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ゴールデングローブ賞 主題歌賞 受賞作品。これまでにエドアルド・ポンティ監督のこれからの人生や、タロン・エガートンが出演するロケットマン、アリー/ スター誕生などが受賞しています。
原題/別名:La vita davanti a sé/The Life Ahead
製作国 | イタリア |
上映時間 | 95分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | エドアルド・ポンティ |
脚本 | ウーゴ・キーティ |
あらすじ
自宅で子守をしているホロコースト経験者が、自分を襲った家なき子を引き取ることに。反発し合う2人だったが、共に暮らすうちに少しずつ心を開いてゆく。
出演者
ソフィア・ローレン、イブラヒマ・ゲイェ、レナート・カルペンティエリ、マッシミリアーノ・ロッシ、ババク・カリミ
感想・評価
1.完璧な人なんていなくてそれぞれ欠けているところを補い合って生きているのが良い。売店のおじさんのレミゼラブルのシーン良かったなあ。本のとこ泣いた?そして最後の音楽がとっても沁みわたる。
2.腕に刻まれた番号…孤独なモモは、マダムの辛い過去をどう受け止めたのか。どんな人と出逢えるかで、人生は変わるってもん。信じ頼られることで、存在意義が芽生えるってもん!モモのこれからの人生に、幸あれ。
3.登場人物みんな愛おしい。(麻薬の人以外。)ローザとモモに漂う儚げな表情がいい。ストーリーはありきたりではあるけど、だんだんとモモに感情移入して泣けた。骨董屋のおじさんが好き。ライオンは唐突感?よくわからなかった。
4.ソフィア・ローレンいくつなんでしょう?素敵でした。モモの真っ黒な顔に白い目に惹きつけられました。暗目だけどいい映画です。
5.安楽死、売春、ホロコーストの影響、移民、老化などを描いたイタリア映画。ちょっと真面目すぎる感じもありますが、かと言ってわざわざケチをつける箇所もないという感じの映画。**もとは1975年の『私たちの前の人生(La vie devant soi)』と言う小説で、何度も映像化されたりミュージカルにもなっているようですね。だからなのか今作もだいぶこなれた話の運びになっています。スムーズだしスピーディー。キャラの描き方もスマートでした。**俳優たちの素晴らしい演技がこの映画の一番の見どころかと。87歳のソフィア・ローレンの威厳と可愛らしさと哀愁のある演技も素晴らしいしんですが、突出しているのはセネガルからの移民を演じたイブラヒマ・グアイ!経歴もよくわかんなくて何歳なのかも調べられなかったんですが、いくら若く見えるとはいえ、撮影時は実際に15歳くらいだったんじゃないでしょうか。怒りとか孤独とかの感情を体の中にパンパンな膨らませた彼の存在感がこの映画の1番輝かしいポイントだと思います。
原題/別名:Selma
上映日 | 2015年06月19日 |
製作国 | イギリス、アメリカ |
上映時間 | 128分 |
スコア | 3.7 |
監督 | エヴァ・デュヴァネイ |
あらすじ
1965年3月7日、黒人の選挙権を求める525人が、マーティン・ルーサー・キングJr.牧師と共にアラバマ州セルマで立ち上がった。彼らは非暴力を貫きデモ行進を行うが、白人知事率いる州警察の暴力的鎮圧に、わずか6ブロックで妨げられてしまう。しかし“血の日曜日事件”として全米のニュースに流れたその映像は、人種をまたぎ、全国の同士たちの心に火をつける。2週間後、再び抗議のデモ行進が計画される。日々増え続ける参加者数は2.5万人にまで膨れ上がり、やがてその行進は、米国大統領を巻き込み、世論を、そして世界をも突き動かしていく――。
出演者
デヴィッド・オイェロウォ、ティム・ロス、ジョヴァンニ・リビシ、キューバ・グッディング・Jr、マーティン・シーン、カルメン・イジョゴ、ディラン・ベイカー、オプラ・ウィンフリー、アレッサンドロ・ニヴォラ、テッサ・トンプソン、トム・ウィルキンソン、ロレイン・トゥーサント、ウェンデル・ピアース
感想・評価
1.大学の講義で鑑賞命を賭ける を感じたただ、道を歩いてるところを見ているだけで、心臓がバクバクしたいつ命が奪われてもおかしくない状況が生まれてから死ぬまで毎日続く同じ人間なのに事実、実態を知ること、それを深く感じること メディアは大きな役割を果たしたと思う観るべき映画
2.見る前から覚悟はしていたものの、やはりものすごく重たいパンチをくらった。この映画はキング牧師を中心に1965年の公民権運動ーSelma to Montgomery marches”について描いている。 憲法で認められている公民権にのっとってアフリカ系アメリカ人にも選挙権を認めるよう訴えるためにセルマからモンゴメリーまで歩くというデモ行進。アメリカでは選挙権を得るにはまず有権者登録をする必要がある。ところがアフリカ系アメリカ人が登録しようとすると、不当に受け付けてもらえなかったり、登録できたとしても嫌がらせの暴力を受けたり、殺されたりするせいで、有権者登録にいけないという実態があり、その是正を訴えるためのデモ行進。キング牧師は1964年にノーベル平和賞を受賞した後もジョンソン大統領に公民権法に署名するよう再三直訴していた。教会が爆破されアフリカ系アメリカ人の子供達が犠牲になってもまともな捜査が行われず犯人がつかまらなかったり、仮に犯人が逮捕されたとしても、陪審員が全員白人であるため無罪となってしまう。陪審員になるには有権者である必要がある。バスの座る席など公共の場での人種差別を憲法違反だとして訴え裁判で是正したくても陪審員になれなければ裁判で勝ってそれを是正することができない。
憲法で認められている権利を主張するだけで嫌がらせを受け、容易に殺される。デモ行進も憲法で認められている権利であるのに警官隊に警棒で殴られる。頭をねらって殴られる。そんな事態を憂いてデモ行進に参加した白人の人たちさえも暴行を受け殺される。とても恐ろしいと思った。同じ人間の頭に棍棒を振りおろす。容赦なく殴ったり蹴り続ける。それを正しいことだと信じて疑わず、喝采をおくる人たちがいる。なぜそれを正しいことと信じて疑わずにいられるのかそこの心理というか精神構造が理解できないから余計に恐ろしい。映画ではキング牧師の心理的負担も丁寧に描かれていてこちらも辛かった。非暴力主義を訴え、人々に諦めてはいけないと呼びかける。そこに迷いはなくても自分の言葉によって鼓舞されともに行進する勇気をもった人たちが無残に殺されていく。それを目の当たりにしなくてはならない。殺された人々、その人たちの家族の苦しみも肩に重くのしかかってくる。キング牧師の家族も度重なる嫌がらせの電話を受け苦しみ続ける。そのことが苦しくなかったはずがない。エンディングで登場人物一人一人のその後が字幕で説明される。涙がでた。苦しくて辛くて涙をとめられなかった。 1964年10月、ノーベル賞受賞。12月に授賞式。1965年3月セルマからモンゴメリーまでのデモ行進。1968年4月死亡。享年39歳。
3.劇的な展開があるわけではないので、ちょっと飽きたが歴史的な事実を学んだ。
4.監督は「スキャンダル 託された秘密」のエイヴァ・デュヴァーネイ。主演は「デフォルト・ハイジャック」のデヴィッド・オイェロウォ。出演は「パーフェクト・プラン」のトム・ウィルキンソン、「パージ:アナーキー」のカルメン・イジョゴ、「ディア・ホワイト・ピープル」のテッサ・トンプソンなど。1965年3月7日、マーティン・ルーサー・キング・Jr.の呼び掛けにより集まった、黒人の有権者登録妨害に抗議するおよそ600名がアラバマ州セルマを出発。だが、デモ行進がいくらも進まないうちに、白人知事は警官隊を動員して彼らを暴力で制圧する。その映像が「血の日曜日」としてアメリカ中に流れたことにより抗議デモはさらに激しさを増し、やがて世界を動かすことになる。キング牧師の人生に着目したというよりも、セルマで立ち上がった事件を題材にした物語。黒人に投票権を平等に勝ち取るために戦った姿を映し出している。黒人が不当に虐げられいる世の中を変えようと努力するキング牧師達。命の危険を犯しながらも地道に戦い続ける姿には心を打たれる。またキング牧師とその家族や関係者への脅迫等も激しく続いていて、生半可な志では絶対にこんな事はできないんだろうなと感じた。非暴力を貫いた姿勢も含めて、偉大な人物だったことが分かる。行進にしても一回は失敗したのにも関わらず、二回目も敢行し成功させたのは凄い。そこに黒人だけでなく白人も取り込んでいったのは凄まじいパワーがあったからこそ。また演説のシーンも素晴らしい。キング牧師がもっていた演説のパワーが伝わる。この映画の少し難しいところは登場人物が多いところ。関係する人達が多数いることで、少ししか登場しない人物も含めて理解しづらい人数になってしまっている。平等な社会のために戦った人々の映画。
5.目先の怒りにとらわれていたら勝ち目はない。目標達成までの道のりを考えてこその非暴力なんだと思った。
原題/別名:Rocketman
上映日 | 2019年08月23日 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 121分 |
ジャンル | 音楽、伝記 |
スコア | 3.7 |
監督 | デクスター・フレッチャー |
脚本 | リー・ホール |
あらすじ
音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト 100組」にも選ばれ、「僕の歌は君の歌(Your Song)」や、「キャンドル・イン・ザ・ウィンド(Candle in the Wind)」、「愛を感じて(Can You Feelthe Love Tonight)」、そしてタイトルにもなっている「ロケットマン(Rocket Man)」など、シングルとアルバムの総売上は全世界で3億枚を越える伝説的ミュージシャン、シンガーソングライター“エルトン・ジョン”の半生を描いた話題のミュージカル超大作。
出演者
タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、ブライス・ダラス・ハワード、リチャード・マッデン、スティーヴン・マッキントッシュ、ジェマ・ジョーンズ
感想・評価
1.エルトンジョンの曲ほとんど知らなかったけど、カラフルでギラギラした衣装など世界観も素敵で楽しめました!エルトンジョンについて全然知らなかったけれどイメージが良くなりました!最近エルトンジョンの曲を少しずつ知るようになったのでもう一度見ても面白い思いました。ただBohemian Rhapsodyの監督作なので期待しすぎていたため、Bohemian Rhapsodyを上回ることはありませんでした。
2.ボヘミアンラプソディをみた流れでこの映画も見たエルトンジョンの曲はあまり聞いたことなかったけど、いい曲ばっかだったのでこれから聞こうと思う
3.ボヘミアンラプソディに比べると、世の中であんまり話題になっていない感じだけど、私は本作の方が好きだった〜。クイーンも知らんがそれ以上にエルトンのことを知らず、どの曲も「これエルトンジョンの曲なんや〜」という感じで、最後の曲のリリースが1983年で「えっ立ち直ったのって、そんなに前なん!?」と驚愕したレベルの情報の無さ。あと、後日談での突然の新キャラ登場に驚く。そんな私でも、楽しめましたよ。無理に比べる必要はないんだけど、ボヘミアンラプソディーで物足りなかった部分(途中からキャラクターの内面描写から離れてバンドヒストリーものになってしまうところ)を、ロケットマンは全編でぐーっとやってくれて、だからその分地味なのかもしれないけど、すごく良きでした。あと私が一番見たエルトンは、確実にキングスマン2なので、その辺が変にザッピングされる自分の脳内での現象も面白かった。これを踏まえて、もいっぺんキングスマン観たいな…笑あと、キングスマンで言えば、エグジーを演じるタロン・エガートンを観てる時には、彼がこんなすごい役者さんだとは、全然思ってなかったな〜。今思うと、エグジーの無邪気な素っぽい感じも、そう演じてたってことなんだな。エルトン役も、熱演とか完コピとか憑依とかとは違う形で、いい具合にナチュラルで、すごく良かった(いや、エルトン本人を知らんのだけども)。
4.親がもっと愛情注ぐべきタロンエガートンの演技が良かった。
5.役者たちが曲を歌ってるから役者の解釈とかが曲に反映されてて、映画とエルトンの曲がすごくマッチしていて違和感なくスっと入ってきた。特に"your song"のシーンは、バーニーが作詞した曲だっていうのを踏まえて観るとすごく感動した。タロン・エガートンの演技がすごく上手い。役者が完璧に演じてくれたり、エルトンが制作指揮を執っていたからというのもあり、場面が全てリアルだった。エルトンが自分を受け入れることがいかに大変だったか、他人からの愛が貰えないことがいかに苦しかったかが曲も相まってわかりやすく描かれてた。
原題/別名:W.E.
