目次>
ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞作品。これまでにジェイソン・ウリナー監督の続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画や、タロン・エガートンが出演するロケットマン、バイスなどが受賞しています。
原題/別名:Vice
上映日 | 2019年04月05日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 132分 |
スコア | 3.6 |
監督 | アダム・マッケイ |
脚本 | アダム・マッケイ |
あらすじ
「バイス」:バイス・プレジデント(副大統領)を指すだけでなく、“悪徳”や“邪悪”という意味もこめられている―ワイオミングの田舎の電気工から“事実上の大統領”に上り詰め、アメリカを自在に支配し、アメリカ史上最も権力を持ったチェイニー副大統領の姿の前代未聞の裏側を描いた社会派エンターテイメント!
出演者
クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル、アリソン・ピル、エディ・マーサン、ジャスティン・カーク、リサ・ゲイ・ハミルトン、ジェシー・プレモンス、ビル・キャンプ、ドン・マクマナス、リリー・レイブ、シェー・ウィガム、ステファニア・ラビー・オーウェン、タイラー・ペリー、ケイリー・スピーニー、フェイ・マスターソン、ジェフ・ボスリー
感想・評価
1.これ程丁寧に、滑らかに創られた皮肉は観たことがない。アメリカの混乱期に生じた事実を面白おかしく、かつ深刻に映画として昇華している。過去にも華氏911等、アメリカを皮肉る映画はあるがバイスはユーモアに品があって観てて不快感がない。ブッシュ元大統領があまりにも阿呆になってるけど、本当にこんなに阿呆がアメリカ大統領だったんだろうか…
2.国民に仕え「すべきこと」を成すってどういうことなんだろう、、正義って主観によって大きく左右されるものなんですね摘出した一部が壊死して黒ずんだ心臓が、なんとも人間のいや〜な部分を描写しているようで印象的でした
3.とっつきにくい政治のお話を、ちょっぴり意地悪にわかりやすく教えてくれるよ!コメディタッチな演出と残虐な事実の描写とのバランスが絶妙。今ほど充実していなかった当時のネット環境もあるかも知れない。でも、大衆を扇動するのってそんなに難しくないのかも。一つの視点で政治を語りたくはないけれど、バカ坊っちゃまなブッシュ大統領と、貪欲で狡猾なチェイニー副大統領が当時アメリカのトップとして君臨していたことを無事知ることができました。鑑賞者であるこちらをドキッとさせるメタ的な表現には、思わずファニーゲームを思い出してしまったよ。
4.アメリカの政治ある程度分からないと理解するのが難しい映画でした。色々知らない真実?も知れてよかったです。エンタテインメントより、ジャーナリズムの色が強い映画でした。もう少し皮肉が効いてたらもっと楽しめたはず!:)
5.つまらないが『マネー・ショート 華麗なる大逆転』に比べればはるかに観れる出来。グリーグ・フレイザーの撮影が良い。
原題/別名:Barney's Version
上映日 | 2013年01月19日 |
製作国 | カナダ、イタリア |
上映時間 | 134分 |
スコア | 3.5 |
監督 | リチャード・J・ルイス |
脚本 | マイケル・コニーベス |
出演者
ポール・ジアマッティ、ダスティン・ホフマン、ロザムンド・パイク、ミニー・ドライヴァー、レイチェル・レフィブレ、スコット・スピードマン、ブルース・グリーンウッド、マーク・アディ、ソウル・ルビネック、アトム・エゴヤン、デヴィッド・クローネンバーグ、ドゥニ・アルカン、テッド・コッチェフ
感想・評価
1.『バーニーズ・バージョン ローマと共に』アカデミー賞のメイクアップ賞を獲ったらしいが、確かに登場人物の年齢による顔の変化をとても自然に仕上げていた。映画自体もキャラ、ストーリーとも魅力がありまあまあの拾い物。2014年5月鑑賞
2. 二度の結婚の後に本物の恋をしちゃった愚かで情けない中年男の半生。確かに運命の女性ミリアムは聡明で出来すぎた女性に見えた。物語は彼の遍歴よろしく、勢いよく大胆に展開…最後まで惹きつけてくれた。 ラブ・コメというより、老い果てるまで容赦なく描いたビターなドラマとして観た。心のあちこちに染みるわ染みるわ…染みすぎて痛いほどだ。P.ジアマッティの丸出し-太っ腹演技が素晴らしかった。
3.2020年5月19日映画 #バーニーズ・バージョンローマと共に (2010年)鑑賞#ポール・ジアマッテイ 主演の大人のラブコメディ映画。この風貌なのに主演作が多いのはしっかりとした演技が評価されてるんだろうな相手役の #ロザムンド・パイク は #ゴーン・ガール では綺麗だったのにここではのっぺり顔#ポール・ジアマッティ#ダスティン・ホフマン#ロザムンド・パイク
4.見たことあるけどなんの映画で見たかは思い出せない俳優、ポールジアマッティ。「ステラ」とか「ローズ」とかのような一人の人生を描くストーリーなので、すごく劇的な事が起こるわけではない。けど泣きました。ロザムンドパイクは品があって綺麗。
5.秋のダスティンホフマン祭り第8弾ノーヒントで気づいた人いるかな?主人公の息子、つまりダスティンホフマンの孫役がダスティンホフマンの実の息子ジェイクホフマンだったという事に!終盤の荷造りのシーンでの横顔と声がそっくりでエンドロールで確信して1人で盛り上がっちゃったよ笑この映画、なんかちょっとヤバいポールジアマッティ(「ラブ&マーシー」以来怖い俳優)が女をとっかえひっかえして何がしたいんだろうって謎だったけど運命の人に出会うまで迷子になってたって解釈だと納得できたそして運命にも対面してしまう皮肉ミニードライバーの鬱陶しい役やロザムンドパイクが程よい夢の女など良かったな出だしからちょくちょく布石の様な出来事が出てきてラスト辺りは全部回収されていくのちょっと気持ちよかった話題メモはやったことあるなぁ笑にしても「大統領の陰謀」って…そしてドーデ(調べたらユダヤ人嫌いの人らしい笑)#「ハーツォグ」#ラジオネーム#ビッグアップル(ご褒美)は競馬用語
原題/別名:WALK THE LINE
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 136分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.5 |
監督 | ジェームズ・マンゴールド |
脚本 | ギル・デニス、ジェームズ・マンゴールド |
出演者
ホアキン・フェニックス、リース・ウィザースプーン、ジニファー・グッドウィン、ロバート・パトリック、ダラス・ロバーツ、シェルビー・リン、ダン・ジョン・ミラー、ラリー・バグビー、タイラー・ヒルトン、ウェイロン・マロイ・ペイン、シューター・ジェニングス、ヴィクトリア・ヘスター、ケリス・ドーシー
感想・評価
1.ウィザースプーンどハマリ役ですね。ストーカー気味で恐怖すら覚えるのはホアキンだからかもしれない。
2.2021/12/10 ホアキン・フェニックスはやっぱジョーカーだな。どんなに最低でも見捨てず支えてくれる人がいて良かったね。
3.とっても良かった。ジョニーキャッシュの歌がみんな素晴らしくてサントラも買ってしまった。リースウィザースプーンがハマり役。
4.これは、最終的に想いが届いたから良かったもの、ちょっと自己中すぎて共感できなかった。
5.エクステンデッド版で鑑賞。彼らのことを知らなかったから余計にいい話とは思えなかった。(奥さんの立場よ…)リース登場の歌は好き。ドラッグに溺れるホアキンは鬼気迫るものがあるけど、音楽映画は歌唱シーンでグッとこないと入り込めないなぁと改めて思った。
原題/別名:Rocketman
上映日 | 2019年08月23日 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 121分 |
ジャンル | 音楽、伝記 |
スコア | 3.7 |
監督 | デクスター・フレッチャー |
脚本 | リー・ホール |
あらすじ
音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト 100組」にも選ばれ、「僕の歌は君の歌(Your Song)」や、「キャンドル・イン・ザ・ウィンド(Candle in the Wind)」、「愛を感じて(Can You Feelthe Love Tonight)」、そしてタイトルにもなっている「ロケットマン(Rocket Man)」など、シングルとアルバムの総売上は全世界で3億枚を越える伝説的ミュージシャン、シンガーソングライター“エルトン・ジョン”の半生を描いた話題のミュージカル超大作。
出演者
タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、ブライス・ダラス・ハワード、リチャード・マッデン、スティーヴン・マッキントッシュ、ジェマ・ジョーンズ
感想・評価
1.有名な芸能人のお話は、華やかな芸能界の表と裏がすごく赤裸々に描かれていて、大なり小なり皆似たような感じがします。やっぱり普通がいいなぁと思います。だから、何も面白味が無いと言われればそれまでですが、1番良くないのは心を病んで自分を見失う事なんだなぁと思います。彼の歌も声もとても好きです。
2.「ロケットマン」が正直何かも分からなかった。概要で「Elton Johnの伝記映画」と言うのを見てようやく「ロケットマン=Elton John」だというのを理解。それくらい、ファンには申し訳ないくらい、Elton Johnに対しての知恵はありません。が、彼の歌は好きなので鑑賞しました。 伝記映画って既に亡くなった歌手や女優、妃、学者などにスポットライトが当たってるケースが多いけど、本作は現役で活躍をしているアーティストのストーリー。しかも、物語は幼少期から始まり、ミュージカルタッチな仕上がりで。物語が進めば進むほど、Eltonの寂しさや悲しみを深く感じ、酒やら薬やらに溺れていく姿は何とも痛々しかった。それに伴い、徐々にド派手になっていくステージ衣装は、Eltonの寂しさや悲しみと言った孤独の跳ね返しのようで、衣装にもストーリー性が刻まてるような印象を受けました。弱い部分があるのも彼の魅力の1つだ!
