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監督 | リチャード・フライシャー |
評価 | 3.06 |
解説
偉大なる力を秘めた魔神“ダゴスの角”を求めて冒険の旅に出るコナンたちを描いた、「コナン・ザ・グレート」に次ぐシリーズ第2弾。
監督 | 石立太一 |
評価 | 4.29 |
解説
第5回京都アニメーション大賞の小説部門で初の大賞を受賞した暁佳奈の小説を原作にしたアニメの新作劇場版。代筆をしている少女と1通の手紙をめぐる物語が描かれる。アニメーション制作の京都アニメーション、監督の石立太一やキャラクターデザイン・総作画監督の高瀬亜貴子、ボイスキャストの石川由依、浪川大輔らスタッフやキャストはアニメ版の面々がそろった。
あらすじ
戦争が終わってから数年後、再び平穏が訪れ人々の生活は新しい技術の開発によって変わりつつあった。代筆業に従事するヴァイオレット・エヴァーガーデンは、大切な人がいなくなった世界で、その人への思いを抱えながらこれからの人生を歩もうとしていた。ある日、1通の手紙が見つかる。
監督 | 河野亜矢子 |
評価 | 3.99 |
解説
アニメやゲームなどさまざまな形で展開されている『ソードアート・オンライン』シリーズで、原作者の川原礫自らリブートした小説をアニメ映画化。同シリーズの原点であるデスゲームの舞台「アインクラッド」攻略の軌跡を、ゲームに巻き込まれた少女の視点で描く。制作は過去作から引き続きA-1 Pictures、監督は河野亜矢子、キャラクターデザイン・総作画監督は戸谷賢都が担当。ボイスキャストは松岡禎丞、戸松遥が続投し、原作には登場しない新キャラクターを水瀬いのりが務める。
あらすじ
次世代オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」が始動し大勢のプレーヤーが参加するが、彼らはゲームマスターによって仮想空間に閉じ込められてしまう。さらにゲームをクリアするまでログアウトはできず、ゲーム内での死は現実の死を意味することを告げられる。ネットゲームとは無縁だった少女・アスナは生き残りを懸け、舞台となる鋼鉄の浮遊城「アインクラッド」の攻略に動き出す。極限の状況下で、彼女は孤高の剣士・キリトと出会う。
監督 | マッテオ・ガローネ |
評価 | 3.33 |
解説
カルロ・コロディが執筆したイタリアの児童文学「ピノッキオの冒険」を実写映画化したダークファンタジー。父親であるジェペットじいさんの家を飛び出しておとぎの森へと誘われたピノッキオが、不思議な生き物たちに遭遇しながら冒険を繰り広げる。監督と共同脚本を手掛けるのは『ドッグマン』などのマッテオ・ガローネ。ピノッキオ役のフェデリコ・エラピをはじめ、『ライフ・イズ・ビューティフル』などのロベルト・ベニーニ、『17歳』などのマリーヌ・ヴァクトらが出演する。
あらすじ
貧しい木工職人のジェペットじいさん(ロベルト・ベニーニ)が丸太から作った人形が、ある日突然しゃべり始める。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられた人形は、ジェペットじいさんの家を飛び出し、森の奥深くへと分け入っていく。ピノッキオは優しい妖精の言いつけに背き、おしゃべりコオロギの忠告を尻目に、人間の子供になりたいという願いを胸に冒険を続けていく。
監督 | 丹野雅仁 |
評価 | 4.00 |
解説
不思議な世界で再会を果たした夫婦の姿を描くラブストーリー。天国で再会した熟年夫婦と、彼らを取り巻く人々が織りなす人間模様を映し出す。『パラノイア』などの丹野雅仁が監督と編集、『キミサラズ』などのカマチが脚本と企画などを担当する。大河ドラマ「青天を衝け」などの手塚理美と、ドラマ「赤い絆」などの国広富之が夫婦を演じ、『フィギュアなあなた』などの佐々木心音、『恋の罪』などの冨樫真らが共演する。
あらすじ
小説家の志田漱石(国広富之)は妻の咲子(手塚理美)に先立たれ、一人娘で妊娠中の愛と、義理の息子である秀樹と同居していた。執筆中にスランプに陥り、木更津の證誠寺を訪れた漱石は、そこで亡き妻の声を耳にする。数日後、彼は若い女性にサインをしてほしいと声をかけられ承知するが、その直後に交通事故で二人一緒に命を落としてしまう。その後、天国で咲子に再会するものの、漱石は事故で記憶を失っていた。
