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日本アカデミー賞 最優秀外国作品賞 受賞作品。これまでにポン・ジュノ監督のパラサイト 半地下の家族や、ロバート・デ・ニーロが出演するジョーカー、ボヘミアン・ラプソディなどが受賞しています。
原題/別名:MONSTER'S BALL
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 113分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.5 |
監督 | マーク・フォースター |
脚本 | ミロ・アディカ、ウィル・ロコス |
出演者
ビリー・ボブ・ソーントン、ハル・ベリー、ピーター・ボイル、ヒース・レジャー、ショーン・“P.ディディー”・コムズ、モス・デフ、マーカス・ライル・ブラウン、ミロ・アディカ、ウィル・ロコス
感想・評価
1.すっぴんに近いハルベリーが良いね。タイトルは原題代えない方がいいのになぁ
2.うーーん。主人公がいきなり改心したのがいまいち腑に落ちなかったな。人が死ぬのも突発的でえ?てかんじで集中できなかった。こんな簡単に改心できるなら差別なんてすぐなくなるよな。女に優しくするのは自分が気持ちいいからだろ。優しくできる俺、って。最後の女の感情はどういったものだったんだろうか…。
3.人種差別主義者で死刑囚監房の看守のハンクが、最後に死刑執行した囚人のアフリカ系アメリカ人の妻と恋に落ちる傍ら自分の態度を改めていく。ハンクとレティシアのそれぞれの家族の死をきっかけに、複雑な感情が渦巻く中で、あたかも恋愛映画のように見せ掛けているが、どうもしっくりと来ない。お互いにやりきれない気持ちがありながらも息子の死で人種差別への考え方が急に変わったハンクがズルいなと感じた。本当の愛なのかも疑わしい気もする。レティシアも結局はハンクを頼るしか生きるすべはなく、優しさに負けたような気もして、何となく成立してしまったような愛への共感は難しかった。
4.原題は"Monster's Ball"(死刑執行前に行う看守達の宴会)。邦題は「チョコレート」で、原題とかけ離れているのでやや違和感がありますが、白人男性と付き合う黒人女性を指すスラングや、作品中のチョコレートバーやアイスを想起させるようなタイトルになっています。人種差別的主義者の死刑囚棟の看守の男性と、死刑囚の妻の関係に焦点を当てた物語。Halle Berryが黒人女性として初めて(そして現時点では唯一?)アカデミー賞主演女優賞を受賞した作品として前から気になっていましたが、その評価通り素晴らしく、喜怒哀楽の間の複雑な感情にも深く入り込む演技に圧倒されました。Billy Bob Thorntonは典型的なレッドネックを演じていますが、その中でも内なる葛藤や迷いを秘めたある意味繊細な男性像を見事に捉えています。Heath Ledgerもスクリーンタイムは少ないですが、素直であるが故に憂い苦しむ息子役として流石というクオリティ。内容的にも大人向けの映画ではあり、また登場人物が結構あっけなく死んでいくので少し拍子抜けしてしまうところもありますが、構成や台詞一つ一つが良く練られた作品だと思いました。最後にHankの正体を知った後、Leticiaが複雑な感情に浸り静かに笑みを浮かべ、共にアイスを食べながら星空を見上げる終わり方が良かったです。
5.この時代、黒人は生きずらかった。旦那が死刑囚で、肥満体の子供を持つクリスタル。いろいろ不幸な目に合うが、白人の看守であるハンクと出会い、悲しみを乗り越えていく話。人種差別がベースとなっていると聞いて鑑賞。黒人が露骨な人種差別を受けているのが描かれていた。大人な作品で、私はあんまりハマらなかったかなぁ〜。
原題/別名:Sully
上映日 | 2016年09月24日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 96分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.9 |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | トッド・コマーニキ |
あらすじ
2009年1月15日、極寒のニューヨーク。160万人が住むマンハッタン上空850メートルで突如起こった航空機事故。全エンジン完全停止。制御不能。機長は高速で墜落する70トンの機体を必死に制御し、目の前のハドソン川に着水させ乗員乗客155名全員無事に生還させる。着水後も浸水する機内から乗客の避難を指揮した機長は国民的英雄として称賛される。だがその裏側では彼の判断をめぐり国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われてた…。
出演者
トム・ハンクス、ローラ・リニー、アーロン・エッカート、オータム・リーサー、ジェリー・フェレーラ、サム・ハンティントン、クリス・バウアー、ホルト・マッキャラニー、マックス・アドラー、ヴァレリー・マハフェイ、トレイシー・チモ、ゲイリー・ウィークス、ブランドン・バン ブリエット
感想・評価
1.パイロットカッコいい。今後飛行機乗る時はもっとリスペクトの気持ちを持って利用しよう。
2.シミュレーションでもな完璧な結果機長、副機長の判断力が素晴らしかった!最後の言葉笑えたし、実際の方たちの表情や言葉も見れて本当によかった。
3.キャプテン達の覚悟と責任感かっこよかった。実話をありのままに伝える作品ではなく、実話を上手く料理した娯楽作品として、完成度はとても高いと思う。
4.旅客機がハドソン川に着陸し、全員無事に救出された実際の出来事を機長を主人公に描かれる。そのため、原題は「サリー」と機長の名前となっている。離陸から川に着陸するまでのわずか数分の出来事を色んなものをかき集め、2時間の作品としてまとめたのはすばらしい。トムハンクスが実際の機長に似ていて、いい味を出している。ずっと何かボーっとしていて、マヌケな感じで描かれ、もしかして判断ミスがあったのではという物語としての引っ張りがあるが、演出ではなく実際に事件後はあんな感じだったらしい。日本だったら真冬の隅田川に着水するようなもので、たしかに全員無事だったのは奇跡的なことだと思う。
原題/別名:The Last Samurai
上映日 | 2003年12月06日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 154分 |
ジャンル | アクション |
スコア | 3.5 |
監督 | エドワード・ズウィック |
脚本 | ジョン・ローガン、エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコヴィッツ |
あらすじ
明治維新後の日本、押し寄せる近代化の波の中、勝元はサムライの時代の終わりを察知していた。しかし勝元は戦わずして去るつもりはなかった。日本初の近代的軍隊を訓練する教官としてオールグレンを雇った時、二人の戦士の運命がひとつに重なる。
出演者
トム・クルーズ、ティモシー・スポール、渡辺謙、ビリー・コノリー、トニー・ゴールドウィン、真田広之、小雪、小山田真、池松壮亮、中村七之助、菅田俊、福本清三、原田眞人、松崎悠希
感想・評価
1.ラストサムライ2003/エドワード・ズウィック侍の時代の終わり。一つの偉大な時代の終わりに、敵兵士は攻撃の手を止め、全員が頭を垂れる。彼らも元は侍の精神を持っていたのだ。甲冑で身を包み馬に乗って走る最後の侍たちと、洋服に鉄砲、大砲を携え迎え撃つ近代国家軍の戦うシーンは異様だった。まさに一つの国の中で時代同士が戦っている。欧米から輸入した付け焼き刃の武装で敵うはずのない、継ぎ足されてきた戦法と伝統の精神。かつて日本に実在したその精神は、母国での戦いに疲弊した米国人将校の「殺しを恥じる心」まで揺さぶり、真っ直ぐな剣で貫く。自分に厳しく、勤勉で、他者を敬う心があり、季節を慈しむサムライの姿は特異で高潔だ。しかし、その精神は武道の世界で未だ燃え続けているようにも思う。旅館や茶道でも同様だ。小雪さんの多くを語らず黙って耐え、瞳では真心を語る姿は武士の娘そのものだった。天皇は最後英語で喋る必要あったのか?そこだけは疑問。音楽は『インターステラー』のハンスジマー。和の楽器を取り入れつつ時代のうねりを表現していて、日本にとどまらず普遍的な変化を語るような音楽だったと思う。
2.大村が大久保で、勝元が西郷をモデルにしている感じですかね。西南戦争がモチーフで。西郷と大久保の世間の評価が表れていますね。私は西郷よりも大久保が好きです。
3.ダンスウィズウルブズ?福本清三さんが渋くてカッコいい!!
