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日本アカデミー賞 最優秀脚本賞 受賞作品。これまでに土井裕泰監督の罪の声や、二階堂ふみが出演する翔んで埼玉、万引き家族などが受賞しています。
上映日 | 2020年10月30日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 142分 |
スコア | 3.8 |
監督 | 土井裕泰 |
脚本 | 野木亜紀子 |
原作 | 塩田武士 |
主題歌/挿入歌 | Uru |
あらすじ
翻弄される運命。救うべきもの。本当の“罪”とは―いま明かされる、日本中を震撼させた未解決事件の真相!35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪-。大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。「俺の声だ―」それは、あの日本中を震撼させた未解決事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。事件の深淵に潜む真実を追う新聞記者の阿久津と、脅迫テープに声を使用され、知らないうちに事件に関わってしまった俊也を含む3人の子供たち。「正義」とは何か?「罪」とは何か?昭和・平成が幕を閉じ新時代が始まろうとしている今、35年の時を経て、それぞれの人生が激しく交錯し、衝撃の真相が明らかになる―
出演者
小栗旬、星野源、松重豊、古舘寛治、市川実日子、梶芽衣子、阿部純子(吉永淳)、宇崎竜童、火野正平、正司照枝、宇野祥平、篠原ゆき子(篠原友希子)、原菜乃華、阿部亮平、尾上寛之、川口覚、水澤紳吾、山口祥行、若葉竜也
感想・評価
1.グリコ・森永事件、知っているようで実はよく知らない事件。今紐解くとこんなストーリーも考えられるのだなあ、と思う反面、実際に起こった事件なので、当事者しか知らない真相が本当はそこにあったことを改めて突きつけられる。あの(本当の)事件の裏にこんな悲しいことが実際には起こっていませんように、と願うしかない。フィクションとして見るなら、とても面白い一本。昭和後期のくすんだ空気感と現代の開放的な?空気感が絶妙に絡み合う。映画館で観るつもりがコロナ禍でうまく外出できなくて見はぐっていた作品なので拾えてよかった。
2.グリコ森永事件、耳にしただけで覚えてないなぁ…当時幼稚園かー。罪のない子供の声が罪になり、知らずに加害者になり結局被害者。未解決事件なだけにモヤモヤがおさまらなさすぎ。感情で動く大人のエゴ。
3.静かで悲しい作品。いろんな人物が出てきて、さらに過去と現在の場面展開が激しいので途中からわからなくなるのでは?!と思うかと思いますが心配ご無用。テンポが良く、置き去りにならないで物語がしっかり観れるので技術力がすんごい。導入の音楽が静かで物語にあってますね。はい!ここで盛り上がります!ドン!って作品ではないので場面展開にもしかしたら飽きる方もいるかもですが、それぞれの人達の生活、想い、葛藤が見れる映画なので、そのタイプの話が好きな人にはオススメ。物語の真相というよりも、翻弄されて苦しんだ人たちの描写が素晴らしい。特に主題歌のuruの「振り子」がやばい。歌詞がやばい。語彙力ない。物語中のある人物に当てはまりすぎるな〜という深い歌詞。見終わった後に歌詞を読みながらじっくり聴いていただきたい。主題歌を聞いて、この作品の深みが尚更増すいい相乗効果を感じました。
4.映画的な面白さは置いといて序盤の古舘寛治の語りのシーンに物凄く力をいれててしびれる。終盤に明かされる「逃げ隠れていた子ども」の宇野祥平のメガネと住んでいる部屋の畳の質感が凄まじい。ただあのショットで室内を暗くしてネオンの光を写り込ませるのは少し過剰演出か?まぁ良い。ともかくこの二つのシーンだけでも十分に見る価値がある。
5.知らないほうが良いこともある。知らなかったら苦しい思いはしなかったかもしれない。でも知ったことで、少なくとも1つの命を救って、1つの再会を生んで、逃げようとした人達に一時かもしれないけど痛みは背負わせた。そして関係なかった人の仕事への誇りも取り戻させた。知って、良かった……よね? 未解決事件て山程あるけどそりゃそうだなって。知らないフリしてる人が、見て見ぬ振りしてる人が、巻き込まれたくない人が、守ろうって黙る人が闇に葬っていく。でも諦めなければ成し遂げられるのかしら。でも諦めなかったあの娘は、諦めなかったから死んじゃった。サスペンスとして真相が明らかになっていくストーリーに最後まで楽しんだけど答えの出ない難しい映画観ちゃった。
上映日 | 2014年06月21日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 119分 |
ジャンル | コメディ、時代劇 |
スコア | 3.4 |
監督 | 本木克英 |
脚本 | 土橋章宏 |
主題歌/挿入歌 | 塩ノ谷早耶香 |
あらすじ
江戸期、徳川吉宗の治める時代、お上に無理難題をおしつけられたわずか1万5千石の小藩があった。磐城国(現在の福島県いわき市)の湯長谷(ゆながや)藩である。元文元年(1736年)春、湯長谷藩は、幕府から突然の参勤交代を言い渡された。湯長谷の金山を我が物にしようとする老中・松平信祝の差し金であった。期日は4日。通常の参勤交代では8日はかかる。しかも莫大な費用が必要であり、困窮した湯長谷藩には無理な話だった。藩主・内藤政醇は、小藩と侮った老中の仕打ちに激怒しつつも、知恵者の家老・相馬兼嗣に命じ、4日間で無事参勤交代を果たせる作戦を立てはじめた。それは、道中の人が見ているところでは渡り中間を雇って大人数に見せ、人のいないところでは藩の少人数のみで、山中を近道して駆け抜けると言う奇想天外な作戦だったのだ!そこに東国一の忍びと言われる戸隠流の抜け忍・雲隠段蔵を道案内役として雇うが、幕府の老中・松平も刺客を雇い、湯長谷藩の参勤交代を阻止しようとしていた…果たして湯長谷藩は、5日以内に参勤交代を果たし、無事に藩と領民を守ることができるのか!?
