crunchyroll（クランチロール）とは？概要・日本で見る方法・無料プランとプレミアムプランの違い

今や全世界で1億人以上もの人が利用しているクランチロール。海外向けに日本のアニメやマンガを配信しており、無料で作品を見られるとあって、最近注目を集めています。そんな魅力的なサービスなら日本でも利用したいと思いますよね。

本記事のテーマはは“How to watch crunchy roll in Japan（日本でのクランチロールの視聴方法）”です。結論から言いますと、クランチロール日本視聴できるアニメやマンガは一部しかありません。巷ではVPNを使うと見れると言われていますが、筆者が実際にやってみたところできませんでした。VPNの種類やアクセスタイミングなどで見れる可能性はありますが、あまり期待はできないでしょう。

本記事ではそんなクランチロールについてもう少し深く掘り下げていきます。本記事を読めば「そもそもクランチロールってなに？」「VPNとは？」など細かい疑問を解消し、クランチロール日本から見れるのか分かります。まだクランチロールの存在を知らなかった人は本記事を読んで全体を把握していきましょう。

crunchyroll（クランチロール）とは？3つの特徴

クランチロールは2006年に立ち上げられたサービスで、現在世界1億2000万人以上のユーザーを抱えています。クランチロールでは日本のアニメ・マンガ・ドラマを配信しており、主にアニメが中心です。

元々はアメリカ企業が運営するアニメ投稿サイトでしたが、サイトが急成長したことで日本法人を設立。その後SONYの子会社が買収し、現在は日本企業となっています。

AmazonプライムビデオやNetflixにないアニメが見れる

クランチロールでは日本の動画配信サイトで配信されていないアニメが見れるほか、無料でマンガを読めたりグッズを購入できたりします。現在はクランチロールオリジナルアニメも配信しており徐々に作品数も増加。提携作品にも負けないクオリティで、日本のアニメに寄せられた絵柄が魅力の一つ。はっきり言って日本で作られたといっても分からないレベルです。そもそもクランチロールを利用している人は日本のアニメやマンガファンなので、そうした人向けに作画されていると考えられます。

英語の勉強にもなる

クランチロールは一歩進んだ英語勉強をしたい人におすすめです。よく、テレビでアニメを見て日本語を勉強したという外国人がいますが、もしかしたらクランチロールを利用していたかもしれませんね。

2020年8月にSONYが買収

クランチロールは元々はワーナーグループの傘下でしたが、2020年8月にソニーグループ傘下のSony Pictures Entertainmentが買収したことを発表しました。買収後、ソニーは、既存のアニメ事業をできるだけ早く利用して、統一されたアニメサブスクリプション体験を作りたいと述べています。

crunchyroll（クランチロール）は日本で見れる？

クランチロール日本から見れるアニメやマンガは一部です。クランチロールはあくまでも海外ファンのためのサイトなので、日本で公開されている作品は限定的。ここでは実際にクランチロール日本視聴できた結果をそれぞれ解説していきます。

crunchyroll（クランチロール）のアニメ

結論からお伝えすると、日本でクランチロールのアニメを見ようとしても半分ほどしか再生できません。実際に見れるアニメは下記の通りでした。

正直充実のラインナップとは言えないですね…。ただ全て英語音声で観れるので英語学習をしたい方などには向いていると思います。

crunchyroll（クランチロール）のマンガ

マンガについては21作品中、無料で読めるものが4作品、有料プランで読めるものが17作品でした。（2021年9月現在）

crunchyroll（クランチロール）のアニメを日本で見る方法

日本で公開されているクランチロールのアニメ。本数が少なすぎますよね？実際本家アメリカ版ではさらに充実したラインナップが取り揃えられています。どうやら利用する地域で作品数に差があるようです。

結論からお伝えするとVPNを利用することで、理論上日本からもクランチロールのアニメが見られるようになります。しかし2021年9月に筆者が実際にやってみたところ、VPNを使ってもクランチロールアメリカ版を表示することはできませんでした。