4.南北戦争の英雄である主人公(トム・クルーズ)が仕事として訪れたのは遠く離れた東洋の国、日本。鎖国は終わり文明開化を始めたばかりのこの国の兵士に近代的な訓練を施す仕事をしていたのですが、訓練半ばで“侍”による強襲を受けます。銃で武装するも元農民の兵士では戦う覚悟が足らず、用意していた兵隊は全滅。主人公も侍に捕らわれてしまいます。主人公が連れてこられたのは山の向こうにある小さな集落。雪の為に冬の間は山を越えられない為、主人公はしばしの間ここで過ごす事になります。ただ、侍の大将(渡辺謙)の気まぐれか、拘束されず自由行動を許されていた主人公は、言葉も通じぬその地で侍と日本人の文化、言葉、剣術などを学んでいきます。事前情報として聞いていた“侍=野蛮人”というイメージからかけ離れた彼らの姿に主人公は困惑しながらも、それらを言葉ではなく心で理解し、そして春に帰還。侍の大将はアメリカとの不条理な契約を結ぼうとしている事……今までの文化全てを捨てて西洋化する事を否定してはいましたが、天皇陛下への忠義だけは変わらなかった為、陛下からの召集に応じて主人公と共に東京へ。しかし勅令により廃刀を言い渡されますがこれを拒否。自害を迫られるも主人公に助けられ、脱出に成功します。
敵は近代化した兵士100万。対してこちらは200弱。死に場所を求める侍の大将に対してかつて数百人で何万という軍勢を撃退したスパルタ軍の話をし、一つの策を提案します。初撃で敗走を装い、突出してきた敵を強襲する策は成功するのですが、いかんせん数が数。しかも相手には榴弾砲や当時最新だったガトリング砲もあったので結果的には侍側は敗走。その中でまた運悪く生き残ってしまった主人公は天皇陛下に彼らの“死に様”ではなく“生き様”を語り、歴史から姿を消した…というお話。日本人から見れば「かつて持っていた侍の魂が失われる様」をネチネチと見せられる訳なので胃が痛くて仕方のない映画です。史実では日米修好通商条約ホイホイ承諾しちゃってましたし、「どうしてこうならなかった…」と思わざるを得ません。史実はさておき、これはどちらかというとアメリカ人に対して非常にメッセージ性の強い映画だと思います。なんたって主人公は南北戦争の英雄。先住民であるインディアンを倒している軍人です。それも戦闘員ではない民間人も虐殺している訳ですから、相手が野蛮人とでも思ってないとやってられません。この映画はインディアンを“侍”に置き換えた作品、だと思いました。それに対してどういう感想を抱くか、という“答え”はこの映画には載っていないのですが、おそらくこの映画を見て感じた事が“答え”だと思います。
5.日本人の美学生き様と死に様文明の保存と進化義理と人情と忠義考えさせられるものがありました。
原題/別名:Joker
上映日 | 2019年10月04日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 122分 |
ジャンル | ドラマ、クライム、スリラー |
スコア | 4.0 |
監督 | トッド・フィリップス |
脚本 | トッド・フィリップス、スコット・シルヴァー |
あらすじ
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか? 切なくも衝撃の真実が明かされる!
出演者
ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、サジ・ビーツ、フランセス・コンロイ、マーク・マロン、ブレット・カレン、グレン・フレシュラー、ジョシュ・パイス、シェー・ウィガム、ブライアン・カレン、ビル・キャンプ、ダグラス・ホッジ、イザベラ・フェラーリ、デイビット・イアコノ、マンデラ・ベラミー
感想・評価
1.貧困や差別で有名コメディアンを目指すアーサーをあそこまで悪になっていく様は圧巻の一言です。
2.重過ぎるくらい重かったし、ダークナイト観てないけど、ストーリーは楽しめた。
3.現実と妄想が入り乱れる演出が非常に良く、ジョーカーの不気味さが伝わる映画でした。社会に不満を持ち、生きづらさを抱えている人には共感できるところがあるのではないでしょうか。
4.初めから悪人の素質があったのか、環境が悪人にしてしまったのか。人が狂っていく、、ジョーカーになっていく様をこれでもかと見せつけられた。ただのバットマンのスピンオフではない「狂気」の映画だった。
5.途中何度か休憩しながら見ました。誰か助けてあげてと切望すると同時に、狂気が理解できない気持ちが噛み合わず最後まで気持ち悪かったです。見終わってから何日か過ぎていますが、自分も同じ立場だった時、同じように悪に飲まれるかも知れないという不安が時折湧いてきます。最後の方に笑顔を見せるアーサーは心から笑ってる様に見え、こんな事で笑顔になってほしくなかったと辛くなりました。しかし、ラストのジョーカー然とした姿は魅力的で鳥肌が立ちました。決して犯罪を肯定するわけではありませんが。
原題/別名:Letters from Iwo Jima
上映日 | 2006年12月09日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 141分 |
ジャンル | ドラマ、戦争 |
スコア | 3.6 |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | アイリス・ヤマシタ |
あらすじ
2006年、硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか--。
出演者
渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、松崎悠希、中村獅童、裕木奈江、ルーク・エバール、マーク・モーゼス、ロクサーヌ・ハート、尾崎英二郎
感想・評価
1.父親たちの星条旗を観て鑑賞しました。硫黄島で戦う日本兵たちの話。約80年前でもやっぱり戦争は怖いし、嫌だなし帰りたい。戦争がいかに普通の人々にとって無駄かが感じれた。「無駄死にしたくない」という言葉が、当時は戦争教育を受けて玉砕が奨励された中ですごい重い言葉かが周りの言動、行動でわかる。サムの手紙を読むシーンで、日本兵が米兵にも母がいて故郷があることを知った時の感じが涙が止まらなかった。渡部謙や二宮和也の演技はピカイチだし、中村獅童はいかにも戦中の日本人みたいな頑固さが演じられててすごかった。戦争映画としては結末がわかってるとはいえ、是非観た方が良い作品。
2.渡辺謙のセリフ突き刺さった靖国参拝しようかな俺がしても外交問題になんの影響もない
3.クリントイーストウッドやから、もっと分かりやすく手紙の内容とかで泣かせにかかるのかと思ってたけど、日本兵たちの手紙の内容はほとんど明かされず。でも平凡でわずかに希望を乗せていて、それでいて不安で堪らないだろう内容は僭越ながらに想像してみたりした。途中までこれは誰の方を向いていて何を伝えたくてできた映画なのか?と懐疑的やったけど、父親たちの星条旗も作ったからこそフェアだな。そっちも見たい。アメリカ兵の清水への仕打ち、一番嫌なシーンやった。戦争の厭さをぎゅうっと凝縮したようなシーン…戦いの熾烈さとか、自分の歴史認識の甘さをすごく感じたのでまたしっかり勉強したいな。戦争ものでよくある、上官とかが戦前アメリカと縁が深かったみたいな描写。個々の兵隊のことを思うと、歪で悲しくて嫌になる。はあ、戦争はあかん
4.学生の頃授業で観た時、セリフが聞き取りづらいし画面も暗くて見えにくいと思った。改めて観て、暗さは機器のせいだったのか気にならなかったけど、やっぱりセリフが聞き取りづらい…そういう演技指導だったのかな?ほぼ日本語の作品なのに、日本語の字幕つけて鑑賞した…こんなの初めてだ。関連書籍を読んだことがあるから、この先どうなるかわかってた。わかってるのに、辛い。日本人が酷いことをされているシーンを観ると憤りを感じるけど、父親たちの星条旗も鑑賞済みなので、アメリカ人が日本人にされたことを思うと、とても複雑な気持ちになる。時代に翻弄されて憎しみあっただけで、各々の国民自体が悪かったわけではないんだよね…戦争が良かったとは思わないけど、どこの植民地ともならずに今現在日本が国として存在しているのはあの時戦ってくれた人たちのおかげだ、と私は考えているので、硫黄島の人々を始めとする先人たちのことは決して否定してはいけないなと、改めて思った。
