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ゴールデングローブ賞 脚本賞 受賞作品。これまでにアーロン・ソーキン監督のシカゴ7裁判や、レオナルド・ディカプリオが出演するワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド、グリーンブックなどが受賞しています。
原題/別名:Steve Jobs
上映日 | 2016年02月12日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 122分 |
スコア | 3.4 |
監督 | ダニー・ボイル |
脚本 | アーロン・ソーキン |
あらすじ
アップル社の共同設立者であり、デジタルテクノロジーの常識を変えた世界で最も有名なカリスマ、スティーブ・ジョブズの生き様の全てが詰まったハイクオリティな人間ドラマ。
出演者
マイケル・ファスベンダー、ケイト・ウィンスレット、セス・ローゲン、サラ・スヌーク、キャサリン・ウォーターストーン、ジェフ・ダニエルズ、マイケル・スタールバーグ、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、アダム・シャピロ
感想・評価
1.今や世界を席巻するアップル社の創設者(だよね?)のスティーブ・ジョブスのバイオグラフィー的映画なのですが、変わった手法で撮ってます。普通の伝記映画みたく子供の頃~高校生~大学生~みたいな描き方じゃなくて、ジョブスのマイルストーン的新作発表会を3つ選び、その舞台裏で何が起こっているかでジョブスの人となりを描くって感じです。3つの新作発表会は、1984年のマッキントッシュ、1988年のNeXT、1998年のiMac で、発表会自体は見せないで、リハーサルやなんかがどういう感じだったかに時間を割いているんだけど、ほとんどが会話劇で、意外と退屈。映画の解釈としては、スティーブ・ジョブスはワンマンで、他の人の功績も全て自分のもののように言う人、だけど、そんなジョブスの人間味のある側面を描きたいのだろうなあと思いました。ジョブスにはリサという娘がいるんだけど、お母さんのクリスアンって人が、娘をダシにジョブスから金を獲ろうとしているのが気に入らないのか、リサを自分の子と認めようとしないって下りがある。金は腐るほどあるので、結局はお金あげるんだけど、それまでグダグダ言うんだよね~。まあこの女もなんだかかかわりあいたくないタイプなので、ジョブスの気持ちもわかるが、女としては間違いなくこの男の子供で、この男は腐るほど金を持っているのに、毎回毎回、お金くださいって頼まなくちゃいけないって屈辱じゃない?その屈辱を味合わせるためにやってるんだろうな~って、すげーやな男に見える。
ちなみにこのお母さんを演じるのがキャサリン・ウォーターストンって『エイリアン:コヴェナント』の人!マイケル・ファスベンダーと再共演ってヤツですか。娘にも「君は僕の子じゃない」と、直接は言わないけど、遠回しに言ったり、人の気持ちを考えない、というより「無視する人」って感じに描いておきながら、だんだんと娘に愛着を持ち、人間らしくなっていく(少しだけ)みたいな。アップルのコンピューターを実際に作ったウォズニアック(セス・ローゲン)って人は、発表会のたんびに「俺の功績も認知してくれ」って頼みに来るのに却下される。あと、アップルのCEOだった人との小競り合いや、エンジニアに無理難題を吹っ掛ける(でも成功させる)みたいな、めちゃくちゃ「こじらせ」タイプなんだけど、それを操縦するのがマーケティング・エグゼクティヴでジョブスの右腕であるジョアンナ・ホフマン(ケイト・ウィンスレット)なんだけど、この2人はどうやら恋愛関係はないらしい。でも10年以上もビジネスはずーっと一緒にやってる。ものすごいセリフが多くて、マイケル・ファスベンダー、良く覚えたなあと感心する。
しかも、全く聞いてもらえないようなセリフを(笑)。ぜんっぜん興味湧かなかったもん。コンピューターの話、ビジネスの話・・・・。なんか言ってるな~とは思うけど、すっごいどーでもいい。面白いのは、このヘヴィなダイアローグは全て創作で、実際こういう会話があったかどうかはわからない、どちらかと言うとなかったらしいということと、ジョブスを知っている関係者は「彼はこんな意地悪な人じゃなかったよ」って言ってること。ジョブズをことさら意地悪な自己中な人間に描いておいて、それが「娘との触れ合いで人間らしさを取り戻していく」みたいな、なーんかあまりにもベタな話よなあ。DVDのインタビューでマイケル・ファスベンダーは、「ジョブスのインタビューをたくさん観たけど、この人は自分の弱みを絶対に見せたくない人だと思った」そうで、そういうのを念頭に置いて演じたらしい。監督のダニー・ボイルは、アーロン・ソーキンが書いた、普通の伝記ものとは違うアプローチの脚本が気に入って、その世界観を映し出したいと思ったとかって言ってた。ファスベンダーもこの脚本が素晴らしいって言ってて、確かゴールデン・グローブで脚本賞獲ったんだよね。個人的には、ジョブスに全く興味が湧かない作りで面白くなかった。
ロケーションがほとんど舞台裏、控え室が多くて、登場人物が「入場」「退場」みたいな、舞台劇観ているみたいだし、セリフもすんごい多いってだけでなく、内容(コンピューター・ビジネス)に興味湧かないし、しかもこういうインテリ?業界の人?みたいな世界観が強くて、「自分とは違う世界の話」みたいになっちゃって、さらに引く。それにさっきも言及した通り、ドラマ性を出すために「実際より主人公を人でなしに描き」、それがちょっとだけ人間味を見せるのが娘のこと、みたいなこの設定が、陳腐だと思う。役者さんはみんな芸達者で良かったけど、ケイト・ウィンズレットとか、あんまりマッチする役じゃなかったなあ。あ!そうそう、この映画、最初デヴィッド・フィンチャー監督で、ジョブズ役をクリスチャン・ベールでやるって話があったんだって。そっちの方が面白かったんじゃ?あと、マイケル・ファスベンダーって結構「憑依型」の役者で、なんかクリベーを思わせるなあって思ってたから「ああああ~わかる~!」って思っちゃった。
2.やっぱりアーロン・ソーキン脚本大好き!!会話の応酬大好き!!!!ソーシャルネットワークとは違うけどソーシャルネットワークも大好き!!!曲をポケットにってほんとに感謝スティーブジョブス偉人すぎ!!Apple Watchがiwatchじゃないのはジョブスが亡くなったからなのかなぁ、、
3.スティーブ・ジョブズのマッキントッシュ、ネクストキューブ、アイマックのプレゼン前の苦悩を描いた伝記映画妥協を許さない徹底した姿勢のジョブズの姿が見れて面白かったリサとの親子関係も話と合わせたまとめ方が上手いと思う
4.現状、ダニーボイル最高傑作?か『T2トレインスポッティング』ダニーボイル程、フラッシュバックや唐突な過去のシークエンスを自然かつ効果的に入れれる監督存在しないんじゃね?(特に本作)部分部分ややウェッティに感じる演出も勢いと編集で見せ切っちゃう。初見時はリサとのドラマパート、ノイズに感じたけどそもそもスティーブジョブズの物語を描くに当たって家族の話は必要不可欠やったんやなと。欲を言えば、最初のアーサーCクラークのインタビューパートいらんかった。そこなくても十分にテーマ伝わるし。
5.流石アーロン・ソーキン凄まじい会話の応酬。アーロン・ソーキン史上でも最強レベルにしゃべってる。ジョブズむちゃくちゃ腹立つやつだった。
原題/別名:THE QUEEN
製作国 | イギリス、フランス、イタリア |
上映時間 | 104分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.5 |
監督 | スティーヴン・フリアーズ |
脚本 | ピーター・モーガン |
出演者
ヘレン・ミレン、マイケル・シーン、ジェームズ・クロムウェル、シルヴィア・シムズ、アレックス・ジェニングス、ヘレン・マックロリー、ロジャー・アラム、ティム・マクマラン
感想・評価
1.世界の有名人を知る試み第12弾。かの有名なダイアナ元皇太子妃の事故死に直面し王室の在り方に思い悩むエリザベス女王の話。伝統を重んじるべきか,国民感情を優先すべきか,王室はどのように時代にあわせ変化していくべきなのかなどなど。皇室のある日本としては無視できない問題がたくさんあったように思う。それにしてもこんな映画作っちゃってよかったの?!?!と驚きを隠しきれない。あの登場人物めっちゃ感じ悪いじゃん!!とか,これこそ王室を怒らせたりしなかったのかな?!とか。あと当時小学生だった私もダイアナの死は頭では理解できていたものの,今回映画を通してリポート映像を改めて見ると,その衝撃の大きさをリアルに感じ取ることができた。本作を見ていて王室の人間が報道に傷つき怒り悩む様子は人間そのものだった。昨今の皇室の報道でもあったけど,王室皇室はとても遠い存在でありながら,そこには一人ひとり生身の人間がいるってことを忘れてはいけないなと思った。
2.50年、、、長い。自身の生活を犠牲にしなければならない。想像なんてできない。覚悟を決め、その人のために生きてきた女王。そこに牙城を揺るがす出来事。やはり気になるのは、どこまで事実なのか?本作、驚くほどにエンターテイメントに溢れ、「これ、怒る人出そうだよなあ?」と思うほど、描かれている内容が、どれも嘘くさく無い。女王はもちろん首相、ファーストレディ、女王旦那、それらを囲う人々。(あ、でもチャールズだけ薄く感じたなあ?。)皆正直(に思ってしまう)。また演じる人たちがそれぞれに息吹を。これがまたモネマネに終わっていない。牽引するヘレンミレンが逞しくも繊細?。怒り、失望、嫉妬、そして温もり、様々だ。ブレア首相とのやりとりが、ほんとその辺の知人とのやりとりにも思え共感できる。こういう作品はとても難しく表面的になりがちだが、とても立体感を感じる。自分は本作ならファーストレディに近い。あの存在の意義。???ただ本作を見ると少なくとも英国王室は好きになれた。特に本作は押し付けてもいない。その正直さ(面白さも)に慕い(批判も)、興味を持ち、影響される人が多いのがなんとなく理解できた。自国はつまらんなあ?。やはりまだ自国に照らし合わせるとファーストレディの考えに賛同してしまう。※ダイアナ妃の魅力はわからないが、自分は98年頃に洋楽にハマり、その時前年のビルボードランキングを調べたらエルトンジョンの曲が14週1位になっていて、そこでダイアナ妃への追悼歌と知り、初めて認識した。そんなこと思い出した。「スペンサー」が楽しみである。「ダイアナ」は楽しみにしていたが酷評がすごくてまだ観られていない??。
3.さすがHミレン風格も品格も申し訳なしそうババラッチって煩くてお行儀悪い輩達だ!
