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アカデミー賞 編集賞 受賞作品。これまでにダリウス・マーダー監督のサウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~や、マット・デイモンが出演するフォードvsフェラーリ、ボヘミアン・ラプソディなどが受賞しています。
原題/別名:Hacksaw Ridge
上映日 | 2017年06月24日 |
製作国 | アメリカ、オーストラリア |
上映時間 | 139分 |
ジャンル | アクション、ドラマ、戦争 |
スコア | 4.0 |
監督 | メル・ギブソン |
脚本 | アンドリュー・ナイト、ロバート・シェンカン、ランドール・ウォレス |
あらすじ
人を殺めてはいけない。そう強く心に決めていたデズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)は、軍隊でもその意志を貫こうとしていた。上官(サム・ワーシントン、ヴィンス・ヴォーン)や同僚(ルーク・ブレイシー)に疎まれながらも、妻(テリーサ・パーマー)や父(ヒューゴ・ウィーヴィング)の助けを借りて、銃を持たずに戦場に行くことを許可される。そして、デズモンドは難攻不落の最終戦地“ハクソー・リッジ”での戦闘に参加することになった。アメリカ軍が幾度となくハクソーの崖を登り制圧するも、敵のすさまじい攻撃に遭い、その度に撤退を余儀なくされる。敵の攻撃が続く中で、負傷した仲間たちが取り残されるのを見たデズモンドは、たった一人で戦場へ留まるというあり得ない決意をするが…
出演者
アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パーマー、ヒューゴ・ウィーヴィング、レイチェル・グリフィス、ヴィンス・ヴォーン、リチャード・ロクスバーグ、ナサニエル・ブゾリック
感想・評価
1.あまりにも生々しく、素晴らしい映画。武器を断固として持たなかった一人の衛生兵。信教は時に人を突き動かす。
2.実話を素に作られた映画の中で上位に入る映画だった! 主人公も人柄がよく敵兵まで助けてしまう場面は凄かった! エンディングで本人達が出てくるのがまたいい。戦争はつい最近までの事だったのだな改めて感じた!是非見て下さい
3.実際にいる人と知って驚いた。戦場でも自分の信念を貫き通すドスはどんな人よりも強くて勇敢だ。
4.沖縄での戦闘シーンの恐ろしさは衝撃だった前半がラブストーリー寄りだったから展開が凄過ぎ…と思ったけど、戦争が日常として存在している時代だからこれが現実なんだよなって悲しくなった映画みたいな実話で、敵も味方もどんどん人が死んで自分もいつ死んでもおかしくない中あれだけの行動取れるのが凄過ぎる銃持つくらい良いじゃん…って思う時もあったけどドスの過去や戦地での対応を目の当たりにして涙止まらなかった海外視点で日本と戦争してる映画を見るのは不思議な感じした
原題/別名:Sound of Metal
上映日 | 2021年10月01日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ、音楽 |
スコア | 4.0 |
監督 | ダリウス・マーダー |
脚本 | ダリウス・マーダー |
あらすじ
突如難聴になったドラマーのルーベンは、一緒にバンドを組む恋人ルーに難聴者のコミュニティに連れていかれる。難聴であることをハンディとして捉えていなコミュニティの人々と過ごしながらも、その現実を受け入れることの難しさに直面するルーベンは、自分の人生を前に進めるために、ある決断をする・・・。人生の挫折・再生を描きながら、その主人公の人生を疑似体験できる秀逸な感動作。
出演者
リズ・アーメッド、オリヴィア・クック、ポール・レイシー、マチュー・アマルリック、ローレン・リドロフ
感想・評価
1.映画って体験だなと、つくづく感じた一本。あわや突発性難聴か、というような経験をしたことがあって、あの恐怖が蘇るようで震えた。すばらしき映画音楽たちとかようこそ映画音響の世界へとか大好きだったけど、リズアーメッドみてたら台詞すらなくても響いてくる表情がすばらしかったです。映画はやっぱり映画館で体験しよう。
2.イヤホンしてみること推奨すごい作品でした 音響賞を取ってたけどそりゃ取るよ見てて辛いシーンも多かったけど、"聞こえるということ"にフォーカスしててよかったなールーベンとジョーはどっちも間違ってないと思った救いを求めて焦りながら話をするルーベンに対して依存症の話をするところはルーベンに感じてたものが一気に変わるいいシーンでした。
3.2021/11/22ある日、突発性難聴に陥ったヘヴィメタルバンドのドラマー、ルーベン。彼の聞こえ方を疑似体験できる作りで、籠ったような周りの音、後半のノイズが混ざったような音、どちらも斬新でとても印象に残る。そして、もし自分の耳が突然聞こえなくなったら、と想像して怖くなる。が、本作ではその怖さを描くと同時に、聞こえないことを個性と受け止めて生活する人たちの姿も。ただ、その生活にルーベンが馴染めるかどうかは別問題で、特に彼の場合は音楽をやっていたこともあり、音への渇望は誰よりも強いはず。だからこそ、彼の決断は仕方がなかったと思うし、最終的に静寂が安らぎとなった姿が切ない。また、恋人ルーとの結末が悲しい反面、彼の難聴に関係なく、遅かれ早かれ辿った道だと思う。
4. 開始早々視覚障害者向けの字幕が表示されてビックリしたのだが、直ぐになれた。視覚障害の物語なのに、いやそれ故に、音響による演出が効果的に多用される為、音が聞こえない人には必要な字幕だな・・・と思う反面、字幕を必要としていない人は、いつもこんなに目障りな画面を見ているのだな・・・とも思った。直ぐになれたけど。 逆に、音響に対してのみならず、手話(やフランス語)の字幕は日本語表示だけで、英語話者でも日本語が分からない人に対しては不親切ではあるよな・・・と、バリアフリーの難しさを実感してしまった。 作品自体は・・・学校などで見せられる教育映画を、物凄く高いレベルで制作した・・・という感じ。褒めています。 ですから一人として悪人は登場しないし、主人公は(とても元ヘロイン中毒患者とは思えないほど)過酷な運命の流転に短期間(四季のうつろいや髪型の変化が描かれないので時間が分からないが)で順応しつつも、目的に対して不屈でありながら、下さなければいけない正しい決断をやってのけるキャラクターだ。 それ故に、残酷な状況にもかかわらず、後味が良い物語に仕上がっている。現実はもっともっと過酷で残酷なんだろうけど・・・ケン・ローチが監督したら、観た後に一週間は立ち直れない映画になる位には。 時間は無情に流れるから、身の置き所も支え合う相手も変わってしまうけど、人はそれを受け入れて歩いて行かなきゃいけないよ・・・という話でした。 そんな事は分かっているけど、そんなにスマートに生きていけないのが人生じゃねぇか・・・と画面を見つめながら涙を流していました。辛い。
