ひんやりとした空気が漂うクリスマス。暖房をオンにして家族や友達、恋人と映画を見る時間は最高の一時ですよね。クリスマス映画といえば洋画のイメージが強いかもしれませんが、実は邦画にも良作がたくさんあります。
本記事では、クリスマスの時期に見たいおすすめ映画を15種類まとめました。クリスマスが来るたび何度でも見たくなる作品を選びましたので、素敵なクリスマスを過ごしたい方は必読です。
クリスマス映画は、クリスマスを題材としたもの、クリスマスの時期と設定されているもの、冬の雰囲気が感じられるものなどさまざま。ここではクリスマス映画おすすめ15選を紹介します。洋画クリスマス映画、邦画クリスマス映画、どちらもバランスよく集めました。
第一次大戦下、フランス・スコットランド連合軍と、ドイツ軍との戦いが激化していたフランス北部の街で起きたクリスマスの奇跡を描いた一作。クリスマス休戦 映画題名は『戦場のアリア』です。熾烈さを極める戦いの中で、敵同士だった人々が友として語らう様子は「感動」の一言。透き通るようなアナの心が洗われる歌声はクリスマスの夜にぴったりです。
クリスマスショップで働くケイトと不思議な好青年トムの交流を描いた映画『ラスト・クリスマス』は、ハートフルコメディかと思いきや実はホラー要素が強いです。荒んでいたケイトの生活が、トムと出会うことで少しずつ変わっていく様子が見どころ。クリスマスの映像も盛りだくさんで、画面越しに冷たいひんやりとした空気が伝わってきそう。最後の最後、「ラスト・クリスマス」の意味がわかったら、きっと涙が止まらないはずです。
不朽の名作クリスマス映画が見たい方には映画『戦場のメリークリスマス』をおすすめします。本作は公開から40年近く経った現在でも事あるごとに名作として語り継がれている作品だからです。監督は国内外で数々の賞を受賞した映画界の巨匠、大島渚監督。兵士同士の友情の上澄みを美しくすくい出し、精緻な映像美で描いています。1983年に英国アカデミー作曲賞を受賞した坂本龍一氏の音楽にも注目。
「クリスマス映画といえば?」と言われたら、必ず名前が挙がる有名映画ですね。パリでクリスマスを過ごそうとしていたマカリスター家。停電で目覚まし時計が止まってしまい、大慌てで準備するあまり8歳の息子ケビンを家に置き去りにしてしまいます。小さな可愛らしいケビンと愉快な泥棒たちの戦いは、面白おかしくコミカルで、家族で見るのにぴったり。普段映画を見ない方でも楽しい時間を過ごせるでしょう。
愛する娘を失った悲しみから抜け出せずにいたハワード。しかし突然おかしな3人の舞台俳優が目の前に現れて…。暗い静かなシーンが続きますが、ところどころに人生の輝きがちりばめられている絶妙な作品。とにかくウィル・スミスの演技が素晴らしく、知らずしらずのうちに涙が出てきてしまいます。ファンタジー感がありながらも生きることの意味について考えさせられる名作です。
公開35年を記念して2022年2月にブルーレイ版が発売されることになった『私をスキーに連れてって』。1987年に公開されスキーブームの火付け役となりました。若かりし頃の原田知世のみずみずしさは必見。昭和の明るく勢いのある雰囲気が楽しめ、若い世代が見ると新鮮、昭和世代が見ると懐かしさが込み上げてくるでしょう。読後は優のような真っ白いウェアを着てゲレンデに飛び出したくなるような気持ちになります。
クリスマスタウンに迷い込んだハロウィンタウンのカボチャ大王ジャック・スケリントンがハロウィン風クリスマスを目論むお話。絵本が原作の子ども向け映画ですが、映像と音楽が素晴らしく大人でも楽しめます。暗めの音楽と明るくお茶目なキャラクターのコントラストが最高。何回も見たのに、また見たくなる、一度見たら心に染み付いて離れなくなるようなクリスマスに見たい映画です。
