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ゴールデングローブ賞 監督賞 受賞作品。これまでにクロエ・ジャオ監督のノマドランドや、コリン・ファースが出演する1917 命をかけた伝令、ROMA/ローマなどが受賞しています。
原題/別名:Le scaphandre et le papillon/The Diving Bell and the Butterfly
上映日 | 2008年02月09日 |
製作国 | フランス、アメリカ |
上映時間 | 112分 |
ジャンル | ドラマ、伝記 |
スコア | 3.7 |
監督 | ジュリアン・シュナーベル |
脚本 | ロナルド・ハーウッド |
出演者
マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、マリ=ジョゼ・クローズ、アンヌ・コンシニ、パトリック・シェネ、ニエル・アレストリュプ、オラツ・ロペス・ヘルメンディア、ジャン=ピエール・カッセル、イザック・ド・バンコレ、エマ・ドゥ・コーヌ、マリナ・ハンズ、マックス・フォン・シドー、マイケル・ウィンコット
感想・評価
1.今年最後のレビューです。皆様、良いお年を?ファッション誌ELLEの編集長が突然、脳梗塞で倒れ、全身マヒ、左目以外動かせない状態に。闘病生活の中、まばたきでの言語コミュニケーションで小説を執筆した実話を映画化。最初の手術から目覚めたときからの患者目線のアングルの映像の不安定な効果がリアル。この状況、自分も手術で全身麻酔から目覚めたシーンを思い起こしました。悲観的な局面を自虐的ユーモアの独り言でくるんで、何とか打開しようともがく主人公のひたむきさ。働き盛りの中年男の悲哀を、ユーモアと、幻想的な映像美、周囲の思いやり、病院の手厚い献身的な介護を背景に描いた秀作。悲惨な実話を娯楽作品に昇華するところは流石です。邦題もドンピシャ。働き盛りの中年男に沁みますよ、これ!#好きなポスター
2.彼の左目にみえている世界があたたかいものでよかった みんな彼が好きだったんだろうな 私も好き映像がほんとにすばらしい
3.意識はあるのに全身麻痺で動けない、閉じ込め症候群になった人の話。正直、こうなるのが自分でも一番辛いパターンだと思う。客観的ではなく、 主人公目線で映像が表現されるのが新鮮だった。主人公の気持ちを一緒に体感しているようで辛い。雰囲気はフランス映画そのもので、好き嫌いがわかれそう。
4.(事実と違うところもいくつかあるようですが)実話に基づいたお話。突如脳梗塞(閉じ込め症候群Locked-in syndrome)にみまわれた『ELLE』編集長ジャン=ドミニック・ボービー氏による回顧録に基づく映画。難病物の、よくあるお涙頂戴とは全く趣を異にする。全身麻痺で、左目しか動かせない。序盤、カメラは彼の左目となって、どのような視界となっているかを、映像を通して観る者に提示する。梗塞しているのは脳だけじゃなくて心もそうで、最初はとても狭い視界だし心もそうなんだけど、彼が、様々な人(言語療法士や口述筆記者や多くの医療関係者や子どもたちやその母)とのやり取りを通して、硬くなった心がやわらかくなり、自分をあわれものをやめたとき、カメラを通してみせてくれる視界もゆっくりと広がっていく。なにより今作が心に迫ってくるのは、想像力と記憶さえあれば、心は自由に、何処へでも羽ばたいていけることを、映像と語りでみせてくれること。心は何処へでもいける。過去にも未来にも行くこともできる。体は重く、全身が潜水服で覆われるような状況でも、心は羽ばたける。
それを映像の力と語りでみせてくれる。わたしはいくつかの病気を抱えて生きている。この先わたしはこの映画にもっと支えられていくことになるのかもしれない。『慰めの報酬』のマチュー・アマルリックさんの演技はもはや演技を超えていて圧巻。回想シーンで垣間見せるダンディさ、色気、洒脱さ、文学に対する深い造詣 などは、闘病中も決して手放すことはない。どんどん魅力的にみえてくる。ぐいぐいくる。そして、献身的な医療関係者の、患者を尊重する態度にも心が救われる。これは一方通行ではなくて、双方向の繋がりで、互いが影響を受けあっていくこともさり気なくあらわしていると思う。ベルク海事病院、海などの映像も素晴らしいし、エンドクレジットで流される映像も、そして数々の音楽も本当にステキ。
5.…「永遠の門」の監督だったのですね。自分だったら、そこから抜け出せない状態が続くならいっそうの事、意識もどうにかして欲しい…と思ったのを思い出した。
原題/別名:Roma
上映日 | 2019年03月09日 |
製作国 | アメリカ、メキシコ |
上映時間 | 135分 |
スコア | 3.9 |
監督 | アルフォンソ・キュアロン |
脚本 | アルフォンソ・キュアロン |
あらすじ
政治的混乱に揺れる1970年代のメキシコを舞台に、アカデミー賞受賞監督アルフォンソ・キュアロンが、ある家族の姿を鮮やかに、そして感情豊かに描く。
出演者
ヤリャッツァ・アパリシオ、マリーナ・デ・タビラ、Diego Cortina Autrey
感想・評価
1.モノクロな世界感だからこそ、音、表情等を観察しながら見ていられた。随所に死を意識させる要素があり、考察見てみると面白い。
2.どうしてモノクロなんだろうか?メキシコの色彩は美しいのに。
3.犬の?がめちゃでかいのが気になった。あんなに等間隔にするものなの?素っ裸で素振りがシュールすぎる
4.ガレージに合った車を買った方が良いっていう話。映像は綺麗だったし、記憶に残るシーンもたくさんあったけど、映画館で観るような作品だったんだろうなー、と。家で観たのもあり、あまり自分にはハマらなかった。
5.ラストのショット、ロゴがよい波に飲まれたのち抱き合うところは名シーン
原題/別名:Argo
上映日 | 2012年10月26日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | サスペンス、伝記、スリラー |
スコア | 3.8 |
監督 | ベン・アフレック |
脚本 | クリス・テリオ |
あらすじ
ベン・アフレック製作・監督・主演を務めるサスペンス・ドラマ。1979年にイランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件と、その裏で実行された救出作戦を描く。第85回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、編集賞の3部門を受賞。
出演者
ベン・アフレック、ブライアン・クランストン、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ヴィクター・ガーバー、テイト・ドノヴァン、クレア・デュヴァル、スクート・マクネイリー、ロリー・コクレイン、クリストファー・デナム、ケリー・ビシ、カイル・チャンドラー、クリス・メッシーナ、ジェリコ・イヴァネク、タイタス・ウェリヴァー、キース・ザラバッカ、リチャード・カインド、ボブ・ガントン、リチャード・ディレーン、オミッド・アブタヒ、ペイジ・レオン、シェイラ・ヴァンド、マット・ノーラン、J・R・カシア、ロブ・ブラウンスタイン、デヴィッド・サリヴァン、ジョン・ボイド、スコット・アンソニー・リート、マイケル・パークス、エイドリアン・バーボー、リンゼイ・ギンター、テイラー・シリング
感想・評価
1.昔飛行機の中で観たけど再鑑賞?いやぁーやっぱいいです。最後の30分がドキドキ‼️クレジット前の新旧対比写真もいいですね?