5.極音上映すごすぎる。マジですげえええぇぇぇぇ。映画館に対してめちゃくちゃ、それこそ初めてミニシアターに行った時並に感動した。くぐもった音やノイズ音も没入感がすごい。観るならこれは、映画館で"体験"するべき映画。急なでかい音が多くて心臓が大変だったのと、途中で少しだれちゃった。あと、静寂のための全てで、あれを体験するためと言っても過言ではないのに、咳き込む人や、動く音が入ってしまって残念だった。咳は生理現象でまだ仕方ないにしても、あの静寂は絶対に動くの無しでしょ。息止めて瞬きすな。
原題/別名:Argo
上映日 | 2012年10月26日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | サスペンス、伝記、スリラー |
スコア | 3.8 |
監督 | ベン・アフレック |
脚本 | クリス・テリオ |
あらすじ
ベン・アフレック製作・監督・主演を務めるサスペンス・ドラマ。1979年にイランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件と、その裏で実行された救出作戦を描く。第85回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、編集賞の3部門を受賞。
出演者
ベン・アフレック、ブライアン・クランストン、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ヴィクター・ガーバー、テイト・ドノヴァン、クレア・デュヴァル、スクート・マクネイリー、ロリー・コクレイン、クリストファー・デナム、ケリー・ビシ、カイル・チャンドラー、クリス・メッシーナ、ジェリコ・イヴァネク、タイタス・ウェリヴァー、キース・ザラバッカ、リチャード・カインド、ボブ・ガントン、リチャード・ディレーン、オミッド・アブタヒ、ペイジ・レオン、シェイラ・ヴァンド、マット・ノーラン、J・R・カシア、ロブ・ブラウンスタイン、デヴィッド・サリヴァン、ジョン・ボイド、スコット・アンソニー・リート、マイケル・パークス、エイドリアン・バーボー、リンゼイ・ギンター、テイラー・シリング
感想・評価
1.こんなことが実際にあったのが凄い。サスペンス的な演出を一杯入れてくれてるからラストのアナウンスで凄い盛り上がる。冒頭の大使館に乗り込んでくるシーンもいい。
2.実話実際の写真見れるんやけど再現しすぎ異国の言葉で怒られたり迫ってくるの怖すぎる…なに言われとるかもわからんしアメリカも悪いとこあるわ
3.事実は小説よりも奇なり的な三谷幸喜のコメディみたいなこんな作戦実行しちゃうのすごい脱出できるってわかってても最後の離陸のシーンはハラハラしてたまらなかったイラクを出たってきいてから、ハグしたり握手したりガッツポーズするのがなんかうるっときた面白い映画
4.最後の出国シーン、離陸までがすごく長く感じたー。実話を基にした映画って面白い?実際の人と映画のキャスト、めちゃ似てる。
5.イランに取り残された外交官救出作戦、それは映画制作ロケハンを目的としたクルーとして脱出させること。こんなバカげたような作戦が1980年、アメリカCIAによって実行された。緊迫感、不安や焦りなどの描写はとても丁寧で、よく伝わってくる。当事者になった気持ちになるほど。ラストは、安堵と喜びを共に分かち合い、歓喜の涙を共に流してしまうほど。さすが、オスカー作品賞。
原題/別名:Chicago
上映日 | 2003年04月19日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 113分 |
ジャンル | ドラマ、ミュージカル |
スコア | 3.7 |
監督 | ロブ・マーシャル |
脚本 | ビル・コンドン |
あらすじ
アカデミー作品賞を含む全6部門を受賞したロブ・マーシャル監督のミュージカル映画。1920年代のシカゴ、スターを夢見るロキシーは愛人殺しの罪で収監されるが、そこで憧れのスター・ヴェルマと出会う。
出演者
レネー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、リチャード・ギア、クイーン・ラティファ、ジョン・C・ライリー、テイ・ディグス、ルーシー・リュー、クリスティーン・バランスキー、コルム・フィオール、ドミニク・ウェスト、ジェイン・イーストウッド、チタ・リヴェラ、スーザン・マイズナー、マイア
感想・評価
1.記録✍️これも観たけど忘れたな〰️?映画館では見てない。
2.この世は全てショービジネス…(笑)笑いも悲しみも憎しみも超えて歌い飛ばせ…。シカゴでは一発の銃弾がスターを作る…「シカゴ」ブロードウェイ大ヒットミュージカルの映画化にしてアカデミー作品賞に輝く…コメディですね。コレは(笑)勿論素晴らしいミュージカルですが。冒頭、スピーディーなカット割で役者の顔を見せず、舞台の裏側が映し出され、チラッと写る銃。舞台にせり上がるディーヴァ。全く前知識無しで、このジャケットと出演者のイメージだけでバックステージモノにギャング系を交えた作品なのかなと見始めて…まぁビックリしました。確かにシカゴってミュージカルがあるのは知ってましたが…(笑)浮気から殺人を冒したロキシー。舞台を夢見た彼女は数日前に殺人を冒したスター、ヴェルマに拘置所で出会う。彼女が雇った弁護士ビリーを横取りし、裁判をステージに見立て、女優の如く、無罪を勝ち取るため、悲劇のヒロインを演じ始める…。心象風景が全部舞台のショーの様に演出される(スタジオの箱庭感アリアリですが…。)目新しい演出。通常のミュージカルはそのまま踊り歌い出しますが、通常シーンにカットバックでショーが差し込まれてきます。これは中々ミュージカル好きでも違和感だし、ミュージカル嫌いにはまぁ受付けないでしょうね…。ミュージカルは好きな方ですが慣れるまで時間がかかりました(^^) ただ…このミュージカル部分がピタリハマる明るくコメディ調の演出が段々癖になり、楽しくなってくる。シカゴ市民をたぶらかし、女殺人者が伸し上がる、更に女同士もマウントを取り合いますし、かなりエグい内容なんだけどあっけらかんとした明るさ、悪く言えばアホさ加減がある意味素敵で無敵(笑)頭は軽いがキュート過ぎる主人公ロキシーにレネー・ゼルウィガー。
かなり映画見てますが、この方の作品は恥ずかしながら初めて。モンローを思わせる白痴的な可愛さのある方ですね。役にハマってますよ。更に悪女ぜんとしたスターヴェルマにキャサリン・セダ・ジョーンズ。こちらはもう少し目立つかなと思ったのですが、意外に控え目。セクシーではあるもののゾロの方が素敵かな(^^)。マスコミ、市民を誑かす敏腕弁護士にリチャード・ギア。タップや歌、ダンスを器用にこなす流石大物ですが…僕の中ではイメージが違うかな…。かなりオーバーアクトで面白いんですが…。他ロキシーの旦那さん役の方、女看取役と演技派の個性が際立ち、確かに良い役者さんが揃ってますよね。ただ…物凄く好きかと言われれば、ミュージカルシーンがメインになるのでストーリーは然程ですし、?が付く所も上記したように自分には感じられ、好みが分かれる気がします。アカデミーを6部門も取ってしまった作品ですが、アメリカ人のミュージカル好き、ショービジネス好きが諸に出たのかなとは思いますね。ブロードウェイでバカ当たりした作品ですし、間違いなく一大エンターテインメントですから。#失われし20年を求めて#アカデミー作品賞!