4.イギリスのクィーンの話。エリザベス二世、ブレアの顔や仕草が似ているのがよい。まぁ似せないと感情移入できんやろうからな。あとは平凡。ちと美化、脚色してありそうなのはご愛嬌かな。良くも悪くも世界中から愛されているロイヤルファミリーなんだなぁ、と思う作品です。
5.ヘレン・ミレンは凄い人だ。この重圧しかない役を引き受けるのだから…まだまだ自分には知らないことが世界には沢山あるなーって感じました。伝統を守る為に自分の事は二の次ってなかなかできることではないし。ブレア夫人だけ、凄え感じ悪い(笑)あれで首相の夫人なんだもんな。。個人的には非常に品がないなと。何よりこの作品に配給先としてエイベックスが携わっているとは…むむむ!
原題/別名:SIDEWAYS
上映日 | 2005年03月05日 |
製作国 | アメリカ、ハンガリー |
上映時間 | 130分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.5 |
監督 | アレクサンダー・ペイン |
脚本 | アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー |
出演者
ポール・ジアマッティ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ヴァージニア・マドセン、サンドラ・オー、メアリールイーズ・バーク、ジェシカ・ヘクト、ショーン・デューク、M・C・ゲイニー、フィル・リーヴス、ピーター・デニス、ミッシー・ドーティ
感想・評価
1.ジャックのバチュラーパーティーでマイルズと2人でカリフォルニアのワイナリーを巡る旅性格はまったく違うタイプの2人旅先ではいろいろなことが起こりますおもしろかったです!カリフォルニアの広い空、自然、ワイナリー、ワイン、ゴルフいろいろなレストランやバーに行ってただその時を楽しむ。わたしもまたカリフォルニアに行きたくなりました。何も考えずに空が広くて自然がいっぱいなところでワインが飲めたら最高だなぁ
2.ワインと大人のおしゃれな映画と思いきや、いつまでも男の子な中年2人のかわいいロードムービー。ノックで始まりノックで終わる演出はとても素敵。
3.ジャームッシュ的なオフビート感満載で私は好き。真面目で人生詰んでる男と底抜けに明るいチャラ男の対照的な姿が面白い。どうして真面目な男はこんなにも報われないのか、、笑
4.良い映画ではないかと。大ヒットしないけど作って欲しい映画って言うとこういうのって思う
5.仕事で観た。おっさん二人の超絶地味なハングオーバーだと思ったけど、財布奪還シーンおもしろすぎんか?自宅でけたたましく笑い声あげてしまった。
原題/別名:A Beautiful Mind
上映日 | 2002年03月30日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 134分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛、伝記 |
スコア | 3.9 |
監督 | ロン・ハワード |
脚本 | アキヴァ・ゴールズマン |
あらすじ
ラッセル・クロウ扮する天才数学者のジョン・ナッシュは、国際的な名声をつかみかけたところで国家の陰謀に巻き込まれてしまう。もはや信じられるのは、献身的な愛で支えてくれる妻のみ。勇気と栄光に彩られた感動のストーリー。
出演者
ラッセル・クロウ、エド・ハリス、ジェニファー・コネリー、クリストファー・プラマー、ポール・ベタニー、アダム・ゴールドバーグ、ジョシュ・ルーカス、ヴィヴィエン・カーダン、アンソニー・ラップ、ジャド・ハーシュ、オースティン・ペンドルトン、ターニャ・クラーク
感想・評価
1.心温まる物語だと思ったら……精神病の話だった。そういう意味では「ファーザー」に近い。不穏さはありつつ、友情と愛情、と思って見ていると無事騙される。是非騙されて欲しい。ぐるぐる回るカメラワーク。数式を見る時と、幻覚を見る時の演出が冴えている。(数学はわからなくても大丈夫です)幻覚へ観客を乗せるのが上手い!見たくなかった人にはきついかもだけれど、好きな人には図らずも嬉しい演出では。ただ、物語自体は印象が薄かったかも。主人公の背景や奥さんなど、掘り下げられないままの部分が多く感じた。(伝記だから?)気持ちよく騙されることができ、個人的にはそれが楽しかった。残酷な話ではないので、気軽に見られると思います。
2.認めて向き合ったほうが、かえって良い方向に進むことって多いよね。ある意味で逃げるのが正常なので、アリシアの献身的な愛がちょっと羨ましいが、僕なら申し訳なくなっちゃうかもな。鑑賞後、念のためだが「誰にも会わせたことのない知り合い」がいないか確認してしまった。
3.「自分の大切な場所や思い出が存在しなかったら」完全にThe数学者の話だと信じて映画を楽しんでいたところからの衝撃。お陰でナッシュへの感情移入がスムーズで幻聴や妄想に対してのパラダイムシフトが凄かった。知っているつもりだったけどこれは苦しすぎるな......。映画を見ていた自分も夢か現実か分からなくなった時、アリシアの「これが本物」には思わず涙......。
4.途中までは騙された。しかしそこのトリックよりも何よりも最後のナッシュ氏のスピーチが素晴らしい。長々と語るわけでも、大袈裟に分かりやすく訴えかけるわけでもないのに気が付くと涙が流れている。そこのシーンだけでも観る価値充分。
5.期待してたほどではなかったかな。ラッセルクロウがとても良かった。
原題/別名:Three Billboards Outside Ebbing, Missouri
上映日 | 2018年02月01日 |
製作国 | アメリカ、イギリス |
上映時間 | 115分 |
ジャンル | ドラマ、クライム |
スコア | 4.0 |
監督 | マーティン・マクドナー |
脚本 | マーティン・マクドナー |
あらすじ
最愛の娘が殺されて既に数ヶ月が経過したにもかかわらず、犯人が逮捕される気配がないことに憤るミルドレッドは、無能な警察に抗議するために町はずれに3枚の巨大な広告板を設置する。それを不快に思う警察とミルドレッドの間の諍いが、事態を予想外の方向に向かわせる。
出演者
フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、アビー・コーニッシュ、ジョン・ホークス、ピーター・ディンクレイジ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ケリー・コンドン、キャスリン・ニュートン、ジェリコ・イヴァネク、ルーカス・ヘッジズ、クラーク・ピータース、サマラ・ウィーヴィング、ニック・サーシー、サンディ・マーティン、ブレンダン・セクストン三世
感想・評価
1.娘を殺害された母親が、3つの看板に警察の怠慢を指摘する広告を出した事で、さまざまな対立が生まれる話。警察署長が最終的にいい人だったので警察側、被害者家族側、両方の視点に立って考えられました。被害者家族は絶対に救われるべき存在だと思うのです。しかしヘイトはヘイトしか生まないということを再確認したのも事実。たとえば、今もどこかで子どもが神父に乱暴されているとしても、目の前にいる別の神父さんを憎んだところで何も生まれない。ヘイトよりラブを。…なんて、当事者じゃないからこそでる感想ですね、所詮。いろいろ考えさせられる映画でとても楽しめました。フランシス・マクドーランドの圧倒的で肝の座った演技が刺さりました。
2.3枚の看板と3人の人間を象徴にしているけど、プライバシーのない小さな街でひとつの事件が街全体を包み込むその不穏さとか、コミュニティとしては小さくて差別の文化や属人的な組織で未熟である様とか、3つのフィルターから環境が伺える物語だった。上手だなぁ。