上映日 | 2012年11月03日 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 119分 |
スコア | 3.4 |
監督 | マドンナ |
脚本 | マドンナ |
あらすじ
世界を敵に回しても、あなたさえいれば、生きていける・・・1936年、英国王エドワード8世は、交際当時離婚歴のあったウォリス・シンプソンとの結婚を発表する。それは同時に彼が王冠を捨てることを意味していた。1998年ニューヨーク。有名医師の夫と何不自由ない暮らしを送るウォリーには人知れぬ悩みがあった。妊娠を望むウォリーに対し、夫は非協力的なだけでなく、仕事を口実に夜ごと家を空けている。ウォリーは孤独だった。そんなある日、ウォリーは英国王エドワード8世とその妻ウォリスの遺品オークション展覧会を訪れる。夫妻の愛の結晶とも言える豪華な芸術品の数々に、<王冠をかけた恋>として知られる英国王の道ならぬ恋物語に、ウォリーは激しく魅了されてゆく。スキャンダラスかつ華やかな人生を送ったかに思えたウォリス・シンプソン。しかしウォリーはやがてその陰に隠された、苦悩と葛藤、そして一人の女性としての等身大の姿に気づき始める。それは英国王室の存亡さえも脅かした世紀のスキャンダル、その真実の物語・・・
出演者
アビー・コーニッシュ、アンドレア・ライズボロー、ジェームズ・ダーシー、オスカー・アイザック
感想・評価
1.監督は、マドンナ。監督2作目の作品。製作国は、イギリスとなっているし、英国王室を扱った映画ではあるけれども、映画の主な舞台は、アメリカ。ニューヨークに住むウォリーという女性が、自分自身と照らし合わせながら、英国の元国王エドワード8世とアメリカ人女性ウォリス・シンプソンの恋に想像を巡らし、想いを馳せるというストーリー展開。エドワード8世は、英国王だった時に、アメリカ人の既婚女性ウォリス・シンプソンに恋をして、国王を退位し、王室を離れたことで有名。今作は、その2人のロマンスをウォリーの目線で描いているので、美しく描かれていたと思う。ウォリス・シンプソンに関しても、かなり美化されていたと思う。実際のところは、イギリス王室からも、国民からも、英国の恥と言われているくらいなので、もっと非難されるような恋路だったのではないかと思う。エドワード8世をイギリス目線で描いた映画は、「英国王のスピーチ」だと思う。あの映画の中で、エドワード8世は、ガイ・ピアースが演じていて、ウォリス・シンプソンも、スコットランドのお屋敷でのパーティーの場面に登場してくる。
エドワード8世は、コリン・ファースが演じたジョージ6世の兄だ。あの映画の中では、自家用ジェットで降り立ったりして、イケメンなんだけれども、2度の離婚歴のあるウォリスに熱を上げていて、お父さんのジョージ5世からも、あいつが王になったら国が潰れるとまで言われ、恋に浮かれた困った色男って感じだった。また、逆に、この映画にも、ジョージ5世とジョージ6世、それぞれの奥方も出てくる。登場場面は、少ないけれども、ジョージ6世は、やはり、吃音で話していた。この映画は、絵になる綺麗なシーンが多かったと思う。マドンナの感性が生かされていたんじゃないかな。ウォリーとエフゲニの恋の展開は、なかなか良かったと思う。エフゲニの部屋がおしゃれだった。男1人で、あんな所に住んでいるだなんて。ピアノまで置いてあって。#英国王室
2.ウォリスとエドワードの恋と、現代に生きるウォリーが交差して描かれる世界観は素敵#英国王エドワード8世
3.マドンナ監督作品!Cartierのクロスのモチーフのブレスレットや、レースの下着とガーター等、小道具のこだわりにらしさが出ていた。ウォリスの「決して美人ではないけれどモテる」感じに説得力があり、とてもハマり役だった。女性陣が美しいのはもちろんのこと、オスカー・アイザック演じる警備員が良かったな‥
4.【 監督マドンナ、主題歌マドンナ 】ゴシップ女王のマドンナが、1930年代に世間を騒がせた英国王エドワード8世とその妻ウォリス・シンプソンのロマンスを映画化(監督、プロデュース)し、主題歌も歌い映画を締めるという貫禄。実力よりも知名度先行のマドンナだけど、そのセンスの良さはこの映画でしっかり証明している。因みにマドンナは父がイタリア系アメリカ人、母がフランス系カナダ人でルーツは欧州という背景。そして過去には俳優ショーン・ペン、監督ガイ・リッチーと結婚していて、映画へのアプローチは彼らにも影響されているはず。映画としては1930年代エドワード8世とその妻ウォリス、現代のニューヨークに暮らす一人の女性と警備員男性の物語を交錯させて描いていて、そこに映像美、メロウな音楽、ディオールの衣装、カルティエの装飾、などが加わり余韻の残る良作だと思う。<サウンドトラック> W.E. 原題全12曲_Amazon Music Unlimited配信アベル・コジェニオウスキ(トム・フォード作品でも良かった)は現代音楽的なアプローチ、ストリングス、切ないタイプのメロディが続いて映画の世界観にフィット。そしてマドンナの主題歌 'マスターピース'もいい曲。
5.格調高い音楽と洗練された映像はとても綺麗。ただ、現代パートが長くて退屈だったし、気になっているのはウォリスとエドワードの馴れ初めや関係の変化なので、そこをもう少し掘り下げて欲しかったかな。世紀の恋ゆうても御伽噺じゃないもんな…愛だけで食っていくのはつらいよね。世界中から非難されて、ナチの仲間やら不仲説やら陰謀説やらいろいろ飛び交う中でも最期まで二人で寄り添ってるから、そこがもっと観たかった。
原題/別名:Into the Wild
上映日 | 2008年09月06日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 148分 |
ジャンル | アドベンチャー・冒険、伝記 |
スコア | 4.0 |
監督 | ショーン・ペン |
脚本 | ショーン・ペン |
出演者
エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、キャサリン・キーナー、ヴィンス・ヴォーン、クリステン・スチュワート、ハル・ホルブルック、ブライアン・ディアカー、ザック・ガリフィアナキス
感想・評価
1.ゆっくり考えて咀嚼したいところが何ヵ所もある一人の人間の人生を擬似体験して色々想像して考えて、「映画を見た」という充足感がすごいまさに事実は小説よりも奇なりを体現した映画だったし、これだけの作品に仕上げたショーン・ペンもすごい
2.『バーナード嬢曰く。』⑥で原作『荒野へ』が議題図書となっており本作を思い出した。クリス・マッカンドレス遭難死については既に有名なので⚠︎ネタバレ注意⚠︎で。『バーナード嬢曰く。』の『荒野へ』回の一つ手前の回が「なろう小説」について語られており、期せずしてこの二つの回がまるで前後編で一つの話しの様に思えた。「なろう小説」とは大まかに言うと作者(自分)の分身であるごく普通の少年である主人公が異世界転生して「俺TUEEEE」となる小説。既にラノベ、ネット小説界隈では1ジャンルを築いている。現実では非モテで何の取り柄もない主人公(だいたい高校生)が異世界を行くと何故か神からスーパーパワーを与えられ所謂「チート主人公」となって世界を救ったり滅ぼしたり或いはどっちもしなかったりする。『荒野へ』はノンフィクション小説。主人公はクリス・マッカンドレスという裕福な家庭に生まれ名門大学を出て羨む様な恵まれた環境にある青年がその全てを投げ捨てて「自分探し」的な旅に出てしまう。そしてアラスカの荒野の打ち捨てられたバスの中で餓死する。典型的な白人的価値観の自己確認、アイデンティティの模索やスピリチュアルな旅、インドに旅して人生変わったみたいな、「自分探し」をハードにやり過ぎて失敗したみたいな話しとして片ずけるには余りにも壮絶かつ悲惨なお話し。だからこそショーン・ペンが衝撃を受け映画化しこんなにも人々に読まれているのだと思う。クリスは自らをアレグザンダー・スーパートランプという厨二病みたいな偽名を名乗り旅をしていた。