出演者
佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、西村まさ彦(西村雅彦)、陣内孝則、寺脇康文、六角精児、上地雄輔(遊助)、柄本時生、市川猿之助(市川亀治郎)、石橋蓮司、知念侑李
感想・評価
1.続編を最初に視聴済みで、それはそこそこ楽しめなかったわけではないので最初の本作がどんなものかと。でも、率直に言えば真面目に真剣視聴するには値しないレベル。江戸時代エンタメとしては悪くないだろうけれど・・・とはいえ、深キョンが殿の嫁になる経緯あたりから後半は持ち直し、まあまあ楽しめたので結果オーライ。
2.老中の策略で5日で江戸まで参勤交代しないといけなくなる。知恵を絞り、途中いろんなトラブルを乗り越え、ギリギリで江戸に到着。爽やかなエンディングが心地良い。〈あらすじ〉8代将軍・徳川吉宗の治世下、東北の小藩・湯長谷藩は幕府から突然、通常でも8日かかり、さらに莫大(ばくだい)な費用を要する参勤交代をわずか5日で行うよう命じられる。それは藩にある金山を狙う老中・松平信祝(陣内孝則)の謀略で、弱小貧乏藩には無茶苦茶な話だった。藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は困惑しつつも、知恵を絞って参勤交代を完遂させようと作戦を練る。
3.超高速っていうからめっちゃ高速で何度も参勤するのかな……と思ったらそうではなかった。あつい展開がちょくちょく挟まれる王道ストーリー。佐々木蔵之介が仁義溢れるかっこいい殿様。
4.もっとコメディかと思いました思ってたより真面目でした?佐々木さん西村さん寺脇さんなどいい俳優さんが出てて面白かったです
5.本木克英監督作品「鴨川ホルモー」や「おかえり、はやぶさ」を撮ってますね。役者が揃っていていいです。寺脇康文と六角精児で相棒コンビですね。また陣内孝則のオーバーアクト気味の悪役、憎たらしくて最高です。大名行列を長くみせるテクニック、面白い。低い声が出せる深田恭子…成長したなぁ。佐々木蔵之介が紳士的に優しくて深田恭子が惚れるのもわかる。農民の娘なので武家の養女にして正室ではなく側室なのね…まあ世継ぎが産まれれば関係ないんだろうけどね。飛脚は大名行列でも足を止めなくても良い…タイムスクープハンターみたいなB級知識、勉強になります。ラスト間際の忍者攻防戦、午後ローだったらスッパリカットですね。歴史で習う参勤交代だけど、貧乏藩にはツラい制度だったとわかりますね。面白かったです。
上映日 | 2009年06月27日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 127分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | 西川美和 |
脚本 | 西川美和 |
主題歌/挿入歌 | モアリズム |
出演者
笑福亭鶴瓶、永山瑛太(瑛太)、余貴美子、井川遥、松重豊、岩松了、笹野高史、中村勘三郎、香川照之(市川中車)、八千草薫
感想・評価
1.日常に潜む、人間の葛藤を西川監督の世界観でとても魅力的に描かれている。鶴瓶の演技も最高。
2.嘘が本当になる世界で優越感を感じつつ、後戻りできなくて怖くなっちゃったんだな、、キャストみんな、特に鶴瓶さんの演技がすごかった、、!医者のことをあんなに崇めてたのに、いなくなるなり悪口言い出すのは、本当人間だなって感じ?
3.良くも悪くもいつも物語にケリをつけないし断罪しない西川映画の極み。過疎の村に来た名医は偽医者だったけど、いい人だったからまあいいかみたいな映画です。自分が偽医者に診察されるのは、ちょっと怖いです。
4.鶴瓶さんの演技がこんなにも良いものとは知らなかった。。善悪について深く考えるきっかけになった。良い人というのは自分にとって都合のいい人なだけなのかな。(アルミン?)
5.鶴瓶さんの演技を初めてきちんと観ました。温和な雰囲気の中にどこか闇が見え隠れするあの笑顔が絶妙でとてもよかったです。淡々と描かれる中に村の闇もみえてきて、見応えありました。
上映日 | 2001年10月20日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 122分 |
ジャンル | ドラマ、青春 |
スコア | 3.9 |
監督 | 行定勲 |
脚本 | 宮藤官九郎 |
原作 | 金城一紀 |
出演者
窪塚洋介、柴咲コウ(KOH+)、大竹しのぶ、山崎努、山本太郎、新井浩文、村田充、細山田隆人、キム・ミン、ミョン・ケナム、大杉漣、塩見三省、萩原聖人
感想・評価
1.めっちゃいい映画やんかっこいいし、セリフが深いヤンティと見たもう一回パッチギも見たくなった
2.?ランクB2022✈︎009?園の外は敵だらけ ぶち破れ‼︎
3.遅ればせながら年明け最初の映画。ちょうどまだ私が1歳児くらいの時の映画でした。なんだかまだフィルム自体が古さがあってこれくらいの粗さが好き。かっけえイケイケの窪塚を見れました。
4.窪塚洋介一生かっこいいし柴咲コウが若くてきゃぴるんでかわいすぎた、きっとめちゃくちゃ難しい事を題材にしてるはずなのにハートフルだし、みんなにんげんだし、かっこいいしいいなぁって思える部分がたくさんあって映画だぁ〜って感じだし終わった今もふっかふかでフサフサな気持ち。 動物園にいったらきっとシロクマを見てしまいますし、愛のある結婚するゾ!!!かっこいい奴になるゾ!!!しばらく私の口癖は「だっせぇ〜〜〜」になります
5.これ20年前の作品なの?一歩間違ったらダサそうなのにかっこいい。エモい。
上映日 | 2011年04月29日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 147分 |
ジャンル | サスペンス、ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | 成島出 |
脚本 | 奥寺佐渡子 |
原作 | 角田光代 |
主題歌/挿入歌 | 中島美嘉 |
あらすじ
今日まで母親だと思っていた人は、自分を誘拐した犯人だった。21年前に起こったある誘拐事件―。不実な男を愛し、子を宿すが、母となることが叶わない絶望の中で、男と妻の間に生まれた赤ん坊を連れ去った女、野々宮希和子と、その誘拐犯に愛情一杯に4年間育てられた女、秋山恵理菜。実の両親の元に戻っても、「ふつう」の生活は望めず、心を閉ざしたまま成長した恵理菜は、ある日自分が妊娠していることに気づく。相手は、希和子と同じ、家庭を持つ男だった。封印していた過去と向き合い、かつて希和子と暮らした小豆島へと向かった恵理菜が見つけた衝撃の真実。そして、恵理菜の下した決断とは・・・?