3.表舞台に立つ人は華やかに見えるけど苦悩も多いんだなと考えさせられた。親を含め周りにいる人が酷すぎて途中から「誰かレジーを抱きしめてあげて…」って気持ちになってた、、バーニーが居て本当によかった…そしてタロンエガートン歌うますぎない!?感動!
4.エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル映画。タロン・エガートンの演技と歌が良かった。5歳にして神に認められた少年がスターへの道をのし上がっていく様子を、その時の心情を表すかのような曲に乗せて物語が進んでいく。アーティストって本当に凄いと思う。何もないところから独創的な作品を生み出して、それによって多くの人、彼の場合は世界中の人を幸せにするのだから。誰でも人生の浮き沈みはあると思うけど、彼の場合はその振り幅が普通の何百倍もある。だから得るものも失うものもそれに比例する。自分の人生と引き換えに我々に感動を与え続けてくれたことに感謝します。特別ファンというわけじゃなかったけど、改めて彼の曲を聴き直してみたくなりました。#OMC2021
5.エルトン・ジョンがドラッグとアルコール依存症を克服するまでの波乱万丈の半生を描いた作品。演出が凝っていてミュージカル仕立てになっていたので楽しめました。今は愛するパートナーと幸せにしているようなので良かったです。
原題/別名:Borat Subsequent Moviefilm: Delivery of Prodigious Bribe to American Regime for Make Benefit Once Glorious Nation of Kazakhstan
製作国 | イギリス、アメリカ |
上映時間 | 96分 |
ジャンル | コメディ |
スコア | 3.8 |
監督 | ジェイソン・ウリナー |
脚本 | サシャ・バロン・コーエン、アンソニー・ハインズ、ダン・スウィマー、ピーター・ベイナム、Erica Rivinoja、ダン・メイザー、ジェナ・フリードマン、リー・カーン |
出演者
サシャ・バロン・コーエン、Maria Bakalova、トム・ハンクス、Dani Popescu、Manuel Vieru
感想・評価
1.キレは変わらないけど面白さは前作の3分の1くらいかな一番好きなのは偉大な科学者たちと過ごすシーン関係ないけど良い家あとnotジョーク使えるようになってた#届け先:K•スペイシー様
2.グラン・トリノの前に見る映像ではなかったおもちろかった 西野カナミを感じた
3.現実を虚構の世界からおちょくっていて、その具合が楽しめた。カザフスタンがボラットをアメリカに送り込んだ目的のオチも面白かった。ボラットと娘が陰謀めいた教えを施されているという設定も良い。
4.実写版サウスパーク?ってくらいやりすぎモキュメンタリー。非常識な外国人レポーターボラットが実際のちょっとヤバいアメリカを露見させていく衝撃作の第2弾です。ボラット、知らなかったけどアメリカ本国ではかなり人気らしく続編を作ろうにも演技だってバレちゃう。そこで登場するのがボラットの娘!これがまた凄い吹っ切れぶり&アドリブ力で、逸材を引っ張ってきたなぁと感心しきりです。実は撮影開始した時はコロナ前で、撮影中にパンデミックが広がり街はロックダウン。そんな中で機転を聞かせてコロナのことも作品に盛り込みめちゃくちゃ上手いオチに繋げていて感動すら覚えた。。酷いギャグも多いので万人に勧められる映画ではないけど、個人的にはもっと評価されてもいいと思う。
5.1よりも構図がわかりやすいところが多くて(同時代だからってだけかもしれないけど)、笑いやすかった。陰謀論者のこれは陰謀論だと指摘されるところとかめちゃめちゃ笑っちゃう。
原題/別名:The Disaster Artist
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 103分 |
ジャンル | ドラマ、コメディ、伝記 |
スコア | 3.8 |
監督 | ジェームズ・フランコ |
脚本 | スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー |
出演者
ジェームズ・フランコ、ブライアン・クランストン、デイヴ・フランコ、ザック・エフロン、ジョシュ・ハッチャーソン、アリソン・ブリー、ゾーイ・ドゥイッチ、シュガー・リン・ビアード、セス・ローゲン、シャロン・ストーン、ディラン・ミネット、メラニー・グリフィス、クリストファー・ミンツ=プラッセ、ケイト・アプトン、トミー・ウィソー
感想・評価
1.映画にすると綺麗にまとまるから一応救われて終われるけど、実際一緒にやってた人は最中はほんっと大変だったでしょスパイダーマンのイケメンが本当に気狂いに見えてすごい
2.「チ。」の漫画家、魚豊さんが好きな映画としてコメントしていたので鑑賞。合理性を突き詰めた先で非合理に転化してしまう瞬間にカタルシスを感じると仰っていた意味が分かった。
3.まさかアマプラでこれが観れるとは。いつか元ネタのほうも観てみたい。
4.「最高の最低映画」と呼ばれる"The Room"の舞台裏を描いた伝記コメディ。"I did not hit her. It's not true. It's bullshit! I did not hit her. I did not. Oh, hi Mark."いや〜面白い!本人たちが大真面目だからこそ生まれる笑い。これぞコメディ。ラストの上映シーンでは観客と共に爆笑させられただけでなく、映画好きたちの映画愛が伝わってきて温かい気持ちになった。トミーの人間性が上手く描かれていて、少し同情してしまった。オリジナル版とそっくりの再現シーンが流れる、エンドクレジットまで楽しい。キャストが"無駄に"豪華。みんなオリジナルのファンらしい。本作を鑑賞するまで"The Room"のことは知らなかったが、「21世紀最大の駄作」としてカルト的人気を誇り、世界中の人々に愛され続けているそうだ。今でも応援上映ならぬツッコミ上映が定期的に開催されているらしい。「だって俺たち友達だろ?」471
5.似すぎ似すぎ(笑)The Roomに出たことで人生ちょっと狂ってもうた共演者達のこと思うと、いい感じの振り返りになって良かったんちゃうかな。映画に関わった人全員に幸あってほしい?The Roomは実際に世界中で愛されてる映画で、YouTubeなどでファンが作ったmemeとかパロディとか歌とかたくさんあって、私もいつか上映会でセリフ絶叫してみたいなと思っています。世界にはただの金持ちが道楽で作った最高のクソ映画がまだまだあると思うと、英語の勉強ももっとがんばるぞ!