そして死の間際になってクリス・マッカンドレスという本名で救助を求めた、というエピソードが『バーナード嬢曰く。』で紹介されている。「なろう小説」もここでは無い何処かを「異世界」に求め旅立つ主人公を描いてる。アレグザンダー・スーパートランプというファンタジー小説のキャラクターの様な名前。ある日何処からかやって来て去って行く青年。旅の途中でクリスが出会った人々から見て彼はまるで「なろう小説」の主人公だ。それくらいクリスという人はなんて言うかファンタジーの中のキャラクターに見える。誰もがみんな彼を好きになり、そして僅かな時間を共に過ごして彼は何処かに去って行く。まるで何かのお話しの主人公の様に。旅の途中で出会う人達との交流も現実社会では得られない「その時だけの夢みたいな幸福」感に満ちていて誰もがクリスの事を愛しクリスも人々を愛し、思い出を残して去って行く。まるで世界を救う旅を続ける「チート主人公」の様に。クリスを弟の様に思う農場主、クリスに恋する少女、「俺の息子にならないか」とクリスを引き止める老人、クリスが大学を出て一流企業にでも就職していたら一生会う事はない人々だったと思う。それ故に不運が重なり最後を迎えたクリスの人生は余りに儚く悲しい。「自分は幸せだった。ありがとう」と書き残したクリス。本当の気持ちは本人にしか分からない。たとえ短くともやりたい事をし濃密な人生を生きたのならそれでもいいと思うけど。
3.「我儘」と「自由」の違い。当たり前すぎて忘れていたけれど「自由」とは、行動を起こす者に、その行動に対し全ての責任を取るだけの度胸と力があるかどうかによる。悲しい事に、「ユーモア」と「悲哀」が紙一重である事と同様。「自由」というロマンチックなテーマは常に「孤独」という苦しみと紙一重の存在であるとも思う。自由ぶった我儘な人間も人間臭くて嫌いじゃないが、そういう人には私は絶対になりたくはない。恥ずかしい事だが、ドストエフスキーと違ってトルストイの事を勝手に「退屈な知識人」と認識し読んでこなかったがこの映画を通してトルストイも読んでみたくなった?出てきた台詞で気にいった文章を載っけておきます。・「物事は正しい名前で呼ぶこと」・「酒を飲む以外何も出来なかった。浴びるように飲んだよ。だが、やがて気づいた。酒を飲んでも、死んだ妻と子供は戻らない。」・「生き方を大きく変えないと、新しい経験が人生を豊かにするんだ。」・「許せる時が来たら愛せる。愛せた時に神の光が君を照らす。」・「幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ。」・「跪いていては自由にはなれない。空のグラスを高々と掲げ、どこへ行こうと自分らしくいよう。自由でいる為に。」・「僕を縛らないで、旅に出るのだから」・「新しいルールで生きていこう。揺るぎなく。」ショーンペンってやっぱ凄い。こういう役者好き。
4.文学的。ノマドランドみも感じた。今の自分の境遇に響いてしまう
5.イントゥ・ザ・ワイルド、イコール自分の内面へってことなんだろうな。生立ちがどうとか置いといて抱いてしまった哲学が極端。無謀だけどその行動力は凄い。死の間際の微笑みがそんな自分を肯定していそうで最後に見た青空に親への愛を感じていそうでほっとした。
原題/別名:CRAZY HEART
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 111分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.6 |
監督 | スコット・クーパー |
脚本 | スコット・クーパー |
あらすじ
かつて一世を風靡したシンガー、バッド・ブレイクは、今や落ち目のドサ回りを続ける生活。何度となく破綻をきたした結婚生活や果てしなく続くツアーに疲れ果て、アルコールにどっぷり浸かる毎日を送っていた。かつての弟子トミー・スウィートが、金と名声を得たスーパースターとなったことにも苦々しい思いがつのる。しかし、その日暮らしの生活を送る彼の前に、シングルマザーである記者のジーンと彼女の4歳の息子が現れる。財産も気力も失ったバッドは、彼と純粋に向き合う親子との触れ合いを通じて、彼の中に潜む“荒ぶる魂(クレイジー・ハート)”に少しずつ希望がわき上がるのを感じ始める……。
出演者
ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュヴァル、ライアン・ビンガム、コリン・ファレル、ポール・ハーマン、トム・バウアー、ベス・グラント、ウィリアム・マークェス、リック・ダイアル、ジャック・ネイション
感想・評価
1.my映画館2009#80 > ストーリーに特別はないんです…ありがちな落ちぶれた不器用なミュージシャンのドラマと斬っても差し支えないだろうが、名優ジェフ・ブリッジスが見事なまでに作品に命を吹き込む。そう、彼による彼のための彼の作品の如く、完璧なハマり役!しかし、そんなラストは安直な終わり方にはなってない…が、実に清々しくも渋く後引く余韻で、改めてタイトル曲の誕生秘話だったのに気付き、全てに酔いたくなる。
2.ジェフ・ブリッジスが念願のアカデミー主演男優賞を獲得した1本。かつて人気を博したカントリー・ミュージシャンのバッド・ブレイクは57歳となり、アルコールに溺れ、女性関係も結婚と離婚を繰り返す自堕落な生活を送っている。ある日、若い女性ジャーナリストのジーンが訪れる。女手一つで息バディを育てながら仕事に邁進するジーンとの出会いが、ブレイクの人生を変えていく。プレイボーイの役からタフガイの役まで、若い頃からあらゆる役をこなしてきたジェフ。そんな彼が本作で体現するのは、初老を迎え、(常に女性や根強いファンには囲まれながらも)心の孤独との葛藤。ひとり酒を煽る姿、古株のファンたちの歓声を浴びて少し優越感に浸りながらもどこか寂しげな眼差し、そして若い頃と比べれば明らかに劣化したパフォーマンス...。どのシーンを切り取っても滲み出る哀愁が凄まじくて、彼の表現力の豊かさにただただ唸るばかりでした。同じくアカデミー助演女優賞にノミネートされたマギー・ギレンホールとの相性も抜群!上記のように書くと老いることがネガティブな印象になってしまうかもしれませんが、本作は決してそうではなく、逆に歳を重ねて新しい発見をすることへの喜び、暗くなりかけた人生にあかりが灯る瞬間を後半では描いています。人生はちょっとしたきっかけで好転するし、いくつになってもトライができるという奇跡。エモーショナルなエンディングにも思わずため息が出てしまいました。後輩シンガー役を務めたコリン・ファレルも抑えた演技が素敵だった!