2.1979年のイラン革命のさなか、反米デモ隊がアメリカ大使館を占拠。その直前に大使館員6人は脱出しカナダ大使公邸に匿われる。これを受けてCIAは6人をイランから救出するため架空の映画製作をでっちあげる。映画名は「アルゴ」 6人の身分を偽装しイランからの脱出する作戦をたてる。かまいたち山内さんがYoutubeでおすすめしていたので視聴。上記のあらすじは覚えていたので、序盤は「どうせ助かるでしょ」と思っていた。展開が巡り巡っていくうちに後半20分は「助からないかも」と息をするのも忘れるぐらい緊張。今作は一方的にイランが悪役であったけれども、しっかりとイラン革命後の騒動について勉強していく必要がある。
3.イランの民衆がアメリカ大使館を占領職員を人質に取る事件が発生。本当にあったテロのお話。なかなか緊迫感がある映画で、ラストは本当に見どころ、心臓バクバクで目が離せないです。外国に行きたい地持ちはあるがこういう映画を見ると恐ろしいし、今もこんなことがあると考えると胸が痛いです。平和ってなんだろうって思います。私は日本という素晴らしい国に住んでいて幸せです。
4.1979年にイランのアメリカ大使館にて起こった事件での実際に行われた救出作戦の話。ハラハラドキドキ手に汗握る展開で楽しく見れた!実話ベースではあるが、確かに脚色されている部分はある。しかしながら、架空の映画「アルゴ」のロケハンを装って救出を試みたのは事実で、ぶっ飛んでるけど、大変興味深く感じた。米国人とバレるだけで公開処刑にあうかもしれない、そんなイランに果敢にも向かっていったCIA職員は本当にカッコ良すぎる。冒頭及び最後の説明により、なぜこのような事件が起こったのかをイランの歴史から説明してくれてて、その後どうなったのかについても必要な情報(他の人質のその後)を与えてくれて大変良かった。
5.1979年、イラン革命の最中、実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描いた作品『アルゴ』という架空のSF映画を企画し、人質6人を映画スタッフに偽装して出国させようとする筋書きです現実として、こんな作戦が実際に決行されたということにビックリですし、緊迫感があり、息をつけない展開に見入ってしまいました面白かったです、勉強にもなりましたダイアー・ストレーツ、ヴァン・ヘイレン、ツェッペリンの曲もナイスです海外では、言葉の問題でR指定がついているようですが、若い人たちにこそ見せるべき作品だと思います…Argo f*ck yourself! … but absolutely no idea. 知らんけど〜っ!
原題/別名:Gravity
上映日 | 2013年12月13日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 91分 |
ジャンル | ドラマ、アドベンチャー・冒険、SF、スリラー |
スコア | 3.6 |
監督 | アルフォンソ・キュアロン |
脚本 | アルフォンソ・キュアロン、ホナス・キュアロン、ロドリゴ・ガルシア |
あらすじ
地球から60万メートル上空。スペースシャトルでのミッション遂行中、突発的事故により、無重力空間(ゼロ・グラビティー)に放り投げ出されたふたりの宇宙飛行士。ふたりをつなぐのはたった1本のロープ。残った酸素はあと僅か!真っ暗な宇宙空間の究極的な状況の中、果たしてふたりは無事、地球に生還することができるのか…!
出演者
ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロック、エド・ハリス、Orto Ignatiussen、ファルダット・シャーマ、エイミー・ワーレン、バッシャー・サヴェージ
感想・評価
1.公開されてすぐ見にいってなんとなく良かったという感覚だけ覚えてるが内容は何とも。また劇場でやるなら足を運びたい。
2.ヒューマンドラマとか物語というよりも、宇宙の映像表現するの凄さやリアルさを全面に出した作品。宇宙の物理的な現象や無重力表現は凄い。映画館で見たならば音響とあいまり宇宙空間の浮遊感をより感じられたのかも。ただ物語としての展開はあまりなく始終宇宙を漂うだけである。もう少しヒューマンドラマがあれば感動出来たかもしれない。感動はしないが宇宙人の表現はよく出来た映画である。
3.映像は凄くて、実際に宇宙にいるみたい!ただそれ以外は、特に何もない
4.すっかり結末も忘れていたので再鑑賞! 始まって1/6でもう死ぬ…と思いました。父が宇宙ものが好きでたまに一緒に見る(勝手に見る)のですが、命の危機が多すぎて3日に分けて鑑賞しました。ハラハラして胃が小さくなります。楽しいです。
5.ジョージクルーニーかっこよ〜〜〜いハラハラし過ぎて終始体に力入れながら観てた登場人物超少ないし(というかほぼ1人のシーンばっかり)場面転換もあんまり無いのに全然飽きないのすごい!37本目
原題/別名:Boyhood
上映日 | 2014年11月14日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 165分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | リチャード・リンクレイター |
脚本 | リチャード・リンクレイター |
あらすじ
メイソンは、テキサス州に住む6歳の少年。キャリアアップのために大学で学ぶと決めた母オリヴィアに従い、姉と共にヒューストンに転居した彼は、そこで多感な思春期を過ごす。父との再会、母の再婚、義父の暴力、そして初恋。環境の変化に時には耐え、時には対応しながら、静かに子供時代を卒業していく。皆でオースティン近郊に移ったメイソンは、ビールの味もキスの味も失恋の苦い味も覚えていくのだった・・・。
出演者
エラー・コルトレーン、パトリシア・アークエット、イーサン・ホーク、ニック・クラウス、ジョーダン・ハワード、エヴィ・トンプソン、サム・ディロン、スティーヴン・チェスター・プリンス、マルコ・ペレラ、ゾーイ・グラハム
感想・評価
1.12年間同じキャストはシンプルに凄すぎる。と思ったらビフォアシリーズと同じ監督。ビフォアシリーズも合わせたらイーサンホーク大家族やな
2.Boyhood パジャマがスパイダーマンだった……笑本作は、先生からおすすめされて鑑賞しました。実際に12年かけて撮影を行ったということを聞いて、見たくなった。映画というより、成長記録、ドキュメンタリーに近いと感じた。けど、展開が映画的な感じがして、変な感覚すぐに年が過ぎて顔が変わるから誰かすぐに判断できない笑それで言うと、時間が進むのは早い、常に時間は進んでいる、人生は一瞬とか、そんなことを伝えたいのかなと思う。正直言うと、そこまで好みの作品ではなかった。話の核がないように感じてしまった。また、全体的に展開が薄いと感じた。時間も長いので、途中で何度も諦めそうになった。<少しネタバレ>たた、ラストのどうしてみんな一瞬を逃すっていうの?私はなぜだかそれを逆に考えちゃう一瞬は私たちを逃さないわかるよ時間は途切れない、一瞬というのは、常に今ある時間のことだと言うセリフ、これがめちゃくちゃよかった。
しかも、このセリフで終わってくれるから、より考えさせられる。観てる時に、このセリフで終われ、終われと思っていたから、より心にスッと入ってきた。カメラは、一瞬を切り取るものだと思う。その瞬間にしかない動作、空気、緊張感などを撮影する。でも、その瞬間というのはみんな体験している、時間の流れはみんな同じだから。一瞬は私たちを逃さないというのは、私たちは、時間に支配されていて、否が応でも一瞬を感じる。12年の歳月をかけて撮影したとうい点でも、なにか重なるところがあって、時間は常に進んでいるから、逆に自ら時間を理解して生きていこう。そんなことを伝えたいのかなと思った。色々な考えがあると思うけど、自分はこう考えました。友人に観てもらって、ラストのセリフの解釈を話し合いたい!