3.不遇な強い女の主人公を筆頭に最悪の連鎖終わってからも考えちゃう
4.終わり方がスッキリしなかったけど、途中からの展開が面白かった。んー続きが気になるやはり、、
5.予想外の展開が続き、面白かった。しかし、怒りは怒りを呼ぶと、途中で気づきながら、最後は怒りに飲み込まれようとしているとしか受け取れない。最後の終わり方は映画的で良いのだが。別の終わり方はなかったものか?そこが残念。
原題/別名:Lost in Translation
上映日 | 2004年04月17日 |
製作国 | アメリカ、日本 |
上映時間 | 102分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | ソフィア・コッポラ |
脚本 | ソフィア・コッポラ |
出演者
ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、ジョヴァンニ・リビシ、アンナ・ファリス、藤井隆、ダイアモンド☆ユカイ、林文浩、竹下明子、HIROMIX、藤原ヒロシ、桃生亜希子
感想・評価
1.夜更かししたくなる映画。音楽とスカヨハのケツがとにかく良い。
2.もしも日本人じゃなかったらこんなふうに日本って見えるのかな。なんか悲しいな日本語わからないでみたらきっともっといい映画
3.マスク越しに伝わってしまいそうなアルコールの残り香と、朝日の眩しさ、適度な疲労と空腹は少々。昨晩の幻のような時間から覚めて現実に戻る。そんな機会が増える季節に、ふとジザメリとロキシーを聴きながら恋しくなった。夜遊びの果てに最大級の孤独を噛み締める瞬間に、これ以上ないほど寄り添ってくれる作品。
4.『ひとときの恋心、永遠の思い出。トーキョーであなたに会えてよかった。』外国の人から見た日本を舞台にしてる映画凄い好き。
5.自分自身や望みがわかってくれば余計なことに振り回されなくなるよ小さなしがらみが重なった時に心地いい展開だった〜好きしゃぶしゃぶが最低なランチだったり、日本人こういう風に映るのか笑っておもしろかった
原題/別名:Slumdog Millionaire
上映日 | 2009年04月18日 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.8 |
監督 | ダニー・ボイル |
脚本 | サイモン・ビューフォイ |
あらすじ
アカデミー賞8部門受賞。『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督作。インドのスラム街で育ったジャマール。無学なはずが世界的人気番組「クイズ$ミリオネア」で残り1問を残し全問正解。それには理由があり……。
出演者
デヴ・パテル、サウラブ・シュクラ、アニル・カプール、ラジェンドラナート・ズーチー、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピント、イルファン・カーン、アーユッシュ・マヘーシュ・ケーデカール、アズルディン・モハメド・イスマイル、ルビーナ・アリ
感想・評価
1.かなり壮絶な人生だけど最後のどんでん返しが見ていてとても気持ち良いしかし彼はどんだけ強運の持ち主なんだ...それに彼の一途な思いには感動しました周りの大人たちの裏切りややってることが最低でもインドのスラム街では本当にこうやって生きてる子どもたちがいるのかなって考えるととても胸が痛かった
2.子供時代のスラムでのシーンは見るのがキツい部分もあったけど、全体的にうまくまとまっていて面白かった。お兄ちゃんはただの悪い人じゃなくて少し救われた。最後のダンスでちょっと笑ってしまった。
3.たくさん賞を受賞していたので観た原作はVikas Swarupさんの"Q & A"クイズに正解した経緯を話すジャマール途中のクイズよりも、彼が生きた人生は壮絶だったことが記憶に残る最後の三銃士クイズの電話どきどきした!単純なので久しぶりに三銃士読みたくなったエンドロールかっこいい!インド映画みたいな踊るシーン初めて観た!
4.・インドの問題点・ほぼ常に命の危機にさらされている(警察による拷問、宗教対立による弾圧、人さらい、電車から落下、マフィア)・少しずつ生活がよくなっていく(スラム→孤児院→電車の物売り→ツアーガイド→飲食バイト→コールセンターのお茶くみ)・過去の経験が正解につながる・クイズのシステムを利用した演出(50:50、テレフォン)・序盤の三銃士ごっこが最後の問題として出てくる・初恋の相手を思い続ける、度重なる別離・傷にキス・エンドロールのスタイリッシュさ
5.勧善懲悪、ハッピーエンド、大演舞のインドボリウッド的映画を、かつての支配者イギリス人、ダニーボイルがリスペクトして描ききる。トレインスポッティングから本作まで、ダニーボイルは絶望的な貧富の差を、諦めず、闘い、自らの手で上がっていけ!と叫んでいるように思う。兄貴、サリームの生き様に落涙、、。彼女、ラティカの美しさに感動、、。↑この2人のおかげで運をたぐりよせたジャマール。力強く生き抜いて。
原題/別名:ABOUT SCHMIDT
上映日 | 2003年05月24日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 125分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.5 |
監督 | アレクサンダー・ペイン |
脚本 | アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー |
原作 | ルイス・ベグリー |
出演者
ジャック・ニコルソン、キャシー・ベイツ、ホープ・デイヴィス、ダーモット・マローニー、ハワード・ヘッセマン、レン・キャリオー、ハリー・グローナー、ジューン・スキッブ、コニー・レイ
感想・評価
1.人間はいつだって愛おしい。ジャック・ニコルソンのペーソスあふれるヒューマンコメディ!アレクサンダー・ペイン監督。長年勤めた保険会社を定年退職したシュミット。長年連れ添った妻とキャンピングカーで旅に出ようとした束の間、妻は突然死してしまう。人生にぽっかりとした穴が空いたシュミット。疎遠だった娘が結婚すると言うことで、彼女に会いに行くことに。ニコルソンは、とにかく頑固で昭和な頑固親父です。退職したにも関わらず、後輩をわざわざ再教育しようとして、相手にされなかったり、妻は彼の友人と不倫をしていたりと、かなりのシケたジジイ。そんな彼が、デンバーに旅に出ます。娘の旦那は、いい歳してロン毛を縛ったロクデナシタイプの男。夫の両親も一癖も二癖もある家庭。姑が強烈なとにかくパワフルBBA(キャシー・ベイツ)で、ニコルソンに混浴を迫り、何故かお風呂に一緒に入ります。(キャシー・ベイツの強烈なオールヌード!)強烈な副作用がある頭痛薬を渡してきて、ニコルソンがオーバードーズみたいになったりと、おまけに道中で知り合ったに迫ったり(もちろん拒絶される!)と、かなりシェケナなエピソードもあります!情け無い程トホホな旅です。しかし、ニコルソンは今まで歩んできた人生を振り返ります。今まで歩んできた人生も取りに足らぬもの。ニコルソンは、自らのダメっぷりと向き合い認める事で、ようやく人間として、成長していきます。アフリカの少年ンドゥグの里親になり、彼と文通をすることで、自らの優しさに気づきます。競争社会の中で、自らを責めるのでは無く、全て受け入れること。何でも自己責任の一言で片付けられる現代ですが、自分自身の全てを認めて、自らを愛するからこそ、自己変容の一歩なのかなと思いました。世界の全てが愛おしくなる作品です。ジャック・ニコルソンの映画では、かなり異色な心温まる作品です。ラストは思わず涙が...。当時劇場にて鑑賞しましたが、クセが強い彼の作品の中でも取り分け見やすく、万人にオススメできる作品です!