監督 | 志水淳児 |
評価 | 3.74 |
解説
常夏のように明るく、メイクでプリキュアに変身するヒロインが主人公のアニメ「トロピカル~ジュ!プリキュア」の劇場版。夏海まなつことキュアサマーたちが雪の王国から出られなくなってしまい、「ハートキャッチプリキュア!」の登場人物たちが助けに駆けつける。ボイスキャストにはファイルーズあいや日高里菜、花守ゆみり、石川由依、瀬戸麻沙美、田中あいみ、ゲスト声優の松本まりかなどが参加。監督をアニメ版の演出や『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』などの志水淳児が務める。
あらすじ
夏海まなつたちは雪の王国シャンティアの新女王に即位したシャロンの祝典に招待される。人魚の国の女王になることを目標としているローラは、シャロンと親しくなり、指輪をプレゼントされる。ところが謎の怪物が現れ、まなつたちも王国に閉じ込められてしまう。そこへ「ハートキャッチプリキュア!」のメンバーがやって来て、まなつたちと協力して敵に立ち向かう。
監督 | SABU |
評価 | 2.40 |
解説
EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマーである、EXILE NAOTOが主演を務めるコメディードラマ。霊の恋を成就させようと、しがない市役所職員と霊能力者の女子高生が時空を超えていく。監督は『砕け散るところを見せてあげる』などのSABU。『いつも月夜に米の飯』などの山田愛奈、『3人の信長』などの坂東希のほか、吉村界人、石橋凌らが出演する。エグゼクティブプロデューサーは『HiGH&LOW』シリーズなどのEXILE HIRO。
あらすじ
ダラダラと毎日をやり過ごしている、市役所職員の藤本研二(EXILE NAOTO)。解体が予定されているダンスホールに足を踏み入れた彼は、霊となってそこに住み着いているダンサーのマリー(坂東希)からある頼み事をされる。その頼みとは、ギャンブル好きがたたって行方不明になったマリーの恋人、ジョニー(吉村界人)を捜してほしいというものだった。藤本は、霊視ができる女子高生の麻田雪子(山田愛奈)と捜索を始める。
監督 | 廣田裕介 |
評価 | 3.11 |
解説
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が手掛けた絵本、「えんとつ町のプペル」を原作にした劇場版アニメーション。煙に覆われた町を舞台に、えんとつ掃除人の少年と、ゴミから誕生したゴミ人間の冒険を描き出す。西野は製作総指揮と脚本を担当し、廣田裕介が監督を担当する。『鉄コン筋クリート』や『海獣の子供』などのSTUDIO4°Cが、アニメーション制作を担う。
あらすじ
煙に覆われたえんとつ町で暮らす人々は空を見たことがなく、ましてや空には輝く星があるなどと信じる者は誰もいなかった。だが、えんとつ掃除人の少年ルビッチだけは父親の教えを信じ、空を見上げては、煙の向こうにはきっと星があるはずだと思っていた。町の住人たちはそんなルビッチを笑い者にし、一人ぼっちになってしまった彼が出会ったのは、ゴミ人間プペルだった。
監督 | 萩原健太郎 |
評価 | 3.94 |
解説
『OVER DRIVE』で共演した新田真剣佑と北村匠海主演によるラブストーリー。亡きミュージシャンが遺(のこ)したカセットテープが再生されている間に起こる不思議な出来事から始まる物語を描く。メガホンを取るのは『東京喰種 トーキョーグール』などの萩原健太郎。『春夏秋冬物語』などの葉山奨之、『リバーズ・エッジ』などの上杉柊平、『うちの執事が言うことには』などの清原翔らが共演。
あらすじ
他人と関わることが苦手で就職活動もうまくいっていない大学生の颯太(北村匠海)は、ある日1年前に他界したバンドミュージシャンのアキ(新田真剣佑)が遺(のこ)したカセットテープを拾う。テープを再生してみると、その30分の間だけ颯太の中身がアキになる。アキは颯太の体を借りて、恋人やバンドのメンバーとの再会を果たす。
監督 | 平川雄一朗 |
評価 | 3.18 |
解説