3.一人の男の子が青年になるまでをリアルな時間軸で撮影するって思いついても普通やらないだろ。やってみたらこんないい映画になりました。
4.6歳からずっと同じキャストで撮り続けるって凄い。もう半分家族になるね。心も体も成長していく様が面白い
5.正しく人生。人は誰しも特別な者に成りたいし、自分をそうだと認識しようとする。だからといってこの映画を観ると、それはそれで悪くはないのかなって。この映画の登場人物みたいに、アクシデントがあったり、嬉しい事があったりする訳ではないけど、その出来事が映画が進むにつれて そういやこういう場面あったな みたいなちょっとした思い出になっていて、それがまるで自分と変わらない様な気がして何か近しいものを自然に感じた。今この瞬間は、二度と訪れない。だからといって、今この瞬間を大切に。なんてこと言うつもりは全く無い。だけど、その瞬間を人は日々繰り返して、思い返して意外と映画みたいな事は起きてないのかも なんてちょっと悲しくなって着々と終わりに近づいていく。終わりが来たら考える事も何も出来なくなって、存在もしなくなる。この映画はそれと似た様なものを感じた。終盤に差し掛かった時のお母さんの言葉は、重みが他の映画と違うし本当に今この瞬間を生きてるキャラクターの様。ラストはこれからいい事あるかも!なんて大げさな終わりかたではないし、これからの話を想像させるのが目的では無さそう。ただこの映画に終わりが来ただけという感じ。見終えたあとあまり考えられなかった。正しく死が来た感じ笑本当に人生をキャラクターと一緒に歩んでいる様だった。
原題/別名:The Shape of Water
上映日 | 2018年03月01日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 124分 |
ジャンル | ドラマ、ファンタジー |
スコア | 3.8 |
監督 | ギレルモ・デル・トロ |
脚本 | ギレルモ・デル・トロ |
あらすじ
1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代、清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか……。
出演者
サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スタールバーグ、オクタヴィア・スペンサー、ローレン・リー・スミス、デヴィッド・ヒューレット、ジョン・カペロス、ニック・サーシー、モーガン・ケリー、Dru Viergever
感想・評価
1.1番、最後が綺麗過ぎた!!!映像としても終わり方としても。ただ、私には合わなかった。水中で生活してる"彼"に恋してしまうということが良く分からない。その感情というか、その恋愛感情に至るまでの経緯というか。Elisaも言葉を発せない、話せないという分、互いに人種も違くて言葉を声に出せないという共通点から同情してしまうのは分かる気がする…けど…。第三者との意思疎通やコミュニケーションが難しかったElisaが、声に出さなくたって気持ちは通じ合えるというこの出会いへの喜びは伝わる。けど、恋仲になるのは全くもって理解出来ない。しかも全裸になってまで…。他作の『美女と野獣』とか『リトル・マーメイド』、『シザーハンズ』などの異種人との恋愛は理解出来たけど、これは分からない…。その水中の彼に惹かれていく様子をしっかりと描いてくれると…。あと、全裸は要らないと思う。で、指をちぎられたっていうこの異様な執着心。気持ち悪い。ある意味その執着心、ストーカーレベル。この手の作品は、書籍で読んだ方がより楽しめそうな気がする。けど、終わり方は綺麗でした。美しかった。
2.未確認の二足歩行の海洋類とのラブロマンスだけども、1960年代の設定とか、ヒール役の徹底したマチズモとかポリコレ全盛期の2018年っぽい映画!でもそれはあくまで批判のための隠れ蓑的な役割でしかないくらい、エライザと彼のツーショットは魅力的。最後はパンズラビリンスっぽい!
3.主人公が恋をしたとき今まで落ち着いた色合いのカチューシャを着けていたのに明るく鮮やかな赤色のを着けるようになるんです。主人公の心の変化が伝わってくるようなとても素敵な演出だと思いました。
4.冷戦時代に軍の秘密研究機関ではたらく孤独な女性の清掃員と研究機関で捕らえられていた異形の知的生命体とのSFラブストーリー。孤独な女性と研究機関に捕らえられたモンスターの共感の部分と自宅へ連れかえってお世話をするディテールの部分など妙なリアリティを覚える。おそらく人種を超えたラブストーリーのメタファーなんだろうが、やりすぎな気がする。性的な要素もあって気持ち悪いと感じる人もいるだろうが、そこもリアリティを感じる部分の一つかもしれない。
5.あなたと私一緒、、、永遠に幸せに暮らしてて欲しい初めは生き物の見た目に慣れなかったし、グロかったけど、だんだん可愛く見えてきた。
原題/別名:GOSFORD PARK
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 137分 |
ジャンル | サスペンス |
スコア | 3.6 |
監督 | ロバート・アルトマン |
脚本 | ジュリアン・フェロウズ |
出演者
マギー・スミス、マイケル・ガンボン、クリスティン・スコット・トーマス、ボブ・バラバン、カミーラ・ラザフォード、チャールズ・ダンス、ジェラルディン・ソマーヴィル、トム・ホランダー、ナターシャ・ワイトマン、ジェレミー・ノーサム、ジェームズ・ウィルビー、クローディー・ブレイクリー、ライアン・フィリップ、トレント・フォード、スティーヴン・フライ、ケリー・マクドナルド、クライヴ・オーウェン、ヘレン・ミレン、アイリーン・アトキンス、エミリー・ワトソン、アラン・ベイツ、デレク・ジャコビ、リチャード・E・グラント
感想・評価
1.NHKの海外ドラマ『ダウントン・アビー』をブラックユーモアを強くしたって感じの作品? だから、このドラマが好きな人はたまらなく好きだと思う?でも、自分はロバート・アルトマン好きだけど、ダウントン・アビーは見たことないから、あまりピンと来なかった?笑笑?だから、後半は申し訳ないけど( ˘ω˘ )スヤァ…。としてしまった!?笑笑?だけど、改めて思うのはダウントン・アビーでもそうみたいだけど?イヤな貴族のマダムをやらしたら、マギー・スミスの右に出る女優さんはいないね!って思う!
2.アルトマン曰くミステリーだそうだが犯人探しには重きを置かない彼らしさ。使用人側から貴族社会を描くのも『マッシュ』的裏返し。『ナイブズアウト』と『ジョーカー』「俳優たちのミスを待っていた」とアルトマン。彼にとって脚本はやはり叩き台にすぎないようだ。“現実の認識”に大きなストーリーはいらない。
3.ドラマ『ダウントン・アビー』のプロデューサー脚本家のジュリアン・フェロウズがスクリプトで、しかもロバート・アルトマン監督と聞けば見ないわけにはいかない。この作品がダウントンアビー製作の下地になったことは間違いない群像劇。キャストが素晴らしく出番は少しずつながら誰も彼もがこの世界を生きており堅実な演技と自由な演出に何度でも楽しめる良作。レンタルDVDにも特典がたくさんついていて、物凄く見応えがありました。監督のロバートと美術のスティーブンアルトマン親子、そして製作のデヴィッド・レヴィのコメンタリーと脚本のジュリアン・フェロウズのコメンタリーと2本もついていて、全て見ました。こういった特典は作品をより理解するのに大きな助けになります。この世界観がお好きな方にはコメンタリーも余さずご覧になることをお勧めします。
4. ミステリーの味わいを認めつつも事件の犯人探しが主なテーマとはなってない人間ドラマ。遊戯を目的に集った貴族たちとその使用人たち。2つの人間集団の生々しい生態。その間に立ちはだかる絶対に越えられぬ境界線と、そこをつつ抜けにする“隠し穴”を見る様な面白さ。
5.イギリス郊外にある貴族の邸宅ゴスフォード・パークを舞台に、狩猟パーティーに集まった貴族達と、その従者達の人間模様を綴る物語。さらには、後半に、事件が起きて、ミステリーの要素もあり、とても楽しめた。とにかく、登場人物が多いので、名前を把握し切れないし、人間関係が分からなかったりして、置いてけぼりになるけれども、それでも見ていたら、分かってくる。しかし、前半は、沢山の登場人物の中から、共感できる人がいるわけでもないので、誰にスポットを当てて見ていけばいいのか分からず、あまり集中できずに見ていたが、後半に事件が起きてから、俄然、面白くなった。上の階の人々(お屋敷の上に住む貴族達)と階下の人達(お屋敷の下に住む従者や召使い達)との人間関係や、噂話など、「ダウントン・アビー」を思い出した。こちらにも、マギー・スミスが、出ているし、「ダウントン・アビー」で、マギー・スミスの執事だった人も出てくるし。俳優陣が、とにかく、とても豪華だった。マイケル・ガンボン、ヘレン・ミレン、クリスティン・スコット=トーマス、クライヴ・オーウェン、ケリー・マクドナルド、トム・ホランダー、スティーヴン・フライ等々。今から20年前の映画なので、みんな若かったなと思ったりした。