原題/別名:IN BRUGES
製作国 | イギリス、アメリカ |
上映時間 | 107分 |
スコア | 3.7 |
監督 | マーティン・マクドナー |
脚本 | マーティン・マクドナー |
出演者
コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン、レイフ・ファインズ、クレマンス・ポエジー、ジェレミー・レニエ、エリザベス・バーリントン、ジェリコ・イヴァネク、アンナ・マデリー、ジョーダン・プレンティス、テクラ・ルーテン、エリック・ゴドン、キアラン・ハインズ
感想・評価
1.クソ重たい内容なのにクスッと笑えるしなんなんだこれ。クスッとさせるスカし方も全然嫌じゃないし邪魔になってない。ブラックコメディ部分は結構敷居が高い感じであんまよくわからなかったけど、脚本が巧すぎる。圧倒的人間ドラマです。#ドラマ°#クライム°#コメディ°
2.『古都ブルージュの街並が超キレイ?』 きっと監督の苦い想い出の地であるブルージュに、人種差別問題も挟みながら独特の描写と会話に一風変わったスパイスを加えた殺し屋物語。緊張感やアクションが少ないのもあり、いまいちハマらなかった?でも、初めて見るベルギーの古都ブルージュのキレイな景観がしっかり楽しめる?運河、石畳の道、中世時代の建物が特徴的な街ブルージェを舞台に、殺し屋たちの駆け引きを皮肉やユーモアを織り交ぜながら、STORYに練り込み工夫や軽い伏線、そして友情を描いたクライムドラマは変わった作風だった。【簡単STORY】ある日ボスのハリーからケンに依頼されるのは、殺しで致命的なミスを犯したレイの抹殺?果たしてケンはどの決断を選ぶのか…。ガキでわがままなな性質の新人殺し屋コリン・ファレル(レイ)の超ハの字型の濃い眉毛が目立って殺し屋役が似合わないけど、育成係でバディのベテラン殺し屋ブレンダン・グリーソン(ケン)の役柄が素晴らしい?ホテルの女主人マリエ、レイが惚れたブルージュ育ちのクロエ、小人で映画俳優役のジミーがメインキャストで良い感じにSTORYに絡んでくる構成は悪くはないが、このコメディなジャケ写とコリン・ファレルの配役がどうしても合わない気がした…。
3.♪ どうして生きているのか この俺は そうだ狂いだしたい 生きてる証が欲しい全人類共通のタブー。それは“子供を殺すこと”ではないでしょうか。まさに自己否定と同義。共食いよりも、親殺しよりも、近親相姦よりも、重く深い“罪”だと思います。但し、その“罪”の意識とは人間特有のもの。生物の根幹に刻まれたものではなく、生まれ育った環境によって大きく異なるのです。もしも“子供を殺すこと”が当たり前の社会だったら…きっと“罪”の意識は抱かないのでしょう。本作はそんな命題が横たわっている作品。静かに、だけれども力強い…そんな傑作でした。ただ、第一印象は飄々とした雰囲気。更には英国らしい皮肉と、曇天模様の悲しみも漂い、更には舞台がベルギーということで歴史的な重みも感じさせつつ、どことなく何となく滑稽なのです。しかも、物語の道筋は単純明快。仕事を終えた二人組の殺し屋が“ボスの命令”でベルギーに骨休みに来ている…という冒頭から始まって、着地点までシンプル。正直なところ、配役の時点で“オチ”も連想できます。しかし、作品の深みは物語の構造とは関係なく。
何故、その道を選んでしまったのか。他に選ぶ道は無かったのか。運命論を考えさせる筆致に、気付けば前のめり。鼻持ちならない主人公の“眉の形”も愛おしくなっているのです。だから、数少ないアクション場面すらも。何故だか、胸の奥がキュウッとする始末。音楽も演出もなければ、ただの“追いかけっこ”なんですけどね…それすら哀しいって…嗚呼、鈍色の空は低いなあ。まあ、そんなわけで。アクション映画を連想するタイトルに騙された作品。中身は哀しくも切ない一流のドラマでした。氷を入れたグラスに琥珀色の液体を注ぐ…そんなシチュエーションでの鑑賞をオススメします。あ、でも、難点がひとつ。イギリス特有の価値観に満ちたジョークが微妙なんですよね。人種差別をネタに笑うのは…きちんとした教育が必要。日本人である僕には敷居が高い話でした。
4.めちゃ笑った出てくる奴ら全員クズなんだけどめっちゃ愛すべき馬鹿で無駄に筋が通ってて笑える邦題とダサいパッケージで損してる映画ヴォルデモートがハリーって名前の役でウケるが、ある意味ヴォルデモートよりおそろしい…あとセリフのFワードや罵り言葉がおもしろい?
5.めちゃくちゃ好きな空気感 終始淡々と進むけど痺れる格好良さがある最高のフィルムノワール ハリーとケンの会話が渋い「鐘楼に行こう 今なら静かだ」
原題/別名:Chicago
上映日 | 2003年04月19日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 113分 |
ジャンル | ドラマ、ミュージカル |
スコア | 3.7 |
監督 | ロブ・マーシャル |
脚本 | ビル・コンドン |
あらすじ
アカデミー作品賞を含む全6部門を受賞したロブ・マーシャル監督のミュージカル映画。1920年代のシカゴ、スターを夢見るロキシーは愛人殺しの罪で収監されるが、そこで憧れのスター・ヴェルマと出会う。
出演者
レネー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、リチャード・ギア、クイーン・ラティファ、ジョン・C・ライリー、テイ・ディグス、ルーシー・リュー、クリスティーン・バランスキー、コルム・フィオール、ドミニク・ウェスト、ジェイン・イーストウッド、チタ・リヴェラ、スーザン・マイズナー、マイア
感想・評価
1.カッコいい女優✖️ミュージカルて、そりゃあ最高ですよ。キャサリンゼタジョーンズありがとう。。演出や効果は私の目にはアナログなものばかりのように見えた(そこがプラスαの好きポイント☝︎)けど、そんなことないのか?
2.操り人形の曲の時のビジュアルがマジで最高!そのシーンの主人公の女優さんもべらぼうにカワイイ!
3.世界観ビジュアルが最高刑務所や裁判をショーに見立てて進んでいくのは面白いロキシーのビジュアルもいいけどケリーが個人的には好きあとはニュースキャスターストーリー性はイマイチミュージカルじゃなかったらこけてる
4.好きなことやってるなぁって感じ。2、3年前に見た時と全然印象が違った。バーレスクの方が好きだなぁとかって思ってたけど、今見たら全然別物だし別ジャンルだって気づいた。感情表現を惜しげもなくした感じ。観客に合わせるというか、ついてこいという感じ。
5.禁酒法時代のシカゴを舞台にノワールとショウビズを掛け合わせた変わったミュージカル映画。懐かしい。レネ・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズいずれも華やかでキュート。
原題/別名:Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
上映日 | 2015年04月10日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 119分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ |
脚本 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ジャコボーン、アルマンド・ボー |
あらすじ
かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の日々を送る俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、復活をかけてブロードウェイの舞台に立とうとしていた。レイモンド・カーヴァーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出と主演を務める舞台には、彼のすべてが注ぎ込まれている。しかし、プレビューを前に出演俳優が大怪我を負い、降板してしまう。共演者のレズリー(ナオミ・ワッツ)の紹介で、ブロードウェイの実力派俳優マイク・シャイナー(エドワード・ノートン)を迎えたリーガンだったが、その才能はしだいに彼の脅威となっていく。疎遠だった娘サム(エマ・ストーン)には、リーガンの愛情は伝わらず、彼は気づかないうちに舞台の役柄に自分自身を重ねていくのだった。さらに、公私にわたり精神的に追い込まれるリーガンを、“バードマン”までが扇情し・・・彼は人気俳優だったエゴと闘い、舞台の成功と、壊れた娘との絆を取り戻せるのか?
出演者
マイケル・キートン、エマ・ストーン、エドワード・ノートン、ナオミ・ワッツ、アンドレア・ライズボロー、ザック・ガリフィアナキス、エイミー・ライアン、ジョエル・ガーランド、メリット・ウェヴァー、ナタリー・ゴールド、リンゼイ・ダンカン、クラーク・ミドルトン、ダミアン・ヤング
感想・評価
1.何年も前に何度も何度も繰り返し観た作品。演劇の生み出すフィクションこそが真実であり、私たちの生きる世界もフィクションと溶け合っている。
2.この2時間近くの長回しどうやって撮ってるんだ??気になりすぎて集中出来なくて置いてかれかけた笑主人公の妄想と現実が主人公目線だけで進んでいくから気づくまで混乱笑過去の栄光に縋って離れられない主人公の心の声が、バードマンによって表されて、妄想も自分しか出てこない妄想ばっかりで、バードマン自体の主人公がどれだけ絶頂だったかが表されてる。ラストシーンは、妄想なのか、主人公の死を意味する現実なのか迷ったけど、私は、直前でサムからの愛を明確に実感して、バードマンとも決別できてっていう流れからの、1番求めてた、"家族に愛される、認められる"っていうことを実感した上での主人公の妄想で、初めて他社が出てくる妄想だから主人公の新たなスタートを表してるのかな?と、2021年186本目
3.オープニングからゴダールっぽいなと思ったら当たりだった。本予告でGnarls BarkleyのCrazyの使い方がめちゃくちゃかっこよかったの覚えてた
4.終始不思議な世界観に包まれた。不思議と言ってもSFのようなものでない「なんとなく掴みどころがありそうでない」そんな感じ。カメラワークの妙、更に特筆すべきは劇中の音楽演出がほとんどドラムでされていた所。とにかくそれが素晴らしかった。
5.めくるめく変わるシーン。滑らかにお洒落に変わる場面に引き込まれる。芸術家になれない人間が批評家になる。兵士になれない人間が密告者になる。
原題/別名:Ray
上映日 | 2005年01月29日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 152分 |
ジャンル | ドラマ、音楽、伝記 |
スコア | 3.7 |
監督 | テイラー・ハックフォード |
脚本 | ジェームズ・L・ホワイト |
あらすじ
2004年に亡くなったレイ・チャールズの生涯を描いた映画。ソウルミュージシャンとして成功しながらも、盲目、弟の溺死事故のトラウマ、人種差別、浮気、ドラッグなど壮絶な人生を送った彼の心情を巧みに描いた物語。
出演者
ジェイミー・フォックス、ケリー・ワシントン、クリフトン・パウエル、ハリー・J・レニックス、リチャード・シフ、アーンジャニュー・エリス、シャロン・ウォーレン、カーティス・アームストロング、レジーナ・キング、テレンス・ハワード、ラレンズ・テイト、ボキーム・ウッドバイン、C・J・サンダース
感想・評価
1.面白かった!レイ・チャールズというと「ブルース・ブラザース」を思い出すぐらいで他に思いつくことはなかっただけに、レイ・チャールズの半生を描いたこの映画はとても面白かったです。クィンシー・ジョーンズ少年が登場した時はビックリというかあんまり並べて考えたことがなかったので。こんな段階で人生が重なっていたのかと。黒人というだけでも生きるのが大変だった時代。子供の時に病気で徐々に視力を失い失明してしまうというのはとんでもなく恐ろしかったと思う。目が見えなくなったことで聴覚がより敏感になり、音楽の才能が開花していく。でも失明する以前から音楽が好きだった。 一番驚いたのは子供の頃に目の前で弟さんが水死してしまう場面。まさかすぎて驚いた。 何度も何度も思い出しては繰り返し自分を責めてしまうのも当然なんだけど、まさかあのシチュエーションで死んでしまうとは子供だと思い至れないんじゃないかな...。
子供は何をしでかすかわからないから目を離しちゃダメっていうのをつくづく痛感。あとマリファナからヘロインへ。いきなり注射で接種というのも驚いた。それともヘロインには「嗅ぐ」過程はないんだろうか。 たまたまマリファナについてのドキュメンタリー「Grass Is Greener」をネトフリでみた後だったので、複雑な気持ちがした。マリファナはジャズの文化の一つだったっていう話からはじまって、麻薬に対する法機関の対応が厳しくなっていく歴史背景みたいなのが説明されていくのだけれども、いつの間にか麻薬戦争と‘戦争“と呼ぶことで取り締まりが過激になっていったことや報道の仕方で”恐ろしいもの’というイメージがどんどん強くなっていったその仕掛けとか、ちょっとかなりショッキングだったというか。スヌープ・ドッグ曰く、「狭い部屋に仲の悪い人間が5人いてアルコールを飲めば喧嘩になるがマリファナを吸えばリラックスするので喧嘩にならない」そうで。マリファナ、コカイン、クラックなどを一緒くたにして危険なドラッグとして語ることで見えなくなるものがあるというような...って、決してドラッグを推奨しているわけではないですよ!