5.戦争系の映画観ると、ありがちではあるけど今って良い時代なのだなと思う。硫黄島での戦い、アメリカ軍も日本軍もすごい恐怖を感じながら生きるために相手を殺していたんだろうな。そう思うと、戦争って心の底から意味が分からなすぎるし、もう絶対起きてはいけないもの。アメリカ軍のサムが持ってた手紙を読むシーンよかった。みんなただただ穏やかな日々が欲しいのは一緒。それが権力のために民間人まで争いに巻き込まれて、彼らは人殺しになって本当に悲しい。だけど起こってしまったことはもう変えられないし、手紙が家族の元に届いた事だけは小さな希望だと思う。
原題/別名:The Dark Knight
上映日 | 2008年08月09日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 152分 |
ジャンル | サスペンス、アクション、クライム |
スコア | 4.2 |
監督 | クリストファー・ノーラン |
脚本 | ジョナサン・ノーラン、クリストファー・ノーラン |
あらすじ
ゴッサム・シティーに、究極の悪が舞い降りた。ジョーカーと名乗り、不敵に笑うその男は、今日も銀行強盗の一味に紛れ込み、彼らを皆殺しにして、大金を奪った。しかし、それは彼が用意した悪のフルコースの、ほんの始まりに過ぎなかった…。
出演者
クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、マイケル・ケイン、マギー・ギレンホール、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、モニーク・ガブリエラ・カーネン、ロン・ディーン、キリアン・マーフィ、チン・ハン、ネスター・カーボネル、エリック・ロバーツ、リッチー・コスター、アンソニー・マイケル・ホール、キース・ザラバッカ、コリン・マクファーレン、ジョシュア・ハート、メリンダ・マックグロウ、ネイサン・ギャンブル、マイケル・ジェイ・ホワイト、ウィリアム・フィクナー、マシュー・オニール、エディソン・チャン、マイケル・ストヤノフ、デヴィッド・ダストマルチャン
感想・評価
1.先日、民放で放映していたので、久しぶりに《ダークナイト》を鑑賞。主役のバットマンが霞んで見えるほどの圧倒的存在感、それがヒース・レジャー演じるジョーカー。約2時間30分弱、気付いたときには映画というか、“ジョーカー”に、引き込まれている自分がいた。時折、織り交ぜられたヒース・レジャーのお茶目なアドリブが怖いジョーカーをより引き立たせる。そんな魅力あるジョーカーがどのように誕生したのかは、4日公開の映画『JOKER』で明らかになる
2.ジョーカーの演技がすごい敵役が魅力的な作品は引き込まれる映像もかっこいいしストーリーも好きシリーズで1番良い
3.ジョーカーのターンと損傷した顔面が映る時間をもう少し減らしてもいいと思った。
4.2も安定の面白さ?誰もが知ってる悪役ジョーカーの登場で面白くないわけないね?♂️特に病院爆破のシーンはすごいスケール!色々な人の思惑や感情が混ざり合ってみんなに共感できる作品だと思うそれにしてもバッドマンの武器って全部かっこいいよね?
5.ヒース・レジャーのジョーカーが一度見たら忘れられない 半端ないし怪演すぎるストーリーは「この話は最終的に誰が幸せになるんですか?」状態でなんかベイマックスとかと足して2で割って欲しいと思った 1に引き続き登場人物全員共感できないしゴッサムシティもうむりだよ
原題/別名:The King's Speech
上映日 | 2011年02月26日 |
製作国 | イギリス、オーストラリア |
上映時間 | 118分 |
ジャンル | ドラマ、伝記 |
スコア | 3.7 |
監督 | トム・フーパー |
脚本 | デヴィッド・サイドラー |
あらすじ
アカデミー作品賞主要4部門など、世界各国の映画祭で賞を受賞した伝記ドラマ。吃音症に悩む英国王ジョージ6世が、言語療養士ライオネルの手を借りながら、ナチスドイツとの開戦に揺れる国民を勇気づけるスピーチ挑む。
出演者
コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、デレク・ジャコビ、ジェニファー・イーリー、マイケル・ガンボン、ロバート・ポータル、エイドリアン・スカーボロー、アンドリュー・ヘイヴィル、ロジャー・ハモンド、パトリック・ライカート、クレア・ブルーム、イヴ・ベスト、フライア・ウィルソン、ラモーナ・マルケス
感想・評価
1.やっと見れました!吃音症の王様と言語聴覚士(正式な資格は持ってないけど)の友情の映画だった2人の奥さんもいいんだよねー✨優しい涙が溢れる映画でした。
2.国王ジョージ6世を、悩める1人の人間として描いた作品。吃音症以外にも、ちょっと癇癪持ちだったり完璧じゃない人柄に親近感。でも真面目で信頼できる善人だったに違いない。左利きやX脚を矯正された子供時代。ありのままの自分を否定された気持ちだったろう。自分もなぜか人前で話すのは苦手で、動悸が激しくなり声が震えるので、ジョージ6世の不安な気持ちは多少わかる。自分の話なんか他人にとって価値がないだろう、聞いてもらえないだろうという、根拠のない被害妄想からくる不安。もちろん国王と一般人ではプレッシャーが違うので、一緒にすんなって話しですが、健気に頑張るジョージ6世には共感しかない。とても魅力的な国王だなと思った。
3.想像より遥かに良かった。コリンファースの吃音の演技が誇張しすぎず、なめらかで上手だった。私も一時期、コミュ障と対人恐怖症が酷くて、軽い吃音症になり母によく注意された記憶があります。ジョージ6世のように周りに支えてくれる人がたくさんいるのは本当に恵まれていることですよね、これが実話とは本当に素晴らしい
4.ものすごく盛り上がるわけではないのに、観て良かったと思える映画。
原題/別名:Intouchables
上映日 | 2012年09月01日 |
製作国 | フランス |
上映時間 | 113分 |
ジャンル | ドラマ、コメディ |
スコア | 4.1 |
監督 | エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ |
脚本 | エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ |
あらすじ
フランスの歴代観客動員数で3位を記録したヒューマン・コメディ。車いすの富豪フィリップとその介護者に採用されたスラム街出身の黒人青年ドリスは、正反対ゆえにぶつかり合いながらも、次第に強い友情が育んでいく。
出演者
フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、アンヌ・ル・ニ、オドレイ・フルーロ、ジョセフィーヌ・デ・ミオー、クロティルド・モレ、アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ、シリル・マンディ、サリマタ・カマテ、Absa Diatou Toure、トマ・ソリベレ
感想・評価
1.主人公と性格が対照的なヘルパーとの出会いから始まる心温まる映画
2.フィリップがドリスといるとすごい楽しそうなのがめちゃくちゃ良かった
3.音楽で魅せる映画。ふたりの関係値が暮らしの中で目に見えて深くなっていくのが微笑ましい。身分の違いはあれど友情を繋いでいくには互いに何をもたらし何を残せるかが大事なんだなと感じた。
4.ほっこりする映画パケを見て泣ける映画かと思っていたけど、明るくて笑えるシーンが多いドキュメンタリーみたいな本人達の映像もみたことあるけど素敵だった
5.実話らしい。クラシカルで上品な雇用主の世界と、アースアンドファイアに象徴される主人公の世界の差がよく出ていてわかりやすい。下品で無学でみんなが顔をひそめるような冗談を言う主人公。でも自分を憐れむ目で見ない、と彼を静かに見る雇用主のだんだん変化していく関係が心地よい。文通相手から障害者ということで、ひどい言葉を言われたり振られ方をするんじゃないかと少しハラハラしてしまったけどそんなことはなく、ちゃんといい感じでハッピーエンドを迎えてよかった。
原題/別名:Gran Torino
上映日 | 2009年04月25日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 117分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 4.1 |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | ニック・シェンク |