3.ジェフ・ブリッジス、アカデミー主演男優賞受賞は納得の落ちぶれ1人ドサ廻りする酒浸りカントリー系シンガーソングライターが絶品でした。1人荒野をボロボロ車で旅から旅、汚いモーテル暮らし、ボウリング場の片隅に用意された特設ステージ、併設されたバーでもロハで飲めず代引き、昔の栄光覚えてる酒屋主人に買えないウイスキー一瓶プレゼントされて嬉しさ沁みる、思い出ソングをリクエストされても裏で吐いてて碌に歌えない…。そんな侘しさが充満してる生活とステージ風景が絶品の出来だから、シングルマザー女性記者との淡い老いらくの恋が純愛物語に仕立て上がっていく。演奏&歌唱シーンも吹き替え無しかな⁈ ジェフ・ブリッジスの熟成された演技に感服でした。
4.プレミアムシネマ眠くないから一気に見れたけど。最初らへんの煙草を袋ごと咥えて三本中出て二本落ちるのと「カーブが打てないからギターにした。動かないからね。」みたいなセリフと後もう一個ウェットを含んだセリフがあったけどそれ以外つまらん。売れたからこの曲が好きってのは気分がいい。後半はほとんど退屈。息子とのやり取りなんやってん。最後一気に一年四ヶ月ぐらい進むし。女の発狂の仕方はほとんど一緒やな。コリンファレルと窪塚洋介って似てる。
5.2021-265マギーのいい具合のいい女オーラが好み。最後の2人の距離感がよかったなぁ
原題/別名:Brokeback Mountain
上映日 | 2006年03月04日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 134分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.8 |
監督 | アン・リー |
脚本 | ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ |
あらすじ
アカデミー賞最優秀監督賞を含むを3賞を受賞した「ブロークバック・マウンテン」は、1963年に運命の出会いを果たしたヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが演じる2人のカーボーイの友情を超えた物語。
出演者
ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ、ランディ・クエイド、リンダ・カーデリーニ、アンナ・ファリス、スコット・マイケル・キャンベル、ケイト・マーラ、マーティ・アントニーニ、グレアム・ベッケル、ピーター・マクロビー
感想・評価
1.奥さん側に感情移入してしまい、気の毒だなぁと思って主役の2人に共感できなかったのが残念、、、(この手の映画は大好きなのになぜか感情移入できなかった、、)だけど、ヒースの演技はとっても最高で、普段寡黙なのに、ふとした時に溢れんばかりの感情を出す感じの演技が堪らなかった!また、声が低いのがいい!そして、ジェイク目デカすぎ。アンハサウェイも目デカすぎ。美男美女すぎるヒースの奥さんの演技もとっても良かった、!ラストの娘に、その男はお前を愛しているか?とたずねるところがとってもとっても好きです。多くを詮索しないところ、また、自分と重ね合わせての発言なのかは分からないけど、このセリフグッときました、。
2.好き!2人や、周囲の人の色んな感情が渦巻いているけど、全体的に音も映像も静かで、心が澄む。 我慢できなくて見てしまったけど、いつか映画館で見たい。
3.美しい作品だなー。放牧の画も綺麗だけど、男二人の愛も切ないとは違うけどなんとも言えない感情になる。好きな人は好きだろうなー。僕は普通だったけど。ブロークバック・マウンテンという「場所」が二人を繋げた。その繋がりは夫婦なんかよりも強いものだった。ヒース・レジャーが「いっそ楽にしてくれ。お前のせいでこんな人間に」って泣くシーンが良いですね。ええ。ラストの「永遠に一緒だ」も良いですね。ええ。
4.豊かで広大な大地は自然であることを肯定してくれます。中でも辛い時を共にしたブロークバック・マウンテンはより一層思い出を美化させているのでしょう。時代と環境が悪くマイノリティの孤独感は相当なものであり、その境遇を思うと切なく終始重苦しい。マイノリティであることを過剰に意識してしまったイニスは他者を恐れて人間不信になっていたのかもしれません。ただ妻が不憫で致し方なく、性別と性的嗜好がなんであれど現在のパートナーをおざなりにして不貞を働くことは許容されることではありません。環境がイニスを拗らせてしまったと捉えることもできますが、人らしく卑しくもあります。ジャックと妻の心境なんかも考察の余地がありますね。
5.いま、色んな愛の形が受け入れられるようになった現代にこそ観られるべき映画だと思いました。世間からの見られた方を気にしながらも確かに2人の間に生まれた絆は男と男だから、男と女だったら、そんな垣根を超越した確かな愛があるのかなーとか感じたり感じなかったり
原題/別名:Kate & Leopold
上映日 | 2002年06月15日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 118分 |
ジャンル | 恋愛 |
スコア | 3.6 |
監督 | ジェームズ・マンゴールド |
脚本 | ジェームズ・マンゴールド、スティーヴン・ロジャース |
出演者
メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、ブレッキン・メイヤー、ナターシャ・リオン、ブラッドリー・ウィットフォード、パクストン・ホワイトヘッド、スポルディング・グレイ、ジョシュ・スタンバーグ、フィリップ・ボスコ
感想・評価
1.ムービー43の印象が邪魔するけどやっぱ若いとヒュージャックマンめちゃかっこいい
2.ヒュー・ジャックマン歳とらないけどやっぱり若い。本当にハンサム白馬の王子様メグライアンはめぐり逢えたらがとてつもなく好き。これは髪型が微妙、、、お伽話のタイムスリップものレディーファストなジェントルマン最高ニューヨークが舞台ってのも最高こういうの見るからまともに恋愛できない。笑
3.紳士とはレオポルドのこと。タイムスリップしてきて絶対パニックなはずなのに行動から心遣いまでなんて紳士的なの。自信過剰というかまぁ実際貴族なので鼻につくところもちょいとありますがちゃんと謝るから偉いよなぁ〜この辺もイケメン。でもわんこのう○ちは拾ってね。ケイトももちろん素敵でキャリアウーマンがよく似合います。快晴のクリスマス。ソファでせんべいをぽりぽりしながら観ていた独身男に「モテ」を教えてくれました。
4.何回か観てるけど、だいぶ久しぶりの鑑賞。メグ・ライアンかわいい〜(o^^o)40歳近いとは思えないかわいさ。若きHugh Jackmanもステキです。
5.うわーー!懐かしい〜?とU-NEXTで見つけて思わず鑑賞。「魔法にかけられて」の設定に似てるかな?ヒュー・ジャックマンが紳士で素敵すぎるジェントルマン、1876年からやって来たレオポルド役。一世を風靡してた、メグ・ライアン。飾りっ気なくて、キュートで、それでいて仕事バリバリな、現在を生きるケイト役。生きてる時代が違う二人が、時を超えて運命の出逢い。 ラストは、過去?現在?え?どういう事なの?ってなるけど、この設定、あり得ないから面白い。展開も早くて、薄っぺらいかもしれないけど、観やすかった。レオポルドの時代は、男性を立てるのではなく、女性を立てるのかな?礼儀として。女性に気持ちを伝えるには、心を込めた「手紙」。女性を喜ばせるための演出。朝食作ってくれたり、、、とにかく女性に優し過ぎ❣️そんな事されたら、メロメロだよねぇ?そんな女性に優しいレオポルドに、ヒュー・ジャックマンがピッタリはまってた!疲れてる時は、こんなわかりやすい映画が良い?
原題/別名:Skyfall
上映日 | 2012年12月01日 |
製作国 | イギリス、アメリカ |
上映時間 | 143分 |
ジャンル | アクション |
スコア | 3.9 |
監督 | サム・メンデス |
あらすじ
トルコ イスタンブール。MI6(英国情報局秘密情報部)のエージェント007ジェームズ・ボンドは、各地で潜入捜査をしているNATOの諜報部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵を追跡し、その組織をあと少しのところまで追い詰める。しかし、あと一歩まで迫ったところで、先に潜入していた同僚エージェント ロンソンが傷を負ってしまう。そんな中、上司のMは非常にも敵の追跡を最優先にするよう指令を下す。後から駆け付けたアシスタントエージェント イヴと共に、敵を追跡するボンドだったが……。
出演者
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、ベレニス・マーロウ、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズ、アルバート・フィニー、ジュディ・デンチ、ベン・ウィショー、ロリー・キニア、オーラ・ラパス
感想・評価
1.「007」シリーズの中で、「007 スカイフォール」が好きという人が私の周りに割と多い。 ■ボンド・カー、「アストンマーティン・DB5」 かっこよすぎ!!! ■直刃剃刀:アンテークなものが好き! ここに惹かれた(笑) ■トムフォードのスーツ このスーツ、かっこよすぎでしょ!! ダニエル・クレイグだから似合う❣️ ♪Adele「Skyfall」 一瞬、「えっ、終わった?」と思った(笑) 素敵な曲です♪ #洋画#007#007スカイフォール#ダニエル・クレイグ#トムフォード#映画レビュー#ボンドガール#アストンマーティン#上海#マカオ
2.繰り返し見るごとに洗練された映像だなあと思う。冒頭、列車に飛び乗った後、平然とした顔でカフスボタンなおすの格好いいし、ダニエル・クレイグもお気に入りのシーンだそう。
3.記念すべき?今年の映画555本目は、公開後、剃刀の売上が400%の傑作!最初からやられた!ショベルカー、エレベーター、バイク、見所ばっか。セクシーだしカッコイイしキュートな、ジェームズ・ポンドに憧れるのは男の本能。ジュディ・デンチの圧倒的存在感と、007との信頼関係。長いM人生、お疲れ様でした。
4.慰めの報酬がイマイチだったけど無事スカイフォールは面白かった〜〜・Qカワイイ・ボンドガールかわいそう・M…?一気にシリーズ観たから記憶が曖昧だけどこんな感じの感想。最後、おじいちゃんがMを連れて歩くところ…あんなに背後が爆発で光り輝いてんのに、ライト使う必要あるかよ!消せ!!お前のせいでバレたろうがー!ってキレながら観てた?笑でもスカイフォール着いた時の最終決戦感というかワクワク感凄かったなあ…
5.007の中でも意外な展開から始まるストーリー。アクションシーンはもちろん、二転三転する展開は見どころ。
原題/別名:Mandela: Long Walk to Freedom
上映日 | 2014年05月24日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 139分 |
スコア | 3.7 |
監督 | ジャスティン・チャドウィック |
脚本 | ウィリアム・ニコルソン |
出演者
イドリス・エルバ、ナオミ・ハリス、トニー・キゴロギ
感想・評価