天才アーティスと麻薬は切り離せないみたいな間違ったイメージを強めることで起こる弊害みたいな話もあったので、この場合はどうなんだろうと気になったというか、それだけのことなんですが。(すみません。うろ覚えの記憶で語っていいドキュメンタリーでは全然なかったです?)レイ・チャールズは最終的にきちんとドラッグ断ちできたそうなので本当によかったなぁと。 差別に反対を表明してコンサートを拒んだ途端に州を追放されるというのも強烈。その決定を下した議会はどういう心理状態だったんだろう。人としてそれはおかしいという気持ちは微塵もわかなかったんだろうか。
2.ジェイミー・フォックスが良い。レイの仕草ひとつ、シャウトするグルーヴ。良くできました。
3. ブルースブラザーズのソウル3賢者のひとり、レイ・チャールズの伝記映画。代表曲は割と愛聴しており、ピアノインストとかも聴いたりしてましたが、本人のことはほとんど知らなかったため、新鮮に鑑賞できました。 とはいえ、長尺な上にエピソードは散漫なので、作品としての面白さはほとんど感じなかったです。一方で、演奏面は非常に観応えがあり、R&Bをめぐる歴史的な背景を知ることができて、その面では悪くはなかったです。レイはJBよりも古い世代の音楽家なので、ロック/ソウル以前の音楽シーンを感じることができて貴重でした。 レイ・チャールズは自分でもブルースとゴスペルを融合させていると述べているように、当時の黒人音楽としてはかなり革新的なことをやっていたようです。そして、レイがデビューした頃はソウルという言葉はなかった様子で、レイは『ジャズ』とカテゴライズされていたっぽいです。 で、初期レイ・チャールズはとにかくアップテンポですね。
確かに初期の『メス・アラウンド』とか『ワッド・アイ・セイ』とかはノリノリです。現代で言えばクラブミュージックのDJみたいなノリだったと思われます。 そして、ゴスペルをポップ化して演奏するシーンもあり、そこでは妻をはじめ多くの人が抵抗感を示しました。言われてみれば、アレサもゴスペルはゴスペルとして歌っており、現地の雰囲気を知らない身としては、結構ハッキリと区分されているようです。その垣根を越えようってんだから、レイの野郎は元祖パンクとも言えそうです。 レイといえば『我が心のジョージア』なんですが、これが当時は売れ線と言われて一部からdisられたというのも新鮮です。なるほど、それまでイケイケのダンスミュージシャンが急にオーケストレーションをキメたバラッドをリリースしたら確かにセルアウトです。コケにされるのもわからないでもない。 『愛さずにはいられない』がカントリーとしてカテゴライズされていたのも衝撃。コーラスの感じからいかにもソウルバラッドにしか思えなかったけど、レイ曰く「カントリーは歌詞だ」とのことで、歌詞世界がカントリーなんでしょうね。 あと、アトランティックのアーメット・アーティガンが重要人物として登場。あの『シャイン・ア・ライト』で追悼されていたロック/ソウル界のレジェンド功労者です。
アーメットがレイの才能を見抜いてアトランティックに引き抜くのですが、おそらくこの頃アーメットは30くらいなのですが、潔いほどの禿頭で衝撃。まだソフトジャズっぽかったレイに喝を入れてノリを出させて、自作曲『メス・アラウンド』を歌わせてレイを開眼させるシーンはハイライトのひとつでした。 このような個人的な知的好奇心を満たしてくれるトリビアは豊富ながら、ストーリーはハマらず。幼少期のトラウマを軸にした描き方ながらも、そこに集約するような物語になっておらず、説得力は無い。その辺りは『ロケットマン』『リスペクト』はよく出来ています。この2作は本作から15年後くらいに作られたので、伝記映画が陥りがちなエピソードの羅列について研究したんでしょうね。 あと、中盤のセックス&ドラッグはミュージシャンの典型パターンですね。レイ・チャールズだからなんとなく重厚な印象ですが、やってることはモトリー・クルーと一緒です。中盤はかなり退屈でした。
やはり伝記映画よりもドキュメンタリーの方が全体的に面白いですね。完全フィクションじゃないため縛りも多いですし、結構難しいジャンルだと思いました。とはいえ、ジョーイ・ラモーンとボン・スコットの伝記映画は観たいですけどね。 しかし、ボン・スコットのやつはもう10年くらい続報がないぞ!AC/DCに加入したときにボンは「チ○コ」「オマ○コ」しか喋れなかったが、ギターのアンガスに「おいボンよ、オマ○コの前に『プリーズ』をつけるんだぞ」と教えられたため、ボンは感動してバンドに忠誠を誓い、左ケツに『AC』右ケツに『DC』と彫ったという全米が号泣する超絶感動エピソードがホントかどうか知りたい!地獄は楽しいところだぜ!デレレデレレレ、アンガス!?#ロック伝記ものガーエー
4.「We are the world」でブルース・スプリングスティーンと掛け合いで知ったレイ・チャールズ。その後、サザンオールスターズの「いとしのエリー」のカバー「Ellie my love」の日本でのヒット。個人的には1993年の岡山公演で約15m先でリアルな彼を見たこともある。少年時代に弟の不慮の死から受けた心の傷、失明、最も愛していた母親との別離、その後に音楽で一世を風靡、結婚、子供の誕生があったものの、ドラッグに溺れてしまう。そんな背景があってR&Bの大御所になっていったことはこの作品で初めて知った…?盲目でありながら、天才的な音楽センスを持っていたレイのその凄さと反面の弱さをまざまざと見せられた映画だった。レイそっくりの動きを演じたジェイミー・フォックスは素晴らしい❗️
5.盲目のシンガー、レイ・チャールズの生涯を描いた作品フタを開けたらドラッグをキメたり、浮気したり盲目のヤリチンでした笑盲目でここまで成功した人は彼以外に居ないのでは無いでしょうかエンドロールで流れた本人映像がジェイミー・フォックスそっくりでびっくりいずれにせよ、彼の存在は多くの人に多大な影響を与えた
原題/別名:The Martian
上映日 | 2016年02月05日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 142分 |
ジャンル | ドラマ、アドベンチャー・冒険、SF |
スコア | 3.8 |
監督 | リドリー・スコット |
脚本 | ドリュー・ゴダード |
原作 | アンディ・ウィアー |
あらすじ
地球から2億2530万キロ離れた火星に独りぼっち。あらゆる現実が〈生存不可能〉を示していた。・外気温:-55℃・酸素:ほとんど無し(空気成分 0.13%) ・水:無し ・通信手段:無し ・最大風速:400km/h・食料:31日分 ・NASAの次の探索ミッションまで:4年その男は、<希望>を捨てなかった。
出演者
マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、ケイト・マーラ、クリステン・ウィグ、セバスチャン・スタン、ショーン・ビーン、マッケンジー・デイビス、ジェフ・ダニエルズ、マイケル・ペーニャ、アクセル・へニー、キウェテル・イジョフォー、ドナルド・グローヴァー
感想・評価
1.最後の助けるところ手汗握った…人間が自然の中で生き残るにはやはりキャンプ能力?最近は生物としての強さに憧れがあるのでアウトドア本格的にやっていきたい。とりあえず4万円の寝袋…買うぞ!