原題/別名:Gangs of New York
上映日 | 2002年12月21日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 160分 |
ジャンル | ドラマ、クライム、バイオレンス、ギャング・マフィア |
スコア | 3.3 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | ジェイ・コックス、ケネス・ロナーガン、スティーヴン・ザイリアン |
あらすじ
861年、ニューヨーク。縄張り争いを繰り広げる移民同士の抗争により、目の前で父親を殺された少年のアムステルダム。自らも投獄された彼は、15年の時を経て、父を殺したギャング組織のボス、ビルへの復讐を誓い、この地に帰ってきた。素性を隠し、ビルの組織に入り込んだアムステルダムは、そこで美しくも謎めいた女ジェニーに出会い、許されない恋に落ちる・・・・・・。
出演者
ダニエル・デイ=ルイス、レオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス、ジム・ブロードベント、リーアム・ニーソン、ヘンリー・トーマス、ブレンダン・グリーソン、ジョン・C・ライリー、ゲイリー・ルイス、ロジャー・アシュトン=グリフィス、バーバラ・ブーシェ、リーアム・カーニー、スティーヴン・グレアム、ローレンス・ギリアード・Jr
感想・評価
1.ファイブ・ポインツであるアイルランド移民たちの苦悩や怒りがしみじみ伝わってきた。今となっては先進的な場所であるニューヨークも100年以上前は開拓時代があったのだと思い知らされた。背景に移民問題や黒人差別問題も描かれていて、アメリカはいつもこういったものが根底にある国なんだなと感じた。
2.19世紀初頭、飢饉に襲われた祖国から米国へ渡ったアイルランド移民が集うNYのファイブ・ポインツ。米国生まれのネイティブスとの抗争の中でアイルランド組「デッド・ラビッツ」を率いる父を殺された少年アムステルダムが、時を経てネイティブスへ侵入しリーダーであるビル・ザ・ブッチャーへの復讐を目論む様を描いた歴史ドラマです。ハーバート・アズベリーのノンフィクションに同じく米国では不遇のイタリア系としてシンパシーを得たスコセッシがこの後も幾度とコンビを組むレオナルド・ディカプリオを初めて主演に取り立てて映画化した作品で、巨額を投じた壮大なセットや物語が評価されてオスカーで10部門にノミネートされるも終わってみれば無冠となりました。はまり役のディカプリオとダニエル・デイ=ルイスが混沌の時代のNYを舞台にした若い男が酸いも甘いも知る猛者へ挑む物語を演じており、スコセッシ流の音楽や場面展開を用いた演出で160分に渡る壮大な叙事詩として完成されています。物語に胸を奪われた末の公開を延期させた"9.11"の悲劇へ贈るラストカットに目頭熱くなる一作です。
3.バイオレンスドラマアムステルダム → ファイブポインツの所有権を賭けて父ヴァロンを殺したブッチャーへの復讐を誓う。アムステルダム 父ヴァロン神父ジェニー 幼馴染ジョニーブッチャー ボス
4.この時代のこの角度の歴史は知らなかった。映画をきっかけに調べることができてよかった。演技はすごかったけど話はうーん…?そして最後の終わり方と音楽ですごく時代が出る感じね…
5.オスカー獲る気満々で挑んだが、役者陣の「熱演」と同じく盛大に空振りしてしまった感のあるスコセッシのアメリカ黎明期叙事詩もの。衣装、音響、美術、撮影いずれもアメリカ映画ならではの豊かさに満ちているが、ダニエル・デイ・ルイスの怪物的な演技にディカプリオも、ディアスも、完全に食われてしまった印象。ネイティブアメリカンを自称するWASPアメリカンの厚顔無恥が、今見ても滑稽だが、今も変わらずこうした人たちが一定の力を握っている事実に人間の愚かさを感じる。黒人が暴徒に理不尽に殺されていく終盤の暴動シーンも、トランプ政権を経た今となっては「史実」として簡単には相対化できない。父子の絆や男同士の闘いなどテーマそのものも急速に古びてしまい、実際の製作年よりも「過去」の感じがするスコセッシのフィルモグラフィではかなり不遇な作品。
原題/別名:The Lord of the Rings: The Return of the King
上映日 | 2004年02月14日 |
製作国 | ニュージーランド、アメリカ |
上映時間 | 203分 |
ジャンル | アドベンチャー・冒険 |
スコア | 3.9 |
監督 | ピーター・ジャクソン |
脚本 | フランシス・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン |
原作 | J・R・R・トールキン |
出演者
イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン、ショーン・アスティン、リヴ・タイラー、ビリー・ボイド、ドミニク・モナハン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、ケイト・ブランシェット、バーナード・ヒル、ミランダ・オットー、カール・アーバン、デヴィッド・ウェナム、ジョン・ノーブル、ヒューゴ・ウィーヴィング、イアン・ホルム、ショーン・ビーン、アンディ・サーキス、マートン・ソーカス、クリストファー・リー
感想・評価
1.子供の頃、アニメで観た「指輪物語」実写の迫力は半端ない。ひとりひとりのキャラクターが愛おしい。何度も観たくなる作品です。
2.3時間×3作見終わった〜異人種で協力し合わなければ、世界を守れなかっただろう
3.3だけでいいやん!サムのおかげであってフロドなにもしてないのでは、、ガンダルフ魔法全然つかわんやんあの鳥さんもっと早く呼んでたらよかったんちゃうの
4.有終の美前作から思ってたけど、、、「フロド、しっかりせええ!!」もうサムが指輪持った方がいいんじゃね?と思ってしまった時もあった。あれも指輪の影響なんだろうけど、、、ゴラムによって二人が仲違いするのはなかなかの胸糞シーン戦いも圧巻!サムが特にカッコよかったなぁ話が進むほどフロドの存在感がなくなるのはいかがなものかと思ったけど、他のキャラの存在感が増してるからか、、?レゴラスとガンダルフが本当に好き!この時のオーランドブルームは美しすぎる。ガンダルフの優しい笑顔に癒される(ピピンに当たり強いけどw最後のサムのモノローグ、シャイアの音楽が流れてきた時は泣きそうになった。本当に最高の三部作。一気見したけど、見てよかった!
5.人生でいちばん好きな映画です。公開された時お小遣いをはたいて3回見に行ったのが懐かしい。台詞もストーリーもほぼ暗記しているが今でも見返しては感動するほど圧倒的な力がある。二つの塔の角笛城の戦いもレゴラスのスケボーアクションを筆頭に飽きない展開だったが、今回のペレンノール野の戦いのシーンでのじゅうとの戦いの絶望感が素晴らしい。サムの語る心に深く残る物語、セオデン王の突撃前の演説は二大名言。サウロン軍の息のあったトロルの太鼓も可愛い。
原題/別名:The Departed
上映日 | 2007年01月20日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 152分 |
ジャンル | サスペンス、アクション、クライム |
スコア | 3.8 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | ウィリアム・モナハン |
出演者
レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ、マーティン・シーン、レイ・ウィンストン、ベラ・ファーミガ、アレック・ボールドウィン、アンソニー・アンダーソン、ケヴィン・コリガン、ジェームズ・バッジ・デール、デヴィッド・オハラ、マーク・ロルストン、ロバート・ウォールバーグ、クリステン・ダルトン、J・C・マッケンジー
感想・評価
1.2021年映画納めは"The Departed"?来年も面白い作品に沢山出会えると良いな〜!
2.久し振りの再鑑賞、あらすじもラストも知っている…でも、改めてじっくり味わいながら観てみた?インファナル・アフェアも大好きな作品だけども、こちらはこの御三方!面白くないわけが無い!音楽も申し分なし特にギミーシェルター最高?