あらすじ
クリント・イーストウッド監督・主演のヒューマン・ドラマ。朝鮮戦争の従軍を経験し、今は孤独に暮らす気難しい元軍人の男が、近隣に引っ越してきたアジア系移民の家族と交流することで、心の変化が訪れる。
出演者
クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン、アーニー・ハー、クリストファー・カーリー、コリー・ハードリクト、ブライアン・ヘイリー、ブライアン・ホウ、ジェラルディン・ヒューズ、ドリーマ・ウォーカー、ジョン・キャロル・リンチ、スコット・リーヴス、ブルック・チア・タオ
感想・評価
1.ブラックジョークの嵐。全然東洋人が馬鹿にされまくってるんだけど、いちいちセンスすごすぎて笑ってしまう。神父が中世の西洋画のタッチすぎるなと思いながら観てたら途中からそれどころじゃなくなった。ウォルトは一見堅物でとっつきにくいように見えるのに外部ではちゃんと人との繋がりがあって、ただ近しい人と関わるのが苦手なだけなのかなと思うとその不器用さが本当に愛おしかった。ウォルトが教会で人を殺したことを頑なに懺悔しなかったのは、絶対に赦されるべきことじゃないと思っていたから。タオの従兄弟たちに自分を殺させたのは、長期刑にさせてスーやタオたちから物理的に遠ざけるためと、人を殺したことの罪悪感を与えるためなんだろうなと思った。ウォルトは自分の考える一番の苦しみを相手に与えたはずで、それはつまり殺されるより人を殺した罪悪感を背負いながら生きていくことの方が苦しいと判断したということになる。ウォルトはこれまでどれだけ苦しんで生きてきたんだろう、自分は幸せになってはいけないと思いながら生きるのはどんなにしんどかったんだろう。あんなに辛い最期はないと思うけど、あれ以上にウォルトが救われる最期はないとも思う。辛すぎて二度と観たくないけど、今まで観た洋画で一番好きだった。
2.散髪屋とのやりとりバーでの同年代ジイさんとのやりとり工事現場監督とのやりとりどれもダサくてカッコいいストーリーは少し重たかった大事な人を守れなかった後悔を払拭するには、そうするしかなかったのかな…ジイさんになったらもう一度観ようと思う
3.笑えるイーストウッド差別問題を考えるには欠かせないのがイーストウッド。ところで、途中隣の家の娘が黒人の青年らに絡まれるところでイーストウッドが助けに入るのだが、そのときに、どうしたって白人と黒人の権力勾配が入り込むのではないかと思ったのだ(イーストウッドのキャラの問題ではなく)つまりイーストウッドにその気はなくとも、黒人の彼らにとってみれば、なにもしなくても罪を負わされる恐れがあるのだ。と、思っていたが最後があれである。銃を持たざるものが、勘違いされて殺された、アメリカの黒人たちを思い出した。
4.スーの優しさが良かったな。ウォルトとの会話も、女性で、しかも人種違うのに噛み合ってるところが好き。もちろん散髪屋のおじさんとウォルトの罵り合いも最高。モン族の伝統はウォルトにとって伝統じゃないから、モン族の人たちが分からないタオの魅力が彼には分かるんだと思った。逆もまた然りで、ウォルトは親族からは避けられていたけどモン族にはウェルカムされてて、やっぱり関わる人が違うだけで世界がめちゃくちゃ変わるんだと思った。一方タオがギャングを殺そうと考えてる時、ウォルトは違うやり方で解決しようとしていた。自分とは違う信念も魅力的なんだけど、重要な判断は自分の信条に従うウォルト素敵だと思う。たしかに頑固なおじいさんではあるけど、そうなったのには色々な理由があって、本当は誰かを助けたり守ったりする事に喜びを覚えられる人。人と距離を置こうとする人とか、自分のことばっかり考えてる人とか、一見嫌な感じだけど、それだけがその人の全てではないし、人の幸せを喜べる一面だってある、又はあったのだろうと思う。そういうの部分を簡単に奪っていくのがこの世界だろうから、人の優しさを引き出せるスーのような人で在りたいな。ウォルトは最初から、ギャングを刑務所に入れる事でタオ達を守ろうとしていたのだと思う。死ぬ覚悟でライター取り出したんだろうな。最後に守りたいものを守って逝くことができて、ウォルトは幸せだったんじゃないかとも思うな。
5.感想①主人公について②自分の思い違いが世の中にはあること①過去の栄光を心に持ち続け頑固なところもあるが、情に厚いところ、責任感があるところ、心の寛容さが硬派。ラストも男らしくて、悲しいけどスカッとした。②まず相手に心を開いてもらうためには考えを決めつけない。相手のことを知り、寄り添うべき。例えば、・息子たちが主人公にプレゼントするシーン。・主人公がタオの家に招かれるシーン。・タオが主人公の家にお手伝いへ行くシーン。
原題/別名:American Sniper
上映日 | 2015年02月21日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 132分 |
ジャンル | アクション、ドラマ、戦争 |
スコア | 3.9 |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | ジェイソン・ホール |
あらすじ
米軍史上最多160人を射殺した男。国を愛し、家族を愛し、それでも戦場を愛した男――。ある日、9.11の惨劇を目撃したクリス・カイルは、自ら志願し、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊をする。イラク戦争のさ中、クリスが命じられた任務は「どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること。」その狙撃の精度で多くの仲間を救ったクリスは“レジェンド”の異名を轟かせるほどになる。しかし、彼の腕前は敵の知るところとなり、“悪魔”と恐れられ、その首には2万ドルの賞金を掛けられ、反乱兵たちの標的となってしまう。一方、クリスの無事を願い続ける家族。平穏な家族との生活と想像を絶する極限状況の戦地…過酷なイラク遠征は4回。愛する家族を国に残し、終わりのない戦争は幾度となく、彼を戦場に向かわせる。度重なる戦地への遠征は、クリスの心を序々に蝕んでいく…息つく暇もない極限の緊迫感で誰もの心を打ち抜く―伝説的スナイパーの半生を描いた、衝撃の実話。世界を震わせる真実のドラマが幕を開ける――。
出演者
ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、カイル・ガルナー、ルーク・グライムス、ジェイク・マクドーマン、マーネット・パターソン、エリック・クローズ、ブライアン・ハリセイ、サム・ジェーガー、キア・オドネル、コリー・ハードリクト、エリック・ラディン、ナヴィド・ネガーバン、ジョエル・ランバート、アサフ・コーエン
感想・評価
1.本当にこの作品は戦争で?どんなに兵隊達が苦しむかを絵描き、個人的にはムスタファとカイルとの撃ち合いは凄く迫力が凄かったですが、やっぱりあのラストは本当にビックリしました⁉️
2.クリント・イーストウッド50周年記念!劇場で観てきました!もともと好きな作品ではあったけど、今回初めて劇場で観れました!クリスは周りからレジェンドともてはやされてヒーローのような認識だけど、クリスも1人の人間であって機械ではない。クリスがアメリカに帰ってきた時のシーンでは心がぎゅっとなるような場面が多い。例えば、車の音や工具の回転音などに敏感に反応してしまったり、無意識のうちに戦場にいるような感じになるところとか。戦場の英雄もPTSDになるという現実をこの映画で知って、自分の中でさらに戦争が与える傷の深さを理解した。そして、クリスが射殺されたのも戦争が残した傷。
3.イーストウッド監督新作公開に向けて未見の監督作品をチェック?✅ブラッドリー・クーパー演じるクリス・カイルは米海軍のエリート部隊、「ネイビーシールズ」の狙撃手としてイラン戦争に4度派遣された伝説の男狙撃手として、夫として、そして父として。国のために有意義な仕事をしたいと、狙撃手になり驚異的な成果を出すカイル。しかし無事に帰国しても心は戦場のままで徐々にPTSDに蝕まれていく様子が描かれる戦争のシーンが凄いリアルでしたオープニングから緊張感張り詰めて怖い虐殺シーンは衝撃すぎて見てられなかったそして戦争は何も生み出さないということ100人以上殺して英雄扱いされても、背後から無防備な人間を撃ち殺すことや女性も子供も敵とみなしたら殺すしかない。その行為は心に大きな傷を残して一生消えない。ブラッドリーの体が凄かったですかなり増量しただろうなという作りです。シエナ・ミラーも魅力的でした。