出演者
井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子、田中哲司、渡邉このみ、市川実和子、吉本菜穂子、相築あきこ、別府あゆみ、安藤玉恵、安澤千草、蜂谷真紀、松浦羽伽子、ぼくもとさきこ、深谷美歩、畠山彩奈、余貴美子、平田満、風吹ジュン、井上肇、宮田早苗、徳井優、広澤草、野中隆光、管勇毅、荒谷清水、日向とめ吉、瀬木一将、吉田羊、日比大介、劇団ひとり、田中泯
感想・評価
1.生まれて4年間は、母が本当の母ではなかったと知らなかった話。なんだろな~、時系列バラバラにして、子を盗んだ母目線か、盗まれた母目線か、2人の母に育てられた娘目線か、誰目線で描きたかったのかようわからない。角田光代原作の映画化は今のところ当たりなし。ところどころ、ヒステリックにするのは日本映画の悪い所。日本アカデミー賞は根っから信用してないけど、これがトリプル最優秀賞?その年の優秀作品賞の一覧を観たら、他にロクな作品がなくて絶望した…。当時23歳の井上真央と、しれっとキスをした劇団ひとり。役得だな~。映画の中でキス我慢選手権を繰り広げると思っちゃった(笑)
2.公開時にも映画館で見たが、昨年末に連ドラ版を見てとても感動したのでJテレの放送で再視聴。連ドラ版とかなり異なる作りになっていて違いが面白い。そもそも、逃亡する母親役が永作博美と檀れいという両極端のタイプなのが面白い。どちらもそれぞれの良さが出ている。連ドラでは逃避行がメインで描かれていたが映画は現代の娘パートと同分量で交互に描かれておりその分、緊張感も映画が勝る。連ドラでも同様の構成もできただろうがそれよりも逃避行をじっくり描きたかったということなのだろう。映画で存在感を示しているのはなんといっても小池栄子。自身も男性恐怖症という悩みを抱えながら薫を支える天使的な人物としてとても魅力的に描かれている(ドラマ版ではなかった要素)。小池栄子の存在もあって、ラストはお腹の中の娘との明るい未来を感じさせる希望のあるものとなっている。ドラマ版では喜和子との再会できるかどうかだけが気になってしまいその種の希望を感じる余裕はなかった。
正体を明かすのは、子供時代に仲良くしていた映像が流れたあと(ドラマ版もうそうなっていた)のほうが効果的では。実のお母さんは不倫相手の希和子に暴言を吐くなどドラマ版よりも酷い人物に描かれている。この人も被害者だと考えると複雑。絶対的な加害者である夫の描写はほんの僅かのみ。その代わり、現代の娘の不倫相手の描写はねっちり豊か。劇団ひとり(が演じている役の人)に嫌悪感。してやったりということなのだろう。「まだご飯食べてないんです」のくだりは、ドラマ版では終盤まで隠されていて謎解き要素になっていたが映画版ではあっさり。岸谷五朗も映画ではバッサリカットだった。小豆島の風景が美しい。とりあえずそうめんを食べた。
3.久しぶりに観た。永作博美は犯罪を犯してるのに、どうも気持ちがもってかれる。不思議な映画。
4.タイトルにはどんな意味が込められているのかな、と思いながら、ずっと気になっていた映画。とても重たい内容。この映画は誘拐犯の女と、その誘拐犯に4年間育てられた娘の視点から描かれているので、このまま捕まらずにいて欲しいという気持ちにはなったけど…でも、我が子を誘拐された側の視点で思う気持ちを絶対に忘れてはいけないな、と思いながら観ていた。このストーリーの中の、妻子持ちの男のセリフ。この薄っぺらい、真剣に考えているとは思えない言葉に、淡い期待を持ってしまう女たち…「お願いだから、そんな男はさっさと捨てて!時間を無駄にしないで!」と声を大にして言いたくなった。こんなことは、そこらじゅうに転がっていることだけど、その渦中にいる本人は、盲目になってしまうのでしょうか…。そして「八日目の蝉」というタイトル。
物語の前半では、他の蝉が1週間で死んで、八日目まで生きでしまった蝉はひとりぼっちでかわいそう…という、悲しい人生の象徴だったのに対して、後半では1週間で死んでしまった蝉たちには見られなかった何かを八日目の蝉は見ることができて、それは素敵なものかもしれない、という前向きなものになっていた…というのは、誘拐された子供であるえりなの中にある感情の変化とリンクしていて、それも素敵だなと思った。えりなが自分を誘拐した母親を憎む気持ちを解放してして、小豆島で過ごした幸せな時間を受け入れたこと、自分は愛されていたんだと受け入れて、これから生まれる子供にも確かな愛情を感じることができるようになったことが、この重たいストーリーの中で、一筋の光を感じることができたのは、救いだったし、このことがこのストーリーのメッセージなんだなぁ、と思った。役者さんの演技は素晴らしかった!劇団ひとりの、妻子持ちの薄っぺらい常套句も最高によかった!
5.永作さんの繊細な表現にひきこまれた。男性陣不在の不自然さがきになる…発見は吉田羊さんと小池栄子さんが 似てること。
上映日 | 2014年12月20日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 113分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.8 |
監督 | 武正晴 |
脚本 | 足立紳 |
主題歌/挿入歌 | クリープハイプ |
あらすじ
32歳の一子(安藤サクラ)は実家にひきこもり、自堕落な日々を送っていた。ある日離婚し、子連れで実家に帰ってきた妹の二三子と同居をはじめるが折り合いが悪くなり、しょうがなく家を出て一人暮らしをはじめる。夜な夜な買い食いしていた百円ショップで深夜労働にありつくが、そこは底辺の人間たちの巣窟だった。心に問題を抱えた店員たちとの生活を送る一子は、帰り道にあるボクシングジムで、一人でストイックに練習するボクサー・狩野(新井浩文)を覗き見することが唯一の楽しみとなっていた。ある夜、そのボクサー・狩野が百円ショップに客としてやってくる。狩野がバナナを忘れていったことをきっかけに2人は距離を縮めていく。なんとなく一緒に住み始め、体を重ねるうちに、一子の中で何かが変わり始めるーーー。
出演者
安藤サクラ、新井浩文、稲川実代子、早織(小出早織)、宇野祥平、坂田聡、沖田裕樹、吉村界人、伊藤洋三郎、重松収、根岸季衣
感想・評価
1.ダメなりにももがき苦しんで、変わっていく様子に心打たれるものがあります。 やっぱり何か夢中になれるものというのは大切なんだ。 安藤サクラはやっぱり演技力がすごい。 安藤サクラの演技力に☆ひとつ追加で☆4で。 R-15で、性のリアルな描写もあるので家族や恋人との鑑賞はおすすめはしません。
2.愛すべきろくでなしばかりで好きでした(度を越えてる奴もいるが)安藤サクラの熱演が光っている。人を殺せる眼をしてるね
3.演者全員最高クリープ主題歌合いすぎ安藤さくらの役者魂新井浩文の色気、顔ちっさ…
4.終始かっこよすぎて痺れた。何かをがむしゃらに追いかけてる人間のBibleになる作品だと思う。痺れた。ただひたすらに。
5.安藤サクラ、ほんっっっとに演技うますぎナチュラルすぎる、私安藤サクラさんの演技マジで好き。ボクシングが上手くなるというより、ボクシングを本気に取り組むきっかけとか過程があって一子の変化が分かりやすかった。ストーリーも起承転結分かりやすいし見てて飽きなかった。それぞれのキャラクターも差別化できてて良かった。そして個人的に新井浩文のスタイルすき一子の痩せ方が筋肉ボディというよりもガリガリという印象だった。けど、安藤サクラほんとすごい(何回目)
上映日 | 2013年04月13日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 133分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.8 |
監督 | 石井裕也 |
脚本 | 渡辺謙作 |
原作 | 三浦しをん |
あらすじ
日本アカデミー賞受賞作!松田龍平のコミュ障ぶり、宮﨑あおいの一歩引いて支える妻役、両者のハマリ具合が見事!完成に何年も要する辞書編纂、何事も長い目で見てコツコツ頑張ろう、そんな気持ちにさせてくれる一作。
出演者
松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、八千草薫、小林薫、加藤剛、宇野祥平、森岡龍、又吉直樹、斎藤嘉樹、波岡一喜、麻生久美子
感想・評価
1.言葉を知ろうとすることは、人を知ろうとすること。あんなにも時間を掛けて人と何かを作り上げることは、とても誇らしいだろうなあ。特に西岡との関係性がすごく好き。人と働くことの喜び。あと、猫を抱えて歩く松田龍平はとても可愛かった。
2.三浦しをん原作 まほろシリーズの実写が大好きなので(特にドラマ✨)、この作品も観よう観ようと思ってて、やっと観賞しました?やっぱり三浦しをんの物語は、自分に合うようです?小説も読まなきゃ?辞書の編纂のお話なんだけど、そこに絡む人間模様が淡々と進行し、とてもほっこりします☺️人生を決める出会いや縁って、絶対ありますよね。この作品に出演している役者さんが、どの方も目立ちすぎない個性的な魅力が出ていて、それがとても好感触でした✨そんな中、オラはやっぱりオダギリジョーが好き❗️人懐っこいトラさん、可愛かったわぁ〜?