3.特徴“この街では銃弾一発で有名になれる”収容所でスター街道をあがるミュージカル映画前情報とか何も知らずに、有名なミュージカル映画でしょ♪位の気持ちで再生したら冒頭から予想外すぎました。ストーリーが奇をてらっていて面白い!もちろんミュージカルとしてキャストの歌唱力と圧巻のパフォーマンス力が作品のクオリティをしっかり上げているから、視覚・聴覚的にも十分に楽しめます!舞台でのミュージカルを映画化した作品は、映像で表現できすぎて舞台の良さが消えてしまう事があれば、舞台に忠実すぎて可動域が少なく感じる事もしかり…なにかとうまくならない方が多いイメージですが、この作品は特にその辺のアラ?も気になりませんでした。ベースでしっかりと当時のシカゴの危険性を風刺しつつ、女って怒らせたら怖いんだなーと思う極端な展開と、歌とダンスたくさんで、いいもの観た感あり!最高!
4.終始ニヤつきが止まらないくらいカッコいい。ミュージカル映画が好きだからというのもあるけど、ヴェルマとロキシー2人ともセクシー且つ男前。そしてこの作品と合わせてブリジットジョーンズの日記を見てほしい!ロキシー役のレネーゼルウィガーの体型の変化に役者魂を勝手に感じて震えました(あんた誰目線や…)。ヴェルマとロキシー、どっち派!?
5.主演のレネー・ゼルウィガーよりも、「All that jazz」を歌ったキャサリン・ゼタ・ジョーンズがとにかくかっこよくて魅力的に見えた。ミュージカル作品は俳優のパワーありきだが、1920年代のシカゴを舞台にした華やかでスキャンダラスなストーリー、バーレスク音楽、ダンサー、衣装、全てが完璧で、始まった瞬間から最後まで最高のエンターテイメントだった。
原題/別名:Ford v. Ferrari
上映日 | 2020年01月10日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 153分 |
ジャンル | アクション、伝記 |
スコア | 4.1 |
監督 | ジェームズ・マンゴールド |
脚本 | ジェズ・バターワース、ジョン=ヘンリー・バターワース、ジェイソン・ケラー、ジェームズ・マンゴールド |
あらすじ
ル・マンでの勝利という、フォード・モーター社の使命を受けたカー・エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)。常勝チームのフェラーリに勝つためには、フェラーリを超える新しい車の開発、優秀なドライバーが必要だった。彼は、破天荒なイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。限られた資金・時間の中、シェルビーとマイルズは、力を合わせて立ちはだかる数々の乗り越え、いよいよ1966年のル・マン24時間耐久レースで長年絶対王者として君臨しているエンツォ・フェラーリ率いるフェラーリ社に挑戦することになる。
出演者
マット・デイモン、クリスチャン・ベイル、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ、ノア・ジュプ、ジョン・バーンサル、ジョシュ・ルーカス、レイ・マッキノン、JJ・フィールド、マリサ・ペトロロ
感想・評価
1.じゃれあって仲直りするところがブロマンス的にたまらん。クリスチャンベイルのキャラが最高
2.チキブンチキブン♪チキブンチキブン♪頭から離れない『Polk Salad Annie』。二大スター、マット・デイモンとクリスチャン・ベイルの男気溢れるバディレース映画。ル・マンで伝説となったケン・マイルズ役クリスチャン・ベイルが今回も神演技。本当に全映画別人になってくれるカメレオン俳優ですね。実力はあるが仕事に恵まれない男たちの雑草根性は日本人の大好物要素。彼らの成り上がる姿にグッとこない観客はいないでしょう。出会い、喧嘩、共闘、大逆転。ワクワク設定をこれでもかと詰め込んだ最強スカッとムービーです。フォード社という味方の中にも敵を作ることで俄然2人の「友情」が際立ち、美しさが強調される脚本が素晴らしい。ケンの家族がまた良いんだこれが。1番のファンが家族ってのは働く男にとって最大級の幸せでしょう。実話ならではのラストいきなり展開にえ?っとは思いますが、実際の人生ってそんな感じですよね。変に匂わせずあっけない演出が逆にお涙頂戴にし過ぎず良かったです。アカデミー賞ノミネートも納得の良作。「良い映画の条件」って思い出せるシーンがあるか否かだと思う今日この頃です。
3.敵と味方の配置が絶妙で(主人公側が必ずしも善人でないところも)(ナットをわざと落とすのやばくない?)、あの社長と副社長をいかにいなすかのサラリーマンパワーゲームあるあるというか、そういう繊細さもあってすごい映画だなとは思うけど、なにぶん本当に車に興味がわかず、私にレースものを観る資質が圧倒的に足りてない。
4.車全然知らないけどすんなりストーリーが入ってくる。前情報なしで楽しめる映画こそ本物と思う。映像が綺麗すぎてびっくりした。ゴール間際のシーンでカメラワークが引きになって、「スピードを落とした」って間接的に表現してるのは良いなと思った。
5.It’s a perfect lap.ものすごくしっかりとした映画だった物語も登場人物の描かれ方もとても丁寧で見終わるまであっという間クライマックスで流れる曲が絶妙なレトロ感で最高にかっこいい夕暮れ、滑走路で ケンがピーターに完璧なラップの話をするシーンがなんとも美しくて切なくて、あの場所に行きたくなる本当に本当に見てよかった見て数日経った今も胸にくるものがあるえーん
原題/別名:Mad Max: Fury Road
上映日 | 2015年06月20日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | アクション、アドベンチャー・冒険、SF |
スコア | 4.0 |
監督 | ジョージ・ミラー |
脚本 | ジョージ・ミラー |
あらすじ
石油も、そして水も尽きかけた世界。主人公は、愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官マックス(トム・ハーディ)。資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕われたマックスは、反逆を企てるジョーの右腕フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、配下の全身白塗りの男ニュークス(ニコラス・ホルト)と共に、ジョーに捕われた美女たちを引き連れ、自由への逃走を開始する。凄まじい追跡、炸裂するバトル……。絶体絶命のピンチを迎えた時、彼らの決死の反撃が始まる!