2.保険会社を定年退職したと同時に妻に先立たれてしまったシュミット。葬儀の為、婚約者を連れて戻ってきた娘ジーニーの結婚には猛反対し、喧嘩別れする。ある日、キャンピングカーで今までの人生を振り返りながら旅に出たシュミットは娘の元へ向かう。シュミットの行動が常に挙動不審に見えた。定年退職、妻の急死、娘の結婚、この3つの出来事が彼の中で共通していたのは孤独とか寂しさ。今まで仕事を真面目にこなして来たし、家族も支えて来た。どんな困難でも乗り越えられる自信があった。いざ訪れた思いもよらぬ人生の展開に、何をすれば良いのか分からない。残ったのはプライドの高い無力な自分。しかし、心から祝福できなかった娘の結婚にも旅を通して自分の人生を振り返り、周りの人の温かさを知り、励みになり少しだけ前向きになれた。最後に涙する様子は養父として遠い地で力強く生きる様子を知り、自分の今までの生き方を少しだけ肯定出来たなのかなと感じられた。
3.モノローグが手紙の文面になって、遠くの国の子供に届いているという設定が素晴らしいし、この設定が主人公にとっての数少ない救いになるのも良かったジャックニコルソン凄い
4.孤独で空回りして周りに迷惑かけまくりの爺さん…こういう人多いよね笑観てて気分良いものではなかったな…。感動より不快感が上回ってしまった。ジャック・ニコルソンって不器用なキャラクターが本当似合う。
5.独りよがりでプライドが高いおじ(い)さんが内に抱える孤独や不安や怒りを丁寧に描いてもらうことで、そういうおじ(い)さんが「気持ち悪くて不快」から「かわいそう」にはなるんだけど、「愛すべき」まではいかないからラストまで感動はできなかった そういう人格形成がなされてしまうような社会が良くないわけで、個人がどうこうできる問題ではないんだろうけど、頼むから「偉そうにしたり」「いきなり性欲をぶつけたり」「ひとの人生に口を出したり」しないでくれ これは未来の自分に向けても言ってる
原題/別名:her
上映日 | 2014年06月28日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | 恋愛 |
スコア | 3.6 |
監督 | スパイク・ジョーンズ |
脚本 | スパイク・ジョーンズ |
あらすじ
近未来のロサンゼルス。セオドア(ホアキン・フェニックス)は、他人の代わりに想いを伝える手紙を書く“代筆ライター”。長年一緒に暮らした妻キャサリン(ルーニー・マーラ)に別れを告げられるも、想いを断ち切れずにいた。女友達のエイミー(エイミー・アダムス)は彼を心配して友人を紹介しようとしたりしてくれるが、彼はそんな誘いも断り傷心の日々を過ごしていた。そんなある日、人工知能型OSの“サマンサ”(スカーレット・ヨハンソン)に出会う。出会うといっても実体をもたない彼女は、コンピューターや携帯画面の奥から発せられる“声”でしかない。けれど“彼女”は、驚くほど個性的で、繊細で、セクシーで、クレバー。セオドアは次第に“彼女”と仲良くなっていき、イヤホンで“彼女”と会話をする時間を誰と一緒にいるより自然に、幸せに感じるようになる。仕事中相談をしたり、夜寝る前にささいな会話をして笑いあったり、携帯のなかに“彼女”を持ち出して外出したり旅行をしたり・・・。サマンサにとってもセオドアを通じて見る世界は新鮮で刺激的で、やがて二人は恋に落ちるが――。
出演者
ホアキン・フェニックス、スカーレット・ヨハンソン、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド、クリス・プラット、ポーシャ・ダブルデイ、サム・ジェーガー、ルカ・ジョーンズ、キャサリン・ボシェール
感想・評価
1.かんたんに言うとSiriに恋するお話。ちょっと置いていかれる感があったので評価このくらい。
2.人間とAIの恋。よくあるけど、よくある作品と違うのはAIが最初から人間っぽい口調なところかな。ロボットっぽい思考から人間の感情を獲得していくのは多いけどそうではなかった。でもだからと言ってそれが良かったかと言われるとうーん。恋とは社会的に許容された狂気だって言葉は良かったな。結局二人は分かり合えるようで、そもそもが人間とAIだから分かり合えない。一見異質な恋だけど実際人間同士の恋もそんなもんだし、結局分かり合えないとする綺麗事じゃない感じは好き。
3.感情を持つ人工知能と恋愛するお話イヤフォンで常に人工知能と会話をしているんだけど、機械音声ではなくスカーレット・ヨハンソンのセクシーなハスキーボイスだから遠距離恋愛中の恋人との電話のようでなんだか不思議だった後半少し退屈したしモヤモヤするラストだけど総合的には面白かったです今後AIがもっと発展してもっと身近なものになったら、この作品もごくありふれたラブストーリーになるのかな
4.光が美しいと感じるように、触れられないものを魅力に思い、飲み込まれていく。緑のたぬきに小粒納豆(シソのたれ)と、冷凍オクラ入れて食べてみて。〆は最後にご飯ぶっ込んで食べてくれ。
5.久しぶりにビビっとくる作品に出逢えて感激‼️ただAIと恋愛する映画、なんて浅いもんじゃなかったよ〜!SF要素はあくまでエッセンスで、これは大人になりきれない寂しい男性の物語だと解釈。そしてそれは自分を見ているようで、とても切なくなってしまった。。思い出の走馬灯はズルいい。。?SFの方でいえば、ほんーの少しだけ先の未来を描いた世界観がとても親しみやすく良かった。でもあんな高性能AIが開発されるのはワクワク反分、怖さも半分…?
原題/別名:Midnight in Paris
上映日 | 2012年05月26日 |
製作国 | スペイン、アメリカ |
上映時間 | 94分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛、ファンタジー |
スコア | 3.8 |
監督 | ウディ・アレン |
脚本 | ウディ・アレン |
あらすじ
アカデミー賞とゴールデングラブ賞で脚本賞をW受賞したウディ・アレン監督・脚本作品。売れっ子脚本家のギルが、1920年のパリにタイムスリップした先でヘミングウェイやピカソなどの偉人たちと出会うロマンティック・コメディ。
出演者
キャシー・ベイツ、エイドリアン・ブロディ、カーラ・ブルーニ、マリオン・コティヤール、レイチェル・マクアダムス、マイケル・シーン、オーウェン・ウィルソン、ニナ・アリアンダ、カート・フラー、トム・ヒドルストン、ミミ・ケネディ、アリソン・ピル、レア・セドゥ、コリー・ストール
感想・評価
1.タイムスリップした昔のパリで偉大なる画家たちに会えたなら…もう人生で他の何もいらないくらい幸せだなーウディ・アレンらしいロマンチック映画。
2.婚約者とパリに来た彼に不思議なできごとが起こる。時空を超えた夢のような出会いに共に心が躍らされる。今いる世の中での幸せを大切に生活するのか過去での夢と憧れに惹かれて過去で生活するのか、自分だったらどうするのかを考えたくなる映画。ラストは切なさもありながら想像とは違う不思議な終わり方。
3.私も雨のパリが大好き、50年代のファッションや雰囲気も大好き。イヤなことがあったり立ち止まりたい時にはついこの作品に手が伸びます。恋愛ものはあまり見ないけれどこの映画見ると恋がしたくなる。ラストに流れる『Si tu vois ma mare』がメロウで最高です。
4.雨のパリは美しい。ジャズの音色と美しい街並みに心が躍るファンタジー作品!真夜中に酔っ払って歩いていたら、憧れの時代にタイムスリップして憧れの人たちが目の前に!なんて誰もが一度は妄想しそうなストーリーで、ワクワクせずにはいられない。ギルの気持ちに感情移入しちゃう!人は常に過去の黄金期に憧れる…自分もそうだな〜と納得。全てが噛み合っていなかった恋人と別れて、雨のパリが1番と濡れることを厭わないガブリエルと歩き出すラストが、映像の美しさも含めて好きでした。フィッツジェラルド夫妻はじめ、タイムスリップした先で出会う芸術家たちが実物に結構似てて嬉しかった!レア・セドゥもマリオン・コティヤールも美しすぎて眼福!!メランコリーな気分のときに観たくなる作品です。
5.2021年68本目。好き。教養あればもっと楽しめたんだろうな〜パリ旅行の日が雨だったとしても、この映画のおかげで120パーセント楽しめる自信ある。
原題/別名:Brokeback Mountain
上映日 | 2006年03月04日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 134分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.8 |
監督 | アン・リー |
脚本 | ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ |
あらすじ
アカデミー賞最優秀監督賞を含むを3賞を受賞した「ブロークバック・マウンテン」は、1963年に運命の出会いを果たしたヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが演じる2人のカーボーイの友情を超えた物語。