3.こういった映画あまり見てこなかったんですが、見るきっかけをくれたような作品でした!
4.原作を午前中によみきって午後は映画を!若干違っていたが、でも良かった。原作同様、辞書ひきたくなりますねぇ〜ダサいのエピソードが好き。原作にはないからこそ好きになったよ。あの用例は編集部にしか分からない、それがいい笑真締みたいな不器用な人って中々いないと思うんだけど、器用な男性より私はずっと好きだなぁ。女の子落とすテクニック持ってる人に、とことん落とされてしまうのが私なので笑不器用な人ってさ基本なんか持ってんの笑それを熱弁してる、すんごい好き一生話しててくれ笑わたし聴き上手じゃないからいい反応出来ないと思うが。あ〜、大渡海売ってないかなあ〜
5.原作未読。辞書作りってこんなに大変なんだと初めて知った。まさに生涯をかけた仕事。静かな映画で辞書作りの作業は地味過ぎるけど、クライマックスに向けてどんどん熱が高まる感じがある。穏やかで丁寧だけど情熱的。チャンネルを回してたらたまたまやってたから観たけど、2022年1本目に観れてよかった。
上映日 | 2006年09月23日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | 李相日 |
脚本 | 李相日、羽原大介 |
あらすじ
松雪泰子主演、『悪人』『怒り』の李相日が監督を担当。炭鉱に代わる町おこしとして立ち上げた常磐ハワイアンセンター誕生の実話を映画化。フラダンスを教えるために東京からやってきたダンサーと炭鉱娘たちとの絆を描く。
出演者
松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、しずちゃん、池津祥子、徳永えり、三宅弘城、寺島進、志賀勝、大河内浩、菅原大吉、山田明郷、高橋克実、岸部一徳、富司純子(藤純子)
感想・評価
1.松雪泰子と生徒たちが徐々に絆を深めていく感じ感動した。フラダンスやってみたくなる。そしてハワイアンズ行ってみたい!
2.一生懸命な人の姿に、年々涙腺が崩壊。踊る人にも弱いので、どこからどこまでも泣いてました、、、。なんでそこで?というところでも?。リトルダンサー観た時と同じような気持ちにもなりますね、、、。お母さんの気持ちを娘の本気が動かすところが、、、。個人的に、松雪さんの怒るところが大好き、笑。熱い!コメディぽくもあり、でも心打たれる。男湯であんなにかっこよく暴れられる女の人は松雪さんしかいない気がします。胸を打つってこういうことかなぁとこの作品を観ると思います。
3.福島県の人にハワイアンズの話をすると高確率で「オレの友達フラガールだよ」「親戚がファイアーダンサーだよ」って言ってきます。
4.奇跡の実話。名作です。変わりゆく時代の中で、過去の形を守りたい炭鉱の大人たちと地域を守るためフラガールになった炭鉱の娘たち。ひとりひとりの思いが明確で真に迫るからこそ、つい夢中になってしまいます。ダンスシーンは圧巻。ジェイク・シマブクロさんの曲はいわずもがな。映画を象徴していて涙が出そうになりますね。
5.芸人がいい味出してる映画大好き高橋克実の暴力シーン印象に残ってる
原題/別名:THE TWILIGHT SAMURAI
上映日 | 2002年11月02日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 129分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.7 |
監督 | 山田洋次 |
脚本 | 山田洋次、朝間義隆 |
原作 | 藤沢周平 |
主題歌/挿入歌 | 井上陽水 |
あらすじ
理不尽な境遇下で粛々と暮らす下級武士のもとに、「剣客の藩士を討ち取れ」との藩命が下る―。謙虚で愛情深く、凜として強い、武士の美学が詰まった一作。真田広之と田中泯の迫力ある殺陣は必見!最高に格好よく美しい時代劇です。
出演者
真田広之、宮沢りえ、小林稔侍、大杉漣、吹越満、伊藤未希、橋口恵莉奈、深浦加奈子、神戸浩、草村礼子、嵐圭史、中村梅雀、赤塚真人、佐藤正宏、桜井センリ、北山雅康、尾美としのり、中村錦之助、田中泯、岸惠子、丹波哲郎
感想・評価
1.記録用真田広之、宮沢りえの所作が美しく、言葉にならない表情の変化がとても良かった
2.◯山田洋次初の本格時代劇。『幸福の黄色いハンカチ』『学校』に続き三度目の日本アカデミー最優秀作品賞でもある、というか全部門ノミネートし、助演女優賞以外全てで最優秀賞を獲得したという凄い作品でもある。あと本家アカデミー賞の外国語映画部門にもノミネートされていましたね。◯ストーリーは至ってシンプル。実は強い侍清兵衛が嫌々決闘をし、生きて愛する人のために帰ってくる、というもの。しかし確かな緊迫感とリアリティでもって作品の中に引き込んでくれる。◯田中泯との斬り合いは見もの!考証を重ねああいう戦闘になったのでしょう。◯ラストの岸惠子はお得感がある。
3.良かった明日、黄昏時までに 余吾善右衛門を討ち取れーー新年ー富士山:松竹映画日本の時代劇を観るのは久しぶりだと思ってたら何と「斬って斬って斬りまくれ!」以来5年振り?娘の育つ様子を眺めるのは、実に楽しいものでがんす清兵衛たちの生き方を描いた澄んだ作品でした映画2本目/22年
4.話が良いとか悪いじゃなくて、映画全体の佇まいが好きだ。哀愁が漂うけど、前向きな映画。清兵衛が立派な人でなあ。派手さは無く地味っちゃ地味だけど、昔の日本って感じ。知らないのに、何処からリアリティを感じるのだろう。自分でも不思議。時代考察どうやるんだろ。物語後半、どう進むのかと思ったら意外な展開だった。すごいなぁ。