出演者
トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ゾーイ・クラヴィッツ、ニコラス・ホルト、ライリー・キーオ、ネイサン・ジョーンズ、ヒュー・キース・バーン、アンガス・サンプソン、メリッサ・ジャファー、リチャード・カーター、ジョン・ハワード、ジョイ・スミザース、ジェニファー・ヘイガン、アビー・リー・カーショウ、コートニー・イートン
感想・評価
1.世界観なんだこれなった笑 薬中の人考えた映画見たい ぶっとんでてすき
2.なぜかグランドシネマのBestiaでやってたので。公開当時は見逃したので初の劇場鑑賞。見るのは3、4回目なんだけどこんなにもアクションと世界観の構築が素晴らしいと何回みても飽きない。登場するキャラクターもいちいち頭に残るし、やはり名作はその映画にしかない独特の空気感、時間の流れがあるなと再確認。2010年代でトップレベルのアクションは今更言及するまでもないんだけど、頭から終わりまでずっとアクションを見せてるのに飽きさせない編集も凄い。
3.イメージ的にむさ苦しいというか、古臭そうというか、北斗の拳というか、、、と言う感じで見るのをずっと敬遠していた作品。。。なぜ劇場で観なかった……評価高いのは知っていたが、こんなにも面白い作品だとは……!!!ヴェノムのトム・ハーディにワイスピのシャーリーズ・セロンのほぼダブル主演。ニュークスが推しキャラになるとは最初の当たりじゃ全く思いませんでした!!!!!
4.水やガソリン、色々な資源がないのにも関わらず演奏係をつけて戦いにいくの草あとみんな車にしがみつく腕力すごい余計なこと考えながらでもスッと内容入ってくる映画私はだいぶ好き、かなり好きな映画だった
5. 見どころ・ヒャッハーな世界観 本編には世紀末のヒャッハー感が散りばめられている。例えばとにかく刺々しいバイクやトラック、火を吹くギター、白塗りスキンヘッドの軍団、輸血袋と呼ばれる人間などなど。世紀末感を思う存分味わわせてもらえました。・意外とグロくなくて見やすい 一応本編はR15指定で血が出たり人が大量死しますが直接的な描写(スプラッター映画のような)はあまりないので気持ち悪くなることはなかったです。そのおかげであくまでヒャッハーの感じを気分よく見ることが出来ました。
原題/別名:The Lord of the Rings: The Return of the King
上映日 | 2004年02月14日 |
製作国 | ニュージーランド、アメリカ |
上映時間 | 203分 |
ジャンル | アドベンチャー・冒険 |
スコア | 3.9 |
監督 | ピーター・ジャクソン |
脚本 | フランシス・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン |
原作 | J・R・R・トールキン |
出演者
イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン、ショーン・アスティン、リヴ・タイラー、ビリー・ボイド、ドミニク・モナハン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、ケイト・ブランシェット、バーナード・ヒル、ミランダ・オットー、カール・アーバン、デヴィッド・ウェナム、ジョン・ノーブル、ヒューゴ・ウィーヴィング、イアン・ホルム、ショーン・ビーン、アンディ・サーキス、マートン・ソーカス、クリストファー・リー
感想・評価
1.長い。第一部と第二部は非常に面白いが,第三部は失速感が否めない。第三部で唐突に出てくるキャラクターや設定が頭に入ってこない。特に緑の死者の軍勢や,ゴンドールの執政がファラミアを燃やそうとするくだりやピピンがなぜか執政に忠誠を誓うシーン,エンディングでフロドがエルフの国に向かうシーンなど,行間が足りず視聴者が置いてけぼりになる,という印象を受けた。良かった点としては,一度見捨てられたサムが戻ってきた所,セオデンが死ぬ所,レゴラスの大立ち回り。一番意味わからなかったところは,なぜかアラゴルンがエオウィンではなく,エルフと普通に結婚するところ。エオウィンが良かった。でも,繰り返しになるが,第一部と第二部は面白いので,結末が気になる人は,最後の1時間だけ見るのが良いのではないでしょうか。
2.4時間30分乗り切りました。サムのいつ何時もフロドを守り抜く友情に感動で涙した。サムの広い心と優しさが素敵すぎるやっぱりオーランドブルームしか勝たん。マンモス?象?の牙を滑りながら戦うシーンあんなん惚れんわけない
3.長かった❗でも凄く感動した❗ 特に小さなホピット達がみんなから最敬礼されるシーンに大感動した。視るのが大分遅かったけど、今年一番の映画でした。
4.三部作いよいよラスト!フロドが指輪の魔力に完全に負けてて、ゴラムとの争いの中、結果的にアクシデントで、指輪を滅びの山に葬ったのが納得いかなかった。一方、サムはいつ何時も熱い友情でフロドを守り抜く姿は素晴らしかった!アラゴルンがゴンドールの王として即位した戴冠式で、「礼を言うのは我らの方だ」とにこりと微笑んで、頭を下げるシーンがグッときた。三部作共通で大好き・我らのレゴラスは、安定の勇ましさそして格好良すぎる。個人的ハイライトは、マンモスの鼻を滑り降りながら敵を撃退するシーン、痺れる!にしても、レゴラス出番少なすぎやしないか?