2.再鑑賞…何回観ても感動?ルイス船長のディスコグラフィ聴きたい?
3.観てきた原作読んだ後だと物足りない失敗繰り返しながら極限を知識と決断で乗り切る主題の部分が大幅カット2時間じゃ無理か主人公の陽気な台詞回しだけ目立ち全体的に軽くて残念映像は◎なんと言っても邦題がうんこすぎ火星の人の単数形を一単語で表現した素晴らしい原題から、この何も表現してない放題にする必要はあったの???ウィアーさんに失礼すぎね?(過去記録, 観賞当時の感想)
4.宇宙映画によくあるパニック要素は抑え気味になっており、割とヒューマンドラマ色が強い内容だなと感じました。すんなり観るにはオススメの宇宙映画かもしれません!前澤さんが宇宙に行ってロマンを感じ、、、宇宙の映画が観たくなり鑑賞したけど、、、やっぱり宇宙はまだまだ怖いなと思いました。笑
5.意外と前向きだ。『キャスト・アウェイ』くらい酷い目にあう(酷い目にあってはいるけど)悲壮感ある作品かと思っていた。どちらかというと『カメラを止めるな』くらいのノリのシーンもあり、わりとサラッと観られた。「火星でジャガイモ作る話」と聞いていたので試行錯誤するのかと思ったらあっさり完成させていてすごかったです。植物学者ってスゲー。希望>
原題/別名:BORAT: CULTURAL LEARNINGS OF AMERICA FOR MAKE BENEFIT GLORIOUS NATION OF KAZAKHSTAN
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 84分 |
ジャンル | コメディ |
スコア | 3.5 |
監督 | ラリー・チャールズ |
脚本 | サシャ・バロン・コーエン、ピーター・ベイナム、アンソニー・ハインズ、ダン・メイザー |
出演者
サシャ・バロン・コーエン、ケン・ダヴィティアン、ルネル
感想・評価
1.カザフスタンからアメリカへ文化を学ぶ為に旅する男のお話超過激的問題作品アメリカという国を斜め過ぎる角度から撮ってる◎サウスパークの実写版的映画宗教、人種、習慣、常識ありとあらゆるものを弄りまくる◎遠くない未来では規制されそうコメディという一言だけで片付けるのは難しい問題もあるけどこれはあくまで映画。創りもの偏った思想、偏見でいい◎コンプライアンスに縛られすぎて何も言えない世界の方が異常#レオ2021
2.これは…かなり不謹慎で下品だ?でもけっこう笑った?こういう異質すぎるものを見ると、人種関係なく同じ反応するんだろうな?というくらい、周りの反応が予想がつく?いやでも、それにしても悪趣味だわ?
3.確信犯的な半ドキュメンタリーの作りに多少あざとさが見えましたが、それでも充分笑えて毒気をまぶした皮肉をニヤニヤしながら楽しみました。カザフスタン出身という設定が完全にコケにしたかのようなキャラ。サシャ・バロン・コーエンはボラットになりきって、アメリカ人の反応を引き出そうと近づいていく。この試みだけでも成功は約束されたも同然。一番傑作なのがアメリカ人たちの前で国家をカザフスタンに変えて、「テロリストを殺そう」の意見に賛同するアメリカ人たち。アメリカ人の本音はやっぱりかとニヤリさせられる名場面(笑)このキャラを使って本音を引き出すのは続編が難しい事の表れ。サシャ自体が有名になりすぎたのもあるが、ヨーロッパ辺りを今度は文化学習してもらいたいもの。
4.いやもうほんとに酷い(笑)でも笑える瞬間もあって最後まで観ちゃった(笑)まあちょっと長いかなあ。#ボラット
5.⚫︎物語⚫︎下品で世間知らずのレポーターが祖国の発展のために全米に乗り込んでみた⚫︎関心⚫︎・ウンコをそのまま持ってくる・全裸で揉め合う・「なんてね」の伏線のシーンが好きです。⚫︎映像⚫︎下品さが最高です。
原題/別名:The Royal Tenenbaums
上映日 | 2002年09月07日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 110分 |
ジャンル | ドラマ、コメディ |
スコア | 3.8 |
監督 | ウェス・アンダーソン |
脚本 | ウェス・アンダーソン、オーウェン・ウィルソン |
あらすじ
主演のジーン・ハックマンがゴールデングローブ賞男優賞を受賞したコメディ・ドラマ。子供たちが若くして成功した、かつての天才ファミリーの崩壊と共同生活をする中で家族が次第に絆を取り戻していく姿を描く。
出演者
ジーン・ハックマン、アンジェリカ・ヒューストン、ベン・スティラー、グウィネス・パルトロー、ルーク・ウィルソン、オーウェン・ウィルソン、ダニー・グローヴァー、ビル・マーレイ、シーモア・カッセル、クマール・パラーナ、アイリーン・ゴロヴァイア、グラント・ローゼンマイヤー、ラリー・パイン、ジェニファー・ワクテル
感想・評価
1.独特の画面構成、作り込まれたキャラクター、小道具、背景の素敵な作品。ジーン・ハックマンが良かったです。
2.『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』原題The Royal Tenenbaums.製作年2001年。上映時間110分。マーティン・スコセッシが『21世紀のスコセッシだ』と宣言したウェス・アンダーソン監督の長編第3作。オーソン・ウェルズなどの古典映画やポップ音楽の引用ぶり、凝った小道具使い、ナイスなギャグなど見所満載の米国産作品。テネンバウム家の3人の子どもたちは皆若くして成功した天才児。長男のチャスは10代で不動産売買に精通し、国際金融にも才能を発揮する。長女マーゴは12歳で劇作家デビュー。次男リッチーもまたテニスのジュニア選手権3連覇で将来を嘱望されていた。しかし、父ちゃんの過ちと裏切りにより一家は崩壊を始めちまう。チャスは飛行機事故で妻を失い、男手ひとつで二人の息子を育て、マーゴは年上の男と結婚の末無気力な毎日を送り、次男も突然テニス界を引退、船旅に出てしまう。そんな彼らと再び家族の絆を取り戻したいと考えた父ちゃんは一計を案じるのだったが。。。今作品の家族より不自由な家族がいると云えるかなぁ。天才と呼ばれる人たちでさえ、どの家族も機能不全に陥っている。
車や衣装からして、もっと前の時代のような気がするが、また、ニューヨークの話かと思ったが、ブロンクスで起こる話なんやろな。舞台にはなっているのかもしれないが、想像していたブロンクスとは違う。この映画のブロンクス表現は、テネンバウム家のようなエリートインテリも住める、プライドが持てる場所。にもかかわらず、今作品ではニューヨークとは一切云わへんが、そこは大きな不可解さです。扨、この機能不全家族の父ちゃんを演じたジーン・ハックマンは、アカデミー賞にノミネートされるにふさわしい演技をしていると思いました。アンジェリカ・ヒューストンは、普段は強いイメージやけど、今作品ではエセリンと同様に弱々しく、かつ強い印象を受けたかな。ベン・スティラーは、コメディーだけでなく、演技もできることを証明した時期なんかな、とても好感が持てました。
グウィネス・パルトロウが、鬱屈としたプライベートな時間を過ごし、クローゼットでタバコを吸うマーゴットを演じているのには驚いたかな。そもそも、なぜ彼女がこの家族の養女になったのかが分からない。彼らには2人の息子がいる。飛行機事故で奥さんを亡くし、恐怖に怯えるベンのキャラ。オーウェン・ウィルソンのキャラは弟で、テニスプレイヤーの燃え尽き症候群。ダドリーは彼の息子なのか、それなら納得できる。エセリンを愛した男役のダニー・グローバーは良かった。今作品で異人種間の恋愛が普通に描かれているのは嬉しいかな。最後には、この登場人物に悲しくなってしまう。今作品は、中盤に少しテンポが悪くなるけど、全体的には安定して速いかったんやけど、上映時間が少し長すぎる感は否めない。 ただ、気まぐれで、面白くて、感動的なストーリー、素晴らしい演技、そして素晴らしい結末にはとても好感は持てた作品でした。