白井カイウ、出水ぽすかのベストセラーコミックを映画化したサスペンス。自分たちが鬼の食料になると知った子供たちが、決死の脱出に挑む。メガホンを取るのは『春待つ僕ら』などの平川雄一朗。『賭ケグルイ』シリーズなどの浜辺美波、『万引き家族』などの城桧吏、ドラマ「神酒クリニックで乾杯を」などの板垣李光人らが出演する。
あらすじ
「グレイス=フィールドハウス」という児童養護施設でママと呼ばれるイザベラのもと、幸せに暮らしていたエマ(浜辺美波)、レイ(城桧吏)、ノーマン(板垣李光人)は、里親に引き取られる年齢になり外の世界で生活することを望んでいた。ある日、施設を出るコニーに忘れ物を渡そうと近づいてはならない門に向かったエマとノーマンは、コニーが鬼に献上する食料として出荷されるのを目撃する。ここは鬼のための食用児を育てる施設だった。
監督 | サラ・スミス |
評価 | 3.73 |
解説
最新式ロボット型デバイスと友達のいない少年が本当の友情を探す様子を描いたアニメーション。友達を探す機能を持つロボット型デバイスと少年が出会い、空回りしながらも奮闘する"二人"を描く。制作はロックスミス・アニメーション、監督をジャン=フィリップ・ヴァインとサラ・スミスが担当する。
あらすじ
インターネットや写真撮影、通話、ゲームなどの機能を備え、乗り物としても利用でき、友達になってくれる上に仲間探しもしてくれるロボット型デバイス「Bボット」。しかし、孤独な少年バーニーの元にやって来たのは、オンライン接続もできない不良品のロンだった。アナログなロンはバーニーの仲間を探すことができず、バーニーはロンに友達の作り方から教えることになる。
監督 | 藤田春香 |
評価 | 4.51 |
解説
2018年に放送され人気を博したアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の外伝。名門女学園を舞台に、貴族の娘が教育係として現れた元少女兵と奇妙な絆を育む。監督を務めるのはアニメ版のシリーズ演出を務め、『響け!ユーフォニアム』シリーズなどに携ってきた藤田春香。ボイスキャストに石川由依、寿美菜子、悠木碧、子安武人、内山昂輝、遠藤綾らがそろう。
あらすじ
白椿が咲き乱れ、良家の娘のみが通学を許される名門女学園に通う大貴族ヨーク家の跡取り娘イザベラ・ヨークは、父親と交わしたある契約が原因で学園生活が苦痛でしかなかった。あるとき、彼女の専属教育係として元少女兵ヴァイオレット・エヴァーガーデンが学園に派遣される。彼女はC.H郵便社で、代筆を通して人の心に触れることができる自動手記人形といわれる代筆業に就いていた。
監督 | ブレット・ラトナー |
評価 | 4.10 |
解説
優雅な独身生活を謳歌していたビジネスマンが昔の恋人との“もうひとつの人生”を体験することで本当の幸せに目覚める姿を描いた大人のファンタジー。成功を夢見て恋人ケイトと別れロンドンへ旅立ったジャック。13年後のいま、ジャックは大手金融会社の社長として、優雅な独身生活を満喫していた。クリスマス・イブ、昔の恋人ケイトからの電話があったが、かけ直すことはしなかった。その夜、自宅で眠りについたジャックだが、目覚めると、ケイトと我が子2人に囲まれた家庭人ジャックになっていた……。
監督 | 細田守 |
評価 | 3.75 |
解説
『おおかみこどもの雨と雪』や、アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた『未来のミライ』などの細田守が監督を務めたアニメーション。“もうひとつの現実”と呼ばれる巨大インターネット空間の仮想世界を舞台に、心に傷を抱え自分を見失った17歳の女子高生が、未知の存在との遭遇を通して成長していく。企画・制作は、細田監督らが設立したアニメーション制作会社・スタジオ地図が担当する。
あらすじ
高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずは周囲に心を閉ざし、一人で曲を作ることだけが心のよりどころとなっていた。ある日、彼女は全世界で50億人以上が集うインターネット空間の仮想世界「U」と出会い、ベルというアバターで参加する。幼いころに母を亡くして以来、すずは歌うことができなくなっていたが、Uでは自然に歌うことができた。Uで自作の歌を披露し注目を浴びるベルの前に、ある時竜の姿をした謎の存在が現れる。