5.ロードオブザリングは全作みたのでこっちでまとめて。。最初何が何だかわからなかったし話も長いしで、ハリーポッターとかGOTぐらい面白いって言ったの誰だよ!とおもいましたが結果的には名作を見れてよかったです。ゴラムのモノマネにはまりました
原題/別名:The Aviator
上映日 | 2005年03月26日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 169分 |
ジャンル | ドラマ、歴史、伝記 |
スコア | 3.4 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | ジョン・ローガン |
あらすじ
長身のハンサムな青年ハワード・ヒューズ(レオナルド・ディカプリオ)は、20歳を過ぎたばかり。ハリウッドへ単身飛び込み、父が遺した莫大な財産をすべて注ぎ込んで航空アクション映画の製作に着手する。戦闘機を買い集めて私設空軍を編成、危険な空中スタントも自らこなすという過去に例を見ないやり方で、1930年にトーキー映画「地獄の天使」を完成させる史上空前の成功をおさめ、一躍ハリウッド・セレブリティの仲間入りをする。まもなく、ハワードは、どこへ行ってもカメラのフラッシュに追いかけられる人気女優キャサリン・ヘップバーン(ケイト・ブランシェット)と恋に落ちる。ハワードは、自分の前では女優の仮面を脱ぎ捨て、無邪気な少女のような素顔を見せるキャサリンにたちまち惹かれていく。キャサリンもハワードの鋼のような強さの奥に隠された傷つきやすい心を知り、彼への愛を深めていく。「暗黒街の顔役」や「ならず者」などセンセーショナルな話題作を次々に世に送り出し、ハリウッドで頂点を極める一方で、世界最速の飛行機を作り出したいと飛行機会社を設立し、勇敢にも自ら操縦桿を握ってスピード記録を次々と更新、リンドバーグ以来、最もスキャンダラスな冒険飛行家として、注目を浴び、人生の絶頂期を謳歌するかに見えたハワードだったが、夢にのめりこみすぎた時、何かが狂い始める。最愛の人、キャサリンとの突然の別れ、ハリウッド一の美女エヴァ・ガードナー(ケイト・ベッキンセール)との出会い、大手航空会社TWAの買収、国際線を独占するライバル会社パンナムとの国をも巻き込んだ戦い、生死の境をさまよう大事故、、、波乱に満ちた運命の中で、数々の栄光を手にした男が、本当に求めたものとは?
出演者
レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、ケイト・ベッキンセイル、ジュード・ロウ、アレック・ボールドウィン、ジョン・C・ライリー、アラン・アルダ、イアン・ホルム、ダニー・ヒューストン、グウェン・ステファニー、アダム・スコット、マット・ロス、ケリ・ガーナー、ウィレム・デフォー、ケヴィン・オルーク、フランセス・コンロイ、ブレント・スピナー、スタンリー・デサンティス、エドワード・ハーマン、ケネス・ウェルシュ、エイミー・スローン、J・C・マッケンジー
感想・評価
1.ハワードヒューズの話。巨大な飛行機が持ち上がる静寂に息を呑める、真っ当な映画ではないか、スコセッシの中では一番好きかも
2.長い〜長すぎる〜特に何か起きるわけでもなく。でもなんか最後まで見ちゃう。そんな感じの映画。めっちゃ嫌な奴出てくるみたいな展開かと思ったらみんな普通に優しかった。笑何もかも手に入れてるように見えて実は誰よりも孤独だったんだろうな、、一つのことがずっと気になっちゃうのめちゃめちゃストレスだろうな
3.伝記映画の中だとかなり上位で好き批判的なコメントが散見されますけど、面白いっすこれ観たあと全てのグラス拭きたくなる
4.大富豪?ストーリーは大富豪ハワード・ヒューズの壮絶な人生を描いた作品でした。作品は航空機開発に生涯を捧げた男の話ですが、彼の人生は余りにも派手で豪快であるが故に一般人には到底理解できるものではありませんでした。また作品は実業家・映画製作者・飛行家・発明家など複数の顔を持つ男の半生を一本の作品で描こうとすること自体が無理があると感じました。約3時間にも及ぶ作品の中で彼の人生をかいつまんで描いていましたが、やはり長丁場ということもあり作品全体がダレていたのが残念でした。夢を諦めずに追い続けた彼の情熱や行動力は見習わなければならない点だと思いました。
5.『ギャング・オブ・ニューヨーク』に続いてスコセッシ作品参加のディカプリオ。アイドル的なセルフイメージから演技派へと転換していくターニングポイント(とはいえ、今思えば『タイタニック』での演技も大したものだと思うが…)的作品。若さ、華やかさ、美しさ、儚さにギラギラした野心と狂気じみた強迫観念を併せ持つ複雑な人物を体現。つくづくジェイ・ギャツビーはこの時期に演じておくべきだったなと思う。10年後のディカプリオはすでに貫禄がつきすぎていた。ちなみに主演男優賞でオスカーを譲ったのはジェイミー・フォックス(『Ray』)。演技面ではキャサリン・ヘプバーンを完コピしたケイト・ブランシェットに食われた感もある。顔は似てないのに、ヘプバーンにしか見える瞬間が何度もあった。ベッキンセール演じるエヴァ・ガードナーも魅力的なキャラクターだ。尿を注いだ牛乳瓶が並ぶショットはインパクト大だが、大はどうしていたのだろうか…。ヒューズが15歳の少女をオーディションする場面は、この映画がワインスタイン案件であることを考えると、なかなかグロテスク。
原題/別名:Dunkirk
上映日 | 2017年09月09日 |
製作国 | フランス、オランダ、アメリカ、イギリス |
上映時間 | 106分 |
ジャンル | 戦争、歴史 |
スコア | 3.8 |
監督 | クリストファー・ノーラン |
脚本 | クリストファー・ノーラン |
あらすじ
1940年、フランス北端の海辺の町ダンケルクに追いつめられた英仏40万の兵士たち。はるか海の彼方、共に生きて帰ると誓った3人。限られた時間で兵士たちを救い出すために、ドーバー海峡にいる全船舶を総動員した史上最大の撤退作戦が決行される。民間船をも含めた総勢900隻が自らの命も顧みず一斉にダンケルクに向かう中、ドイツ敵軍による陸海空3方向からの猛攻撃が押し寄せる。迫るタイムリミット、若者たちは生きて帰ることができるのか――。
出演者
フィン・ホワイトヘッド、ダミエン・ボナール、アナイリン・バーナード、リー・アームストロング、ジェームス・ブロアー、バリー・コーガン、マーク・ライランス、トム・グリン=カーニー、トム・ハーディ、ジャック・ロウデン、ルーク・トンプソン、ミッシェル・ビール、コンスタンティン・バルサン、ビリー・ホール、ミッキー・コリンズ、ボビー・ロックウッド、ウィル・アッテンボロー、ケネス・ブラナー、ジェームズ・ダーシー、マシュー・マーシュ、キリアン・マーフィ、アダム・ロング、ハリー・スタイルズ、ミランダ・ノラン、ブラッドリー・ホール、マイケル・ケイン、ケビン・ガスリー