3.出ていった父親が死期が近くなり家に帰ってくる最初は嫌がられつつも離れ離れになっていた家族が一つになっていく姿が心温まる子供たちの経歴が凄すぎて笑えるシリアスなシーンもクスッと笑えてしまういつものウェス・アンダーソン監督作品グウィネス・パルトローめちゃくちゃ若い
4.ちょっとブラック、でもあったかいのがクセになるウェスアンダーソン
5.普通の家庭では実在しないような、個性的なキャラばかりで魅力的。ダメな父親だけど、そんな父親のお陰で家族が再生していく感じが凄く好きだった。
原題/別名:Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street
上映日 | 2008年01月19日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 117分 |
ジャンル | ミュージカル、スリラー |
スコア | 3.3 |
監督 | ティム・バートン |
脚本 | ジョン・ローガン |
あらすじ
舞台は19世紀の英国ロンドン。無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた男が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。15年ぶりに再開した理髪店、そこで腕を振るうのは、殺人理髪師スウィーニー・トッド。胸には復讐、目には狂気、そして手にはカミソリを――。
出演者
ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポール、サシャ・バロン・コーエン、ジェイミー・キャンベル・バウアー、ローラ・ミシェル・ケリー、ジェイン・ワイズナー、エド・サンダース、ジョディー・ハルゼ、リー・ウィットロック
感想・評価
1.これレビュー忘れてた!ティムバートンとジョニーデップのタッグはやっぱり良いね^_^
2.ティムバートン×ジョニーデップの黄金の布陣終始画面が暗くダークな雰囲気が漂うロンドンを舞台に殺人とミュージカルが繰り広げられるミュージカルとしても他に類を見ない雰囲気で素晴らしいスウィーニートッド自体は昔からある話なので面白いのはもちろん本作は曲が素晴らしい僕のお気に入りはパイの食材探しをする曲
3.中学2年生の時、何の前情報も無くホットドッグ片手に観に行った。結果めちゃくちゃ気持ち悪くなって、半分も食べられなかった懐かしい思い出。まさかグロミートパイ出てくるとは思わなかったんだもの。。
4.やっぱりティムバートン×ジョニーデップ最高!!ゴシックホラーな世界観が良すぎる、そしてグロミュージカルって斬新
5.前知識何一つ入れずに鑑賞。まず、ミュージカル映画だとは思ってなかった!しかも所々ハリーポッターじゃん!未だかつてこんなに首を掻っ切る映画があったか?グロすぎる。結構な胸糞映画。グロいのNGな人は絶対に観ない方がいい。
原題/別名:The Artist
上映日 | 2012年04月07日 |
製作国 | フランス |
上映時間 | 101分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.7 |
監督 | ミシェル・アザナヴィシウス |
脚本 | ミシェル・アザナヴィシウス |
あらすじ
フランスで人気のスパイ・コメディ「OSS 117」シリーズのミシェル・アザナヴィシウス監督と主演のジャン・デュジャルダンのコンビが、ハリウッド黄金期を舞台に白黒&サイレントのスタイルで描き、みごと2012年のアカデミー賞作品賞に輝いた異色のロマンティック・ストーリー。
出演者
ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ペネロープ・アン・ミラー、ミッシー・パイル、ベス・グラント、ジョエル・マーレイ、エド・ローター、ビッツィー・トゥロック、ケン・ダヴィティアン、マルコム・マクダウェル、ベイジル・ホフマン、ビル・ファガーパッケ、ニーナ・シマーシュコ、スティーヴン・メンディロ
感想・評価
1.ジャン・デュダルジャンの表情の作り方がまさにサイレント映画という感じだ。モノクロでスタンダードサイズというのはやはり魅力的だ。ジャン・デュダルジャンはサイレント期のスターでトーキー革命でスターの座から転落したジョン・ギルバートに似ている。意識して似せたのだろうか?
2.◉初サイレント映画。《ミシェル・アザナヴィシウス》監督は相当な量のサイレント映画を観て研究し、本作の製作に至るという。◉1920年代のハリウッドを舞台に、サイレント映画から台詞のあるトーキー映画へ移行する時代の潮流に抗う人気サイレント・スタア俳優と、将来有望な若き女優の禍福に満ちた人生を描いた作品。◉本作は、第84回アカデミー賞で作品賞を初めとする5部門受賞を受賞し、その他にも数々の輝かしい賞を総ナメした。◉サイレントにも拘らず、その饒舌な表現力に驚かされる。フランスの人気コメディアンでもある主演の《ジャン・デュジャルダン》の表情の使い分け方の巧さ。コミカルな動き然り、主演男優賞も納得の怪演だった。
一方で、若き女優を演じた《ベレニス・ベジョ》もまた、卓越した表現力で愛嬌のあるキャラクターを演じたかと思えば、ギャップのあるシリアスな雰囲気に惹きつけられ、動体演技然り、一流の役者ぶりだった。◉テーマも分かりやすくてスッと頭に入り、安心して物語に没頭できたし、最後も納得の終わり方で、総じて非の打ち所なし!自分にとっては、サイレント映画自体が逆に新鮮に感じた。◉イッヌの芸達者ぶりに驚かされる。パルムドック賞を受賞しただけあって、かなりの名演技は一見の価値あり!◉本作は、《カメル・エシェーク》を初めとする、数々の映画の先人たちに捧げられる。時代は変わっても決して朽ちる事のない映画の魅力が詰まった作品だった。【以下ネタバレ含む】◉後進に道を譲るだけが全てじゃないという答えにグッときた。
3.20211202-4991927年、ハリウッド1929年:サイレント→トーキー美術:ローレンス・ベネット・階段を下りるジョージと階段を駆け上がるペピー・夫婦の食事のシーン:「市民ケーン」(1941年)のオマージュ・ペピーがジョージの楽屋で、彼の衣装の袖に自分の腕を通すシーン:「第七天国」(1927年)のオマージュ・ラストのダンス:フレッド・アステア&ジンジャー・ロジャースのオマージュ・1927年の設定:「雨に唄えば」(1952年)のサイレントからトーキーへの移行を表現したオマージュ・時代の変化についていけない俳優:「サンセット大通り」(1950年)のオマージュ・ジョージがアギーを連れて舞台挨拶するシーン:チャップリンの「犬の生活」(1918年)のオマージュ・ジョージが店頭に飾られたタキシードを見ているシーン:チャップリンの「街の灯」(1931年)のオマージュ・ペピーが「付けほくろ」&ショートヘア、スター街道をのぼりつめていく:ビリー・ワイルダーの「お熱いのがお好き」(1959年)のマリリン・モンローのオマージュ#higa2021#higaフランス#ローレンス・ベネット#役者・芸人もの#作品賞ノミネート#美術賞ノミネート
4.昔のフォントのオープニング音楽も昔風 セリフがない耳が塞がれている私たちも声が聞こえない映画を見てる観客を私たちが映画で見る耳を舐められる 斜めに座る観客昔の映画のように映像+オーケストラという訳ですね舞台裏もしゃべってはいけないずっとやけに壮大な音楽女が真っ白 他は真っ黒拍手も聞こえない優雅なピアノの演奏は本当のバックミュージック主人公の男は出しゃばり男に囲まれる1人の女 白黒色のコントラストは羊たちの沈黙でも散見映画を見に来れる貴族は帽子切り替えは丸男と犬 一緒にいがちバスの中の構造でも帽子の色の差主人公の女の子 マイケルジャクソンみたいベレー帽(身分低い)とテンガロンハット(身分の高い)を被るとこの違いとは?