1.いつかは見なくてはと思いながらなかなか踏み切ることができなかったがようやく視聴に踏み切ることができた。大好きなイドリス・エルバが出ていたにもかかわらず見るのを躊躇っていたのには理由がある。 一つはデンゼル・ワシントンが「Cry Freedom」で演じたスティーブ・ビコの著作集「I write what I like」を先に読み終わりたかったから。これはもう英語を読む速度がどんでもなく遅い私だけれども、結構というかかなり精神的に応える内容なので一、二ページ読んでは自分の中でこなれるまでしばらく待たないといけないというようなことが多くて、読む速度は倍増しで遅くなった。可能な限り正確に理解したくて、よく飲み込めなかったところはかなり繰り返して読み直したりもした。 実のところまだ本を最後まで読み終わったわけではないのだけれども、ビコ自身が書いた文章が掲載されているところまでは辿り着くことができたので、そろそろ見てみようと思った。躊躇っていたもう一つの理由は実はイドリス・エルバにある。イドリス・エルバは大好きな俳優さんで、彼の俳優スキルと誠意を疑う気持ちは微塵もないのだけれども、それでもネルソン・マンデラを演じるというのはイメージからあまりにもかけ離れている気がして。実は、この映画を最初にウォッチリストに入れた時はイドリス・エルバが演じていると認識していなかった。後になってimdbか何かでイドリス・エルバが演じていると知って、ひどく驚いたというか、なんというかどんな感じになるか全然イメージがわかなくてちょっと怖かったのだ。
実はシドニー・ポワチエもマンデラ大統領を演じている。どちらを先に見ようか悩んでいて決めかねていたところで「マンデラの名もなき看守 (Goodbye Bafana)」を見た。そもそもマンデラ大統領のことをもっと知りたいと思ったのは「インビクタス / 負けざる者たち 」を見た時のことだ。まだBLMのことなど全く知りもしなければ関心もなかった頃のこと。それでもこんなすごい人がいるんだと、いつか読めればいいなと思って本をアマゾンで注文したものの、あまりの分厚さにドン引いた。映画化されていると知り、これは先に映画でざっくり内容を知っていた方が攻略しやすそうだなと思ってウォッチリストに入れてそれっきりになっていた感じだったのだけれども。まず言えるのは、一番最初にこの映画を見ていたら、前知識も何もない私は「なんのこっちゃらかい」とかなりめんくらっていただろうなと。すっ飛ばし方がすごいので、見ながら「これは新書か何かで南アフリカ事情とネルソン・マンデラという人の知識もうちょっと仕入れないと無理だ」と思ったと思う。もちろん今回見た時も、南アフリカ事情を本当に知らないなぁということを改めて実感することになったのだけれども、それでも先に述べた「Goodbye Bafana」と「Cry Freedom」、「I write what I like」から得た前知識ですっ飛ばされた間にあったことを少しばかりではあるけれども埋めることはできた。ネルソン・マンデラの2番目の奥さんについては「マンデラの名もなき看守 」で見たレベルでしか知らなかったので、この人が一年以上も独房に勾留されたり、拷問まがいの尋問を受けていたということも知らなくてこれはショックだった。
「知らなかった」というのは正しくないかもしれない。「マンデラの名もなき看守 」でマンデラの妻であるウィニー・マンデラが逮捕されたということをマンデラに伝えるシーンは何度かあった。そのことについてはマンデラに精神的揺さぶりをかけるという意図と認識していたが、逮捕されたウィニー・マンデラという女性の身に何があったのかを想像することもしなかった。自分が勾留されてもマンデラに面接に来るたびに屈辱的な扱いをされ侮蔑的な言葉を投げつけられてもマンデラを見限ることがなかったなんてなんて強い女性なんだろうと感心する程度にしか気を回していなかった。彼女が置かれた状況を受けた仕打ちを見れば、投獄されていたマンデラの状況もとても守られた平和なものに思えてくるぐらいだ。1964年にネルソン・マンデラは反逆罪で終身刑を言い渡される。そこから長い長い獄中生活が始まるのだけれど、何ごとにも関われない辛さや無力感は想像を絶する辛さだったと思う。ステーブ・ビコがアクティヴィストとして活動し、獄中で亡くなるまでが1968年〜1976年。「I write what I like」を読めば、この人がいかに冷静に状況を分析し、暴力的ではない解決の道を模索し提案していたかがわかる。この映画を見ていて、ネルソン・マンデラが投獄された後にどれだけ暴力の嵐が吹き荒れていたかを知り、ますますスティーヴ・ビコが暴力ではない解決法に人々を導こうと全力を尽くしていたのかということを痛感し、彼の死を思って改めて胸が痛んだ。スティーヴ・ビコは本当に理にかなった当たり前のことしか言っていない。ウィットに飛んでいるので文章を読めば結構好きにならずにはいられない感じの人だ。
デンゼル・ワシントンが演じていたからついついデンゼル先生への大好きモードが影響してしまっているであろうことは認めるけれども、理にかなったことしか言ってなかった人が国家治安の名の下に逮捕され拷問され殴り殺されるというのはとてもショッキングで恐ろしいと感じた。ウィニー・マンデラは幸い命を落とすことはなかったけれども獄中で身体的肉体的拷問に耐え抜き屈せずにいられたのは”怒り”のおかげだろう。憎悪が彼女の生命の火の燃料となり、必ず借りは返すという気持ちが原動力となっていったというのはもう無理のないことで。引き離されていた結果、ネルソン・マンデラはウィニー・マンデラが最も彼を必要としていた時にそばにいてあげられなかったし、彼女が望むように共に怒りに身を燃やすということもすることはできなかった。彼の中に怒りがなかったはずはないと思うのだけれども、それをコントロールできた精神力の凄まじさに本当に驚く。 この映画を見ながら、後半デクラーク大統領の官僚が釈放に対して条件をつけて交渉しようとする場面で、これだけ時間を超絶早送りですっ飛ばした内容である映画にもかかわらず、「どれだけ厚顔無恥でいられるのか」と激しい怒りに駆られて自分でもビックリした。
変な話、ウィニーの言い分の方にめちゃくちゃ共感してしまって。これこそが混乱期に安易に過激派に流れてしまいやすい精神状態だよなって、我ながら自分で自分にゾッとした。それだけにスティーブ・ビコやネルソン・マンデラがその感情に飲まれてしまわなかった精神力の凄さを思い知る。これまでの白人の仕打ちを「赦す」といったこと、南アフリカの人間として白人の人たちと協力して国づくりをすると言ったことで黒人の人たちの自分に対する見方が真っ二つに別れるだろうこともネルソン・マンデラは当然予測していたことだろうけれども。親しい人たちにさえ「理解されない」かもしれないことを覚悟の上というかもう理解してもらうことは諦めて、分断されまくっていた南アフリカを一つにしようとした。ものすごい犠牲の払い方だし、そしてそれが「できる」ことを示したマンデラ大統領の凄さというのはもうなんだか長い獄中生活の結果、”悟り”モードに入ったんだろうかと思いたくなるような神対応ぶりで。 釈放されてからの苦悩は多分シドニー・ポワチエの映画で詳しく描かれてるのかなと思うので、そちらを楽しみにすることにする。そしてイドリス・エルバはやっぱり凄かった。メイクのおかげももちろんあるんだろうけれども、外見よりもなんだろう、ネルソン・マンデラという人が内にひめていたエネルギーや深く深く押し殺して生涯表に出すことは自分に許さなかったであろう感情であるとか何かそういうものを感じさせてくれて。 雷に打たれるようなカリスマ性と気さくさ。
1個人であることを諦めて人々のために自由と希望の”象徴”となる運命を静かに受け入れたその精神の凄まじさと傷ましさみたいなものを見事に感じさせてくれました。 思い入れも強かったと思うけれども、ほんとすごい。結婚式の時にアフリカの民族衣装を纏ったイドリス・エルバがとても自然で美しく見えて、なんだかたまらなかった。どうして笑顔で平凡で平和な日常を生きていってはいけないのか。平凡で平和な日常は当たり前にあるものではなくて、”奇跡”のように貴重でかけがえのないものなのだと痛感させられるしめくくりでございました。イドリス・エルバの笑顔がめっちゃ目に沁みるでよー!!!そうそうこの映画を見ていて、デンゼル先生がマンデラ大統領と会った時の話をしていて自分よりも奥さんと仲良くなってたーって話していたのを思い出して、マンデラ大統領、デンゼル夫妻の様子がすごく羨ましかったんだろうなぁって思っちゃいました。デンゼル夫妻が南アフリカに行った時にあって、それから2001年頃、マンデラ大統領がアメリカにきた際にデンゼル家を訪れたんだそうです。何よりも「家族」とか「家庭」の雰囲気を味わいたかったのかなって勝手に想像したりして。スティーブン・ビコのこととかも話題に登ってそうだよなぁとか。
2.「グローリー明日への行進」がちょっと物足りなくて、今作を過去に鑑賞していることを思い出しました。ネルソン・マンデラについて知りたくて観た作品。マンデラさんの行動力もすごいけど、まず知性とカリスマ性に驚いた。27年間の投獄でも諦めなかった彼の熱意と不屈の精神には感動しかない。浮気こそはしてましたが、彼の人柄が素晴らしくて、投獄中を描いた「マンデラの名もなき看守」を観てもよくわかります。映画として面白いのはイーストウッド監督の「インビクタス」だろうけど、今作も事実を知るには意義がある作品。
3.アフフリカの現実を知る試み第2弾。前回の「マンデラの名もなき看守」に続きマンデラネタ映画2作目。めちゃよかった。マンデラさんは凄い。もともと弁護士だったことすら知らなかったし,だからこそ博学で語る言葉に知性があって,更にカリスマ性も兼ね備えていたんだと感じた。でもやっぱりマンデラさん一人ではアパルトヘイト撤廃はなし得なかったこと。奥様ウィニーとは最後は方向性の違いがあったようだけど,それでもウィニーも凄いよ。ホント闘士って言葉がピッタリの女性。物語の中盤,裁判所から片手を突き上げて出てきたウィニーにはなんだか心打たれた。他にも冒頭の成年の儀式的なシーンとか音楽とか,随所にアフリカ文化が描かれていたのも見ていて楽しめた。
4.20211106-4421962年8月 逮捕→国家反逆罪で終身刑1990年2月11日 釈放(投獄27年間)1994年 南アフリカ共和国 大統領就任#higa2021#higaアメリカ#伝記もの#クリスチャン#キリスト教関係#アパルトヘイト#BLM
5.ほかの映画やテレビ番組なんかで南アフリカはいろんな社会問題を抱えているというのを見たことがある。黒人の隔離政策や貧困などもともと自分たちの土地であるはずなのに、あとから来た白人たちによる迫害が世界でも顕著と聞いて、自分はなんて幸せな環境にいるんだろうと感じたものである。学校の教科書で聞いて以来、大して理解することもしないまま今まで過ごしてきたが「アパルトヘイト」による影響を受け続け、そしてついに屈することをやめて民衆と共に立ち上がったマンデラが主人公の映画である。原作の本があるとのことだが、結構忠実に描いているので、きれいごとばかりではなく、奥さん以外の女性とも関係を持ったことだったり、ただそういうことも描くことで、民衆のカリスマもひとりの人間であり、家庭内にもいろいろ問題を抱えていたりしたんだなと、そういうことも知れたのは良かった。実際にはお話にそこまで入り込めなかったことは事実。なぜだろう。ドラマチックな部分もあったが、どこか淡々としていた。こういう内容の映画はドキュメンタリーで学ぶほうが良いのか。とはいえ、イドリス・エルバはかっこよすぎる。
原題/別名:The Wrestler
上映日 | 2009年06月13日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 109分 |
ジャンル | ドラマ、スポーツ |
スコア | 3.9 |
監督 | ダーレン・アロノフスキー |
脚本 | ロバート・シーゲル |
出演者
ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド、マーク・マーゴリス、トッド・バリー、ワス・スティーヴンス、ジュダ・フリードランダー、アーネスト・ミラー、ディラン・サマーズ、マーシャ・ジーン・カーツ
感想・評価
1.一回観ようとしたけど、辛くて挫折した映画今回は全部観たレスリングシーンが痛くなる、フォーク刺すとことか、ステープラー刺すとことか痛すぎる歳をとるって怖くなっちゃったけど、人との繋がりって大事なんだなとも思ったランディのセリフで、ああああ??てなったThe only place I get hurt is out there. The world don't give a shit about me.