地味で平凡で、街で見かける男性を心の中でランキング化して現実をやり過ごしていたサユリと憧れの先輩である聡史がクリスマスの1ヶ月前に再会を果たすお話。2005年に大ヒットした『電車男』の製作チームと、大沢たかお、中谷美紀などの豪華キャストによる一作。自分に自信がないサユリが勇気を出して人生を変えていく様子は、多くの人の心を打つはず。ロマンチック・コメディ好きの方は絶対に楽しめるでしょう。
『クリスマスと呼ばれた男の子』は絵本を題材にしたNetflix映画です。クリスマス・ファンタジーである本作の主演を務めたのはヘンリー・ローフル。CGがふんだんに使われており、現実離れしたファンタジーな雰囲気が楽しめます。子ども向け作品ですが、風刺が効いているところもあり大人でも楽しめるはず。なぜクリスマスを祝うのか?クリスマスの真意がわかる作品です。
Netflix映画『クリスマス・クロニクル』は幼い兄妹がサンタクロースと旅に出るハートフル・コメディ。ホーム・アローンやハリー・ポッターを手掛けた製作者による映画で、これらの作品と非常によく似た雰囲気が楽しめます。サンタクロースは実在する…そんな子どもの夢を優しく包み込むような展開。お腹を抱えて笑えるので、ファミリー鑑賞にぴったり。サンタクロースの意外とダンディなキャラクターも◎です。
サンタクロースに扮した強盗に両親を殺されたビリーを描いた、クリスマス・サスペンス。保護者や宗教団体から抗議の嵐だったという本作は、ホラー好きの心を絶妙にくすぐるスプラッター・ホラー。クリスマスという明るい雰囲気に対する人間の心の闇がねっとりと描かれており、一度見始めたら時間を忘れて見続けてしまいます。キラキラとしたクリスマスと暗く悲しい殺人を組み合わせたアイデアは秀逸。変わったクリスマス映画を見たい方におすすめです。
クリスマス直前、19名のロマンスを描いた『ラブ・アクチュアリー』は恋人とまったり楽しむのにぴったりの映画。『ノッティングヒルの恋人』の脚本を担当したリチャード・カーティスが監督を務めた本作は、王道のラブストーリーを貫きながらも風刺を随所にきかせていて見応えたっぷり。全ての恋がハッピーエンドで終わらないところも切なさともどかしさを誘います。
4世代11人が勢揃いしたクリスマス晩餐会。離婚予定の夫婦や不倫を隠したい娘など、それぞれが秘密を抱えて食事は始まりますが…。本作はダイアン・キートン、ジョン・グッドマンなどが共演するホーム・コメディ。セリフに共感したり、クスッと笑えたり、ほっこりしたい気分の日に最適です。作中の「語り手」が物語のよいスパイスとなっている点も魅力の一つでしょう。
第76回米アカデミー賞® 長編アニメ賞部門にノミネートされ、第16回東京国際映画祭特別招待作品となった話題作。クリスマスの日に赤ちゃんを発見した3人のホームレスが赤ちゃんを親の元に返そうとする物語です。ホームレスを扱った作品なので一見アングラ感が強そうですが、血の繋がっていない人々が家族の絆を作り上げていくという王道も備えており、見応えがあります。
家族でクリスマスを過ごしたことのないアナとエルサ。寂しそうな2人のためにオラフは町中の家を訪ねてお土産を集めるのですが…。大人気『アナと雪の女王』のアナザーストーリーですが、本編よりもクオリティが高い!といわれている本作。映像も音楽も素晴らしく、まるで芸術品を眺めているような気分になります。頑張るオラフは抱きしめたくなるほど可愛いので、ぜひ!
寒いクリスマスの日には、暖かい部屋でホットチョコレートを手にしながらクリスマス映画を楽しむのが一番!定番のクリスマス映画やファミリー向けのコメディ映画、風刺のきいたちょっと変わった映画など、ぜひ心ゆくまで楽しんでみてください。メリークリスマス!
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