女優ライト鏡は昔にも健在元々は男優顔の見えない女と見えてる男ドイツの陰謀(昔のハリウッドのプロパガンダ映像っぽいね)蝶ネクタイ音楽が全てクラシック金髪(白)じゃない茶髪の女優は珍しい←エキゾチックな服装を着せられている音が無になる時もある服をなぞる行為→身体をなぞる行為擬似的なラブシーン動作がゆっくり鏡の連続からの本物犬の降参ポーズゆっくり名残惜しそうに扉を閉める丸のカットいくつかのシーンを経て主役に変わる1929というと第一次世界大戦ナポレオンの何かで戦争表現昔の映画は光や霧の使い方が上手い効果音のみ有音声が出ない、幻覚黒い羽が落ちる 爆弾音耳が聞こえなくなるのか?車の移動は精神の移動何回もスタジオに出入り新聞で情報を手に入れる時代声が出なくなる夢と対照的に映画は有声化になる昔の太いタバコ新鮮な白い女々しい男と白い女⇄古い茶色い服の男主人公上へと昇り詰める、駆け上がる彼女と自分は落ちていく、落ちこぼれていく男 ここが別れ道 階段の上下優雅な音楽と無邪気な彼女(衣装はもうエキゾチックではない)愛の涙の原作なんだろう刻む音は流れる時間時間のかかる旧作映画与えられたほくろというアイデンティティを捨て自ら女優というアイデンティティを得る彼女そしてエキゾチックな服を着出す妻主人公は髭というアイデンティティにこだわりがありそうカットが丸じゃなくなった黒い帽子を被る彼女
男アイデンティティを手に入れたのかシャネルのような自立した女性像衣装はエキゾチックに戻る 自らのスタイルを確立させようとするほくろもつけている 黒のヒールに黒の手袋大きなお屋敷を映し出す 雨と涙蝶ネクタイはもう着けていない最初の満席と対照的なすっからかんの劇場彼女の横には新しい形の蝶ネクタイをつけた男白黒映画で飲み込まれる男、新式映画に飲まれる旧式映画犬は相棒帽子の色の境目が男女でなくなる、それに溶け込む主人公気持ちも緩み出したよれよれのネクタイ内側の心に華がある彼女道を譲る make way新しい髪型もしている男踏まれる白黒映画俳優 踏襲黒を女性が身に纏うようにスカーフ女性の化粧 女性にもアシスタントつく鏡の形も変わるハイヒールは煌びやかにサスペンダー 前より庶民的な服装と家庭スタイル振る舞いはカッコつけたがり
執事もいるよれよれ柄のネクタイネクタイ汚さないように仕舞ってた執事こだわりもあった髭のデザインも無精髭に階段をまた降りていく、どんどん落ちていく帽子のスタイルの変化泣いているガラスに映る自分を水で消す 1932つまり3年後差別していた小人の自分に打ち殺されるからの真っ暗 シャットアウトお酒による幻覚で暗転音楽がやけに軽やかで楽しそう愉快な映画の映画の音楽への移り変わりが軽やか1932 白色の帽子同士のカップルどこでもいっしょの犬 しかし犬はもう歳声が出ない殺そうと追いかけられる映画の役と自分を重ねるスクリーン映った影 自分の分身は逃げる 現実逃避 負け犬追いかけられる音楽 狂う主人公荒ぶり具合はセリフなしで表現蹴るタイミングとドラム一緒燃やして消す 白黒だからこそ本当に何も見えない1番大事なフィルムだけを抱える自分が犬に教えた「芸」が彼を救う犬は吠えることはできる救急車のない時代椅子に書かれた名前まだほくろはつけている車の移動は精神の移動看護婦 ナースの帽子の違いブラインド越し 監獄みたいゆっくり秒ごとのフィルムの映像走り回る
家が広いことを示唆今度は家で薄い衣装優雅なハープ 2人の情愛後ろのベッドの模様は彼の心に彼女という太陽の日が差したようだ白から急に黒を纏う 仕事モード丸のカット男が化粧 ←彼女の権威の高さ緊張しながらの脅迫白人男性のワンカット 失望、失恋を示唆執事は彼女が雇った運転手 黒服運転手の衣装 ダボダボボトムスに黒ロングブーツ黒のバスローブを身に纏うドアを明ける前の不穏な音楽真っ白の覆いから黒の所持品壮大な音楽は彼の衝撃の大きさ扉を閉めると共に寂しげな音楽に孤独感 帽子を被っていない独りぼっち衣装屋さんで昔の自分の衣装(権威)を懐古する帰宅シーンは彼女の家の大きさ悲壮感漂う音楽と彼の自宅彼女自身が向かう口だけ動く 口先のセリフ 悪口愚痴嘲笑だけが残っている 誰が言ったかは関係ない犬も若くないのに一生懸命吠えている口に咥える バン セリフ先にして騙し絵の図実は彼女の車がぶつかる音 ピストルの音ではない恋愛シーンはやはりズーム見つめ合う距離の近さ白黒映画のタップ音が響き渡るそしてやはり昔に戻って男は黒 女は白最初の全然踊れなかった頃と対照的に軽やかの飛んで踊るダンスカット←ここから有声 人の声が全部入るこんなに賑やかだったなんてよく出来た映画だ〜〜〜#ぽぽの映画考察
5.記録✍️これも書いて無かったか〰️?アカデミー賞モノだから観に行ったけど、これもそんなに好きで無かった。ジャンドゥダルジャンだか?名前が凄いインパクトあるなーってww#そっちかよ!(笑)
原題/別名:Lost in Translation
上映日 | 2004年04月17日 |
製作国 | アメリカ、日本 |
上映時間 | 102分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | ソフィア・コッポラ |
脚本 | ソフィア・コッポラ |
出演者
ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、ジョヴァンニ・リビシ、アンナ・ファリス、藤井隆、ダイアモンド☆ユカイ、林文浩、竹下明子、HIROMIX、藤原ヒロシ、桃生亜希子
感想・評価
1.「外国人目線の日本とそのカルチャー」みたいな総括は、ちょっと物足りない気がする。当時の東京のカルチャーを実体験したソフィア・コッポラが、その空気感を忠実に再現した映画。その東京を舞台に文化も習慣も違う異国に放り込まれた二人が、悩みを吐露しあいながら触れ合っているうちにお互いに惹かれ出す。年齢差がかなりあるからか二人には微妙な距離感があるのだが、その心情や雰囲気を表現する演出が素晴らしい。ベッドの上で仰向けに並んで語り合うシーンで、ビル・マーレイが優しくスカーレット・ヨハンソンの脚を撫でる場面が特に好き。パークハイアット東京、渋谷、中目黒、表参道などなど、当時カルチャー的にど真ん中だった人にはたまらないのではないか。(当時あまり日本にいなかった私でも、空気感が少しわかり楽しめた。)ラストに流れるはっぴいえんどと、若かりし日の野村訓市も良かった。ソフィア・コッポラの東京愛を、強く感じた。
2.コッポラ4冒頭のエレベーターに日本人のおじさんとビル・マーレイが乗ってるシーンからエンディングで風をあつめてが流れるところまですごくよかったな〜
3.パークハイアットに泊りたい。とても幻想的。カルチャー人が好みそうな感じで、当時の日本カルチャーを絶妙に表現しています。仕事とオフはきっちり分かれて描かれてて観やすいです。日本人が楽しめる。異色なカルチャーを小馬鹿にして映したり、東京の日々アップデートされている文化をオシャレに映していました。ダイヤモンドユカイがでてるの面白いし、今も日本のカルチャーの先端をいく藤原ヒロシ、NIGO、野村訓市がでてるのがいいです。風をあつめてさいこー
4.ボブがシャーロットの足を撫でるシーン、手元にかすかな光のあたっているところといいセリフといい、二人の関係がよく表れているようでとても好き。
5.いつもの景色なのになんか非日常的で、海外から見た日本をシンプルに表してるソフィアコッポラいいなってなった音楽好き短期間だけの恋良すぎ
原題/別名:The Wolf of Wall Street
上映日 | 2014年01月31日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 179分 |
ジャンル | ドラマ、伝記 |
スコア | 3.7 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | テレンス・ウィンター |
原作 | ジョーダン・ベルフォート |
あらすじ
ウォール街には、金にまつわる豪快な逸話がいくらでも転がっているが、なかでも特別スケールのデカい話がある。1980年代から1990年代の10年間に渡り、26歳で証券会社を設立、年収〈4,900万ドル(約49億円)!〉を稼ぎ出し、栄光の果てに、36歳で楽園を追放された伝説の男、ジョーダン・ベルフォート。成功、放蕩、破滅─そのすべてにおいて彼は、いまだ誰も超えられないパワフルな伝説をうちたてた!そのダイナミックな成功とセンセーショナルな破滅を映画化!
出演者
レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、マシュー・マコノヒー、カイル・チャンドラー、ロブ・ライナー、ジョン・バーンサル、ジョン・ファブロー、ジャン・デュジャルダン、ジョアナ・ラムリー、クリスティン・ミリオティ、クリスティーン・エバーソール、シェー・ウィガム、カタリーナ・キャス、P・J・バーン、ケネス・チョイ、ブライアン・サッカ、ヘンリー・ジェブロフスキー、イーサン・サプリー、バリー・ロスバート
感想・評価
1.----ド派手でぶっとんだ悪徳証券マンの華麗な実話悪徳な営業で人を騙して会社をどんどん大きくして金持ちになってドラッグやったりパーティしたり。かれらの悪賢さがめっちゃかっこよくてスマートにスピーディーに当たり前かのように振る舞われると真実だと錯覚してしまう何よりこれが実話なのがかっこいい元々頭がキレるんだろうなこういう人は。#おすすめ映画#洋画#金融#netflix
2.マーティン・スコセッシと言えば、『グッド・フェローズ』(1990年)に代表されるような群像マフィアものをすぐに連想しますが、『タクシードライバー』(1976年)や『レイジング・ブル』(1980年)に代表されるような象徴的な個人を描いたものも、系列としては同じくらいの質と量で撮っている監督のように思います。いずれもニューヨークの裏窓のような場所から「アメリカ人の原像」とでも言うべきものを描いているように僕には感じられのですが、この『ウルフ・オブ・ウォールストリート』もまた、「アメリカ人の原像」としての象徴的な個人を描いているように思えます。モチーフは株式仲介という金融の仕組みですが、真に描いているのは巨大な市場経済の奔流が1人の人間の心と体に流れ込んだときに、その人間はどんな風景にたどり着くことになるのかといった視点で物語られています。資本主義の本質的な構造に根ざした金融という現象については、先にレビューした『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(アダム・マッケイ監督, 2015年)でも触れましたが、たとえば銀行の預貯金を基にした「信用創造」のような側面が強くあるはずです。