出演者
ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ、ランディ・クエイド、リンダ・カーデリーニ、アンナ・ファリス、スコット・マイケル・キャンベル、ケイト・マーラ、マーティ・アントニーニ、グレアム・ベッケル、ピーター・マクロビー
感想・評価
1.ヒース・レジャーの出世作と聞いて視聴同性愛がまだ理解されていない60年代アメリカを舞台にしたカウボーイ2人の純愛映画僕は比較的LGBTには理解ある方だと思っているだからこそ2人には賛同出来なかっただって普通に不倫だもん奥さんめちゃ可愛そうだか、とても硬い友情で結ばれ、多くの葛藤があったのだと感じたヒース・レジャーとんでもねぇイケメン
2.ずっと気になっていた映画で、今更ながら初めて鑑賞。評判通り素晴らしく、個人的にはこれまで観た中でトップ10にはランクインする映画だと思いました。当時LBTQであることが死に繋がり得る程理解のない社会であった1960年代アメリカで、二人のカウボーイの間の深い愛情が描かれています。愛といっても恐怖や内なる葛藤など様々な感情が入り混じった複雑なものであるが故に特に強く二人を引き寄せ、それぞれ妻子を持ち別々の人生を歩む中でも二人を繫ぎとめ続けます。一方で一緒に暮らすことは許されず、どうすることもできない彼らの悲痛が、人里離れた山林を舞台により一層際立って伝わってきます。やはり見所としては主演二人の演技。Heath LedgerとJake Gyllenhaalが圧巻で、二人が覚悟して挑んだ作品というのがひしひしと伝わって来ます。Michelle Williamsの悲壮感漂う演技も引けを取らず、少ないスクリーンタイムで強烈なインパクトを残しています。Anne Hathawayのテキサス訛りも良い味出していますが、上記3人と比較すると少し色褪せ気味。Kate Mara やDavid Harbourなど、最近のNetflixのヒット作で見覚えのある俳優も脇役で出てきます。重ねたシャツの場面が最後ぐっときました。LGBTQを扱う映画がメインストリーム化するきっかけとなった作品とも言われていますが、二人の人間同士の深く美しい愛情を純粋に描いた作品という意味では、誰しもが共感し得るストーリーです。
3.原作既読。2回目ながら、そうとうに久しぶりの鑑賞。二人は片時も忘れたことがないのにどうして・・・理不尽さに納得できない。ヒース・レジャーが特によかった。が、彼が今いないことに気づいてさらに悲しくなる。ゴッズ・オウン・カントリーも、久しぶりに観たくなった。彼らが違う時代を生きていたら・・という観客の想いに応えてくれるから。
4.今回、初めて視聴。何の情報も入れずに観たので、正直、前半でかなりの衝撃を受けました。テントのシーンは直視出来なかったな。ただ、だんだん、二人の関係が愛おしい思えて来ました。これが本当の純愛なのかなって。個人的には異性でも友情はあると思っているので、当然、同性の愛情も全然あって良いと思います。この映画、いろいろ考えさせられました。良い映画です。今は多様性の時代だからそんなに抵抗ないけど、公開当時はどんな受け止められ方したのかなー。
5.どんな話か知らずに観たので、思わぬ展開に驚いた。どのあたりから心通わせるようになったのだろう。。雄大な自然と音楽はよかった。ジャックが逢いに行かなければ、あのまま終わっていただろうに、長く続いたということは相性がよかったのかな。この時代を考えたら事情とかあったろうけど、浮気なわけだし、奥さんや恋人は堪らないと思う。
原題/別名:The Trial of the Chicago 7
上映日 | 2020年10月09日 |
製作国 | アメリカ、イギリス、インド |
上映時間 | 129分 |
ジャンル | ドラマ、スリラー |
スコア | 4.0 |
監督 | アーロン・ソーキン |
脚本 | アーロン・ソーキン |
あらすじ
1968年、シカゴで開かれた民主党全国大会。会場近くでは、ベトナム戦争に反対する市民や活動家たちが抗議デモのために集結。当初は平和的に実施されるはずだったデモは徐々に激化していき、警察との間で激しい衝突へと発展。デモの首謀者とされたアビー・ホフマン(サシャ・バロン・コーエン)、トム・ヘイデン(エディ・レッドメイン)ら 7 人の男〈シカゴ・セブン〉は、“暴動を煽った”罪で起訴されてしまい、歴史に悪名をとどろかせた《類を見ないほどの衝撃的な裁判》が幕を開けることに。
出演者
サシャ・バロン・コーエン、エディ・レッドメイン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マイケル・キートン、マーク・ライランス、アレックス・シャープ、ジェレミー・ストロング、ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン 2世、ジョン・キャロル・リンチ、フランク・ランジェラ、ケルビン・ハリソン・ジュニア
感想・評価
1.「文脈を無視すれば言葉は好きに解釈できる」実話の映画。予備知識ゼロで鑑賞。時代背景や裁判のこと等もっと知識があれば面白さが増したと思うので、自分の勉強不足が悔やまれる。
2.アーロン・ソーキンらしい会話劇。音楽の使い方や場面の切り替え演出が気持ち良く、テンポ良く観れる。ラストのカタルシス。
3.今だからこそ知っておくべき事実であり、観ておくべき映画だと思った。"バーの外は60年代、中は50年代のままだ""文脈を無視すれば言葉は好きに解釈できる"気になるシーンや台詞が結構あったけど結局はこれに尽きるのかも。“Whole world is watching!”
4.好きなタイプの会話劇のはずだったけれど、なじみの薄い陪審員制度と登場人物に多さにうまくのめり込めなかった。最後のソリューションは胸熱なんだろうけれども、ベトナム戦争ってそもそも何だったんだろう。
5.権力や陰謀、差別に対する無力感を味わいながらも誰も屈することなく戦い続けた印。とても強い哲学が彼ら自身それぞれにあったのだと思う。決して明るい映画ではないが、重くならずとても素晴らしい映画だった。#2021-60#netflix
原題/別名:Up in the Air
上映日 | 2010年03月20日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 109分 |
ジャンル | ドラマ、コメディ |
スコア | 3.5 |
監督 | ジェイソン・ライトマン |
脚本 | ジェイソン・ライトマン、シェルドン・ターナー |
あらすじ
年間322日も出張するライアン・ビンガムの仕事は企業のリストラ対象者に解雇を通告すること、つまりプロの“リストラ宣告人”。「バックパックに入らない人生の荷物は背負わない」をモットーとする彼は、夢の1000万マイル達成をすぐ目前にし、しがらみから自由な生き方を楽しんでいた。 そんなライアンに二つの出会いが訪れる。一人目は彼と同じく出張族のアレックス。気軽な大人の関係とお互い割り切って情事が始まる。もうひとつの出会いは新入社員のナタリー。ネット上で解雇通告を行い、出張を廃止するという合理化案を会社に提出しており、ライアンの立場と1000万マイルの達成を危うくする存在だった。 異なる年代の二人の女性との出会いをきっかけに、人を“切る”ことで生きてきた男が“つながり”の大切さに気づいていく・・・。
出演者
ジョージ・クルーニー、ベラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック、ジェイソン・ベイトマン、メラニー・リンスキー、エイミー・モートン、サム・エリオット、J・K・シモンズ、ザック・ガリフィアナキス、クリス・ローウェル、スティーヴ・イースティン、アディール・カリアン、ダニー・マクブライド
感想・評価
1.年間320日以上が出張でクビ宣告人のライアンがナタリーとアレックスと出会い自分の価値観にはなかったことに挑戦し人として成長していくストーリーライアンとナタリーの関係は途中まですっごく良いのに最後切ない妹の結婚式に一緒に行ってくれたらそう思っちゃうよな〜
2.これ、ぜんぜんスルーしてた??ってかジョージ・クルーニー好きでない?『てぃるどん』は好きだったけどね(なんか丼みたいだなww)私とタメどしねーさんのヴェラも「ナンパとは違うけどワンチャンあり」な役って、なんか彼女だからキレイだと思えた⭕️アナケンも出てたとか…彼女ってほんとマジックみたいな子だよね?しかもこれのプロモで日本に来てたとは‼️
3.アメリカという国は何でもプロフェッショナルにしてしまうというか、弁護士にしてもエージェントにしても「代理人」の活躍する機会がほんとうに多いのだなと妙に感心しながら観ました。原題は『Up in the Air』で「はるか空の上で」くらいの感じでしょうが『マイレージ、マイライフ』はとても良い邦題だと思います。マイレージのもつ象徴性が、劇中で様々な意味合いをもって描かれているからです。監督は『JUNO/ジュノ』(2007年)や『タリーと私の秘密の時間』(2018年)などを撮ったジェイソン・ライトマンで、本作も含めいずれの作品においても性別や年齢から人は自由にはなれないことを、頭ではなく身体的に描いている監督のように思います。つまり、ものごとの嘘とほんとうをよく知っている人という印象があります。筋立てとしては、解雇(狭義の意味でのリストラ)を宣告する専門職についていた男が、いくつかのエピソードを経てやがて自身の人生にリストラ(本来の意味での再構築)を迫るというもの。