2.目を背けたくなるシーンが多くて、2度挫折して、今回も痛々しいシーンは直視し難かったけれど、響いた。余興的な会話も、同意だった。・「パッション」絶賛・90年代で音楽が死んだ。ニルバーナのせいで。近所の子供にも相手にされなくなり、娘にも、、それらは、自分がクズだからと心の支えとしていた女性も最後は姿が見えない。体無くして、レスラーは続けられない。かといって、レスラー以外の仕事も体もガタが来て出来ない。耳には補聴器、心臓病。少しずつ、なけなしの道もたたれていく。レスラー業界は斜陽、レスラーは障害者もチラホラ。サイン会も閑古鳥。だけどレスラーしか無い。自殺ミリオンダラー・ベイビーは安楽死。
3.不器用なレスラー。最後の生き様は涙が出る。大好きな映画。何回か観ている。
4.社会生活を犠牲にして/放っぽらかして何ものかに打ち込む/後戻り出来ずしがみつく姿を「受難」と解釈し、また苦痛を身に受けることで観る者を救ってみせるレスラーをキリストに擬する台詞が面白く、ドキュメンタルな撮り方のリアリティがそれを身近に親密に引寄せてくれる。
5.人の心は複雑で繊細現実の世界では何者にもなれない苛立ちや煩悶は、リングを彼にとっての唯一の居場所にしたプロレスという虚構の世界は観客だけでなく、レスラーを自身に心酔させるのに十分すぎる環境だった本名を捨ててリングネームで生きることにした主人公の選択は一見逞しいようでいて、現実と向き合えない彼の心の弱さを表している源氏名を捨てて本名の自分として彼を支えようとしたパムが対照的な存在として描かれていたのも印象的認めたくないけど自分含め世の男性って少なからずこういうとこあるよなぁ…って思ってしまった
原題/別名:Spectre
上映日 | 2015年12月04日 |
製作国 | アメリカ、イギリス |
上映時間 | 148分 |
ジャンル | アクション |
スコア | 3.8 |
監督 | サム・メンデス |
脚本 | ジョン・ローガン、ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ジェズ・バターワース |
あらすじ
少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド(ダニエル・クレイグ)。その写真に隠された謎に迫るべく、M(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)と出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ(アンドリュー・スコット)がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニー(ナオミ・ハリス)やQ(ベン・ウィショー)の協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘であるマデレーン・スワン(レア・セドゥ)を追う。死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへー。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――!
出演者
ダニエル・クレイグ、デイヴ・バウティスタ、クリストフ・ヴァルツ、レイフ・ファインズ、レア・セドゥ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショー、ロリー・キニア、モニカ・ベルッチ、ステファニー・シグマン、ネーヴェ・ガチェブ、イェスパー・クリステンセン
感想・評価
1.スペクターを観ないままのノータイムトゥーダイ観賞だったため、色々とそうなんだと合点がいくところが多数あり。ヘリコプター率高め。マドレーヌ素敵だな
2.スペクター編完結。VSオーベルハウザー。兄は優秀な弟にとても嫉妬しておりました。そして、悪の道を歩み始めました。オメガのシーマスター300、トムフォードのサングラス、デンツのレザーグローブ。相変わらずのセクシーおじ様です。
3.ダニエル・グレイグの007、四作目を鑑賞。冒頭のつかみは、今回はヘリアクション。大勢の群衆の集まるお祭り会場の上空でバトるものだから、もうヒヤヒヤもの。アクションシーンの新しいスリル感だなあと感心。本作では、黒幕との過去のつながりが明かされるわけだが・・・ボンド自身が、それを覚えているのかどうなのか、言われたところで「あっそ」ぐらいのリアクションしかないもんだから、観ているこっちも何だかよく解らなくなってしまう。恨みだ復讐だの、なにかしら盛り上がってくれないと、言ったほう(黒幕側)も肩透かし食った状況になっちゃうっしょ。。なんというか、物語の核心どころで、自分自身がイマイチ盛り上がらずだったので、ストーリー全体が締まりのない印象に。あと、最後の方で急に「私はここまでよ」って、マドレーヌちゃん、そりゃないよ。もうその瞬間、ボンドを危機に陥れるエサになるんちゃうの、ってオチが見えてしまうがな。結局、一番印象に残ったのが、前作でいい味出してたQちゃん。彼がいなければボンドは何度も死んでたし、黒幕の思惑通りになっていたはず。Qちゃんが、一番の功労者で間違いなし。
4.世界を股に掛け、スケールの大きなアクションを展開しているが、人間関係は恐ろしく狭い。ポンドのパーソナルな部分が世界的な陰謀とつながっているのは印象的。なんだかセカイ系みたい。ギネス認定されたという大規模爆破シーンを引きの人物ナメのFIXのみでカットを一切割らずに撮っているのは贅沢だなあと思った。
5.ボンド、それは出逢いと別れの職業。見つめ合う二人の背景で大爆破。メキシコ、イタリア、オーストリア、モロッコを飛び回り、外連味たっぷりでパッケージされた殿堂入りの面白さ。世の中の悪事は全部こいつらの仕業、その名もスペクター(みんな大好き陰謀論)多分、マリトッツォを広めたのもそう。
原題/別名:Happy Feet
上映日 | 2007年03月17日 |
製作国 | オーストラリア、アメリカ |
上映時間 | 108分 |
ジャンル | ファミリー、アニメ |
スコア | 3.3 |
監督 | ジョージ・ミラー |
脚本 | ジョージ・ミラー、ジョン・コリー、ジュディ・モリス、ウォーレン・コールマン |
出演者
イライジャ・ウッド、ブリタニー・マーフィ、ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン、カルロス・アラズラキ、ロビン・ウィリアムズ、ロンバルド・ボイアー、マグダ・ズバンスキー、ミリアム・マーゴリーズ、ヒューゴ・ウィーヴィング、アンソニー・ラパリア
感想・評価
1.R&BとHIPHOPの初期の対立の話?かと思いきや、環境問題へのシフト。芸は身を助くみたいなことなん?とにかく映像もかわいさもいい。タップダンス全然できてないところも可愛かった。しかしエンディングにジャニーズ?が流れて一気に冷める。団体で何かする組織として、ペンギンに共鳴しているのか?映画見た?得意なことだけ伸ばそう?あなたの歌はもういいよ、だよ?映画にクオリティの低い利権音楽流す文化、恥ずかしいから辞めよう…。本人たちも気の毒だよ…。知らんけど。
2.行きの飛行機で最初は可愛いハッピーダンスペンギンの話かと思ったら、最後はお?お??お????というかんじ
3.記録✍️基本『ドリワ〜』作品は当たり外れがある‼️いくら吹き替えをハリウッドスターで固めても、そんなでもないもんは、そんなでもないんや?#ピクサーのが好きですみませんです
4.最初はかわいい~って見てたんだけど最後のオチがあ・・・そういう展開・・・ってなっちゃった。
5.アニメーションて凄いなー!皇帝ペンギンと何ペンギンだったかな?どちらもかわいい。最後もう少し良い感じで終わってほしかった。
原題/別名:Gangs of New York
上映日 | 2002年12月21日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 160分 |
ジャンル | ドラマ、クライム、バイオレンス、ギャング・マフィア |
スコア | 3.3 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | ジェイ・コックス、ケネス・ロナーガン、スティーヴン・ザイリアン |
あらすじ
861年、ニューヨーク。縄張り争いを繰り広げる移民同士の抗争により、目の前で父親を殺された少年のアムステルダム。自らも投獄された彼は、15年の時を経て、父を殺したギャング組織のボス、ビルへの復讐を誓い、この地に帰ってきた。素性を隠し、ビルの組織に入り込んだアムステルダムは、そこで美しくも謎めいた女ジェニーに出会い、許されない恋に落ちる・・・・・・。
出演者
ダニエル・デイ=ルイス、レオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス、ジム・ブロードベント、リーアム・ニーソン、ヘンリー・トーマス、ブレンダン・グリーソン、ジョン・C・ライリー、ゲイリー・ルイス、ロジャー・アシュトン=グリフィス、バーバラ・ブーシェ、リーアム・カーニー、スティーヴン・グレアム、ローレンス・ギリアード・Jr
感想・評価
1.ファイブ・ポインツであるアイルランド移民たちの苦悩や怒りがしみじみ伝わってきた。今となっては先進的な場所であるニューヨークも100年以上前は開拓時代があったのだと思い知らされた。背景に移民問題や黒人差別問題も描かれていて、アメリカはいつもこういったものが根底にある国なんだなと感じた。
2.19世紀初頭、飢饉に襲われた祖国から米国へ渡ったアイルランド移民が集うNYのファイブ・ポインツ。米国生まれのネイティブスとの抗争の中でアイルランド組「デッド・ラビッツ」を率いる父を殺された少年アムステルダムが、時を経てネイティブスへ侵入しリーダーであるビル・ザ・ブッチャーへの復讐を目論む様を描いた歴史ドラマです。ハーバート・アズベリーのノンフィクションに同じく米国では不遇のイタリア系としてシンパシーを得たスコセッシがこの後も幾度とコンビを組むレオナルド・ディカプリオを初めて主演に取り立てて映画化した作品で、巨額を投じた壮大なセットや物語が評価されてオスカーで10部門にノミネートされるも終わってみれば無冠となりました。はまり役のディカプリオとダニエル・デイ=ルイスが混沌の時代のNYを舞台にした若い男が酸いも甘いも知る猛者へ挑む物語を演じており、スコセッシ流の音楽や場面展開を用いた演出で160分に渡る壮大な叙事詩として完成されています。物語に胸を奪われた末の公開を延期させた"9.11"の悲劇へ贈るラストカットに目頭熱くなる一作です。#クライム☑#ギャング/ヤクザ☑
3.バイオレンスドラマアムステルダム → ファイブポインツの所有権を賭けて父ヴァロンを殺したブッチャーへの復讐を誓う。アムステルダム 父ヴァロン神父ジェニー 幼馴染ジョニーブッチャー ボス
4.この時代のこの角度の歴史は知らなかった。映画をきっかけに調べることができてよかった。演技はすごかったけど話はうーん…?そして最後の終わり方と音楽ですごく時代が出る感じね…
5.オスカー獲る気満々で挑んだが、役者陣の「熱演」と同じく盛大に空振りしてしまった感のあるスコセッシのアメリカ黎明期叙事詩もの。衣装、音響、美術、撮影いずれもアメリカ映画ならではの豊かさに満ちているが、ダニエル・デイ・ルイスの怪物的な演技にディカプリオも、ディアスも、完全に食われてしまった印象。ネイティブアメリカンを自称するWASPアメリカンの厚顔無恥が、今見ても滑稽だが、今も変わらずこうした人たちが一定の力を握っている事実に人間の愚かさを感じる。黒人が暴徒に理不尽に殺されていく終盤の暴動シーンも、トランプ政権を経た今となっては「史実」として簡単には相対化できない。父子の絆や男同士の闘いなどテーマそのものも急速に古びてしまい、実際の製作年よりも「過去」の感じがするスコセッシのフィルモグラフィではかなり不遇な作品。
原題/別名:Burlesque
上映日 | 2010年12月18日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ、ミュージカル |
スコア | 4.1 |
監督 | スティーヴ・アンティン |
脚本 | スティーヴ・アンティン |
あらすじ
バーレスク・ラウンジ、それはセクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げる大人のためのエンタテインメントクラブ。片田舎を離れ、アリは歌手になる夢を追いかけて、ロサンゼルスを目指す。テスが経営するクラブで、自分が思い描いていた憧れの世界に出会ったアリは、アルバイトを始める。やがてアリの抜群の歌唱力と突出したダンスの才能が話題となり、クラブは大盛況を極めていくのだが・・・。
出演者
シェール、クリスティーナ・アギレラ、エリック・デイン、キャム・ギガンデット、ジュリアン・ハフ、アラン・カミング、ピーター・ギャラガー、クリステン・ベル、スタンリー・トゥッチ、ディアナ・アグロン、グリン・ターマン、ジェームズ・ブローリン
感想・評価
1.テンポも良くて、バーレスクダンサーの妖艶さや力強さがこれでもかと押し出される演出。良い良い!主軸が最初から最後まで主人公なのも徹底しててコンパクトに纏まってよかったと思う。でも魅力的なキャラ(テス、ニッキ)ももうちょい見たい。説明も不自然なほど省かれてたし。
2.圧倒的才能で全員ぶちのめす系ストーリー大好き!アギレラかっこよすぎた。映画館で見たい!