感想・評価
1.確か映画館で観たけど全然覚えておらず新鮮な気持ちで鑑賞。最後らへんの戦闘機が浜辺をスーと飛ぶシーンが印象的だった。
2.ダンケルク救出作戦、恥ずかしながら今作品で初めて知った。爆撃機の音、銃声、冒頭から戦場にいるかのような没入感。台詞は少なく、兵士のバックグラウンドも全く語られないが、若き兵士たちの"故郷"に帰りたいという思いが強く伝わってきたのは表情、もしくは描写のおかげなのかな。これは本当に映画館で観るべき一本だと思った。
3.自宅で出せるものじゃない音、映画館で見るべきものだと始まって早々なんで見なかったんだろう、、が頭をめぐり、、次の作品出る時再上映するだろうから真っ先に見に行こうと誓いました自分に。いやこの映画100分くらいの長さなのが本当に狂う。
4.ダンケルクでの救助作戦の話。まぁつまんね。監督は社会派作品は向いてねぇわ。現実を描けるような作風じゃないわ。典型的な頭お花畑のイギリス人マンセーな悪いところしかない。音響だけかな。ジマー頼りの。調子に乗って、スピルバーグに対抗したのかもなぁ。監督コンプするならどうぞ、な映画。
5.これ実話なんや、すごいなあ。陸海空それぞれの視点が目まぐるしく変わるってだけでもむずかしいのに、各時間軸が全く違う、、これだからノーランは!!独特の切り取り方で戦争の1場面をそのまんま見せている感じなので、はっきりとしたストーリーはない。だからこそ、戦争のえぐさはめちゃくちゃ伝わってきた。エターナルズで好きになったバリー・睾丸が出てたけど、なんか思ってた役割と違った、くいなやん、。
原題/別名:Slumdog Millionaire
上映日 | 2009年04月18日 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.8 |
監督 | ダニー・ボイル |
脚本 | サイモン・ビューフォイ |
あらすじ
アカデミー賞8部門受賞。『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督作。インドのスラム街で育ったジャマール。無学なはずが世界的人気番組「クイズ$ミリオネア」で残り1問を残し全問正解。それには理由があり……。
出演者
デヴ・パテル、サウラブ・シュクラ、アニル・カプール、ラジェンドラナート・ズーチー、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピント、イルファン・カーン、アーユッシュ・マヘーシュ・ケーデカール、アズルディン・モハメド・イスマイル、ルビーナ・アリ
感想・評価
1.いい映画だった。1人のスラム街育ちの青年がクイズミリオネアに挑戦する姿が主軸のフラッシュバック型映画。ロマンス × 兄弟愛 × クイズ随分前に地上波で観た時エンディングのインドダンスがカットされてて騒がれたのを覚えてる笑単なる手に汗握るクイズ映画ではなく日本やアメリカとは比較にならない程のインドの格差社会が背景に描かれている。ストーリーはフィクションではあるけれど描かれている格差、貧困で劣悪なスラム街の生活環境はほぼノンフィクション。身寄りのない子供を集め、手や足を切られたり失明させられる子供達。身体的障害を持たされた子供達を利用し、同情で物乞いをさせるビジネスが成り立っている、というのを昔ドキュメンタリーを見たことがある。所謂 物乞いビジネス。この作品にもそういう描写があるけどあれは実際にあるビジネスだと知った上で観ると感じ方が変わる作品だと思う。子供時代の主人公/兄弟が終始裸足なのも印象的。これも現実のインドでの話、ゴミ漁りで暮らしている子供達は足の裏をガラスとかで何度も切り裂かれ、感染症で足を失ったり亡くなる子供が多いという事実もドキュメンタリーで見たことがある。だから彼らにとって履くものというのは服よりも大事なのだそう。この映画で子供達が靴を盗むシーンにはそんな背景がある。のかな?「どうやって生きるの?」「愛がある」これが個人的にかなり名言。主人公/ジャマールとラティカのこのロマンスも良かったけどそれ以上に兄弟愛が印象に残る映画だった。危険な電車の上でお互いの命綱のように手を握りながら眠るシーンが特に好き。インド映画をリスペクトしたノリノリ音楽と地上波でカットされたエンドロールでのダンスはマジで最高。笑なんか有名な本場のインド映画観てみたいなー。
2.懐かしい〜〜!最後のオチはなんかな〜ラストのインドダンスは最高!笑
3.最後の問題とライフラインの使い方、憎い!スラムの描写が過酷で、自分はなんて恵まれているんだろうと思い直した。アメリカ的なサクセスストーリーを予想してたけど、辛さの方が多い本作はいろいろ考えさせられて、よかった。インド映画ってほんとに踊るんだなぁと思ったけどイギリス映画なのか
4.一晩で大金が手に入る番組ミリオネアに、スラム出身の学もないはずの男が最終問題まで勝ち上がった話。メインテーマは「彼はなぜここまで答えられたのか?」そして「最後の問題は解けるのか?」。苦境の中、思いやりそして恋愛に真っ直ぐな主人公に感情移入せずにはいられないキャラ設定も◎。
5.「きっとうまくいく」と同様、期待してはいなかったけど、期待していなかったのを疑問に思う程面白かったです✨
原題/別名:The Bourne Ultimatum
上映日 | 2007年11月10日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 115分 |
ジャンル | アクション |
スコア | 3.8 |
監督 | ポール・グリーングラス |
脚本 | トニー・ギルロイ、スコット・Z・バーンズ、ジョージ・ノルフィ |
あらすじ
愛する女性マリーを殺され、未だ記憶も戻らぬままに孤独な闘いを続けていたジェイソン・ボーン。英国の大手新聞ガーディアンの記者ロスは、CIAの極秘計 画である“トレッドストーン”の進化系“ブラックブライアー”の手がかりを追っていた。CIAの内部告発も絡むこの記事を追い、ボーンはロスの前に姿を現 すがロスは公衆の面前で射殺されてしまう!CIA内部調査局長・ランディは、局内での不穏な動きを感じ、ボーンと接触を試みる。さらにボーン殺害を狙う ヒットマンは世界中で彼を待ち構えていた動き始めた巨大な闇、ボーンの闘いはさらに激しさを増す!!