5.あまり知ることの無い下級武士の生活を知ることができる。あやのが「針仕事を覚えたら、いつか着物が縫えるようになる。学問をしたらなんの役にたつんだろう」と質問したときの清兵衛の返事が印象深い。「針仕事のように役には立たないかもしれないが、学問をすれば自分で考える力がつく。考える力があれば生きていくことができる」これこれ!こういう回答、子供の時に聞きたかった!(笑)余吾の話を聞いて、自分のことを話し始める清兵衛の様子がなんだかいい。でも、竹光でぶちキレるとは!最初は柱とか気にしてたのに余吾!最期の動き方は舞踊家だからこそなんだろうか。印象的。
上映日 | 2005年11月05日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 133分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.7 |
監督 | 山崎貴 |
脚本 | 山崎貴、古沢良太 |
原作 | 西岸良平 |
主題歌/挿入歌 | D-51 |
あらすじ
日本アカデミー賞で12部門で最優秀賞を受賞した山崎貴監督によるヒューマン・ドラマ。昭和33年、東京の下町・夕日町三丁目を舞台に、豊かでなくとも明日への希望をもって生きていた人々の生活を描く。
出演者
吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、三浦友和、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮、マギー、温水洋一、小日向文世、木村祐一、ピエール瀧、神戸浩、飯田基祐、麻木久仁子、奥貫薫、石丸謙二郎、松尾貴史、小木茂光、益岡徹
感想・評価
1.山ほど予備知識を仕入れてからの鑑賞。先にこの映画を見た昭和20年代生まれの夫から既に聞かされてはいたのだけれど、その言葉どおり、予想に反してCGや映像による昭和30年代の再現度は今一で少し違和感があった。もう一つ意外なことに『ジュブナイル』と同じく、過去は未来を造るものというテーマがピンと通っていて、メッセージ性が明確なところに好感が持てた。山崎監督はストーリーテリングの方で確実にある鉱脈をつかんだなと思った。映像に関して具体的にいうと最初の部分の吉岡くんの部屋に入っていく手持ちカメラの映像が今ひとつ。何であんな撮り方をするのか理解できなかった。肝心の建築中の東京タワーの質感も今ひとつ。文学書が大量に出版されたあの時代に雑誌以外の書棚のハードカバーの本が全部古びているのはやっぱ変でしょ。カラー映像なんだからもっとうまく復元してよ・・・などなど。
そんなこんなで、肝心の得意分野があんまりうまく生かされていない感じがするのはやはり30年代を生きていなかったことがハンデになっているのだろう。一方で、当時は一般的でもいまは心理的にちょっとはばかられるようなエピソードを選んで暖かみのある物語世界を構成してハンデをうまくカバーしているところに意外性があって面白かった。そして、やはりさすがというべきか、ところどころ、本当にこれ映画館で見たかったのよ、というようなシーンがあって楽しかった。本来力量のある監督なのだから、映像に関しては観客はもっと厳しいことを要求したほうがいいのでは?と思ったので、評価は少し辛目です。というようなことを、劇場鑑賞直後に書いたのですが、これは古美術を復元するときなどに用いる、少し古びた現状に近い形で復元するという手法を応用して使っているらしいと後で知りました。そのアイデア自体かなり筋が悪いと思い、悪い方に感心した記憶があります。技術があっても使い方を間違えるとちょっと困ります。
2.昭和レトロの雰囲気が好き。戦争を経験した人たちの生きる力は逞しい。便利な生活が当たり前の今、自分の数代前の先祖たちが過ごしてきたであろう日常を思い、感慨深かった。東京タワーが建っていく過程に希望が詰まっている。
3.ものすごく評価がいいのでいつかは見なければと思っていた。いやまあ平和な映画だが…世代の人はノスタルジーに浸れるんだろうけどねぇ…
4.中1のとき、サスケの青いベンチを教えてくれた、大好きで憧れのお姉さんが一番好きって言ってた映画。まず、役者陣が最高!笑える、泣ける、なぜか懐かしい昭和の香り〜続編早く見よっと
5.小学生ぶりに鑑賞したけど本当にいい映画戦後間もない日本は今みたいに便利じゃなくて、シュークリームはすぐ腐るし、携帯やネットはなくて不便だけど、みんな生き生きしてて力強い。いろいろな意味で懐かしい気分になった。ノスタルジー映画。指輪をはめるところは名場面
上映日 | 2012年09月15日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 128分 |
ジャンル | コメディ、恋愛 |
スコア | 3.7 |
監督 | 内田けんじ |
脚本 | 内田けんじ |
主題歌/挿入歌 | 吉井和哉 |
あらすじ
銭湯で転倒し頭を強打。記憶を失った羽振りのいい男。居合わせた売れない貧乏役者・桜井は、出来心からロッカーの鍵をすり替え、彼になりすます。が、その男はなんと誰も顔を見たことない伝説の殺し屋コンドウだった!桜井は男にきた大金の絡んだ危ない依頼を受けてしまい、大ピンチに。一方、記憶を失い、自分を桜井だと思い込んでいるコンドウは、真面目に努力して、役者として成功する事を目指し始めてしまう。そんなコンドウの姿に好感を覚えた婚活中の女性編集長・香苗は、なんと彼に逆プロポーズ!失われた記憶、大金の在りか、そして結婚の行方――複雑に絡み合った事態の行く末には、なんと、映画史上に残る爽快でトキメくラストが待っている!?