3.2021.142クリスティーナアギレラの曲全く聴いたことなくて初見だったけど、歌唱力にただただ圧倒されたゴージャスで美しくて、憧れる??
4.キャバレーの雰囲気と華やかで魅力的な衣装が素敵。アギレラのパワフルな歌声もより映画を魅力的にしている。
5.やっと見れたー!かっこよかったー!最後めっちゃいい!釘付け!とりあえずみんな体グネングネンしてすごかった!
原題/別名:The Lord of the Rings: The Return of the King
上映日 | 2004年02月14日 |
製作国 | ニュージーランド、アメリカ |
上映時間 | 203分 |
ジャンル | アドベンチャー・冒険 |
スコア | 3.9 |
監督 | ピーター・ジャクソン |
脚本 | フランシス・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン |
原作 | J・R・R・トールキン |
出演者
イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン、ショーン・アスティン、リヴ・タイラー、ビリー・ボイド、ドミニク・モナハン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、ケイト・ブランシェット、バーナード・ヒル、ミランダ・オットー、カール・アーバン、デヴィッド・ウェナム、ジョン・ノーブル、ヒューゴ・ウィーヴィング、イアン・ホルム、ショーン・ビーン、アンディ・サーキス、マートン・ソーカス、クリストファー・リー
感想・評価
1.子供の頃、アニメで観た「指輪物語」実写の迫力は半端ない。ひとりひとりのキャラクターが愛おしい。何度も観たくなる作品です。
2.3時間×3作見終わった〜異人種で協力し合わなければ、世界を守れなかっただろう
3.3だけでいいやん!サムのおかげであってフロドなにもしてないのでは、、ガンダルフ魔法全然つかわんやんあの鳥さんもっと早く呼んでたらよかったんちゃうの
4.有終の美前作から思ってたけど、、、「フロド、しっかりせええ!!」もうサムが指輪持った方がいいんじゃね?と思ってしまった時もあった。あれも指輪の影響なんだろうけど、、、ゴラムによって二人が仲違いするのはなかなかの胸糞シーン戦いも圧巻!サムが特にカッコよかったなぁ話が進むほどフロドの存在感がなくなるのはいかがなものかと思ったけど、他のキャラの存在感が増してるからか、、?レゴラスとガンダルフが本当に好き!この時のオーランドブルームは美しすぎる。ガンダルフの優しい笑顔に癒される(ピピンに当たり強いけどw最後のサムのモノローグ、シャイアの音楽が流れてきた時は泣きそうになった。本当に最高の三部作。一気見したけど、見てよかった!
5.人生でいちばん好きな映画です。公開された時お小遣いをはたいて3回見に行ったのが懐かしい。台詞もストーリーもほぼ暗記しているが今でも見返しては感動するほど圧倒的な力がある。二つの塔の角笛城の戦いもレゴラスのスケボーアクションを筆頭に飽きない展開だったが、今回のペレンノール野の戦いのシーンでのじゅうとの戦いの絶望感が素晴らしい。サムの語る心に深く残る物語、セオデン王の突撃前の演説は二大名言。サウロン軍の息のあったトロルの太鼓も可愛い。
原題/別名:A Star Is Born
上映日 | 2018年12月21日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 136分 |
ジャンル | 音楽 |
スコア | 3.7 |
監督 | ブラッドリー・クーパー |
脚本 | ウィル・フェッターズ、ブラッドリー・クーパー |
あらすじ
音楽業界での成功を夢見るアリーが、国民的ミュージシャンのジャクソンにその才能を見出され、華やかなショービジネスの世界で愛と挫折を経験しながらやがてスターへの階段を駆け上がっていく物語。
出演者
レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー、サム・エリオット、アンソニー・ラモス、ボニー・サマーヴィル、デイヴ・チャペル、アンドリュー・ダイス・クレイ、グレッグ・グランバーグ、マイケル・ハーネイ、ウィリアム・ベリ、エディ・グリフィン、ラフィ・ガヴロン
感想・評価
1.ジャックの気持ちがすごく心に刺さった。上手くコントロールできない自分と彼女の成功を誰よりも望んでいながらもどこか遠くなっていくようで寂しく感じる彼の気持ちが伝わってきた。過去の作品とは部分部分現在のマイノリティの考えに添わせていたように感じだった。
2.ブラッドリークーパーの飼っているドゥードルがめっちゃ可愛い。懐いているのが映像でもよくわかる。
3.『アリー/ スター誕生』原題A Star Is Born.映倫区分PG12.製作年2018年。上映時間136分。4回目の『アリー/スター誕生』のリメイクかな。才能を見いだされた主人公がスターダムを駆け上がっていく姿を描き、1937年の『スタア誕生』を皮切りに、これまでも何度か映画化されてきた物語を、新たにブラッドリー・クーパー監督&レディー・ガガ主演で描く。世界的歌姫のガガが映画初主演でアリー役を熱演(一時ZARAから出てたガガのTシャツ気に入ってた今は寝間着かわり、、、)。もともとはクリント・イーストウッドが映画化する予定で進められていた企画で、『アメリカン・スナイパー』でイーストウッドとタッグを組んだクーパーが初監督作としてメガホンをとり、ジャクソン役でガガとともに主演も果たした。余談すが、レディー・ガガの名前の由来てのは、皮肉にも映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)に登場したクイーンの楽曲『Radio Ga Ga』からやそうです。
この2つの映画は、その年のアカデミー賞の主要な賞のほとんどを争うことになるとは因果かなぁ。音楽業界でスターになることを夢見ながらも、自分に自信がなく、周囲からは容姿も否定される(鼻デカ)アリーは、小さなバーで細々と歌いながら日々を過ごしていた。そんな彼女はある日、世界的ロックスターのジャクソンに見いだされ、等身大の自分のままでショービジネスの世界に飛び込んでいくが。。。冒頭で、アリーが歌うのは『Somewhere Over the Rainbow』の冒頭部分。この曲は、『スター誕生』(1954年版)に主演したジュディ・ガーランドの代表曲の一つで、ジュディの作品を昨日見たのはこれまた因果かなぁ。『Somewhere Over the Rainbow』一部抜粋愚訳kuu ことGeorge 世が絶望し、混乱に陥りそして土砂降りで周囲全てが壊滅しても天は不思議な魔法の道を開いてくれる無数の雲が空の全てを暗く埋めつくした時そこには成功への虹の橋が見つかる今作品はこの冒頭の歌詞が貫いてる。また、今作品のサウンドトラックが、ビルボード200アルバムチャートで首位を獲得し、ブラッドリー・クーパーにとっては初のアルバム1位、ビルボードにチャートインするのも初めて、レディー・ガガにとっては5枚目のアルバム1位となった様に、ストーリーは良くも悪くも置いといて、曲は新旧素晴らしいものばかりでした。
今作品は、ブラッドリー・クーパーが脚本・俳優・監督を務め、長年愛されてきた『スター誕生(A STAR IS BORN)』を再び世に送り出すべく作られたんかな。ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガちゅう2人のスターが奏でる音楽が好きかどうかも今作品の好き嫌いはわかれるとは思うけど。正直、ワーナー・ブラザーズが提供する有名なプロットの概要知ってるだけに、また、過去のリメイク作品を含めて観てるから、演技はメチャクチャ良かったかとは絶賛出来ないまでも、真摯に取り組む姿は個人的に美しく思えました。レディ・ガガの歌は輝いてた。繊細で多面的なスクリーンパフォーマンスを披露してたと思いますし、レディー・ガガが10年ぶりに女性ヘッドライナーとして出演した2017年のコーチェラ・フェスティバルで撮影されたシーンもあったりと臨場感もあったかな。
サム・エリオット、アンソニー・ラモス、ラフィ・ガブロン、バリー・シャバカ・ヘンリー、マイケル・ハーニーとか脇役陣も素晴らしかった。マシュー・リバティックの撮影は、曲の演奏のスペクタクルでも、親密な瞬間でも、格別に巧みやったかな。ただ、上映時間の長さでは、プロットがしばしば焦点から外れてしまう事がしばしばあったのは否めまいかな。とは云え、小生はハマりました。天は不思議な魔法の道を開いてくれる無数の雲が空の全てを暗く埋めつくした時そこには成功への虹の橋が見つかるホント人は生きていたら、どないな時でも道は開けると思う。それが大成功したかしなかったかは本人次第やし、人間生きてるだけで丸儲け。
4.レディーガガの歌唱力のすごさを感じた……Shallow好き。内容としては、色々な出来事が起こるのに全て浅く終わるのが残念だった。個人的にはもっと掘ってほしかったなぁ
5.夏休み終わりにしんみりしてしまいました終盤まではガガ様の歌がやっぱりパワフルでかっこよくて圧倒される時間。対照的に沈んでいくブラッドリークーパーの余裕のなさ、哀愁が刺さる。なんか全体的に粗がなくて最後まで集中して追っていられた。
原題/別名:La La Land
上映日 | 2017年02月24日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 126分 |