出演者
マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、デヴィッド・ストラザーン、スコット・グレン、パディ・コンシダイン、エドガー・ラミレス、ジョーイ・アンサー、コリン・スティントン、アルバート・フィニー、ジョーン・アレン、トム・ギャロップ、コーリイ・ジョンソン、ダニエル・ブリュール
感想・評価
1.スプレマシーと同様にすぐの繋がり!しかし、前回からこう繋がってたのかとちょっと驚きがある。好きなシリーズなので面白かった。
2.ストーリーの展開が全シリーズ一緒だ〜。新しさがないな〜相変わらずカーチェイスはすごい最後のニヤニヤ顔は見れてよかった
3.3作目も面白かった。ボーンシリーズは展開がスピーディで飽きさせないのが好き。カーアクションは相変わらず凄いし今回はバイクでも魅せてくれた。車ってあんなにボコボコぶつけて破損しても結構走るんだな~と感心する。記憶が戻って決着がついた感があるけど、あと2作がどんな展開になるのか楽しみ。
4.車の壊れ方エグくてわらっちゃったシリーズ通してだんだん面白くなってる
5.めちゃくちゃ面白かった。2の完全に続きから始まって、終始緊張感がある。ボーンの圧倒的手際の良さ、不死身さ。記憶を取り戻し人間味が増してもくどくない。殺さずの精神もブレず。ボーンシリーズは、全体的にめちゃくちゃあっさりしてて、かつ、登場人物全員がちゃんと各々の思惑に基づいて動いてるって感じられるのがすごいと思う。さらにパメラとニッキーの存在。2人とも多くを語らず信念に基づいて協力してくれる感じがたまらねぇパメラに至っては、自分の中でヒロイン史上最強ヒロインかもしれない。有能すぎるし、かっこよすぎる。ニッキーのなんかふてぶてしい顔好き。ラストの笑顔も、ニチャァ…ッって感じでめっちゃ好き。車は壊すもの。アクションシーン含め、凡人から見たら何が起きてんの…?何で死なないの…?って感じで、本当に最高だな。何度もみたいな〜ボーン3作シリーズは総じてよかったですスピンオフもこれからみますニッキーの活躍に期待…!
原題/別名:Bohemian Rhapsody
上映日 | 2018年11月09日 |
製作国 | アメリカ、イギリス |
上映時間 | 135分 |
ジャンル | ドラマ、音楽 |
スコア | 4.2 |
監督 | ブライアン・シンガー、デクスター・フレッチャー |
脚本 | アンソニー・マクカーテン |
あらすじ
世界待望!伝説のバンド<クイーン>のフレディ・マーキュリーの華やかな成功と波乱万丈の人生を描く。クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を務め、32もの不朽の名曲が主としてフレディの歌声で甦り、心臓に鳥肌がたつほどの感動を呼び起こす。11月、悩める者、弱き者に捧げる、ミュージック・エンターテイメント開幕!