3.『じっくり考えてそれでも言いたきゃ2週間後に言えよ』めっちゃめちゃ良かった。見応えが凄い。もう2回観たい
4.冒頭でマッドデイモンとディカプリオの違いがわからなくて混同したのは私だけでしょうか?ジャックニコルソンのオーラはさすが!若い二人が霞んでしまうくらいの存在感でした。
5.マフィアに潜入した警察官と、警察に潜入したマフィアのクライムサスペンス。ディカプリオ、マット・デイモンをはじめとする豪華キャストで終始ハラハラさせられる展開。互いの組織に潜入するネズミを探し出すが、マフィアに潜入する側の方がヒヤヒヤする。追い詰められていくディカプリオの演技が素晴らしかったです。ジャック・ニコルソンのボス感も良かった。複雑だけどわりとわかりやすいストーリーでスリリングに楽しめました。見分けはつくけど、ディカプリオとデイモンのちょっと顔が似てる感じが一番ややこしい。それにしてもマドリンは危険な男からモテるな。ラストのスピーディーな畳み掛ける展開は緊張感があって面白かった。オリジナルはまだ観てないから観てみたい。
原題/別名:The Revenant
上映日 | 2016年04月22日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 157分 |
ジャンル | アクション、アドベンチャー・冒険 |
スコア | 3.8 |
監督 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ |
脚本 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、マーク・L・スミス |
音楽 | 坂本龍一 |
あらすじ
仲間の裏切りで最愛の息子の命を奪われた男、ヒュー・グラス。激しい怒りを力に変え、奇跡的に死の淵から蘇える。復讐の執念のみを武器に、300キロに及ぶ容赦ないサバイルバルの旅が始まる。
出演者
レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ、ウィル・ポールター、ドーナル・グリーソン、ポール・アンダーソン、ブレンダン・フレッチャー、クリストッフェル・ヨーネル、ルーカス・ハース、ブラッド・カーター、ハビエル・ボテット
感想・評価
1.ディカプリオが苦しんでキレている所を見るのが好きです厳しい大自然を死物狂いで生きる様に釘付けでした2時間半のめり込めた
2.生への渇望と大自然の脅威を痛烈に体感できる作品。自分がその場に居合わせていて、視線を動かしているかのようなアップのシーンと、広大な自然を写すルーズのシーンの対比がとても印象的。対比でいうと、極寒のなか必死に生きて、復讐を果たさんとする主人公のガッツというか熱量がより伝わってくるストーリーだった。エンドロールでフィッツジェラルドがトム・ハーディなことに気付いた。こういうイヤ〜な役もできるんだなぁ。
3.先住民との毛皮の奪い合いグラスの復讐劇が満載の映画クマの戦いは衝撃的映画でこんなにリアルにクマにやられる人間を初めて見ました。普通なら死んでるよ仲間がグラスを裏切り、しまいには息子が殺され、置き去りにした仲間に対し、復讐を。サバイバル感が強すぎる物ばかりでした馬の死体の中で寝るのは1番の衝撃無害な息子が仲間を殺しても帰ってこない時のレオ様の表情にグッときました。
4.BD購入。冒頭の原住民襲撃とクマとの戦いが最高。雪山の自然の厳しさとか原住民とか世界観が好き。寒そう……
5.スパートをかけられないまま、2021年も終わりに近づいてまーす。さてさて、観ようと思いながらも、熊は怖いしどうしようかと悩んでいた本作へ。そして、disny+の冒頭のサマリーが、サマリ過ぎててウケる!この説明で観たくなる人、いる〜?と爆笑しながら観る私。(disny+の戦略に見事に踊らされてる!!)いやぁ、レオナルド・ディカプリオ、アカデミー主演男優賞、おめでとうございます㊗️(おそ!)これまた、ヘビーなスローテンポ、かつ、セリフ少な!!!!と衝撃のオトナ向け作品。良い子の皆さんは、絶叫!または爆睡!間違いなしなので、是非、オトナになってから観てください。絶叫ポイントは熊だけだ、と油断してはならない。
結構、最初から最後まで、生々しい殺し合いが続いて、観ている私の方が倒れそう。兎にも角にも、緊張感がスゴイ。え!これ、フツー死ぬやん?みたいなシーンが数回。映画の尺としてまだ大丈夫!と思って時計を何度も見てしまった……オトナって悲しい。そして、肝心の熊、コエー!マジ、コエー!アメリカ開拓当時は、西部劇になるまでにこんな時代もあったのは知ってても、マジメに映像で観ると「ヒー!」熊や大自然より、遥かに怖いのは「人間」。映画で良かった〜(良いのか?)映画がお好きな方には、レオ様の勇姿を是非ご堪能いただきたい。演技ってセリフが少ない中で、これだけ伝わる感動を是非。普段、余り映画を観ない方々には、体力が要る作品ですよ、間違っても、デートやファミリーで観る作品ではないですよ、とお伝えしたい。個人的には改めて「熊、コエー!」と叫びたい。
原題/別名:Brokeback Mountain
上映日 | 2006年03月04日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 134分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.8 |
監督 | アン・リー |
脚本 | ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ |
あらすじ
アカデミー賞最優秀監督賞を含むを3賞を受賞した「ブロークバック・マウンテン」は、1963年に運命の出会いを果たしたヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが演じる2人のカーボーイの友情を超えた物語。
出演者
ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ、ランディ・クエイド、リンダ・カーデリーニ、アンナ・ファリス、スコット・マイケル・キャンベル、ケイト・マーラ、マーティ・アントニーニ、グレアム・ベッケル、ピーター・マクロビー
感想・評価
1.奥さん側に感情移入してしまい、気の毒だなぁと思って主役の2人に共感できなかったのが残念、、、(この手の映画は大好きなのになぜか感情移入できなかった、、)だけど、ヒースの演技はとっても最高で、普段寡黙なのに、ふとした時に溢れんばかりの感情を出す感じの演技が堪らなかった!また、声が低いのがいい!そして、ジェイク目デカすぎ。アンハサウェイも目デカすぎ。美男美女すぎるヒースの奥さんの演技もとっても良かった、!ラストの娘に、その男はお前を愛しているか?とたずねるところがとってもとっても好きです。多くを詮索しないところ、また、自分と重ね合わせての発言なのかは分からないけど、このセリフグッときました、。
2.好き!2人や、周囲の人の色んな感情が渦巻いているけど、全体的に音も映像も静かで、心が澄む。 我慢できなくて見てしまったけど、いつか映画館で見たい。
3.美しい作品だなー。放牧の画も綺麗だけど、男二人の愛も切ないとは違うけどなんとも言えない感情になる。好きな人は好きだろうなー。僕は普通だったけど。ブロークバック・マウンテンという「場所」が二人を繋げた。その繋がりは夫婦なんかよりも強いものだった。ヒース・レジャーが「いっそ楽にしてくれ。お前のせいでこんな人間に」って泣くシーンが良いですね。ええ。ラストの「永遠に一緒だ」も良いですね。ええ。
4.豊かで広大な大地は自然であることを肯定してくれます。中でも辛い時を共にしたブロークバック・マウンテンはより一層思い出を美化させているのでしょう。時代と環境が悪くマイノリティの孤独感は相当なものであり、その境遇を思うと切なく終始重苦しい。マイノリティであることを過剰に意識してしまったイニスは他者を恐れて人間不信になっていたのかもしれません。ただ妻が不憫で致し方なく、性別と性的嗜好がなんであれど現在のパートナーをおざなりにして不貞を働くことは許容されることではありません。環境がイニスを拗らせてしまったと捉えることもできますが、人らしく卑しくもあります。ジャックと妻の心境なんかも考察の余地がありますね。
5.いま、色んな愛の形が受け入れられるようになった現代にこそ観られるべき映画だと思いました。世間からの見られた方を気にしながらも確かに2人の間に生まれた絆は男と男だから、男と女だったら、そんな垣根を超越した確かな愛があるのかなーとか感じたり感じなかったり
原題/別名:The Social Network
上映日 | 2011年01月15日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
脚本 | アーロン・ソーキン |
あらすじ
Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグの葛藤を描く、『セブン』 のデヴィッド・フィンチャー監督作。ハーバード大学に通うマークは女の子に振られたことが発端でSNSを作る。それが巨大サイトへ成長し……。
出演者
ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、アーミー・ハマー、マックス・ミンゲラ、ブレンダ・ソング、ルーニー・マーラ、ジョセフ・マッゼロ、ジョン・ゲッツ、ラシダ・ジョーンズ、バリー・リヴィングストン、ダグラス・アーバンスキー、アーロン・ソーキン、ウォレス・ランガム、スコット・ローレンス、パトリック・メイペル、デニス・グレイスン、デヴィッド・シェルビー、スティーブ・サイレス、インガー・テューダー、ジェームズ・シャンクリン、ジョン・ヘイドン、ブライアン・バーター、ブレット・リー、ヴィクター・Z・アイザック、マーク・ソウル、マレス・ジョー、エマ・フィッツパトリック、マルセラ・レンツ=ポープ、ダコタ・ジョンソン
感想・評価
1.天才は華々しい道程で成功をおさめる人ばかりだと思ってたマークザッカーバーグは天才的だけど人間らしい部分に溢れてる数字や業績とは対称的な登場人物達との関係性に少し哀しさが感じた
2.相当おもしろかった。マークはジョブズより人間味があるタイプの天才だと思いました。
3.「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生。テンポはよいが、大学時代の話と2つの起訴の話があるからややこしい。でも、Facebookがどういう経緯でできたのかを知ることができておもしろかった。facebookという人の繋がりを作り出すサービスを誕生させた、天才マークザッカーバーグなのに、実際の人付き合いは苦手で、親しい友人を失ってしまう。どんな天才でも、生き方が上手いとは限らない。そんな皮肉が込められているのだろうか。にしても、facebookのアイデアは素晴らしいな。個人的なことやけど、ボストン行った時に、実際にハーバード大学行ったりしたから色々思い出して楽しめた。
4.思ったよりドロドロした映画でした。彼がいかにしてFacebookを作り上げたのか、執念だったり周りの人たちであったりがわかりやすく描かれていて良かった
5.アーロンソーキン作品の良さでもあるセリフの一つ一つがとても早口で話の展開についていくことで精一杯な気がするのに、どこか聴き心地のよいリズムとテンポになっていることに本当に驚きました。二時間があっという間に感じるほどの内容の緻密さと、起承転結の抑揚が素晴らしい作品だと思います。あれだけ傍若無人な立ち振る舞いをしてきた主人公でも最後にすがるのは結局人とのつながりであるという終わり方にとても現代のSNS社会の人間関係の模様が描かれているように感じました。ジェシーアイゼンバーグがハマり役過ぎてこういう知的で理屈っぽい役が増えるのも納得です。
原題/別名:1917
上映日 | 2020年02月14日 |
製作国 | アメリカ、イギリス |
上映時間 | 110分 |
ジャンル | ドラマ、戦争 |
スコア | 4.0 |
監督 | サム・メンデス |
脚本 | サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ |
あらすじ
第一次世界大戦真っ只中の1917年のある朝、若きイギリス人兵士のスコフィールドとブレイクにひとつの重要な任務が命じられる。それは一触即発の最前線にいる1600人の味方に、明朝までに作戦中止の命令を届けること。進行する先には罠が張り巡らされており、さらに1600人の中にはブレイクの兄も配属されていたのだ。戦場を駆け抜け、この伝令が間に合わなければ、兄を含めた味方兵士全員が命を落とし、イギリスは戦いに敗北することになる―刻々とタイムリミットが迫る中、2人の危険かつ困難なミッションが始まる・・・。
出演者
ジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、アンドリュー・スコット、クレア・デュバーク、リチャード・マッデン、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ、テレサ・マホーニー、ダニエル・メイズ、エイドリアン・スカーボロー、ジェラン・ハウウェル、ジャスティン・エドワーズ、ロバート・マーサー
感想・評価
1.冒頭で冷たい感じだったウィルが友人の死を乗りこて、人として一回りも二回りも成長した感じかしました。親子に会ったときに優しさ全開でもはや神って思いました。その後ウィルが川に流されて岸に上がったときにトムが花の話をしていたの思い出して、そしたらウィルが涙して、こっちも涙しいちゃうわいって感じでした。最後お兄さんとの会話切なかったです。心の中でトムーってなってました。
2.今年観た映画の中で5本の指に入るくらい鑑賞後の疲労感がやばかった作品。自分も主人公について行ってるような感覚で、クライマックスの走り抜けるシーンは緊迫感があってよかった。途中のPTSDを抱えた将校でちょっと癒された笑。一晩で2000人近い兵士たちの命を託されるその重みは想像もできない。でも作品を通して追体験ができるのは映画のいい所。戦争は誰も幸せにしない
3.ワンカットという大技で話題作りをして、平坦になりがちなストーリーを主役ミスリードや多くのエピソードを入れることで回避して、トータルで見ると商売上手という作品。ワンカットはさすがに見応えのある映像ではあるのだが、これのおかげで数々の歪みが出ているのも事実。無理矢理起こるハプニングや視聴者を退屈させないためのようなエピソードは、カメラを外せない事による一人称的な映像とストーリーが原因。また基本設定にも無理がある。撤退した敵の陣地のその先に味方の大隊が突撃を準備しているのは不自然。伝令のために移動した距離がどう考えても6km程度。直線距離ではない移動距離ということは、直線距離ならもっと近い。ちょっと高いところに登れば目視できる距離だ。主人公たちの上を飛行機が飛んでいたが、なぜ空軍に伝令を頼まないか疑問。また、目の前に落ちる飛行機とか、都合よく搾られているミルクなどかなりご都合主義が目立つ。
見所であるワンカットも、「あ、今、壁の裏にカメラが回ったところで繋いでいるな」とか、継ぎ目が気になってしまって映画に没頭できなかった。各賞をとった作品で、確かに映像は魅せてくれるが、ストーリー、設定にシワ寄せが来てしまい残念って作品だ。余談。人の歩く早さは平均4km。今作の上映時間は約2時間。実際移動している時間は約1時間30分。途中車に乗るが数分だし、走ったり川に流されたりもするのだが、逆に匍匐前進だったり、銃撃戦をしたり、止まっていることもあり、時速4kmと言うのはかなり多めに見ている。それでも移動距離は6km。大きな音なら届く距離だし、高いところに登れば目視できる。ワンカットなのでこうなってしまったのだろうなぁ・・・・・・・・
4.最後の大佐の言葉ではっとした戦時中はこんな事は日常茶飯事だったんだろうな
5.劇場公開時から観たかった1917やっとありつけた。長回しを多用に活用した撮影がまるで私たちも戦地にいるかのような没入体験。イギリスの若き兵士二人による西部戦線での激しい一幕を臨場感溢れる演出で描く。脇に有名実力派俳優を据え、主演をマッケイとディーンの若手俳優にしたのは正解だったと思う。サントラも映画音楽ではお馴染みトーマス・ニューマンの音楽が良かった。印象的なシーンはフランスの村の廃墟を照明弾が照らす夜景。音楽とライティングがベストマッチ!(サントラではThe night window)ミステリアスなコードを背景にハーモニー豊かなオーケストラサウンド♪砲弾降り注ぐ中、戦場を駆け抜けるシーンはあっぱれ!しかしジョージ・マッケイ✨彼の演技が好きです...ふとした時に可愛い表情もするし、かっこいい顔もするし、特に顎ラインが素敵。仲間思いでありながら胸の内に勇敢さを持つ青年役がピッタリ。英国映画界の新時代を担っていくだろう。リリーと共演する次回作の「Wolf」も楽しみだし、どんどん活躍していってほしい限り!ラストシーンの1本の樹と兵士という画も良いですね。人は最期に何を思うのだろうか...愛する人かそれとも故郷に思いを馳せるのか...考察を読むとなかなかに深い反戦映画になっていて驚いた。
原題/別名:Slumdog Millionaire
上映日 | 2009年04月18日 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.8 |
監督 | ダニー・ボイル |
脚本 | サイモン・ビューフォイ |
あらすじ
アカデミー賞8部門受賞。『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督作。インドのスラム街で育ったジャマール。無学なはずが世界的人気番組「クイズ$ミリオネア」で残り1問を残し全問正解。それには理由があり……。
出演者
デヴ・パテル、サウラブ・シュクラ、アニル・カプール、ラジェンドラナート・ズーチー、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピント、イルファン・カーン、アーユッシュ・マヘーシュ・ケーデカール、アズルディン・モハメド・イスマイル、ルビーナ・アリ
感想・評価
1.インド映画だよね、、、、これ。ダニーボイルだよね、、、、?となります。昔一度見たことはありますが細かいシーンは覚えていないところもあったので、再鑑賞。それでもやっぱり記憶に残るシーンはいつも同じで、あの衝撃トイレのシーンと最後の列車の合間を縫って走るシーン。記憶を呼び戻しながら、なぜ少年がクイズに正解したのかを見せられるので見ている側も答え合わせのようで最後はなんだかスッキリします。それにしてもラティカあんなに綺麗だったかなと思うほど綺麗でした!