もちろん脚本がそうだったこともあるでしょうけれど、1977年生まれの監督が撮影時はまだ30歳だったことを考えあわせると、この映画に描かれる中年期の男性の巧みな捉え方に、舌を巻くような思いがします(ちなみに30歳という年齢は、本人の意識とはおそらく裏腹に純然たる青年期です)。主人公ライアン(ジョージ・クルーニー)によって示される身軽さと自由。バックパック分の荷物しか背負わず「Up in the Air」にいればこれ以上切り捨てられるものはない、自分は逃げ切ったという気分は、未来のものとしても現在のものとしても、誰しもの心によぎったことがあるだろうと思います。基本的にその気分は男女を問わないはずですが、中年期を迎えた男性の場合にはどういう顛末(てんまつ)を迎えることになるのか。そのことを身体的に描いています。*この身体性を立ち上げるエピソードは3つあります。
1つ目は、それまで1匹狼のように行動していた彼のもとに若い女性の部下ナタリー(アナ・ケンドリック)がつくことによって。2つ目は、妹の結婚式でドタキャンしようとした新郎のジムを説得することによって。そして3つ目は、出張先で気軽な関係を続けていたのアレックス(ヴェラ・ファーミガ)に振られてしまうことによって。これら3つの出来事に、中年期を迎えた男性ならではの心の揺れ動きがよく表れています。1つ目の部下がつくことに関しては、ITによる業務の合理化を進めようとする部下と、それまでのやり方にこだわる上司との軋轢(あつれき)というかたちで、中年期の男性の身体感覚を鮮やかに描いています。データよりも経験、理念よりも現場というシーンは、成功体験による慣習や習慣を信じる、中年期男性の身体性をよく物語っています。基本的にはその慣習や習慣のほうがうまくいくように描かれますが、ラストでは彼の経験を橋渡しするように、部下の方法が全社的に採用される点にも説得力があります。また2つ目の妹の結婚式では、自分自身が結婚を否定する生き方をしてきたなかで、結婚の不安からドタキャンしようとする妹の相手を説得しなければならない状況が描かれます。しかしセミナーで培った言葉はいっさい通じない。そのようななかで自分の心のなかに隠されていた真実を彼は口にすることになる。
こうした描写も、それまでの慣習や習慣(それは身体的なものです)からスピンアウトするような状況を通過することになる、中年期男性ならではのものが表れています。そして3つ目のアレックスとの関係では、妹の結婚式でほんとうの心に気づいたライアンが、家庭をもつ彼女からまるでそれまでの自分から拒まれるように振られるシーンが描かれます。若い頃の失恋とは違ってこの時期の男性は、往々にして自分自身を鏡のように映した姿から否定されることがあることを、ですからこれも身体的に巧みに描いています。こうした身体的な3つのエピソードを通して、ライアンは自分自身の人生をリストラ(再構築)していくことになる。生きることにはエスケープゾーンや逃げ切り(Up in the Air)のようなものはなく、絶えざる再構築の連続であることを、男性は中年期に入ってから身体的に実感することを素晴らしく描けている作品のように思います。そしてマイレージがライアンにとってどのような意味をもっていたのかも、これら3つのエピソードを通して明らかになっていきます。その後のライアンがどのような人生を歩んだのかは、オープンエンドになっているのもたいへん味わい深く思います。そうしようと思ってもそうはならい。これもまた身体性が告げる重要な真実だからです。
4.こんな仕事があることを初めて知った!日本じゃありえない仕事だけど、それだけアメリカは会社都合でリストラが普通にあるってことか〜ストーリーとは関係ないけど、個人的にはそこにも考えさせられる。ライアンは、アレックス、ナタリー2人との出会いがきっかけで、自分が本当に掴みたかったものが何か気付く。これが私の目標だ!これが私が人生で達成すべきことだ!っていうものがある人でも、進んでいるうちにだんだん義務に変わっていって、達成する頃にはどうでも良いことに変わってたり。自分の道を突き進んでる人ほど、他人を通してハッとさせられることってあると思うな〜そして、遠隔でも誰とでもコミュニケーションを取れる時代になったけど、会うことってちゃんと意味があるって、コロナ禍に見たからこそ、色々考えてしまう。人間、やっぱり1人じゃ生きていけないし、人と関わることで得られることがたくさん。
5.ステータス大好き仕事人間の話。・人生の目的とは・幸せとは・リモート/対面などなど、偶然にも今にピッタリな話題の作品。アナケン若い!!ベラ・ファーミガ!!#amazonプライム
原題/別名:La La Land
上映日 | 2017年02月24日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 126分 |
ジャンル | 恋愛、ミュージカル |
スコア | 3.9 |
監督 | デイミアン・チャゼル |
脚本 | デイミアン・チャゼル |
あらすじ
夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア<エマ・ストーン>は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン<ライアン・ゴズリング>と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから二人の心はすれ違い始める……。
出演者
ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J・K・シモンズ、フィン・ウィットロック、ローズマリー・デウィット、ミーガン・フェイ、ジェイソン・フックス、ジェシカ・ローテ、ソノヤ・ミズノ、ジョン・レジェンド、キャリー・ヘルナンデス、ヘムキー・マデーラ
感想・評価
1.音楽とか演出とかとても良くてワクワクしながら見てた映画は長い時間続けてやるけど飽きさせない構成になっていると思う夢を追いかけたい人も夢を諦めて定職に着く人も世の中にはいて、人や選択によっていろいろな人生が開かれていくと思う。その中では何を選択しても結局後悔もあったり、幸福もあったりするもので正解とかはない。だからこそ難しくて楽しいんだろうなぁ最終的に正直私は選択しないだろう道を主人公は選んでいたけど、彼女にとってはそれが最善だったのかな
2.ミュージカル映画の復活少し短くてもいいけど飽きない作品エマ・ストーン好きになるよね
3.ラララランドってずっと思って言ってた。ラひとつ多かった?#ミュージカル♬︎♡
4.残り95本 はじめはただのミュージカル恋愛映画かなぁ、と思ったけど最後の最後に全てスーッと納得。
5.ミュージカルはだいたいなんでも好きだけど、初めて2回以降見なかったミュージカルかもしれない
原題/別名:The Social Network
上映日 | 2011年01月15日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
脚本 | アーロン・ソーキン |
あらすじ
Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグの葛藤を描く、『セブン』 のデヴィッド・フィンチャー監督作。ハーバード大学に通うマークは女の子に振られたことが発端でSNSを作る。それが巨大サイトへ成長し……。
出演者
ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、アーミー・ハマー、マックス・ミンゲラ、ブレンダ・ソング、ルーニー・マーラ、ジョセフ・マッゼロ、ジョン・ゲッツ、ラシダ・ジョーンズ、バリー・リヴィングストン、ダグラス・アーバンスキー、アーロン・ソーキン、ウォレス・ランガム、スコット・ローレンス、パトリック・メイペル、デニス・グレイスン、デヴィッド・シェルビー、スティーブ・サイレス、インガー・テューダー、ジェームズ・シャンクリン、ジョン・ヘイドン、ブライアン・バーター、ブレット・リー、ヴィクター・Z・アイザック、マーク・ソウル、マレス・ジョー、エマ・フィッツパトリック、マルセラ・レンツ=ポープ、ダコタ・ジョンソン
感想・評価
1.「悪い人間ではないがそう思われる生き方をする人間」であるマーク・ザッカーバーグを主人公にした、Facebook創業をえがく映画。その創業の根底に拭い去れない劣等感があるというのは、シンプルながら魅力的な観点。訴訟係争時と過去を交互に見せる構成もよい。ただこれがザッカーバーグの話でなければ、それほど訴求力のある映画化と言えるのだろうか。つまるところ、ソーシャルネットワークの創業者が、ソーシャルな関係構築が苦手だったという身もふたもない話なわけで。