4.尊敬ありいつみたかも誰とみたかも忘れたけどかっこよかったのは覚えてるてゆう映画英雄ですね
5.「殺した理由を神様に説明できる」、「蛮人から仲間を守った」だとかそういった差別意識を持ったり、自分たちを正当化しないと務まらないのが戦争だとより感じた。カイルの最期は、敵国とはいえたくさんの人の命を奪ってきた者が幸せに安らかに死ねるはずないよな、と変に納得してしまった。殺した人も戦争のPTSDで悩んでたんだから尚更なんかやっぱり戦争ってまともではいられない、人が変わるってタヤの言ってた通りだなって思った最後は国を挙げてお葬式してて、まさに英雄が旅立ったシーンだったけれど、前半の戦争のシーンを見てるからか私はカイルが英雄とは感じなかった。
原題/別名:Flags of Our Fathers
上映日 | 2006年10月28日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 132分 |
ジャンル | アクション、ドラマ、戦争 |
スコア | 3.5 |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | ポール・ハギス、ウィリアム・ブロイルズ・Jr |
出演者
ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ、ジェイミー・ベル、バリー・ペッパー、ポール・ウォーカー、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー、ジョン・スラッテリー、ロバート・パトリック、ニール・マクドノー、メラニー・リンスキー、トーマス・マッカーシー、クリス・バウアー、ジュディス・アイヴィ、スコット・リーヴス、スターク・サンズ、ジョセフ・クロス、ベンジャミン・ウォーカー、マイラ・ターリー、アレッサンドロ・マストロブーノ、ジョージ・グリザード、ハーヴ・プレスネル、ジョージ・ハーン、レン・キャリオー、クリストファー・カリー、ベス・グラント、コニー・レイ、アン・ダウド、メアリー・ベス・ペイル、デヴィッド・パトリック・ケリー、ジョン・ポリト、ネッド・アイゼンバーグ、ゴードン・クラップ、カーク・B・R・ウォーラー、トム・ヴェリカ、ジェイソン・グレイ=スタンフォード、ブライアン・キメット
感想・評価
1.約80年前にはこのような戦争が当たり前だったことが恐ろしい。かの有名な硫黄島に星条旗を指した写真に写っている男たちの物語。戦争がいかに普通の人々にとって残酷であるかを痛感した。英雄など最初から仮想のものであり、政治家やロビー団体、資本家たちによる偶像に過ぎないのだと。戦ってる人たちは国のためであるが仲間のために死ぬのだということに納得した。だが、そもそもここで共感したり納得したりすること自体、戦争を経験した世代からは知ったふりをしていると言われるかもしれない。だからこそ観るべき映画であると思った。映画自体は現在と過去が混同しやすかったが、戦場のシーンは特にショッキングでリアルに描かれているのではないかと想像できた。硫黄島からの手紙とセットで観るべきとの意見が多かったので後日観ようと思う。
2.『硫黄島からの手紙』とリンクしてる場面が所々あった。正直言語化出来ないし、実際に戦争に行ったことがないから分からないけど、戦争時のフラッシュバックを起こして精神病になっていたことはわかる。戦争が終わっても英雄扱いされてもその後苦しみ続ける人がほとんどのよう。国や仲間のために戦場で戦う反面、家族や恋人と会いたいという葛藤が非常に伝わる。家族側の悲しみも。アメリカ人から見た日本人は、生態がわからず不気味に思うように違いない。
3.クリントイーストウッドの硫黄島シリーズ2作目。戦闘シーンは硫黄島からの手紙の方が派手だが、同じシーンを日本、アメリカ両側から観れるのは新しい試みだったと思う。疲弊していた国内に向けて国債を集めるため星条旗を掲げただけの兵士達が英雄として持て囃される。散って行った仲間達への想いとの狭間で苦しむ姿はある意味スケープゴートのようで。これもまた戦争の側面だと知ることができた。
4.どこまで事実か調べてないけど、硫黄島での戦いはもっと余裕でアメリカが勝ったと思ってたし、あの写真がなかったら負けるほど資金不足だったのも知らなかったし、味方同士で撃ってしまったのも知らなかった。全然知らなかった。英雄になってもインディアンはインディアンというのがきつかった戦ってるシーンよりそれ以外のシーンが多い描き方は個人的には推せる。戦場以外の場所の苦しみが伝わるコロナ明けてアーリントン行けたらちゃんとモニュメント見に行く。
5.戦争の惨い描写もあるが常にそのようなシーンではない。戦争の裏側の方が強く描かれてる。
原題/別名:La La Land
上映日 | 2017年02月24日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 126分 |
ジャンル | 恋愛、ミュージカル |
スコア | 3.9 |
監督 | デイミアン・チャゼル |
脚本 | デイミアン・チャゼル |
あらすじ
夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア<エマ・ストーン>は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン<ライアン・ゴズリング>と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから二人の心はすれ違い始める……。
出演者
ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J・K・シモンズ、フィン・ウィットロック、ローズマリー・デウィット、ミーガン・フェイ、ジェイソン・フックス、ジェシカ・ローテ、ソノヤ・ミズノ、ジョン・レジェンド、キャリー・ヘルナンデス、ヘムキー・マデーラ
感想・評価
1.映像も音楽もミュージカル映画最高結末は、、しっくりこないけど大人だなっておもった
2.人生で一番好きな映画高校生の時に映画館で見てから初めてDVDを買った気がする。自然なミュージカルへの入りがお気に入り。
3.ラストの結末も含めて神映画だと思うなによりライアン・ゴズリングとエマストーンが最高#ライアンゴズリング
4.2年前に見たから記録用なんとなく分かるんだけどちょっとモヤって終わった...ような気がするもう一回見直したい
5.2022年1月12日 NETFLIX何度観たかわからない、ミュージカル作品の中で私の中での圧倒的ナンバーワン。午前十時で『シカゴ』を観て、ミュージカルといえば…と思って急に観たくなった。歌、ダンス、画、ファッション…全てが素敵。歌もダンスもプロではないのでぶっちゃけ上手くはないんだけど、そこはこの作品の本質ではない。お互いに熱い夢を持って田舎から上京してきた身で、何年も結果が出せずにいる。そんな中で出会い、お互いがお互いを鼓舞し合って、支え合って、結果5年後に大成する。最後にSeb’sで偶然の再会を果たしたときの、あの回想シーン。高校生の頃初めて観たときは訳が分からなくて嫌いだったけど、あの「もし…」の展開はとても目頭が熱くなる。お互いにあの成功はしなかったが夢に向かって突き進んだ充実した経験を100%共有する唯一の人で、その2人がもしそのまま別れずにいたら…という世界線は、あまりにも切なすぎる…。でも、そこをわかり合っているからこそ、最後は笑顔で見送ることができたんだな。
終盤の"I’ll always love you”というセリフは嘘ではなかった。愛してるんだけど、お互いに交わることのない違う道を歩んでいるから、もう会うことはない。でも、愛し合っている。高次元で。言葉にしなくても心が…みたいなニュアンスなんだろうな。素敵。でもやっぱり、ダンスシーンとかを観ていると、前回映画館でめちゃくちゃ感動したことを思い出さずにはいられない。やっぱりミュージカルは映画館で観なきゃ!-------------------2021年2月15日 ユナイテッドシネマにて4回目(?)の鑑賞(IMAX)実は今回が初めて映画館での視聴。それもIMAX。マージで本当の本当に良かった。OPのダンスシーンから迫力満点で感動した…。文字のフォント、フィルムで撮影された味のある映像、趣のある構図、カラフルでオシャレな演出、IMAXだからこそ拾える導入の細かなBGMや仕草音、細部までこだわられた伏線…。全てが良かった。作者のこだわりが本当にあちらこちらに散りばめられた、後世に残る傑作です。