2.クイズと共に主人公の想い出を振り返る的なストーリー。ラストにダンスがくるとインド映画観てるって感じがしてとても良い。
3.クイズ番組と人生をリンクさせた展開が引き込まれる˙?˙社会への問題提起や恋愛要素の絡め方も絶妙
4.かなり壮絶な人生だけど最後のどんでん返しが見ていてとても気持ち良いしかし彼はどんだけ強運の持ち主なんだ...それに彼の一途な思いには感動しました周りの大人たちの裏切りややってることが最低でもインドのスラム街では本当にこうやって生きてる子どもたちがいるのかなって考えるととても胸が痛かった
5.子供時代のスラムでのシーンは見るのがキツい部分もあったけど、全体的にうまくまとまっていて面白かった。お兄ちゃんはただの悪い人じゃなくて少し救われた。最後のダンスでちょっと笑ってしまった。
原題/別名:Hugo
上映日 | 2012年03月01日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 126分 |
ジャンル | ファンタジー、ファミリー |
スコア | 3.5 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | ジョン・ローガン |
原作 | ブライアン・セルズニック |
あらすじ
世界中で反響を呼んだベストセラーファンタジー小説「ユゴーの不思議な発明」をマーティン・スコセッシ監督が3Dで映像化。父の残した壊れた機械人形の秘密をめぐって冒険に出る孤児の少年ヒューゴの姿を描く。
出演者
ベン・キングズレー、ジュード・ロウ、エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ、レイ・ウィンストン、エミリー・モーティマー、ヘレン・マックロリー、クリストファー・リー、マイケル・スタールバーグ、フランシス・デ・ラ・トゥーア、リチャード・グリフィス、サシャ・バロン・コーエン
感想・評価
1.記録【479作目】2021/12/262021.99作目【音声】・英語【オリジナル】・英語【副音声】・ポルトガル語(ブラジル)・日本語【字幕】・韓国語・ポルトガル語(ブラジル)・簡体字中国語・英語【CC】・日本語#netflix#ネトフリ#ヒューゴの不思議な発明#hugo#ファンタジー#ファミリー向け#ファミリー向け映画#原作#キッズ・ファミリー映画#キッズ映画#ファミリー映画#キッズ#ファミリー#ヒューマンドラマ#ヒューマン#海外#洋画#アメリカ#アメリカ映画#映画
2.これは邦題がいただけないよ~原題はヒューゴなのかな?ヒューゴよりもジョルジュ・メリエスの方が主役っぽい気がした。駅の雰囲気とか凄くいい!
3.不思議なカラクリ人形の完成?やろ?ベンキングスレーはええジジイ役やったなぁ。クロエは若い!当たり前か?時計内部の描写は、リアルなレトロ感があったなぁ。月旅行へのオマージュは素晴らしい!だだ、なんとなく、背景の広がり感に欠けるんだなぁ。理由はわからんけど
4.過去鑑賞作品 クロエ(Chloë Grace Moretz)がとにかく可愛かった♡#chloegracemoretz#クロエ
5.『ヒューゴの不思議な発明』ってタイトルだから何か発明するのかと思ってて、観終わった後「何も発明してなくない?」ってなったけど、元は『HUGO』なのか〜。ジョルジュ・メリエスが実在していたという事実とファンタジーがミックスされてるから、ファンタジー得意でない私でも楽しめた。モンパルナスの時計台から見えるパリの街並みはあんなに美しいのね。
原題/別名:Million Dollar Baby
上映日 | 2005年05月28日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 133分 |
ジャンル | ドラマ、スポーツ |
スコア | 3.8 |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | ポール・ハギス |
あらすじ
「グラン・トリノ」「ミスティック・リバー」のクリント・イーストウッドが監督・主演のヒューマン・ドラマ。小さなボクシング・ジムを営む老トレーナー、フランキー。ある日、31歳になる女性マギーがフランキーに弟子入りを志願するが、追い返してしまう。フランキーの親友スクラップは、諦めずジムに通うマギーの素質と根性を見抜き、目をかける。フランキーはついにトレーナーを引き受けるのだが…。
出演者
クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキー、ジェイ・バルチェル、マイク・コルター、ブリアン・F・オバーン、マーゴ・マーティンデイル、マイケル・ペーニャ、ベニート・マルティネス、ブルース・マックヴィッティ、ネッド・アイゼンバーグ、モーガン・イーストウッド、ルシア・ライカー、リキ・リンドホーム、マーカス・チェイト
感想・評価
1.やっぱり、クリント先生の教科書映画w王道のストーリー、勧善懲悪がはっきりとしたわかりやすい人物像、めっちゃかっこよく描かれるしわしわのクリントw俳優はもう引退したらいいのになあ。ま、徹子の部屋ならぬクリントの部屋みたいなもんかw前半のフランキーとマギーの関わりがあっさり描かれすぎてて、師弟愛を超えた関係が伝わりにくい。あんな下手くそだったのにいきなりクソ強くなって、そのボクサーとしてのシーンもサクサク〜だし。いきなりテーマが尊厳死に変わっちゃった。おなじボクサー映画なら百円の恋の方が見応えあるな。フランキーの娘と重ねてるんだろうけど、手紙のエピソードだけで弱いし。そして寝たきりの人はあんなにきれいじゃないよ。
2.なんというか感情が渋滞してて、素直に鑑賞後に感じたのは憤りでも人生ってそういうもんだと思う、クソの青だってあいつはあいつでストーリーがあるんだと思う、元娼婦だし。フランキーのしたことが正解とは思わないけど、そもそも人生は正解とか不正解とかそんなんじゃなく選択と結果の連続だよねスクラップの110試合目が良かった贅沢言うならスクラップがなんでデンジャーに優しくするのかとか、スクラップの背景ももうちょい観たかった
3.キャストと前半の勢いあるサクセスストーリーから予想もできない訴えかけられるような後半。ここはかなり感情も揺さぶられ、色々なことを自分に重ねて考えさせられた。ただ、前半のボクシングの試合。ほとんどが一瞬で終わっていたのに対して後半の病院シーンは何となく締め方が分かってからも長くないかな?個人的に後半にここまで時間を割くならば、前半の試合シーンを躍動感溢れる長時間ファイトにして、昂らせて欲しかったなと思ってしまった。あとは試合シーンでのBGMもかなりチープで、笑ってしまったところがある。もう少し何とかなりそう。青い熊ビリーとマギーの家族があまりにも酷すぎて切なさよりも憎しみが勝つ点からも名作と言われる所以は理解できなかった。それでも前半のバイト中客の残飯を持ち帰るほどの貧困ながら、一直線に夢に向かって努力するマギーが印象的で、後半の変わり果てたマギーの姿とプライドを捨てて生きるよりも死を選択するシーンには感動した。尊厳死をテーマに人々に訴えかける点は一度この映画で体感する価値はあると思う。
4.全体的に救いがありませんでした、神父も序盤でおもくそswear word吐き散らかしてたせいで終盤の教会のシーンも全然沁みてこなかったし
5.なんて映画なんだ。後味が悪いと言われている映画の為、見るのを躊躇していたが…、見てよかったと思わせるほど良い映画だった…。やっぱりモーガン・フリーマンの語りの映画は名作が多い。ショーシャンクも、そうだったはず…。
原題/別名:La La Land
上映日 | 2017年02月24日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 126分 |
ジャンル | 恋愛、ミュージカル |
スコア | 3.9 |
監督 | デイミアン・チャゼル |
脚本 | デイミアン・チャゼル |
あらすじ
夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア<エマ・ストーン>は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン<ライアン・ゴズリング>と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから二人の心はすれ違い始める……。
出演者
ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J・K・シモンズ、フィン・ウィットロック、ローズマリー・デウィット、ミーガン・フェイ、ジェイソン・フックス、ジェシカ・ローテ、ソノヤ・ミズノ、ジョン・レジェンド、キャリー・ヘルナンデス、ヘムキー・マデーラ
感想・評価