出演者
堺雅人、香川照之(市川中車)、広末涼子、荒川良々、森口瑤子、小野武彦(黒木進)、小山田サユリ、木野花、内田慈、大谷亮介、三上市朗、林和義、ウダタカキ
感想・評価
1.これは面白い!笑ってハラハラして驚いて感動できる。脚本はめちゃくちゃ綺麗だし、役者さんもみんな上手。とっても楽しい2時間でした。
2.香川照之さんと堺雅人さんの演技がとにかくいい。入れ代わりものとしては意外な結末なのも見どころ。
3.内田けんじの映画だ、と構えて見に行ってもなお、すっかり驚かされて、感心しきりとなってしまった脚本。そんなのってヤバすぎるでしょ。
4.面白かった!音楽よし、ストーリー良し、役者良し、後に残らないコメディ。素晴らしいぞ。
5.3人のキャラクターがみんな面白くて些細なことでも笑えちゃう楽しい映画。キャラクターが好きになると、映画の内容なんでも面白くて思えちゃう。もちろん内容も好きだった。
製作国 | 日本 |
上映時間 | 135分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.5 |
監督 | 森田芳光(君都道幸) |
脚本 | 筒井ともみ |
原作 | 向田邦子 |
出演者
大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子、小林薫、中村獅童、RIKIYA、桃井かおり、坂東三津五郎、木村佳乃、益岡徹、長澤まさみ、紺野美沙子、八千草薫、仲代達矢
感想・評価
1.向田邦子原作で豪華女優陣共演の作品。四人姉妹せれぞれの秘密が隠せてると思う方と、実はそれを知ってる方。まさに阿修羅の世界。かつて原作を読んだことがあるが、その時の印象と比べると演出が過剰気味。もっと落ち着いた、それでいて心の底から沸々と湧き上がる艶っぽさが向田作品の良さだと思っているが、それとはまた違ったステイストになっていて、森田芳光らしい仕上がりもそれはそれで楽しめた。平穏なだけが良い人生とは言えないかもなぁ。
2.断然NHKのドラマの方が良い。そちらは4.85をあげたい!何故なら夫々のヒトの匂いが描かれていたと思う。向田邦子の原作や短編から匂う見えない刄みたいなものがドラマには感じられた。当時10代の若造だった私は、何もわかってないのに解ったフリをしていたと思い出す。家族間の秘密、玄関の向こうの闇、男と女の時に微妙な時にあからさまな駆け引き…ワカララナイながらにドキドキしながら毎週観ていた。テーマ曲はトルコの戦鼓舞曲?だったか…ターンタッタタン!(タカタッタ)×αのリズムが脳裏に焼き付いて離れず。人生で初めてパソコンを買った際に怖々インターネットで物は試しと検索し、前記の曲がなんたるかを知ったのでした。メモして新宿の丸井地下に出来たヴァージンメガストアで手に入れた思い出が。演っていたバンドのLIVEで暫くオープニングに無断使用していた。このドラマ版と"岸辺のアルバム"は解体していった我が血族に重なり、八千草薫のステキなおでこと共に、わたしの内側に刻まれている。
3.大竹しのぶと桃井かおりの直接対決熱い巻子役だった八千草さんが母なのも熱いドラマ版もみたいなあ
4.どうしても名作ドラマと比較してしまうので評価されにくい。ドラマのパート1、パート2をコンパクトにまとめているので、人物の描き方が浅いし、印象的なシーンやセリフを切り刻んでごちゃごちゃにしている。配役の妙はあるが、中村獅童の役だけは邪魔。音楽は印象的なジェディンダダンには敵わないが、ラジオのようにもいい。
5.女でなくても人は誰しも「阿修羅」な部分少しは持っているよね、と思いながら観賞。懐かしい昭和の生活を垣間見ることができ、最後の姉妹の楽しげな団らんが微笑ましかったです。
上映日 | 2010年06月05日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 106分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | 中島哲也 |
脚本 | 中島哲也 |
原作 | 湊かなえ |
主題歌/挿入歌 | レディオヘッド |
出演者
松たか子、木村佳乃、岡田将生、西井幸人、藤原薫、橋本愛、天見樹力、一井直樹、伊藤優衣、井之脇海、岩田宇、大倉裕真、大迫葵、沖高美結、加川ゆり、柿原未友、加藤果林、奏音、樺澤力也、佳代、刈谷友衣子、草川拓弥、倉田伊織、栗城亜衣、近藤真彩、斉藤みのり、清水元揮、清水尚弥、田中雄土、中島広稀、根本一輝、のん(能年玲奈)、野本ほたる、知花、古橋美菜、前田輝、三村和敬、三吉彩花、山谷花純、吉永アユリ、新井浩文、山口馬木也、黒田育世、芦田愛菜、山田キヌヲ、鈴木惣一朗、二宮弘子、高橋努、金井勇太、野村信次、ヘイデル龍生、吉川拳生、成島有騎、小野孝弘、三浦由衣、前田想太
感想・評価
1.こういう映画好きだな〜最初から最後まで映像感やストーリーに重さがあるんだけど、「命の重さ」がちゃんと軸になってるから色んな人視点で物語が進んでもどこか一貫性を感じる。自分的には冒頭の森口悠子先生による「告白」が1番好き。騒がしい教室の中で先生が話している様子も、先生の話が進むにつれて教室が静まり返る様子も、ぶっとんだ話を淡々と話していく先生の心を無くした様な様も物語の方向性を付ける上でとても重要な役割を果たしていると思う。
2.狂ってるけど、人間の欲望が分かりやすく描かれていると思う。誰しも承認欲求があることを殺人を通して描いてるのかなー。
3.構成が素晴らしい。展開が早くてあっという間に終わった。最後 綺麗に復讐してくれて 胸糞感が緩和。サスペンスホラー好きだ!
4.不快。でもそれこそが湊かなえワールドなんだろうな。しりませんけども#懐古シリーズ
5.昔観たけど内容を忘れかけてるからまた観たい。中毒性がある気がする。ただし観るには精神力が必要。
原題/別名:SWING GIRLS
上映日 | 2004年09月11日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 105分 |
ジャンル | 青春 |
スコア | 3.6 |
監督 | 矢口史靖 |
脚本 | 矢口史靖 |
あらすじ
『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督、上野樹里が主演を務めた作品。食中毒で倒れた吹奏楽部のピンチヒッターとして結成された落ちこぼれ女子高生たちがジャズバンドの魅力にひきこまれ、成長していく物語。
出演者
上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、豊島由佳梨、平岡祐太、あすか、中村知世、根本直枝、松田まどか、水田芙美子、関根香菜、辰巳奈都子、中沢なつき、前原絵理、長嶋美紗、あべなぎさ、金崎睦美、竹中直人、白石美帆、小日向文世、渡辺えり(渡辺えり子)、谷啓、金子莉奈、桜むつ子、眞島秀和、三上真史、福士誠治、高橋一生、田中要次、徳井優、木野花、大倉孝二、西田尚美、菅原大吉、谷本和優、小形雄二、江口のりこ、佐藤二朗、森下能幸、宝井誠明、坂田聡、岩佐真悠子、森康子、林田麻里、武田祐子
感想・評価
1.久しぶりに鑑賞。高橋一生がでてたんですね。江口のり子や眞島秀和なんかも。純粋にジャズいいなあと思いました。
2.子供のときから何回観たかわからない、いつ観ても楽しい〜〜〜ジャズいいな〜〜特にMake Her MineとSing Sing Sing前のドラムソロが大好きすぎて多分そこ100回は観てる
3.音楽とか歌って、無条件に元気もらえるし、そこに青春(恋愛でない)が絡むともう大好きです。人生楽しんでる学生最高!
4.大好きな部活の先生にこの映画教えてもらって、シングのトランペットソロ?とかクラで吹かせてもらったりしたから思いれある映画?楽器未経験の女優さんたちが4ヶ月ぐらいで超カッコいい演奏しちゃうの凄すぎる、ジャズいいなああと高橋一生ユーフォに吐かないで〜〜笑
5.大好きな映画の一つ。この先、彼女たちと彼は音楽の道に進むわけじゃなくても、あの時あの瞬間の輝きみたいなものは一生の宝物だろうなと思う。名前のない脇役に今テレビでよく見る俳優さんがたくさんいらっしゃるのでそこを探すのも楽しい。
上映日 | 2017年09月09日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 124分 |
スコア | 3.4 |
監督 | 是枝裕和 |
脚本 | 是枝裕和 |
あらすじ
勝利にこだわる弁護士重盛(福山)が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所)。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を一つ一つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく―。心揺さぶる法廷サスペンス。
出演者
福山雅治、役所広司、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功
感想・評価
1.なんか最後結論付けず問いかける系の映画むしゃくしゃする。大人の世界って嫌だなーって思いながら見てたら終わってました。
2.重い話プラス、最後は視聴者の感じ方で的な終わり方でモヤッとする…?