映画レポート
「時をかける少女」(2006)公開から15年間、3年ごとに新作をつくってきた細田守監督の全部乗せプラスアルファのような作品――豪華絢爛なビジュアルと音楽に圧倒されながら、すごいところにたどり着いたなと驚かされた。大スケールの物語を紡ぐために途方もない物量が注ぎこまれた手描きと3DCG両輪のアニメーションは、映画をつくり続けてきたスタッフの情熱と蓄積があったから実現できたのだろう。
「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」(2000)、「サマーウォーズ」(09)と約10年おきにインターネット世界を題材にした映画を手がけてきた細田監督は、ネットが人の暮らしを変えることを肯定的に描いてきた。本作では「美女と野獣」を発想の原点に、ネットが当たり前のものとなった今の社会で生きる少女が現実と仮想の2つの世界で葛藤しながら成長していく。
主人公のすずは幼い頃に母を亡くしてから、大好きな歌が歌えなくなった引っ込み思案な17歳。彼女は仮想世界でフォロワー3000万人超えのバーチャル歌姫・ベルとして輝かしく羽ばたき、そこで「竜」と呼ばれて恐れられている謎の存在に出会う。美しい仁淀川と鏡川が流れる高知県の田舎町と、見ているだけで楽しくなるグラフィカルな巨大ネット都市「U」を横断しながら、ネット系のガジェットとそれを使った画面や動画がインサートされ、グローバル化した世界を舞台にSNSでありがちな振る舞いや炎上騒ぎなども軽やかに戯画化される。
大きくフィーチャーされた歌のほか、恋愛と友情、親子のドラマ、地方都市の風景など、これまでの細田作品にあった魅力的な要素と新しい挑戦がつめこまれ、「美女と野獣」のプリンセスと同じ名前であるベルが、心を閉ざして野獣のように振るまう竜と踊るシーンまである。サービス満点でエンタメ方向に振りきっているようにみえて、最後まで見ると映画の芯となる部分が刻みこまれているのも心に残った。(五所光太郎)
監督 | 伊藤智彦 |
評価 | 3.72 |
解説
高い人気を誇る川原礫の小説で、テレビアニメ化などメディアミックス展開も好調なシリーズを、川原自ら書き下ろしの新作ストーリーで映画化したアニメーション。AR(拡張現実)型情報端末オーグマーが普及した近未来で、専用ロールプレイングゲーム「オーディナル・スケール」に仕組まれた陰謀をめぐりキリトたちが戦う姿を描く。テレビシリーズでも監督を務めた伊藤智彦が本作も担当。世界観を継承しつつ新たに繰り広げられるストーリー、ガジェットなどに注目。
あらすじ
デバイス「ナーヴギア」が、仮想現実の世界に無限の可能性をもたらしてから4年が経過。AR(拡張現実)型情報端末オーグマーが普及し、専用ARMMO RPG「オーディナル・スケール」が世間を席巻していた。アスナやキリトもゲームに参戦するが、オーディナル・スケールに異変が起こり始め……。
監督 | 三木孝浩 |
評価 | 4.05 |
解説
「学園とセカイと楽園(がくえん)」「君にさよならを言わない」などで知られる七月隆文の小説を基にした青春ラブロマンス。一目ぼれした女性と恋人同士になった美大生が、彼女の抱えている思いも寄らぬ秘密と向き合う姿を追い掛ける。メガホンを取るのは、『ホットロード』『アオハライド』などの三木孝浩。『ストロボ・エッジ』などの福士蒼汰、『近キョリ恋愛』などの小松菜奈が、主人公のカップルを好演する。爽やかで切ない物語や、舞台となる京都の美しい風景も見もの。
あらすじ
京都の美大に在籍する20歳の南山高寿(福士蒼汰)。ある日、彼は電車で大学に行こうとしたところ福寿愛美(小松菜奈)という女性に出会い、瞬く間に心を奪われてしまう。高寿は愛美に声を掛けるが、高寿のある一言を聞いた途端に愛美は涙を流す。その理由を尋ねることができずにいた高寿だったが、その後二人は付き合うことになる。周囲からもうらやましがられるほど順調に交際が進み、幸せな日々がいつまでも続くと考えている高寿。だが、愛美から思いも寄らなかった秘密を打ち明けられる。
ホットトピックス
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