夢を追う男女2人。ジャズを交えてハリウッドを舞台に本当に素敵に描かれてたなあ。最後の"もしも"のシーンとかも本当に切なくてグッと来る。最初は罵り合ってたけど、言葉とは裏腹に惹かれあっていき、最後も恋より愛に近い感情でお互いを見つめ合い、応援し合う様を見事に演じてるゴズリングとエマにも痺れた。EDで作中初めてのアコースティックギターが登場するのも味があってよかった。とにかく全てが最高でした!-------------------2017年3月31日 飛行機好きですね。最初はうーんだったけど、何回も見ると好きになる。音楽が素晴らしい。サントラ何度も聞いた。
原題/別名:Frozen
上映日 | 2014年03月14日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 102分 |
ジャンル | ファミリー、アニメ、ミュージカル |
スコア | 3.6 |
監督 | クリス・バック、ジェニファー・リー |
脚本 | クリス・バック、ジェニファー・リー |
あらすじ
アカデミー賞W受賞、エンタメ界の記録を塗り変えた空前の大ヒット作!“禁断の力”を制御できずに<雪の女王>となったエルサと妹アナの感動の物語。
出演者
クリステン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョナサン・グロフ、ジョシュ・ギャッド、サンティノ・フォンタナ、アラン・テュディック、キアラン・ハインズ、クリス・ウィリアムズ、スティーヴン・J・アンダーソン、メイヤ・ケンジ・ウィルソン、エディ・マックラーグ、ロバート・パイン、モーリス・ラマルシュ、リビー・スタベンラッチ、エバ・ベラ
感想・評価
1.オラフの登場に胸打たれ、それまで興味を示さなかったのにまるで、心の中をギュと掴まれるようなスイッチを押されたかのような金曜日のロードショータイム...そのオラフに心打たれたシーンがこちら(どうでもいい←)オラフ「と~っても可愛い..ユニコーンの赤ちゃんの角みたいで..ぅう"ry」オラフ「うん、なんでぇ?」「うん、なんでぇ?」「うん、なんでぇ?」「やめろスヴェン!話の邪魔するなぁ」「うん、なんでぇ?」全てのオラフのやり取りが大好きです。オラフのオラフによるオラフのためのオラフ(違う)。
2.やっぱりディズニーは夢を見させてくれるね〜。でも、純粋にこれを楽しいというには私はあまりに大人になりすぎたカナ、、、。氷の世界にしておいて「ありのままの〜♪」「これでいいの〜♪」とこか言われたら、そりゃケンカうりたくなるよね?❄️?❄️私も、魔法の力でお城建てたい〜魔法の力で仕事しないで衣食住を整えたい〜でも、愛がなきゃ孤独よね〜
3.頭に残る曲が多いです!ただお話の内容はあまり刺さらなかったかな…
4.アナが訪れた店の店主はフッフーとかいうし、サイコパスみが溢れていたクリストフがトナカイと一人二役で話しているシーンも不思議そして、極めつけがオラフ。うごく雪だるまという時点でこの世の理を超えた存在だが、言動のほとんどがイカれていて、常識を外れていたミッドサマーを思い出すようなシーンがいくつかある
5.アナとハンスのlove is an open doorって曲が1番良い。オラフは多分グッズ出すために登場させた。
原題/別名:The Pianist
上映日 | 2003年02月15日 |
製作国 | フランス、ドイツ、ポーランド、イギリス |
上映時間 | 148分 |
ジャンル | ドラマ、戦争、伝記 |
スコア | 3.9 |
監督 | ロマン・ポランスキー |
脚本 | ロナルド・ハーウッド、ロマン・ポランスキー |
あらすじ
1939年、ナチスドイツがポーランドに侵攻したとき、シュピルマンはワルシャワの放送局で演奏するピアニストだった。ワルシャワ陥落後、ユダヤ人はゲットーに移住させられ、飢えや無差別殺人に脅える日々を強いられる。やがて何十万ものユダヤ人が強制収容所へ移されるなか、シュピルマンは奇跡的に死を免れ、ワルシャワ蜂起を目撃する。必死に身を隠し、ただ、生き延びることだけを考えるシュピルマン。だが、ある晩彼は遂にひとりのドイツ人将校に見つかってしまう…。
出演者
エイドリアン・ブロディ、トーマス・クレッチマン、エミリア・フォックス、ミハウ・ジェブロフスキー、エド・ストッパード、モーリン・リップマン、フランク・フィンレイ、ジェシカ・ケイト・マイヤー、ジュリア・レイナー、ワーニャ・ミュエス、トーマス・ラヴィンスキー、ヨアヒム・パウル・アスベック、ポペック、ルース・プラット、ロナン・ヴィバート、ヴァレンタイン・ペルカ
感想・評価
1.戦争の残酷さ。その中で、ドイツ軍人と主人公の心通うシーンはとても良い。
2.この映画は実話ということもあって当時の状況を克明に描いている。印象に残ったのはドイツ兵が車椅子に乗った男性に立つことを命令したが当然できるわけもなく、挙げ句、その男性を2階から落としたシーンだ。そのシーンでドイツ兵の残忍さがわかる。また、シュピルマンがドイツ将校の見る中、ピアノを演奏するシーンは圧巻だ。最初はどこか緊張しているようだが、だんだんと調子を上げ美しいメロディに変わっていく。シュピルマンの表情も次第に生き生きとしてくるのが窺える。後半、戦争が終結し同じポーランド人を見つけた時に自分がドイツ軍の軍服を着ていることも忘れ彼らに駆け寄るシーンでは長い孤独な潜伏生活の辛さを察することができる。そして、ドイツ兵が柵の中へ入れられポーランド人に罵られるシーンではなんとも言えない気持ちになった。それはドイツ将校が仕事机に家族の写真を置いているのが見えたからだ。沢山のユダヤ人が罪もなくドイツ兵に殺され、家族を失ったが、だからといって彼らに報復することも辛い。改めて戦争の残酷さを思い知らされる。最後に、音楽には不思議な力があると思った。なぜなら敵でさえ魅了してしまうほどだからだ。だからこうして音楽は昔から色褪せることなく現代にも伝わり、国や人種を差別しないのだ。人から奪うことのできない音楽は平和に必要なのだとこの映画を観て思った。
3.ちょっと再鑑賞しないと詳しく書けないほど記憶が薄れてるけど、とにかく切迫感に胸が詰まって終始辛かった思い出がある。名作であることには間違いない。
4.音楽を楽しむこと、美味しいものを好きに食べれること、家族と一緒に過ごせること。今の生活のすべてが幸せで、でもそれは特別なことではなく普通であるべきこと。だれからも奪ってはいけない。戦争なんてあってはいけない。
5.実話なのか、、、。こんな奇跡みたいなことあるんだ、、、。でもほとんどのシーンが戦争の恐ろしさと非情さを映しててつらかった。
原題/別名:Avatar
上映日 | 2009年12月23日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 162分 |
ジャンル | アクション、アドベンチャー・冒険、ファンタジー |
スコア | 3.5 |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
脚本 | ジェームズ・キャメロン |
あらすじ
「アバター」が私たちに見せてくれるのは、パンドラのすばらしい世界。そこでは1人の男が冒険と愛の壮大な旅に乗り出し、彼が故郷と呼ぶ唯一無二の場所を救うために戦うことを決意する。「タイタニック」でアカデミー賞を受賞したジェームズ・キャメロン監督は没入感を味わえる映画体験を提供。時代を超越した感動的な物語の中で革新的な技術と魅力的なキャラクターたちが融合する。
出演者
サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ、ジョエル・デヴィッド・ムーア、CCH・パウンダー、ウェス・ステューディ、ラズ・アロンソ
感想・評価
1.良作sf髪の毛で交尾、狩人としての礼儀など一辺倒な宇宙人、先住民ではなくナヴィに文化を感じさせる細やかな設定がある。
2.すき?とにかくすき?はやく第2弾観たい?この世界感体感して欲しい?