VPNにも種類があるため、他のVPNを使えば変わるかも。しかしVPNを使うことで、日本にいながらクランチロール日本以上のコンテンツを見るのは難しいかもしれません。

crunchyroll（クランチロール）のアニメをダウンロードする方法

世界最大のアニメコレクションであるCrunchyrollでは、様々なアニメやアジアドラマを提供しています。アニメ好きにはたまらないサイトです。しかし、WiFiを使ってオンラインでストリーミングするのではなく、コンテンツを自分のデバイスにダウンロードしたい場合もありますよね。そのため、StreamFab Crunchyroll ダウンローダーが不可欠です。

StreamFab Crunchyroll ダウンローダーは、Crunchyrollの動画を720pまたは1080pの品質で、AAC 2.0オーディオトラック付きでダウンロードできます。動画だけでなく、字幕もダウンロードできることに注目です。特に重要なのは、複数の字幕が含まれている動画でも、吹替版と字幕版の両方も検出して自由に選択してダウンロードします。一括ダウンロードと高速ダウンロード機能を搭載しており、ダウンロード時間を大幅に短縮します。メタデータ情報を保存できできます。ダウンロードした動画は、iPhoneやiPadなどの多くの動画プレーヤーで再生できます。

ダウンロード先：https://backend.streamfab.com/mlink?p=StreamFab_Crunchyroll_Downloader

そもそもVPNとは？

VPNとは仮想プライベートネットワークの略で、ネット回線を利用して提供される仮想のプライベートネットワークのことです。VPNを通して行われたアクセスは仮想の専用回線というトンネル内を暗号化されて通るので、セキュリティ強化のために使われています。

また「暗号化された状態＝匿名化された状態」なので、海外のサイトにも容易にアクセス可能。例えばVPNを使えば、アメリカ限定配信のサービスを日本にいながら利用できます。反対に、海外にいながら日本限定配信のサービスにアクセスすることもできますよ。

Tunnel Bear VPNを使ってcrunchyroll（クランチロール）にアクセスしてみた

では、実際にVPNを使ってクランチロールのアメリカ版にアクセルできるのでしょうか？実際にTunnel Bear VPNを使ってクランチロールにアクセスしてみました。

使い方は簡単。アプリを開いて経由したいVPNサーバーの国を選ぶだけです。

そのままクランチロールにアクセスしてみます。しかしアメリカの場合は下記のようなエラーになりました。

試しにシンガポール、カナダ、イギリスでもやってみましたが、全てエラー。韓国、オーストラリア、インド、フィンランド、南アフリカ、コロンビアなどの場合はサイトは表示されますが、見れる作品は日本と同じで、VPNを使った意味はありませんでした。

もちろん他のVPNを使えばできることもあるかもしれませんが、筆者の場合は「クランチロールはVPNを使っても効果がない」という結果になりました。日本で公開されている範囲のアニメ・マンガを見るしかなさそうです。

crunchyroll（クランチロール）無料プランとプレミアムプランの違い

簡単にいえば、プレミアムプランからは広告がなくなり、アニメの配信時間も日本リリースから1時間と短くなります。つまりあらゆる面で便利です。最もランクの高いプランなら同時視聴台数も増え、オフライン再生にも対応してくるため、家族で楽しみたい人にも使いやすくなっています。

ちなみに、料金の請求日は30日ごとになっているため決まった日は定められていません。そのため、月ごとに日にちが変化していきます。

まとめ

クランチロールは日本でも限定的に閲覧できます。ただし、本家アメリカ版を閲覧するのは難しそうです。しかし、全てのVPNを試したわけではないため、もしかしたら他のVPNなら見れるかもしれません。ただ、期待しすぎは厳禁です。そもそも日本支社があるので、近い将来日本でも配信される可能性は十分考えられます。それまでは日本向け動画配信サービスを利用していましょう。Crunchyrollから動画をダウンロードしたい場合、StreamFab Crunchyroll ダウンローダーをご利用ください。