2.思ったよりゴタゴタしていたり、ビジネス的な知識が少し必要な作品。また、ザッカーバーグの人間性欠如を表現することで天才さが際立った。
3.テンポが良く、尋問とストーリーを交互に見せる脚本はとても面白く、楽しめた。マークザッカーバーグについてほとんど無知だったが、この映画を見る感じだとThe天才って感じで少しクズっぽいところがあるが資本主義の競争社会で生き残るのはああいう人たちなのだろうと思った。
4.マークザッカーバーグについて、Facebookについて、ハーバード大学についてアメリカという国、裁判への考え方について私の知らなかったことばっかりだった天才はよくわからないって思ったけどそもそも他人がよく分からない裁判ではみんなが自分の意見を主張するだけで誰が悪いとかはないのかもって思ったマークザッカーバーグすごすぎ
5.天才なのに、協力者を固めることは不器用、ちゃんとやれば何億も払わないで良さそうなのにサービスのアイデアってすごいお金を産む株とかの概念ではお金の桁が大きすぎて、日人が変わりそうちょっとやってみたいけど笑笑
原題/別名:Once Upon a Time In Hollywood
上映日 | 2019年08月30日 |
製作国 | アメリカ、イギリス |
上映時間 | 159分 |
スコア | 3.9 |
監督 | クエンティン・タランティーノ |
脚本 | クエンティン・タランティーノ |
あらすじ
リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身の道を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は彼に雇われた付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が越してくる。今まさに最高の輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが―。そして、1969年8月9日-それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる。
出演者
レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、エミール・ハーシュ、マーガレット・クアリー、ティモシー・オリファント、ジュリア・バターズ、オースティン・バトラー、ダコタ・ファニング、ブルース・ダーン、ルーク・ペリー、ダミアン・ルイス、アル・パチーノ、ニコラス・ハモンド、ジェームズ・マースデン、ティム・ロス、マイケル・マドセン、マヤ・サーマン=ホーク、カート・ラッセル
感想・評価
1.クエンティン・タランティーノの監督第9作目であり、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットの初共演作品。1969年にハリウッド女優シャロン・テートがカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を背景に[4]、ハリウッド映画界を描いた作品らしいです。あらすじは、落ち目の俳優とそのスタントマンの2人の友情と絆を軸に、1969年ハリウッド黄金時代の光と闇を描いた作品。ブラピにディカプリオにアルパチーノにブルース・リー、そしてマーゴットロビー!みんな最高に素晴らしいけれどディカプリオの悪役カウボーイのシーンは1テイクで成功してこちらまで泣けてくる。子役の女の子に誉められて満足げなディカプリオも◎。タランティーノ作品は全てサントラ欲しくなリマス。ジョークや映画愛の詰まったヒューマンストーリーかと思いきや怒濤のラスト30分は笑った。w一転バイオレンスに。これぞタランティーノか笑ちなみに、once upon a time(ワンスアポンアタイム)とはおとぎ話の冒頭に使う言葉の「むかしむかし」。
2.予備知識なしで置いてけぼりになったの後悔だけど終盤の痛快バイオレンスがたまんねぇですそこ見れただけでも大満足!ありがとうタランティーノ!
3.今週はコメディが良いらしく、おすすめで出ていたので観ました。(実は先月も観たけど途中で挫折したからリベンジ)レオ様がこんな役するなんて、タイタニック公開の頃を知っている世代としてはすごい時代になったなと思うけど、落ちぶれた役でもちゃんとかっこいいし、相棒がブラッドピットなのも最高…(ブラッドピット大好き)そして、新しい現場に着いてクリフが“お前はリック・ダルトン様だ、忘れるな”ってリックを送り出すシーン、最高やん…って胸が熱くなりました。シャロン役のマーゴット・ロビーさん、毎度ながら変幻自在で最初どこで出るかわからなくてそわそわしてしまいました。ちゃんと、認識してからはもう美しい…(合掌)としか言えなくなっちゃうんだけど。クエンティン・タランティーノ監督作品恒例の、音楽がめちゃくちゃかっこいいのと、戦闘シーンがめちゃくちゃ激しいのスカッとして良かったです。やっぱり、定期的にタランティーノ作品は摂取しなくてはならないと改めて思いました。余談だけど、ブルース・リー役のマイク・モーさん、めちゃくちゃ外見が似ててびっくりしました。適役この人しかいない…と思ったけどサングラス取ったらそんなでもなかったです。(失礼)肝心のブルースの描写はファンとしてもどうかなと思うけど、(こんなイキってはないやろ)たぶんアジアの人間から見るのとそれ以外の国の人間から見るのとではちがう解釈なのかなと思ったのでそこは目をつむります。よくあるアメリカ映画のアジア人描写だなと思ったなんてそんな…
4.先に下調べしてから見るべきだった…何も知らずに見たから、どゆこと?ってなるとこが多かった解説見たらスッキリとりあえずレオナルドディカプリオ様は本当にかっこいい。
5.古き良きハリウッド…正確には昔々ハリウッドで…なんだろうけどハリウッド舞台なので映画界の裏側や役者、子役、スタント、流行りのブルースリーなどさまざまな人物の人生の一部分を描きジプシーなども出てきてラストはタランティーノお得意のバイオレンスと、タランティーノだからこそ主要人物死ぬかどうかハラハラハラハラしながら観ててホッと一息してからのラスト…シャロンステート事件のことを知らなければ観終わった時は違和感残るかもだけど調べてからみればあかん、その門をくぐっては、となるいいラストだったと思う当時の俳優や映画にはそれなりに詳しい父がシャロンステート事件のことは知ってたので当時の人にとっては印象深い出来事だったんだなと思う#2021鑑賞217#1人でキネマ登場作
原題/別名:Green Book
上映日 | 2019年03月01日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 130分 |
ジャンル | ドラマ、コメディ |
スコア | 4.2 |
監督 | ピーター・ファレリー |
脚本 | ニック・ヴァレロンガ、ピーター・ファレリー、ブライアン・クリー |
あらすじ
時は1962年。ニューヨークのナイトクラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は腕っぷしはもちろんハッタリも得意で、ガサツで無学だが、家族や周囲から愛されていた。ある日、トニーは「神の域の技巧」を持ち、ケネディ大統領のためにホワイトハウスで演奏したこともある天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)のコンサートツアーの運転手として雇われる。まだまだ人種差別が根強く残る時代になぜか、黒人にとって制約と危険の多い南部を目指すシャーリー。粗野で無教養なイタリア系用心棒と、インテリな天才黒人ピアニストという何もかも正反対な二人が、黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を頼りに、ふたりはツアーへ旅立った──。
出演者
ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ、ドン・スターク、セバスティアン・マニスカルコ、P・J・バーン、ブライアン・ステパニック、ニック・ヴァレロンガ、イクバル・テバ、Ninja N. Devoe、トム・ヴァーチュー
感想・評価
1.二人がツアーを進める中で問題に衝突し合いながらも頑張ってゆく姿は他の映画では味わうことが中々できませんですね
2.最初はトニーの喫煙に、ダメや見てられん!と思ってました、でもドクターとの旅が始まり一転!二人の相反する性格とこれまでの生活の差、これ、ほんとに実話なの?!というくらいドラマチック、そして日本では考えられない人種の問題!、トニーがドクを救うシーン、とメリメリと引きずり込まれていって〜〜、エンディングでのドロレスとの面会シーン!BARでのドクターの腕の見せ所とか、泣けるシーン満載?、クリスマス近い今の季節にはぴったりの心あたたまるストーリーでした。キャデラックもカッコいい?