3.ずっと見たかったくせに見てなかった名作!2009年って、10年以上前なのにこの映像美と完成度!なかなかの長編大作だけど、退屈しない。むしろ、そりゃこの長さになるなって思えるしずっと見ていたくなる。もっと早く見ればよかった!
4.たまたま「タイタニック」を2回見直すという僥倖に立ち会い、こちらも鑑賞。当時もひどい記憶しかないが、これは苦しい。CGやアニメの中で、一体生身の俳優の属性はもちろん、声と顔だけが残るのだが、同様のアプローチで2007年のゼメキス『ベオウルフ/呪われし勇者』と比べれば、いかにキャメロンが稚拙な中退者であるかが分かる。アバターもアニメーションもシネマの名のもとに実験されなければ、濁流に飲み込まれるのは当たり前で、発話とskinとしての顔は記号ではなく、オリヴェイラの言う「私は概して、映画のそこが好きだ。説明不在の、光に浴たす、壮麗な記号たちの飽和」これである。「説明不在の光を浴びる壮麗な徴たちの飽和」-説明不在の光と記号の横溢。(オリヴェイラの言葉)「ゴダール監督『新ドイツ零年』において私が気に入っているのは、深い両義性を帯びた記号たちが、それでもなお、或いはだからこそ、明瞭に存在しているという点です。実際それこそが、そもそも映画というもの一般において、私が好きな点なのです。すなわち、美しい記号たちが一切の説明を欠いた光のなかで、ただひたすらつかったかたちで、スクリーンを溢れんばかりに満たす。これこそが映画であり、だからこそ私は映画を信じているのです。」ともかく厳しかった。目覚めても現れるのはサム・ワーシントンという愚にもつかない。キャメロンはタイタニックだけ。タイタニックだけだ。それはつまりディカプリオであり、ケイトである。
原題/別名:Billy Elliot
上映日 | 2001年01月27日 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 111分 |
ジャンル | ドラマ、音楽 |
スコア | 4.2 |
監督 | スティーヴン・ダルドリー |
脚本 | リー・ホール |
あらすじ
スティーブン・ダルドリー監督のデビュー作となるヒューマン・ドラマ。イギリスの炭鉱町でボクシングを習っていた少年が、練習場の隣で開かれたバレエ教室に魅せられバレエダンサーを目指す、少年の性差を越えた夢を描く。
出演者
ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン、ジーン・ヘイウッド、スチュアート・ウェルズ、アダム・クーパー、マシュー・トーマス、コリン・マクラクラン、スティーヴン・マンガン
感想・評価
1.愛はすれ違い、交わり。人生はその時々で行き先を変える。農場で笑い合う父と息子…傑作。
2.1984年、イギリスの炭鉱町でボクシング教室に通っていた少年がたまたまバレエのレッスンを見てダンスに目覚める。炭坑夫のパパ。バレエなんか女の子やる事だってとにかく頑固。背景には貧困もあるけど。そのパパが息子の夢のために走り出す姿には泣けました。本作に基づいたミュージカルも制作されブロードウェイに引き続き世界各国でも上演された。日本で上演するためにビリー役のオーディション等のドキュメンタリーをTVで観たけどコレがその本家本元なのね。あ、そのミュージカルライブ版もあるのね。ラストの『白鳥の湖』はロイヤル・バレエ団のアダム・クーパーで『マシュー・ボーンの白鳥の湖』。クラシック・バレエの代表作「白鳥の湖」を男性同性愛者の物語として描いた独創的な作品で力強い男性によるコンテンポラリーダンス『白鳥の湖』のそのままの舞台の様です。もうちょっと見せて欲しかったわ。
3.思い出しながらレビュー。ジェイミーベルが可愛い。イギリスのコックニー訛りがきつくて、それも良かった。最後のシーンは美しい。
4.ビリーのひたむきさ、健気さに心打たれる。そして息子のことを思うお父さんの愛情に触れて思わず目が潤んだ。仕返しにいこうとするお兄さんに手が出てしまうのも、働きに出るのも、お母さんの思い出の品を手放すのも。お兄さんのI miss youもよかったなあ、✌️ ビリーとマイケルの関係性も素敵、マイケルの秘密を知ったビリーが誰にも言わないで、にもちろん!と笑顔で返すのも、最後キスをお返ししてお別れするのも粋だなあと思った。ビリーのダンスの足さばきは圧巻だし、音楽も聴いてて心が躍るような楽曲ばかりだった。
5.父の前で踊るシーンがとにかく圧巻。逆境も不幸も何もかも才能で跳ね除ける。その実力に涙が込み上げてくる。
原題/別名:Million Dollar Baby
上映日 | 2005年05月28日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 133分 |
ジャンル | ドラマ、スポーツ |
スコア | 3.8 |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | ポール・ハギス |
あらすじ
「グラン・トリノ」「ミスティック・リバー」のクリント・イーストウッドが監督・主演のヒューマン・ドラマ。小さなボクシング・ジムを営む老トレーナー、フランキー。ある日、31歳になる女性マギーがフランキーに弟子入りを志願するが、追い返してしまう。フランキーの親友スクラップは、諦めずジムに通うマギーの素質と根性を見抜き、目をかける。フランキーはついにトレーナーを引き受けるのだが…。
出演者
クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキー、ジェイ・バルチェル、マイク・コルター、ブリアン・F・オバーン、マーゴ・マーティンデイル、マイケル・ペーニャ、ベニート・マルティネス、ブルース・マックヴィッティ、ネッド・アイゼンバーグ、モーガン・イーストウッド、ルシア・ライカー、リキ・リンドホーム、マーカス・チェイト
感想・評価
1.とにかくずっとボクシング映画だろ。って思ってたんですよ。だから別に見なくてもいいんじゃ、という謎回路がどういうはずみで自分の中で形成されたのかは不明ですが、あれか。ボクシングと関係なくアカデミー賞で必要以上に受賞したのが気に入らなかった説。17年前、私も30代半ばだし、ありそうだな。というような個人的な流れで、公開されてから十数年というもの、ほかのイーストウッド作品はそこそこ見ていたにもかかわらず、敬して遠ざけていたんですね。さすがに見るか。ってなったらボクシング映画ではなく(=しつこい)百歩譲ってボクサー映画で、より正確を期すなら、ひとには戦わなければならない局面があってそういうときには戦うんだ、ってファイター映画。腰が抜けるほど驚いたんです。よくこのネタバレを回避して生きてこれたなあ俺、って。……同じような境涯のひとはまさか居るまいと信じて、そんな説明をしてしまいましたけど、ネタバレ印つけておかなくてもいいですよね。
2.くらいマッチョを見るためにとりあえず1番好きそうなこれを見た
3.クリント・イーストウッドさんは、悩める旅人なのかしら?答えを探し続ける人なのかしら?良かった。失敗や後悔を抱えるのなんて、みんな、そうで乗り越えられないから、心を閉ざして、でも、真っ直ぐに向かい続けてきてくれる人がいたら、やっぱり信じたくなる。今度は守ってやるんだって思う。答え出たのかな?分かんないけど、当事者たちの中で出した答えがきっと正解。周りがあとで色々言うかもだけど、そういうのは、どうでもいいこと。色んな物事で言えること。なんて思いつつ。
4.尊厳死の話だという薄いネタバレ情報を得ており、てっきりイーストウッドが死ぬと思っていたので、よりしんどかった
原題/別名:Bohemian Rhapsody
上映日 | 2018年11月09日 |
製作国 | アメリカ、イギリス |
上映時間 | 135分 |
ジャンル | ドラマ、音楽 |
スコア | 4.2 |
監督 | ブライアン・シンガー、デクスター・フレッチャー |
脚本 | アンソニー・マクカーテン |
あらすじ
世界待望!伝説のバンド<クイーン>のフレディ・マーキュリーの華やかな成功と波乱万丈の人生を描く。クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を務め、32もの不朽の名曲が主としてフレディの歌声で甦り、心臓に鳥肌がたつほどの感動を呼び起こす。11月、悩める者、弱き者に捧げる、ミュージック・エンターテイメント開幕!