ジャンル | 恋愛、ミュージカル |
スコア | 3.9 |
監督 | デイミアン・チャゼル |
脚本 | デイミアン・チャゼル |
あらすじ
夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア<エマ・ストーン>は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン<ライアン・ゴズリング>と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから二人の心はすれ違い始める……。
出演者
ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J・K・シモンズ、フィン・ウィットロック、ローズマリー・デウィット、ミーガン・フェイ、ジェイソン・フックス、ジェシカ・ローテ、ソノヤ・ミズノ、ジョン・レジェンド、キャリー・ヘルナンデス、ヘムキー・マデーラ
感想・評価
1.やっと視聴。そしてお久しぶりです……レビューさぼってます……?ミュージカル映画はそんなに得意ではないと思ってるんだけど、これはすごく見やすかった気がする。その理由の一つ。やっぱり音楽が良いから!作中前半の役者の主人公たちのタップダンスの小気味いい音とリズム感のいい音楽たち、クラッシックジャズとの組み合わせの良い音楽も聴いていて楽しくなりました!あと、全体的に音楽が流れるシーンの背景が絵っぽいというか…立体感がないというか…多分役者にスポットライトをあてて背景も綺麗に写すとなるとそう見えるのかも。それがスクリーンで見る舞台、という感じがしました。良い悪いとかじゃなく、そう見えた、という感じ。薄暮時の赤と青のグラデーションの空がめちゃめちゃ綺麗!ミュージカル恋愛映画だからどうせずっとハッピーな感じなんやろて思ってた私よ、、、馬鹿野郎め………ネタバレになっちゃうのであんまり言わないけど、、、予想してたのと違うエンドでして……せつねえ……せつねえよ………あれ、これってネタバレ?自衛してください。でもまじで音楽は楽しい!!音を楽しめる作品です!勢いで書いてるからあとで推敲するかも笑あと30本くらい溜まってる…うぉおレビューするぞ………
2.素敵な作品です。曲もいいですが、季節ごとに変わってゆく衣装も素敵。ハッピーエンド!な終わり方ではないですが、そこがまたこの作品の良さを引き出しているいい部分だと思います。一緒になれなかったのではなく、ならなかった2人。だけど、愛していた事実は変わらない。最後のお互いが見つめ合うシーンは、愛していた記憶を思い出して愛おしさを感じているのでしょうね。こんな未来があったかもしれない...と。とても胸が熱くなります。
3.世界観はすごく好きだけど、ストーリーは典型的な気がした。それが良さでもあるのかも。
4.オープニングシークエンス凄み〜ラブストーリーとしてみれば切ないけどサクセスストーリーとしてハッピーエンドなのかなぁ
5.ストーリーが動き出すまでがすごく長く感じた。夢に熱くなるのはすごく素敵だけど余裕がなくなるのは憧れないなあ
原題/別名:ALFIE
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 105分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.3 |
監督 | チャールズ・シャイア |
脚本 | チャールズ・シャイア、エレイン・ポープ |
出演者
ジュード・ロウ、マリサ・トメイ、オマー・エップス、ニア・ロング、ジェーン・クラコウスキー、スーザン・サランドン、シエナ・ミラー、ゲディ・ワタナベ、スティーヴン・ギャガン、アナスタシア・グリフィス、ケヴィン・ラーム、ルネ・テイラー、タラ・サマーズ、ジェファーソン・メイズ
感想・評価
1.今更書く()内容はひたすらにカスい人間の話だったけど、冒頭からずっとジュードロウがこっちに向かって話しかけてくれるのがもう最高すぎて涙でた、ただのジュードロウPVでした。しかも髪型が1番好きな時代のジュードロウで、、、本当にこんなふうに世の中の女の子を引っ掛けてたんじゃないかと思うくらいの容姿なんだよ、、。あとシエラミラーの綺麗さね、そりゃ交際始めるわ。女の方が男より賞味期限短いと言ってた後にしっかり自分が若さで他の男に負けた時のジュードロウの顔よ。
2.ジュード・ロウが格好いいだけの映画かと思いきや、意外と深い、のか...?
3.一見ただのチャラい映画かと思いきや意外と深い作品だったな、、と思ったのはわたしだけ?笑自分の過去の経験のせいか、心にグッと来るものがありました。女を弄んで捨てるような男は、今すぐにこの映画を見て自分の蛮行を悔い改めるべし!笑
4.割と上映時間の長さで観る作品を決めることが多くて今作も比較的短めだったので観てみました。U-NEXTで上映時間の表示がもっと見やすくできてたらいいのになと思います。今作の元ネタというかオリジナルの方の映画は2回ほど観たことがあって大傑作とは言わないけどその時代の雰囲気とマイケル・ケインの名演技がマッチした良作品だと思います。その「アルフィー」のリメイクというかアップデート・バージョンということでちょっと懐疑的でもあったのですがジュード・ロウがうさん臭い役を演じてるのそんなに嫌いでもない(A.I.におけるロボット役は特に面白かったです)のでとりあえず観てみようと思いました。オリジナルを観ているので最初から結論は解っているのですが今作はオリジナルとは設定をガッツリと変えてきてました。まず舞台はイギリスじゃなくてNY、仕事はドライバーっていうのは同じだけどオリジナルはトラックドライバーでしたよね。オリジナルには出てこなかった親友とその恋人が出てきたりだいぶ年上のセレブのもいなかった気がします。
配役もかなり豪華でスーザン・サランドン、マリサ・トメイ、オマー・エップス、ジェーン・クラコウスキーとゲディ・ワタナベ。ゲディ・ワタナベって元アジア系米国在住者にとっては厄介な存在というか彼のキャリアにそこまで詳しい訳でもないですが「すてきな片想い」や「ガン・ホー」などの80年代映画で結構ひどいアジア人ステレオタイプを演じてたりした人で今作でもまたもや偏ったアジア人役を演じてたのは微妙でした。あとはいろんな素敵な女性と遊べて良かったねアルフィーという感じですかね。この映画の教訓的なものはオリジナル公開のころには斬新だったのかも知れませんが今となっては当たり前だろ的な感じなのでそこはそれほど新鮮味はないと思いますがこの豪華なキャストとジュード・ロウのプレイボーイっぷりを味わうにはもってこいな作品かなと思います。
5.中身最低なのに好きになってしまう。好きな人たちの気持ちが自分から離れていくって切ない。
原題/別名:The Greatest Showman
上映日 | 2018年02月16日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 105分 |
ジャンル | ドラマ、ミュージカル |
スコア | 4.1 |
監督 | マイケル・グレイシー |
脚本 | ジェニー・ビックス、ビル・コンドン |
あらすじ
主人公のP.T.バーナムは<ショービジネス>の概念を生み出した男。誰もが“オンリーワンになれる場所”をエンターテインメントの世界に作り出し、人々の人生を勇気と希望で照らした実在の人物だ。そんなバーナムを支えたのは、どんな時も彼の味方であり続けた幼なじみの妻チャリティ。彼女の愛を心の糧に、仲間たちの友情を原動力に、バ ーナムはショーの成功に向かって、ひたむきに歩む。
出演者
ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ、キアラ・セトル、ポール・スパークス、バイロン・ジェニングス、ベッツィ・アイデム
感想・評価
1.ずっと見たかったのに今更鑑賞。映像美と、観ている人に訴えかける歌にダンス。極上のミュージカル映画だった。話は良くあるサクセスストーリーって言ったらそれまでなんだけど、でもなんていうんだろうな、ロバートの成功を支える家族がいて団員がいて、団員もまた救われて家族を得て…っていう描き方が私は好きだったな。最高にエンターテイメントって感じがして、鑑賞後清々しかった。本編でも充分感動したんだけど、1番涙腺をやられたのは特典映像にある「THIS IS ME」のワークショップ映像。映画の中に込められたメッセージが直接訴えかけられるようで、胸がいっぱいになった。あそこで手を握るヒュー・ジャックマンはずるいよ。特典付き円盤で見る人は是非見てほしいところでした。
2.とてもとても素晴らしい。今までみた映画の中でいちばん好きだった。音楽はもちろんとにかくストーリーが好き。ヒュー・ジャックマンやザックエフロン、ゼンデイヤなどをはじめとする豪華なキャストが繰り広げるこの作品は本当に素晴らしい。サウンドトラックとDVDをかおうと思った。本当に素晴らしい作品。
3.最高すぎる???曲も衣装もスケールもストーリーも良すぎるスケールが大きい話なのに難しくないし、本当に大事なことがスッと入り込んでくるこの感覚がこの映画の最高なところ相手の何気ない行動や言葉が自分の人生を良い意味で変えてくれることってあるよねー
4.何回みても最高!サントラ繰り返し聞いてるのに劇中に流れるとまた違った良さがでて、引き込まれる。
5.あまりミュージカル作品は見ませんが、大変心動かされる作品でした!
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