続けてきた主人公勝平の物語です。ノストラダムスの大予言では、1999年7月に世界が滅亡すると言っていますが、世界が滅亡する気配は一ミリも感じられないまま月日が流れていきました。ある日勝平が師範から突然「解散」と命じられました。途方に暮れた勝平が、東京に流れ着きました。長年文明世界に離れたこともあり、鍛えた能力は大都会である東京では全く必要とされないです。そして、いきなりの東京、右も左もわからないところで、大学生である啓太を助けたことを契機に、女子大学生の山瀬と出会い、勝平のピュアな恋心、友情、合コンなど、前代未聞の遅めの青春物語の幕を開けた・・・
主人公である勝平を演じる伊藤英明
『燃えよ剣』で高い演技力を通じて存在感を示した伊藤英明。『22年目の告白-私が殺人犯です-』以来5年ぶりとなる主演を務める伊藤が救世主の主人公を演じます。無戒殺風拳の修行に人生の全てを費やしてきた戦士であり、ピュアな恋心で大都会である東京で感情に翻弄されます。
主人公の運命の相手である山瀬ハルを演じる上白石萌歌
2022年には初めての連続テレビ小説への出演を控える山瀬役を演じる上白石、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するほどの実力者です。彼女は、ピュアさを持ち、誰に対しても平等に接することで、主人公の初恋相手でもあります。上白石はその天真爛漫を渾身の演技でパフォーマンスを見せてくれることを期待しましょう。
主人公に助けられた弱気の大学生入間啓太役を演じるなにわ男子・西畑大吾
心が優しくて気弱な1人暮らしの大学生ですが、変に街でチンピラに絡まれていたが、主人公の勝平に助けられたこともあり、東京で友達1人もない勝平を自分の部屋に招いて、流れで居候されてしまいました。なにわ男子としてデビューした西畑はどんな演技を披露してくれるかをお楽しみください。
守役を演じる大貫勇輔
蛇戦流(じゃせんりゅう)の使い手でもあり、主人公の勝平とともに無戒殺風拳の修行を積んできた終末の戦士でもあります。
正義役を演じる山本耕史
最も体得が困難と言われる馬跳流(ばちょうりゅう)の使い手でもあり、主人公の勝平とともに無戒殺風拳の修行を積んできた終末の戦士でもあります。
師範役を演じる古田新太
1999年7月に世界が滅亡するという預言を信じて、主人公の勝平たちに無戒殺風拳を教え続けてきた師範。待っても待っても世界が滅亡しないので、解散の決意を下した。この解散を命じたことからストーリーが始まりました。視聴者にとっては馴染みのある古田ですが、今回は新たな役で新鮮感を視聴者さんにもたらしてくれるでしょうか。
映画のストーリーももちろんのこと、それ以外にも映画の見どころが満載です。ここからは本作のメインストーリー以外の見どころを、皆さんにご紹介したいと思います。
映画の公式サイトで伊藤は「ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です」とコメントしました。チラシからも伊藤の光る肉体美が伺えます。筋骨隆々の最強戦士が鍛え抜かれた素肌にデニムベストの服装も映画の1つの見どころです。
本作の主題歌を担当するのは、西川貴教です。主題歌は『KAPPEI』の雰囲気を一段と引き上げました。コロナの中、世界に元気を与えてくれたような歌でした。
この映画の突き抜けた世界観を音楽で表現することは至難の技でしょう。主演の伊藤は「この作品の個性と、西川さんの歌声やメディアで拝見する生き様がぴったり。なんだったら勝平役も自分より西川さんが良かったんじゃないか、と思う程。」とコメントしたことより、西川が映画の世界観をうまく汲み取ったことを伺えます。
上白石も「この上なく最強な化学反応」とコメントを寄せられました。
さらに平野隆監督は「西川様、いろいろと注文が多く申し訳ありませんでした。しかし結果として、ビックリするくらい素晴らしい楽曲に仕上げて頂き、罪の意識が薄れました(笑)。西川さんに本作で役者として出演依頼をしようと考えていましたが、しなくて良かった。していたらこの楽曲は生まれなかったかもしれないから。この曲はまさに今の人達の心をえぐるOLD &NEWロック。」と主題歌に対する思いを熱く語りました。
『名探偵コナン』では工藤新一 / 怪盗キッド役、『DEATH NOTE』ではL役、『金田一少年の事件簿(劇場版第一作)』では金田一一役、『犬夜叉』では犬夜叉役、『らんま1/2』では早乙女乱馬役、『ワンピース』ではウソップ役などで知られる声優の山口も出演をし、この映画に見どころを加えました。
いかがでしょうか。以上は映画『KAPPEI カッペイ』に関して、紹介をしてきました。新型コロナウィルスが猛威を振るっていますが、興味のある方はぜひ感染対策を取りながら、劇場に足を運んでみてください。東京では毎日コロナ感染者数が増えており、いいニュースが聞かない日々が続いておりますが、本作が少しでも皆さんにお笑いを届け、暗い時期こそ少しでも元気を与えていただけることを祈ってばかりです。
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