出演者
ラミ・マレック、ジョセフ・マッゼロ、エイダン・ギレン、ベン・ハーディ、ルーシー・ボイントン、トム・ホランダー、アレン・リーチ、グウィリム・リー、アーロン・マカスカー、ミッチェル・ダンカン、エース・バッティ、マックス・ベネット、マイク・マイヤーズ
感想・評価
1.圧巻のライブエイド。そりゃ映画化されますわという壮大な人生を体感した
2.曲しかしらないアーティストだったけど、深く知ると好きになりそうになる
3.映画館で観たクイーンが好きなので脚色されてたとしても面白かった
4.去年の金曜ロードショー以来、二回目の鑑賞!初の再レビュー。新年一発目の映画にどうしてボラプを選んだのかと言うと…。私、この映画を見て、本当にQueenのファンになってしまったんです!あれから半年の月日が流れ、Queenの曲を聴いていない日はないくらいで、毎日フレディをはじめメンバーのことばかり考えていて。今年はきっと去年以上にQueenにどっぷりな年になるだろうなと、そう予想したからです。笑ファンになってから改めて観てみると、余計にフレディの孤独な気持ちに胸が押しつぶされそうになり、「本当にフレディってこうだったの??」「脚色する意味ある??」とか、(ファンになって日も浅いくせに)モヤモヤする気持ちも少なからずあったのですが……。ラストのライブエイドのシーンでそれら全ては吹き飛ばされる。とにかくすごい。言葉が出ない。どうしてこんなに心惹き付けられるのか…。
それはフレディ・マーキュリーの偉大さを全身で感じられるから。選曲される曲も場面場面にぴったり合っていて、特に『Radio ga ga』はフレディはいずれライブエイドで輝くのだと、『somebody to love 』はフレディがあんな人生を辿るのだと分かっていたかのような歌詞で、胸がぎゅーっとなります。カリスマだけど本当は寂しがり屋のフレディ、知的なブライアン、美形だけど中身はワイルドなロジャー、縁の下の力持ちなジョン。メンバーもそれぞれ漫画の世界から出てきたみたいにキャラが濃くて、それぞれのキャラがよく分かるシーンも随所に散りばめられてて楽しい。こうして見ると、Queenってまさに映画になるのにぴったりなバンドで。フレディ・マーキュリーには生きていて欲しかった。だけどこうして映画にならないと、私はこの先ずっとQueenに興味を抱くことはなかったのかもしれない。 そう思うととても複雑な気持ちになります。それでもやっぱり、私はこの映画に出会えて良かったって思うんです。非ファンだった私をここまでQueen狂にさせるようなそんな威力が、この映画にあります。
5.今まで食わず嫌いをして観ていなかった。役づくりがすごい!フレディ役はとても難しかったと思うけど、話し方から手つき、背筋をピンとさせた姿勢や歩き方までそっくりだった。ブライアンとジョンも顔の表情や細かい仕草やクセみたいなものまですごく似ていた。Love of Mylifeの大合唱、LIVE AIDのシーンには鳥肌が立った。
原題/別名:LES MISERABLES
上映日 | 2012年12月21日 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 158分 |
ジャンル | ミュージカル |
スコア | 4.1 |
監督 | トム・フーパー |
脚本 | ウィリアム・ニコルソン、アラン・ブーブリル、クロード=ミシェル・ローム、ハーバート・クレッツマー |
あらすじ
ヴィクトル・ユゴーの小説をもとに世界的大ヒットを記録した名作ミュージカルを豪華キャストで映画化。19世紀のフランスを舞台に、貧しさゆえにパンを盗み19年間投獄された男ジャン・バルジャンの波乱万丈の生涯を描く。
出演者
ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム=カーター、アーロン・トヴェイト、サマンサ・バークス、サシャ・バロン・コーエン、ダニエル・ハトルストーン、アントニア・クラーク、ジョージ・ブラグデン
感想・評価
1.ミュージカルに興味は無かったが、作品は有名なので観てみるかと軽い気持ちで観たら終盤泣いてしまった。ヒュー・ジャックマンとラッセル・クロウがとにかくかっこいい。ミュージカルなので当然ですが、知識が無い私には会話が全て歌というのはシュールでした。
2.コゼット美しい…宿屋の娘いい子すぎ…英語の歌もっと聞き取れるようになってからもう一回見たい
3.想像以上にみんながずっと歌ってた。あの警部さんは、悪者じゃないよな……とか思ったけど、世の中的には、どういう解釈がされてるのか知りたい?
4.大好き。ストーリーも役者もセットも勿論音楽も。初鑑賞から10年経つけど未だに好き。エポニーヌが推し。
5.これこそミュージカル。全場面全セリフが歌で成り立っている。アン・ハサウェイが痛々しくて観てられなかった。あと反乱軍の子供、死体の演技うますぎんか。
原題/別名:기생충/Parasite
上映日 | 2020年01月10日 |
製作国 | 韓国 |
上映時間 | 132分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 4.1 |
監督 | ポン・ジュノ |
脚本 | ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン |
主題歌/挿入歌 | チェ・ウシク |
あらすじ
全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れるが...この相反する2つの家族の出会いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく――。
出演者
ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、チャン・ヘジン、パク・ミョンフン、イ・ジョンウン、チョン・ジソ、チョン・ヒョンジュン、パク・ソジュン、パク・クンノク、チョン・イソ
感想・評価
1.アカデミー賞を取ったってニュースを見た日に映画館に見にいった。映画館で見て衝撃を受けた。この映画はジャンル分けできないと思う。なぜならサスペンス、ホラー、コメディと色々なジャンルが混じってできてるから。めちゃくちゃ好きな作品。
2. 韓国映画を初めて観た。前から気になっていた映画だったが、面白かった。タランティーノ映画を初めて観たときの感覚にどことなく似ている。 自分はいろんなバイアスをかけて物事を観ていることに改めて気がつかせてくれた。 面白い映画はきっと世界中にあるんだろうな。映画って本当にいいもんだ。
3.アカデミー作品賞を取った作品に相応しいものだった。前半後半と映画の雰囲気がガラッと変わる所も見所!
4.夏休みに観たときの感想とスコア。3.8・リビングで宴するシーン└パラサイトがっていうか他の何に当てはめてもだけどこういう帰ってくるかもしれないようなシーン見るのが苦手だ 〜脱出するまでしんどかったな。・奥様かわいい・「金持ちだからこそ優しい」みたいな会話└そうだとおもう・「臭い」についてソファの下で聞く父の表情└ここがこの映画の真理って感じ・の表情してた・奥様かわいい・豪邸からの脱出└階段よい。最後にもつながるし。・半地下水没シーンの電気もモールス信号になってたりする…?読みすぎかしら・みんなそれぞれ器用、純粋な奥様【=作り手側にとって都合よくて】でよかったな※これは褒めてないほうの意味・パク社長刺したくなっちゃうのすごくわかるなぁこれは余計な感想で申し訳ないのだが、「何気なく過ごしていて衝動的に人殺してしまうかもしれない可能性」を考えてしまって胸糞悪くなってしまった。▶︎セリフ・「計画を立てると必ずー人生その通りにいかない」・「最近人気の樹木葬をしたから 最善は尽くしたわけだ」・「計画を立てました 根本的な計画です お金を稼ぎます 大金を〜日差しが降り注ぐから 父さんはただ階段を上がってください」
5.勝ち組と地下組の対比とかなりの斜度の下から目線ダヘの日記にはダイヤル式の錠がかかっていたのに、、?・地下トイレの嘔吐と半地下トイレの噴出・モールス信号と電気の散らつき冠水シーンは見てて不快だけどしリンクの見せ方上手い。もっとありそう。最後に正解のプランを閃いたお兄ちゃんは優秀。それを実行するだけだ(皮肉)。描かれてないけど、一昔前の韓国作品なら成し遂げそう。
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