「信用創造」とは10人のお客が100万円ずつ預金した場合に、確率的に1人のお客しか100万円を引き出さないことを見込んで、残りの900万円を運用に回していくことと僕は理解していますが、つまりはそのように無限に拡大していこうとする性質があります。こうした原理が、最も高速で高密度に生じるのが株式売買という領域だろうと思いますが、本作に描かれる主人公ジョーダン(レオナルド・ディカプリオ)はその世界に魅入られていくことになる。そして顧客にクズ株を買わせて利益を出す手法から「ウルフ」という悪名がつき、めくるめく成功の後に破滅していくことになります。ですから彼に「現代のマフィア像」を見る観方もあるはずですが、しかし僕にはそれよりも、『タクシードライバー』のトラヴィスの心と体にベトナム戦争という巨大な負荷が掛かったような意味で、本作のジョーダンの心と体に資本主義の原理という巨大な負荷が掛かった姿のように感じられました。
もちろん彼は違法とされることを数多く手がけるのですが、資本主義やその申し子のような金融それ自身が、どこか山師的な要素を色濃く持っているはずです。それは『マネー・ショート』にも「サブプライム住宅ローン」という砂上の楼閣が、なぜまかり通ってしまったのかがよく描かれているように。スコセッシはウォール街という世界経済の中心で、最も資本主義の巨大な負荷が発生する場所に身を置いた1人の男を、その自伝をもとに描き出した。つまりジョーダン・ベルフォートという実在の人物の成功と破滅を通してスコセッシが真に描いたものは、やはり「アメリカ人の原像」ということになるように僕には思えます。本来は生身の人間が1人では背負えないようなものを彼らは宿命として背負い、その負圧によって骨が砕け肉は裂けていく。おそらくそうした風景は選ばれた人間にしか見届けられない。しかしながら彼を通して象徴的に立ち上げられた原像を、アメリカという国に生きる人々はみなどこか胸中に秘めているように感じられます。
3.男として若さのある彼に憧れてしまうアホすぎるけどまあまあ面白かったねレオ様だから1.5倍
4.レオ様のラリってる演技が最高。這いつくばってランボルギーニに乗ろうとするシーンがめちゃくちゃ笑える。あとマーゴットロビー可愛い。違う世界の住人の人生を覗き見する映画。感情移入は全く出来ないはず。
5.スピード感Maxで最高に楽しめた。実話ということを忘れさせるストーリー展開。憧れちゃう自分がいるのが怖い…。
原題/別名:Sherlock Holmes
上映日 | 2010年03月12日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 129分 |
ジャンル | サスペンス、アクション、ミステリー |
スコア | 3.6 |
監督 | ガイ・リッチー |
脚本 | マイケル・ロバート・ジョンソン、アンソニー・ペッカム、サイモン・キンバーグ |
出演者
ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス、マーク・ストロング、ケリー・ライリー、エディ・マーサン、ジェームズ・フォックス、ハンス・マシソン、ウィリアム・ホープ、ブロナー・ギャラガー、ジェラルディン・ジェームズ、ロバート・メイレット、ウィリアム・ヒューストン
感想・評価
1.こちらのシャーロックとジョンの掛け合いも痛快で好きだな〜相変わらずの憎めなさ
2.ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ローのホームズとワトソンの掛け合いが面白すぎる。「Sherlock」のベネディクト・カンバッチーのシャーロック・ホームズが自分的には衝撃だったので、あれを超えて好きになれるホームズなんてそうはないだろうと思いながらみたのだが、こちらのホームズとワトソンも痛快ですごくよかった。とくにホームズは何をやっても憎めない。もっともっと見てみたいシリーズ。
3.めちゃくちゃ面白かったです!トリックを口頭でいちいち説明するんでなくて、映像の中にヒントあって時間かけない感じが臨場感あって良かったです!アクションはきっちり説明(映像)があってこちらも分かりやすい。目を離したら分からなくなるので、最後迄緊張感を持って楽しめました!
4.やっぱロバウト・ダウニー・Jr渋くてかっこいいなってなった!!あと頭良すぎて変な人(某社長とか)の役似合う笑笑スピード感あるアクションとストーリーで見応えもあるし、面白い!シャドーゲームも正月に観よ〜✨
5.おもしろい 話が進むの早くてあっというま 次の展開が気になるいい映画でした
原題/別名:LES MISERABLES
上映日 | 2012年12月21日 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 158分 |
ジャンル | ミュージカル |
スコア | 4.1 |
監督 | トム・フーパー |
脚本 | ウィリアム・ニコルソン、アラン・ブーブリル、クロード=ミシェル・ローム、ハーバート・クレッツマー |
あらすじ
ヴィクトル・ユゴーの小説をもとに世界的大ヒットを記録した名作ミュージカルを豪華キャストで映画化。19世紀のフランスを舞台に、貧しさゆえにパンを盗み19年間投獄された男ジャン・バルジャンの波乱万丈の生涯を描く。
出演者
ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム=カーター、アーロン・トヴェイト、サマンサ・バークス、サシャ・バロン・コーエン、ダニエル・ハトルストーン、アントニア・クラーク、ジョージ・ブラグデン
感想・評価
1. 今日明日仕事行けば年末年始の連休なんですが、このあと2日がめんどくさい?しかも夜勤ってのがなおさらめんどくさい??心踊る映画観て気分高めて仕事に行こうと思い、『ララランド』と並んでミュージカル知らん人でも聞いたことある2大タイトル『レ・ミゼラブル』をチョイス‼️…したはいいけど、結果的にはチョイスミスだったかな?気軽に気分を高めようと思ったのにこんなに壮大なミュージカルを選んでしまうとは… 主演のヒュー・ジャックマンは『グレイテスト・ショーマン』でも主演でしたよね?この人の力強い歌声はミュージカル向きな気がする??ただ1つ気になったのが、囚人だったのに8年で市長にまでなれるもんなんですかねとか思ったり…? アン・ハサウェイも出てましたね?娘のために工場でお金を稼ぐ女性の役だったんですけど、この人は顔が華やかすぎるからあまりみすぼらしさがないと思うんですよ?
髪切って歯を抜かれた後はさすがに貧相で可哀想な感じになってましたけど?最後の天使はすごい似合ってました? そしてそして、エディ・レッドメイン‼️この人は『リリーのすべて』で難しい役を演じてて、最近気になってるハリーポッターの続編『ファンタスティック・ビースト』シリーズの主演の人ですよね?ミュージカルって基本みんな力強く歌う人ばかりな気がするんですが、その中でエディ・レッドメインは優しい歌声で目を惹かれましたね?まあ、実際に惹かれたのは耳ですけど。 僕が作中で1番好きだった曲は、革命前夜にみんなが歌ってた「あと1日〜明日〜」みたいな曲です?伝わるかな?革命軍、軍隊、ヒュー・ジャックマンと娘のコゼット、あとはエポニーヌもいたかな❓それぞれが明日のことを想いながら歌うこの曲はとても力強くて、タブレットで聴くのがもったいなかった?映画館の大ボリュームで聴きたい一曲でした? 華やかな気持ちにはならなかったけど、とても素晴らしいミュージカル映画でした‼️あと2日、がんばります。みなさんも仕事納めまであと少しがんばりましょう??
2.ラストのヒューの演技力と演出で涙腺が限界を迎えた…因果応報の物語エディの歌唱力に驚き!もっと好きになっちゃった~
3.終始歌だけで本格ミュージカルすぎて難しかった、もう1回見たい。原作読もっと。
4.レ・ミゼラブル。ミュージカル映画は苦手だけど名作映画なので観けど、、やっぱり名作だ。主人公の生涯はパン一枚で追われ続ける人生だったが、、それでも幸せだったのだろうか。ジャン・ヴァルジャンは小さな罪は犯したが決して悪人ではない。優しい優しい気持ちの持ち主だったと想う。しかし、コゼットを預かった宿屋の夫婦。あの二人だけは絶対許せない。
5.通しで見て3回くらい泣いた。愛のカタチを全身で受け止められる、見た後は心が浄化された気分になる。
原題/別名:La La Land
上映日 | 2017年02月24日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 126分 |
ジャンル | 恋愛、ミュージカル |
スコア | 3.9 |
監督 | デイミアン・チャゼル |
脚本 | デイミアン・チャゼル |
あらすじ
夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア<エマ・ストーン>は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン<ライアン・ゴズリング>と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから二人の心はすれ違い始める……。
出演者
ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J・K・シモンズ、フィン・ウィットロック、ローズマリー・デウィット、ミーガン・フェイ、ジェイソン・フックス、ジェシカ・ローテ、ソノヤ・ミズノ、ジョン・レジェンド、キャリー・ヘルナンデス、ヘムキー・マデーラ
感想・評価
1.1人で映画館に観に行って前のカップルに笑われたの覚えてる。笑
2.アップテンポの曲調がまさに舞台を見ているかのように思わせる。特別ハッピーエンドな訳ではないが、年齢を重ねて再度見たら違う視点で考えることが出来て面白みがより増す。
3.サンフランシスコの明るい感じ、夢を見て希望に溢れている感じ、現実を目の前にした時の切なさ、それを見事に表す音楽、、全ての相性がぴったりの素晴らしい作品!2人ともどんどん美しく、かっこよくなっていったなぁ
4.ラ・ラ・ランド(7回め)選ぶこともできたかもしれない道だが選ばなかった幾つもあったあの時々の、どこかで違う道を選んでいたなら、、、
5.今更のラ・ラ・ランド。こういう話だったのね。切なさが意外と後味良かったなあ。
ホットトピックス
Copyright © 2024 entametalk.jp All Rights Reserved.
エンタメTALKはアダルトコンテンツを含みますので、18歳未満の方の閲覧を固くお断りいたします。