1.やっと視聴。そしてお久しぶりです……レビューさぼってます……?ミュージカル映画はそんなに得意ではないと思ってるんだけど、これはすごく見やすかった気がする。その理由の一つ。やっぱり音楽が良いから!作中前半の役者の主人公たちのタップダンスの小気味いい音とリズム感のいい音楽たち、クラッシックジャズとの組み合わせの良い音楽も聴いていて楽しくなりました!あと、全体的に音楽が流れるシーンの背景が絵っぽいというか…立体感がないというか…多分役者にスポットライトをあてて背景も綺麗に写すとなるとそう見えるのかも。それがスクリーンで見る舞台、という感じがしました。良い悪いとかじゃなく、そう見えた、という感じ。薄暮時の赤と青のグラデーションの空がめちゃめちゃ綺麗!ミュージカル恋愛映画だからどうせずっとハッピーな感じなんやろて思ってた私よ、、、馬鹿野郎め………ネタバレになっちゃうのであんまり言わないけど、、、予想してたのと違うエンドでして……せつねえ……せつねえよ………あれ、これってネタバレ?自衛してください。でもまじで音楽は楽しい!!音を楽しめる作品です!勢いで書いてるからあとで推敲するかも笑あと30本くらい溜まってる…うぉおレビューするぞ………
2.世界観はすごく好きだけど、ストーリーは典型的な気がした。それが良さでもあるのかも。
3.オープニングシークエンス凄み〜ラブストーリーとしてみれば切ないけどサクセスストーリーとしてハッピーエンドなのかなぁ
4.ストーリーが動き出すまでがすごく長く感じた。夢に熱くなるのはすごく素敵だけど余裕がなくなるのは憧れないなあ
5.ストーリー自体の内容、展開があまりに平凡で退屈。曲もメロディーは良いけれど歌詞が心に刺さるわけでもない。The Greatest Showman やインザハイツと比較すると驚きや感動がほとんどない。
原題/別名:Avatar
上映日 | 2009年12月23日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 162分 |
ジャンル | アクション、アドベンチャー・冒険、ファンタジー |
スコア | 3.5 |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
脚本 | ジェームズ・キャメロン |
あらすじ
「アバター」が私たちに見せてくれるのは、パンドラのすばらしい世界。そこでは1人の男が冒険と愛の壮大な旅に乗り出し、彼が故郷と呼ぶ唯一無二の場所を救うために戦うことを決意する。「タイタニック」でアカデミー賞を受賞したジェームズ・キャメロン監督は没入感を味わえる映画体験を提供。時代を超越した感動的な物語の中で革新的な技術と魅力的なキャラクターたちが融合する。
出演者
サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ、ジョエル・デヴィッド・ムーア、CCH・パウンダー、ウェス・ステューディ、ラズ・アロンソ
感想・評価
1.大流行した当時に映画館に観に行ったが、言うほど良い映画か?なぜこんなにヒットしたのか?と不思議だった悪くはないが、ストーリーも映像もわりと普通の映画だなという印象
2.なんと言っても映像が美しい。パンドラにある鉱物と植物の調査・収集という設定もいいけれど、アバターを介してナヴィと心を通わせていく様子も興味深く観ていられました。特典映像を観て、監督がかなり細部までこだわって制作していることが分かってなおよし。続編は22年の12月公開!楽しみ楽しみ?
3.超大作を今更鑑賞そして私は抜かれた?どういう話なのか大まかな話は知っていたけどちゃんと見たのは初めてですごいファンタジーだったし10年くらい前の作品なのに素晴らしい映像美だった。本当にその世界に入ったかと思った^ ^
4.——美しすぎるのひと言に尽きるただただ映像が美しい魅惑的ストーリーも抜群に面白いけど映像の美しさにもってかれるディズニー作品を実写版にしたかのようなそれ以上の美しさやっぱりなんとか族から村や風習を奪おうとしちゃダメだよね人間が中心の世界なのは自分達がにんげんだからなだけで他の生物からしてみたら彼らが主役なんだもん#おすすめ映画#洋画#netflix
5.映画を長らく3Dという虚無の時代に引きずりこんだ張本人。ストーリーも典型的な白人救済主義と今さらの環境問題でウンザリ。ヒットしなければone ofの作品になれたでしょうが、ヒットしてしまったのでダメ。
原題/別名:Nomadland
上映日 | 2021年03月26日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 108分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.8 |
監督 | クロエ・ジャオ |
脚本 | クロエ・ジャオ |
あらすじ
リーマンショック後、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)。彼女の選択は、キャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。その日その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。大きな反響を生んだ原作ノンフィクションをもとに、そこで描かれる実在のノマドたちとともに見つめる今を生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー。
出演者
フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ、Bob Wells、Charlene Swankie
感想・評価
1.録り溜め映画『ノマドランド』観終わり。傑作。「車の中にいると落ち着く性分でね、考えが上手くまとまるんですよ」勢な自分としては、とにかく車窓からの景色が美しい。いや、見惚れてたら事故るから程々にだけどwあと、物悲しいピアノの劇伴曲も。実際に、劇中の様な暮らしをする人達のお話のノンフィクションが原作だそうで、出演する方達も実在のノマドの方々。「格差社会が生んだ歪み」なのだろうけど(資本主義勝ち組「Amazon」に搾取される労働力は観ててマジで泣ける)、好んで劇中の様な生き方を選んでる人もいるのが、多様性を謳う今の世相を上手く描いているのではないか、と。(ホントは社会問題として挙げてるのが本作のテーマだったら自分の捉え方が間違ってるけどw)手を差し伸べるデイブ(大好きな爺さん俳優D・ストラザーン!)に対して、落ち着かないのか家のベッドじゃあなく車で夜を明かす主人公が観ていて切ない。そして、また「旅」に戻っていくのがまた!吹き替えは、いつもマクドーマンドの吹き替えをされる塩田朋子さんなので(古い作品だけど『ファーゴ』最高!)DVD欲しいな....以上。
2.映画館見に行ったけど記録忘れてました。なんとも言えない独自の空気は好きでした。
3.今年の3月頃、劇場鑑賞していたものの、この度再鑑賞したが、やはり素晴らしい!昨年度の映画賞・映画祭を席巻した、クロエ・ジャロ監督作、フランシス・マクドーマンド主演作。実際のノマドの出演など大いに話題となった今年を代表する映画のひとつ。劇場鑑賞時には、美しく情景と音楽にとかく目と耳が奪われがちだった(これは何度観ても、目と耳の保養になる)。その反面、物語の向かっている先が不透明でもあった。再鑑賞時には、この映画がドキュメンタリーではなく、映画となって物語が向かっている先、細かな編集具合に気づけるようになり、新たな視点で楽しめるようになった。ノマドという生き方そのものがアイデンティティーとなっている彼女の生きる姿勢には敬意を表する。私などはまだまだ修行が足りず、このような生き方には到底及ばないが、当たり前の生活スタイルについては、観るたびに考えさせる。アート性の高さも相まって、非常に価値の高い稀有で特別な映画だ。
4.自然の過酷さと壮大さ、生きる事の厳しさと面白さ、人との出会いと別れ・繋がりを感じることができる。実在のノマドの中に役者が飛び込む、ドキュメンタリーとフィクションの境目をいく作品。そんな作りだからこそ感じられるものがあったと思う。
5.WOWOWで鑑賞。鑑賞後、なんとも言えない感傷が心の奥底にシーンと流れ込んできて、持て余している。もう一度くらい観ないと消化できないか、当分引きずるのか…。ロケーションと音楽が美しく、淡々と続くストーリーの中に刹那さと人と人の静かな優しさと交流が沁みてくる。美しい映画だが、好きかどうかというとわからない。主人公の状況とはほど遠い、恵まれた環境がある自分でも、いまの日本をみると未来が明るいとも思えず、人ごととも思えない。なんとも言えないやるせなさと、リアリティが押し寄せる。このリアリティこそがこの作品の魅力なのかもしれない。
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