3.ドクの部屋は、はぐれ者の集まりだったのかなぁ、勇気は人を変えるといったけれど、それが勇気と認められるためには、死ぬほどの恐怖と袋叩きの前例と戦って、色んなものを諦めて、舞台に上がる必要があるステージの上はもう、彼の領域だったのに。それ以外では「ルール」に阻まれ続けている。
4.品がなくて大雑把だけど心根の優しい白人と品があって凛としていて教養もある黒人の話。お互いに影響を受けて少しずつ変わっていく描写がいい。フライドチキンを手づかみで食べたり、ロマンチックな手紙を書いたり。この映画をたまたまクリスマスの時期に見れて良かった。最後は涙。
5.黒人差別を題材とした映画私が同じ黒人だったとして、優劣をつけられて我慢するということはできません。差別があるということは権利を持てないと言ってもおかしくないです。現在でも差別はなくなってないです。黒人も白人もみな平等です。
原題/別名:No Country for Old Men
上映日 | 2008年03月15日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 122分 |
ジャンル | ドラマ、クライム、スリラー |
スコア | 3.8 |
監督 | ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン |
脚本 | ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン |
原作 | コーマック・マッカーシー |
あらすじ
荒野で狩をしていたベトナム帰還兵のモスは、偶然ギャングたちの死体と麻薬絡みの大金200万ドルを発見。 その金を奪ったモスは逃走するが、ギャングに雇われた殺し屋シガーは、邪魔者を次々と殺しながら執拗に彼の行方を追う。事件の発覚後、保安官のベルは二人の行方を探るが、彼らの運命は予測もしない衝撃の結末を迎え・・・。
出演者
トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ウディ・ハレルソン、ケリー・マクドナルド、ギャレット・ディラハント、テス・ハーパー、バリー・コービン、スティーヴン・ルート、ロジャー・ボイス、ベス・グラント、アナ・リーダー
感想・評価
1.殺し屋のオーラ半端ないそんな終わり方かいという感じではある
2.アカデミー賞受賞作ということで見たいと思ってた映画。こういう渋い系はあんまりしっくりこないタイプなのかも。一筋縄では行きませんでした。解説記事見て見たけどテーマはコーエン兄弟の「皮肉な死生観」らしい。なるほど?
3.分からぬ!wwでもそれなりにハラハラするしどーなんの?!って見続けてしまうやつ。音響効果もなしで近づいてくる怖さ出せるって凄い。髪型と武器よwwwあの顔であの髪型の人なんか目が離せんよな。
4.音楽全然ない。あいつに対峙したらすぐ殺されそう。理解の範疇になさすぎる。ほんであの武器なに、めっちゃ強いやん。
5.面白かった。最初の訳わかんなさをとりあえず置いといて観進めて欲しい
原題/別名:Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
上映日 | 2015年04月10日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 119分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ |
脚本 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ジャコボーン、アルマンド・ボー |
あらすじ
かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の日々を送る俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、復活をかけてブロードウェイの舞台に立とうとしていた。レイモンド・カーヴァーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出と主演を務める舞台には、彼のすべてが注ぎ込まれている。しかし、プレビューを前に出演俳優が大怪我を負い、降板してしまう。共演者のレズリー(ナオミ・ワッツ)の紹介で、ブロードウェイの実力派俳優マイク・シャイナー(エドワード・ノートン)を迎えたリーガンだったが、その才能はしだいに彼の脅威となっていく。疎遠だった娘サム(エマ・ストーン)には、リーガンの愛情は伝わらず、彼は気づかないうちに舞台の役柄に自分自身を重ねていくのだった。さらに、公私にわたり精神的に追い込まれるリーガンを、“バードマン”までが扇情し・・・彼は人気俳優だったエゴと闘い、舞台の成功と、壊れた娘との絆を取り戻せるのか?
出演者
マイケル・キートン、エマ・ストーン、エドワード・ノートン、ナオミ・ワッツ、アンドレア・ライズボロー、ザック・ガリフィアナキス、エイミー・ライアン、ジョエル・ガーランド、メリット・ウェヴァー、ナタリー・ゴールド、リンゼイ・ダンカン、クラーク・ミドルトン、ダミアン・ヤング
感想・評価
1.カメラワークがすごかった。現実と空想の区別がつかずラストどうなったのかがいまいち分からない。ドラムの音も特徴的だった
2.ワンカット風の演出がめちゃ良い。場面の同時性と時間の流れが舞台の臨場感を助長してた。BGMがドラムで時々演奏者がカットインする演出もめちゃかっこいい。エマストーンの気迫はやっぱりすごいと思った。これがハリウッド。主人公(おじさん)がプライド高くて気が小さくてどうしようもない感じなんだけどなんか憎めない。普通のパパなところとどことない愛嬌がいいんだよな〜〜最後のスタンバイの前のシーンがすごくよかった。演者の演技力の塊だし臨場感の塊だしこんなライブ感が映画で表現できるんだ…という感動。面白かったです。
3.2016年鑑賞かつてコミックヒーロー『バードマン』で人気となった役者が、復活をかけて舞台劇に挑む。しかし彼が見る世界は、分裂症患者のそれのように、虚構と現実が混然としていた。空飛び過ぎ。ノートンがウザ過ぎ。エマばか過ぎ。パンツ一丁のシーンは良かったよ。
4.演技と撮影の実力に裏付けがあるので、安心して前に進める映画。固くて新しい不思議な映画。
5.メタい角度で殴ってくる感じのあれです。11歳とかが観るとハマるかもしれませんね。
原題/別名:Django Unchained
上映日 | 2013年03月01日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 165分 |
ジャンル | アクション、西部劇 |
スコア | 4.0 |
監督 | クエンティン・タランティーノ |
脚本 | クエンティン・タランティーノ |
あらすじ
主人のもとで人間性を奪われ、妻を奪われた奴隷のジャンゴは、賞金稼ぎのシュルツと出会い、自由を与えられ、彼と共に銃の腕を磨き稼いだ金で妻を買い戻そうと決意。お尋ね者を追うアメリカ横断の旅の最終目的地は、妻が捕らわれているキャンディ・ランド。そこは残忍な若き暴君カルビン・キャンディが君臨する農園だ。ジャンゴとシュルツは奴隷商人を装いキャンディ・ランドに乗り込むが、見かけは黒人、心は白人の老獪な奴隷頭スティーブンが二人の正体を見破り!思いも寄らない一大死闘が展開する!!最後に生き残るのは果たして―――?
出演者
レオナルド・ディカプリオ、ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソン、ウォルトン・ゴギンズ、ドン・ジョンソン、ローラ・カユーテ、デニス・クリストファー、ジェームズ・ルッソ、ジェームズ・レマー、トム・ウォパット、ミスティ・アッパム、レックス・リン、クーパー・ハッカビー
感想・評価
1.おんもしろかった!!!!昔おすすめされたけど、まあいっかって思いよったのが悔やまれる面白さだった!最後復讐に走る、で終わるんじゃなくて、ちゃんと爽快に始末するところまで描いてくれるタランティーノ、、最高すぎる。いちいち挿入歌もかっこよすぎ。確かにスティーヴンが言ったように、いつか賞金稼ぎが彼らの平穏をぶっ壊しにくるんじゃろうけども、そのいつかくる未来の不安よりも、今その瞬間から2人の生活が始まるねっていう希望がキラキラしとるのがよかった。仁王立ちはかっこよすぎるね。あとさおじいは絶対死ぬと思ったけど、プライドを突き通して高貴だったな。大好き。そしてたぶんもっとブラックカルチャーだとか、歴史に精通したら違った見方もできるんじゃろうな。また会おう。待って!スティーヴンって声聞き覚えあったけど、サミュエル・L・ジャクソンだったん!衝撃!
2.人種や肌の色、性別、人はなにかと理由をつけては区別、差別をして決して優秀でもなくただ声が大きいだけの人間が偉そうにふるまう。そしてそのただ声が大きいだけの人間が勝手につくったルールを無理矢理押し付けて抑圧、弾圧、支配をしてきた人間って本当に愚かな生き物だなと思う。容赦ない?
3.ここだけの話、ショットガンで撃たれて吹っ飛ぶのは嘘らしいですよ
4.演出のカッコ良さがカンストしてるわ…。タランティーノ作品で一番好きかも
5.おもしれえなあー!!!!胸糞モヤモヤポイントを溜めて溜めて、くっそスカッとさせてくれる映画!血しぶきの量と登場人物が吐くつばの量が異次元すぎて、鑑賞後たくさんおしっこ出たわ。ジャンゴの表情がまじでかっこよすぎるし、シュルツの美学にゾッコンになる。ギャグ漫画みたいにめちゃくちゃになるアクションシーンは見どころ満載やし、ディカプリオの鬼気迫る悪のシーンは、憎むべき敵であることをわすれて惚れ惚れします、ジャンゴ最高ー!!
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