3.出演陣が強すぎて素晴らしかったストーリー云々とかより、演技と映像含む映画としての完成度の高さを堪能する作品面会ガラス越しの福山雅治と役所広司の対面シーンすごい良かった
4.240作品目。レビュー970作品目。『三度目の殺人』 監督:是枝裕和 主演:福山雅治 興業収入:日 14億6000万円 製作費:未記載勝利にこだわる弁護士・重盛が、やむをえず弁護を担当することになったのは30年前にも殺人の前科がある三隅であった。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから“負け”が決まったような裁判であったが、三隅に会うたびに重盛の中で確信が揺らいでいく。どんなに会話を重ねても三隅からどうしても動機が見えてこない。もし彼が犯人だとしたら一体どんな理由で社長を殺したのか…。役所広司の凄さ。是枝監督の作品は好きだが、この作品はあまりはまらなかった。
5.福山雅治の弁護士の役も良かったし、役所広司の犯人の役も良かった。キャストのいいとこが全部出てた。内容は決して明るいものでは無いし重いもんだけど
上映日 | 2007年04月14日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 142分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | 松岡錠司 |
脚本 | 松尾スズキ |
原作 | リリー・フランキー |
主題歌/挿入歌 | 福山雅治 |
あらすじ
九州の小倉。変わり者のオトンはボクが小さい頃から別居していて、15歳で家を出るまでボクはオカンと共に暮らしていた。やがて故郷を離れボクは東京の美大に通い、オカンにあらゆる迷惑をかけ続けながら、ぐうたらな生活を続けていた。だが、ようやく「ボクの最低の底もつき」、ついに仕事を始める。やがて、ボクは食えるようになり、オカンを東京に呼び寄せる。オカンと共にはじめて手にした我が家。気兼ねなく暮らし、オカンはボクの友達にも飯を振る舞い、楽しい生活が始まった。ところが、オカンの身体はガンに冒されていたのだった……。
出演者
オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、松たか子、小林薫、冨浦智嗣、田中祥平、谷端奏人、渡辺美佐子、佐々木すみ江、原知佐子、結城美栄子、猫背椿、伊藤歩、勝地涼、平山浩行、荒川良々、辻修、寺島進、小島聖、吉本菜穂子、光石研、千石規子、仲村トオル、土屋久美子、小泉今日子、板尾創路、六角精児、宮崎あおい、田口トモロヲ、松田美由紀、柄本明、田中哲司、塩見三省、岩松了、江本純子、安藤玉恵、栗原瞳、麻里也、竹下玲奈、小林麻子、ぼくもとさきこ
感想・評価
1.だいぶ前に観た。樹木希林の若い頃の人が似過ぎててめちゃびっくりしたのは覚えてる、、
2.こういう激しい盛り上がりのない淡々とした映画好き。オダギリジョーも好き。田舎から出てきてだらけてるけど東京にはなんかあるってずっと信じてる、っていう感覚は、わからないでもないけど、、成功者だからこそこういうものが描けるのかなって気もする。
3.何か大きな感情の起伏は表に出さず淡々と進み、しかしそれ故にオカンの息子に対する大きな愛と暖かい眼差しを感じ取ることができた。普段は当たり前に見えていて忘れてしまっていることを思い出させてくれる素敵な映画だった。
4.樹木希林さんもオダギリジョーも好きな俳優さんなので、「これは絶対に観ないと」と思って前々からクリップしていたら、アマプラで見放題終了するとのことでやっと鑑賞しました。邦画は久しぶり。始まって早々に「あ、これ泣いちゃうな」と思っていたら予想通り、中盤あたりからうるうるし始めて終盤にはもうボロ泣きでした。オカンが痛みに悶えているシーンは本当に観てて辛い。私がまだ経験していないことばかりの物語だけど、もしこの先私の母が…なんて今不安になったってどうしようもないことを考えて悲しく、寂しくなってしまう。経験したことないからこそ、泣いちゃうのかな…オカンはボクにとってだけではなく、ボクの周りにいるひとにとってもオカンなんだなあと。その関係性がとても素敵で、オカンに救われたひとが沢山いた。オカンの若い頃を演じた俳優さん、やけに樹木さんに似ているな~と思っていたら、実の娘さんだったんですね。全く知らなかったので驚きました。ジャケットにもなっている、ボクがオカンの手を握って歩くシーンが一番好きです。
個人的にはボクの高校からの友達の平栗がツボで、ほんのちょびっとだけ登場した宮﨑あおいちゃんが可愛かった。これは親子の話ですが、樹木さんが私の祖母と顔がよく似ているせいでどうしても重ねて観てしまい、余計悲しくなっちゃいました(と言っても私の祖母は病気知らずなんですけどね)。私の親戚が小倉に住んでいて、幼い頃はよく泊まりに行っていたので、なんだか懐かしい気持ちにもなりました。ちなみに、私はスカイツリーよりも東京タワーが好きです?⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰⋱⋰ ⋱⋰ 2021年の投稿はこれが最後になりそうなので、フォロワーの皆さまにご挨拶を❣️皆さま、今年はお世話になりました。2021年はコロナ禍で窮屈な毎日を送っていたところ、映画鑑賞にハマり、Filmarksを始めて沢山の方々と出会えたり、様々な作品を鑑賞して知識が豊かになったりと制限されながらも有意義な生活を送れた、とても素敵な一年でした?もちろん大変なことのほうが多いですし、2022年を迎えてもこの状況はそう簡単には変わらないと思いますが、どうか皆さまが何事もなく健康に過ごせますように?来年もよろしくお願いします?皆さま、良いお年をお迎えください?
5.主人公のボクは小さい頃、オカンに連れられて暴力をふるうオトンと離れて暮らした。叔母の世話になりがら、オカンは叔母の店で働くようになる。ボクは高校生になり、遠くの高校に進学、その間ずっとオカンは仕送りをしてくれていた。大学は東京の美術大学に進学し、卒業後はしばらくプラプラしていたボク。仕送りがあるのにもかかわらず、借金まで作ってしまいそうになったボクは生活を改め、イラストレーターとして働くようになる。しかし、そんな日々が続いた矢先、オカンががんに侵されていることを知ったボクは、オカンと東京で暮らし始める。しばらくして入院せざるを得なくなったオカンは、抗がん剤の副作用で苦しむようになり―――。涙無しでは見られない作品。原作者とオダギリジョーさんが似ても似つかないけれど、オカンの樹木希林さんがもう、ダメね、いい意味で。しかしながら、普通に親に愛されて育った人にしか刺さらない作品かもしれない。CSでもなかなか放送されないし、地上波放送もないのでDVD買わざるを得ない。でも見たら必ず目を真っ赤にするので覚悟がいる。翌日、目が腫れてもいい日限定。個人的邦画BEST3作品。
上映日 | 2016年08月26日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 107分 |
ジャンル | 恋愛、アニメ |
スコア | 3.8 |
監督 | 新海誠 |
脚本 | 新海誠 |
主題歌/挿入歌 | RADWIMPS |
あらすじ
千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーーーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢……。」一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだー。彼らが体験した夢の秘密とは?
