『ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス』は2022年5月公開予定！おさらいするなら今のうちに

ドクターストレンジは上から目線の天才外科医スティーヴン・ヴィンセント・ストレンジが、交通事故で両手を壊してしまい、壮絶な修行の末に最強の魔術師になるまでを描いています。そして、2作品目となる本作では前作、スパイダーマン、ドラマシリーズとの繋がりなど、未だ回収されていない伏線をどう繋ぎ合わせてくれるのかが期待されるポイント。そこで本記事では『ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス』について、今分かっている部分をまとめました。

『ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス』の基本情報

『ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス』は前作『ドクターストレンジ』の2作品目。「マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）」としては28作品目になります。

本作の監督を務めるのは、2002年公開の初代『スパイダーマン』シリーズを手掛けたことでも知られるサム・ライミ監督。前作を担当したスコット・デリクソン監督に代わってどのような作品になっているのか期待が高まります。アメリカでの公開日は2022年5月6日ですが、日本ではそれに先駆けて2022年5月4日に公開予定です。

当初予定していた両作品の全米公開は、『ドクター・ストレンジ2』が2021年5月、『スパイダーマン』が2021年7月でした。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期が重なり、『スパイダーマン』が先に公開されています。

『ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス』のあらすじ

元天才外科医で常に上から目線の最強魔術師ドクター・ストレンジ。時間と空間を変幻自在に操る彼の魔術ですが、その中でも最も危険な禁断の呪文によってマルチバースへ繋がってしまいました。

その結果世界は何もかもが変わり始めてしまいます。ストレンジは世界を元に戻すため、アベンジャーズを脅かすほど強大な力を持ったスカーレット・ウィッチ/ワンダに助けを求めることに。

しかし、最早彼らの力だけではどうにもならない脅威が人類と全宇宙に迫っていました。さらに宇宙最大の脅威はドクター・ストレンジと全く同じ姿をしていることが分かり…。

ドクター・ストレンジの能力と交流関係

ドクター・ストレンジは魔術師であり、最大の力は魔力によってさまざまな超常現象を起こせることです。例えば、魔法バリア、瞬間移動、飛行、催眠術、念動力、黒魔術といった類い。他にも、言葉を介さずに話せるテレパシーや、年をとらない不老（不死ではない）近い未来を予測できる占星術などがあります。

では魔術がなければただの人なのかといえばそんなことはなく、普通の人間でいえば最高レベルともいえる格闘術も習得済み。これらの能力は自ら努力し、長い修行の末に手に入れたものであるため、人生経験も豊富です。そのせいかリーダーシップがあり、多くのヒーロー達の相談役になることもしばしばあります。

そんな彼に魔術や格闘術を教えたのが、師匠のエンシェント・ワン。

年齢500歳をこえ、長期間地上に迫る脅威から地球を守っていました。もちろんアベンジャーズとの関わりも深く、ドクター・ストレンジ率いるディフェンダーズとの共闘も多くあります。

『ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス』で注目したい点

本作で最も注目したいのは、大筋となるマルチユニバース。予告だけでも、マルチユニバースの加速化が分かります。そして、本作でMCUドラマ版の作品「ロキ」「ワンダヴィジョン」などが合流すると考えられており、一番の注目ポイント。そのためドラマ版を見ていない方は完全に理解するのが難しいかもしれません。本作を見る前に「ロキ」

や「ワンダビジョン」

を見ておくのがおすすめ。予告編には、ドクター・ストレンジの別バージョンであるダーク・ストレンジが登場していますが…それらの詳細はまだまだお楽しみですね！

『ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス』のキャスト

アベンジャーズで初代キャプテンアメリカが引退した今、次代のリーダー候補として注目されるドクター・ストレンジ。今後のMCU作品のキーパーソンとなることは確実です。そんな注目作品のキャストも今後のMCUを語る上で見逃せない部分。前作と共通のキャストも多いですが、コミックではミスアメリカとも呼ばれるアメリカチャベスが登場するなど新しいキャラクターも出ています。ここでは簡単にキャストをまとめました。

ドクター・ストレンジ役（ベネディクト・カンバーバッチ）

事故で使えなくなった両手を治すため、カマー・タージで魔術を学んだ元天才外科医。過去にはアベンジャーズと協力してサノスを倒す戦いにも参加しました。

クリスティーン・パーマー役（レイチェル・マクアダムス）

ストレンジが唯一心を許す救命救急医。一時ストレンジと喧嘩して姿を消した彼女ですが、魔術師となった彼と思わぬ再会を果たします。他のMCUシリーズには出ていないものの、本作で再登場。

モルド役（キウェテル・イジョフォー）

ストレンジの良き兄弟子で、エンシェント・ワンに忠実だった彼ですが、師匠であるワンが暗黒次元の力を使っていたことを知り、己の道を歩み始めることに。本作では前作エンドクレジットの伏線回収をしてくれると期待されています。

ウォン役（ベネディクト・ウォン）

カマー・タージの書庫を命がけで守る魔術師ですが、ストレンジがサノスの“指パッチン”で消えていた5年間で、至高の魔術師（ソーサラー・スプリーム）になっていたことが判明。任務のため世界中を飛び回っています。ちなみに「ウォン」は「シャン・チー」にも出演していますね。

ワンダ役（エリザベス・オルセン）

現実改変能力を持ち、ストレンジにも引けをとらない強力なキャラクターであるワンダ。ワンダビジョンの最後で気になる発言をしており、本作でどのように立ち回るのか注目されています。

『ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス』を見る前に確認したい作品

ドクターストレンジ公開までに大方の繋がりを知りたいのであれば、下記の作品を見てみてください！フェーズごとに鍵を握る作品達をピックアップ。インフィニティ・ストーンと呼ばれるMCUシリーズでは大切なストーリーをパパっと一気見できますよ。

【フェーズ1】

・アイアンマン

・マイティ・ソー（115分）

・キャプテン・アメリカ／ザ・ファースト・アベンジャー（124分）

・アベンジャーズ（143分）

【フェーズ2】

・マイティ・ソー／ダーク・ワールド（112分）

・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー（121分）

・アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン（141分）

・アントマン（117分）

【フェーズ3】

・シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ（148分）

・ドクター・ストレンジ（115分）

・アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー（149分）

・アベンジャーズ／エンドゲーム（181分）

まとめ

『ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス』はMCUファンにとって新たな世界へ導かれる作品になるかもしれません。ドラマシリーズやスパイダーマンからの繋がりなど、どのように伏線を回収していくのか見どころです。『ドクターストレンジ2』 ゴーストライダー登場か？という噂もありますので、公開が楽しみですね！