出演者
神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、成田凌、悠木碧(八武崎碧)、島﨑信長(島崎信長)、石川界人、谷花音、花澤香菜
感想・評価
1.音楽も相まってバランスの良い作品だと思った。最後まで見応えのある作品でした。
2.「みつは!!!」「たきくん!!!!」あああああ、綺麗やったな、、、
3.こんなにアニメーション映画で泣いた作品は今までなかったです。エンドロールでこんなに涙が止まらない作品に出会ったの初めてでした。すべてのバランスが良すぎです。映像美、曲、声、やりとり、流れ、脇役の個性、どれも素晴らしいです。作品を観終わっても曲を聞けば気づくと涙が出てしまう作品でした。みんな生きててよかった。3年前に会いにきてたこと、なんだか嬉しかったです。2人の想いがつながっていた事がとても幸せになりました。つなぐこと、つながること、つながっていることがこんなにも大切なことで奇跡なんだと思いました。みんながどこかでつながっているから、今があるんだって、すごく幸せなことだと思います。そして、会ったこともないのに、そばにいれないのに、手さえも触れることができないのに、ここまで信じ続ける事ができる2人に僕は深く自分の弱さに気づかされました。こんなに強い2人になりたいなと思います。ラストに2人が出会え、お互いの名前を知ることができ、これから2人が触れ合える時間が動き出せることに応援します。もっと早くに出会って欲しかった2人これからの2人だけの楽しい時間で沢山の思い出を積み重ねて2人には幸せになっていって欲しいです。君の名は にありがとうです。
4.アニメでいちばん。作画やばい。そして圧倒的挿入歌。見れば見るほど良さがわかる。#君の名は#新海誠
5.新海誠さんがファンに受けるために考えて自分のエゴを押し殺して作った作品だと思ってます。実際面白い。アニメ映画で一番好きかも
上映日 | 2019年02月22日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 106分 |
スコア | 3.5 |
監督 | 武内英樹 |
脚本 | 徳永友一 |
原作 | 魔夜峰央 |
あらすじ
かつて埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受け、身を潜めて暮らしていた。ある日、東京でトップの高校・白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美(だんのうらももみ)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(あさみれい)と出会う。互いに惹かれ合うも、実は麗が埼玉県出身だったと知る百美。そして、東京と埼玉の県境で引き裂かれる2人。まさに埼玉版「ロミオとジュリエット」とも呼べる愛の逃避行と、その中で埼玉県解放を成し遂げるべく戦いを挑んだ者たちの革命の物語である。
出演者
二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザー・トム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌、間宮祥太朗、加藤諒、益若つばさ、中尾彬、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、京本政樹、JAGUAR(ジャガー)
感想・評価
1.最後まで埼玉バカにされ続けるのかと思ったら最後ちゃんと尊敬されてて良かった笑県民愛大切
2.埼玉県民には誇りがある〜〜〜!⛰のシーンで広島県愛マシマシになりました✌?
3.元埼玉県民として、めっちゃディスられてるけど全然面白いし、映画館でかなりの人が笑ってくれていて、なんだか誇りに思えた笑
4.公開当時、色々あって元気がなかった母を連れて観に行きました。母が笑ってくれて嬉しかったです。最初から最後までおバカなことを、全員が真剣に演じてるのでさらにおもしろいです。
5.埼玉県民なので細かいネタが楽しかった。ただ、これはBLだということをもっとちゃんと描いて欲しい。
原題/別名:Departures
上映日 | 2008年09月13日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 131分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.7 |
監督 | 滝田洋二郎 |
脚本 | 小山薫堂 |
主題歌/挿入歌 | AI |
あらすじ
日本初!アカデミー賞外国語映画賞受賞!本木雅弘自ら企画して実現したという本作。納棺師という特殊な職業、それを支える周囲の葛藤…静かながら熱のこもった出演陣の芝居は必見!久石譲の音楽が美しい世界観に寄り添います。
出演者
本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、吉行和子、笹野高史、杉本哲太、峰岸徹、山田辰夫、橘ユキコ、橘ゆかり、朱源実、石田太郎、小柳友貴美、岸博之、宮田早苗、大谷亮介、星野光代、諏訪太朗、奥田達士、内田琳、鈴木良一、ト字たかお、藤あけみ、山中敦史、樋渡真司、白井小百合、坂元貞美、大橋亘、飯森範親
感想・評価
1.他人だった存在が死してようやく「父親」となれた瞬間、主人公も父親も報われたと思う。毎年贈り合おうと約束して結局たった最初で最後になってしまった石文、きっと父親は記憶の中で微笑んでる息子と、大きくなった今の息子を思いながら、 何度も握りしめていたんじゃないかな。親から見たら、子供はいくつになっても、どんな姿になっても子供だと思うから。
2.これはこれは良い映画や〜ほんまに色々と思い出してグッと来すぎて大変やった人生長く一緒に過ごす人には絶対に観てほしいと思ったコミカルで笑えちゃう場面も多い
3.良かった死とは門なんだ。納棺師はバカにされる職業では無い。
4.「死」がテーマのこの作品は、どのシーンでも前が見えませんでした。笑って見送る人、泣き叫んで見送る人…。その故人にはもちろん一度きりしか無い儀式ですが、その一度を華やかにする納棺師の仕事っぷりは、素晴らしいと思います。本木さん山崎さんの所作が大変美しく、撮影にあたり苦労されたのだと感じました。山形の情景も春夏秋冬四季折々が楽しめました。久石譲さんの曲もとてもマッチしていて。
上映日 | 2018年06月08日 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.9 |
監督 | 是枝裕和 |
脚本 | 是枝裕和 |
あらすじ
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。
出演者
リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、城桧吏、佐々木みゆ、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、片山萌美、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林
感想・評価
1.めっちゃ泣いたー。私の価値基準では考えられない、「幸福」で「平和」な世界がこの映画の中で描かれていた。正論を振りかざして生きる人間にならないように気をつけたい。安藤サクラがとんでもなくよかった。
2.いろんな社会問題を提起している内容。他人事ではなく、一社会人として考えさせられた
3.ダークだから少し心も暗くなるけど、面白かった。誘拐と言っても、死にそうになった子を助けたわけだし、子供たちも幸せだっただろうに、犯罪になってしまう…血が繋がってなくても、愛に似た心を感じたからこそ、このままではいけないと感じて、祥太が偽装家族を解体した結果的にみんな幸せになったわけではないし、辛いだろうけど、いずれあの選択をしてよかったと思ってほしいと感じる。
4.演技が皆さん上手くて、逆に演技をしていないように感じた。この先どうなるんだろうと思う所もありますが、この作品はそれで良いと思えます。
5.ごめんなさい好みじゃなかった良さがよくわかりませんごめんなさい
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