出演者
ラミ・マレック、ジョセフ・マッゼロ、エイダン・ギレン、ベン・ハーディ、ルーシー・ボイントン、トム・ホランダー、アレン・リーチ、グウィリム・リー、アーロン・マカスカー、ミッチェル・ダンカン、エース・バッティ、マックス・ベネット、マイク・マイヤーズ
感想・評価
1.世代ではないのでQUEENへの知識は楽曲のみ。メンバーはもちろんマーキュリーの生涯もまったく知らない無知状態で見たのでなんとも切ない最後でした‥。(フィクション多々あるらしいが)最近よくHIV関連の映画を見ていたので、まさかこんな偉大な人も犠牲になっていたとは。
2.公開当時、なんの情報もないまま母に連れられて鑑賞。ライブにいるような臨場感に圧倒された。そういえば、保育園の頃先生がマイケルとかクイーン好きでよく聴いていたな〜っと思い出し。私はマイケル派になったけど。I was born to love youが好きかな、言われたい言葉ランキング上位3位。
3.記録用Queenは私の世代ではなかったけれども、両親が洋楽好きで聴いてたから、昔から馴染みのある曲ではあった。それでも彼やグループについて知ってることといえば、フレディ・マーキュリーはもう亡くなっていて、それはエイズだったぐらいの情報。今回映画館で初めてこの映画を観た時の衝撃を忘れられない。そして映画館で観て良かったと心から思える作品でもあった。フレディの生き様やQueenとしての人生に涙なしでは見られなかった。ライブエイドのシーンは以前特に何も知らない時に両親から見せてもらったことがあった。その時と変わらない映像。ラミ・マレックではなく、そこにはフレディ・マーキュリーがいた。久しぶりにDVDも購入した作品。もう一度映画館で観たい。
4.世界を席巻した伝説のロックバンドQueen特にそのヴォーカル「フレディマーキュリー」の人生へ焦点を当てた作品。涙なしで見終われませんでした?本作の良かったところをあげればキリがありませんが、何より歌唱シーンが本物のライブのような臨場感があり映画館ということを忘れてリズムに乗ってしまいそうなほど。映画館で見たとき、IMAXで良かったと思いました。IMAXで見てこその臨場感、迫力!忘れられません!さて、そんな中で「Queen」の映画と見られがちではありますが「フレディマーキュリー」の映画だと言うことを強く感じました。彼の孤独、葛藤。それが故にとってしまった行動。辛いことを抱えつつも彼の「音楽に対する意志」と言うものがより強く、印象的に脳内に焼きつけられました。「善き思い、善き言葉、善き行い」これを求められ続けたフレディ。青年期は反抗的だった彼が大人になってどのような考えに変わるのか。なぜ当時は奇抜にも程があり、世の中からの受け入れが厳しかったQueenが伝説とまでもなり得たのか。フレディが病気により亡くなる直前、最後の曲として彼自身が書いた曲”Show Must Go On”は彼の音楽に対する(何があってもショーは続ける)情熱、意志が滲み出ている名曲です。本編後半20分ほどのライブが終わり、本編が幕を閉じるとき、エンドクレジットでこの曲が流れ涙。この曲で映画を終わらせてくれてありがとう?素晴らしい映画をありがとう?と言う気持ちでいっぱいになりました。ここまで素晴らしい映画に出会えたことに感謝しています。今の世の中に響いて欲しい作品です!「善き思い、善き言葉、善き行い」「Show Must Go On」
5.映画館で見るべきだったーーラスト15分は圧巻。あとドラムのロジャーテイラーがイケメン。
原題/別名:The Girl with the Dragon Tattoo
上映日 | 2012年02月10日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 158分 |
ジャンル | ミステリー、クライム |
スコア | 3.8 |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
脚本 | スティーヴン・ザイリアン |
あらすじ
スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら名誉棄損裁判で敗訴したミカエルは意気消沈の日々を送っていた。ある日、彼のもとにスェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人から家族史編纂の依頼が舞い込む。実はヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。ヴァンゲルはハリエットが一族の誰かに殺害されたと信じていた。40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さず消えた少女。成功の陰に隠された一族の血塗られた過去に気づくものの手がかりの掴めないミカエルは、一族の弁護士から天才的な資料収集能力の持ち主であるとして、ある人物を紹介される。リスベットという名の、顔色が悪く、拒食症患者のように、がりがりに痩せた女。この小柄な女の肩口から背中にかけて、龍の刺青(ドラゴン・タトゥー/ルビ)が異彩を放っていた。意外なことに彼女はこの事件に異様な関心を示す。そして彼女はハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだった…。
出演者
ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ、クリストファー・プラマー、スティーヴン・バーコフ、ステラン・スカルスガルド、ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン、ベンクトゥ・カールソン、ロビン・ライト、ゴラン・ヴィシュニック、ジェラルディン・ジェームズ、ジョエリー・リチャードソン、インガ・ランドグレー、ペル・ミルバーリ、マッツ・アンデション、イーヴァ・フリショフソン、ドナルド・サンプター、エロディ・ユン、ヨセフィン・アスプルンド、エンベス・デイヴィッツ、ウルフ・フリベリ、ジュリアン・サンズ、マーティン・ジャーヴィス、アーリー・ジョヴァー、アラン・デイル、ジョエル・キナマン
感想・評価
1.最初は本当に大変。。ヴァンゲル家の人分からんかった。でも、ストーリーは本当に面白い。どんどん真相が知りたくてのめり込んでた。あとは、サスペンス映画だけど、女性に対する性被害、社会的マイノリティなどの色んな描写が描かれていた。もう一回見ればもっと楽しめるかも!
2.前振りがだいぶ長いロマンス作品。ミステリーとして観てしまうと冗長。特に序盤の関係者の名前が出てくるところはややこしい。「ナイヴズ・アウト」の事情聴取シーンは整理されてて良くできていたなあと感じる。ハッピーセットを食べるような無垢な女の子の切ない成長の話。
3.「死ぬまでに観たい映画1001本」672+43本目この手の映画にありがちで、ストーリーを捻りすぎて話が途中で良くわからなくなる。でも十分面白い。スエーデンの景色も最高。
4.話自体は最高に面白いのだけれど、前半の登場人物紹介が長い張り巡らされた伏線が回収されていき謎が解けていくのはとても心地よい
5.ラストが切ないけどそりゃそうなるよなって納得の終わり方だったこの映画のダニエルクレイグのタバコの吸い方美味しそうで好き
原題/別名:Gravity
上映日 | 2013年12月13日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 91分 |
ジャンル | ドラマ、アドベンチャー・冒険、SF、スリラー |
スコア | 3.6 |
監督 | アルフォンソ・キュアロン |
脚本 | アルフォンソ・キュアロン、ホナス・キュアロン、ロドリゴ・ガルシア |
あらすじ
地球から60万メートル上空。スペースシャトルでのミッション遂行中、突発的事故により、無重力空間(ゼロ・グラビティー)に放り投げ出されたふたりの宇宙飛行士。ふたりをつなぐのはたった1本のロープ。残った酸素はあと僅か!真っ暗な宇宙空間の究極的な状況の中、果たしてふたりは無事、地球に生還することができるのか…!
出演者
ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロック、エド・ハリス、Orto Ignatiussen、ファルダット・シャーマ、エイミー・ワーレン、バッシャー・サヴェージ
感想・評価
1.Apexのホライゾンって絶対ゼロ・グラビティが影響されとるよなあ。
2.・宇宙の描写が非常に美しい。静寂も相まって恐ろしい美しさ。・話自体はコンパクトにまとまってるけど、いかんせん登場人物が実質2人で、基本静かだから地味であんまり面白くない。。映画館で見るならこれは映像体験として楽しめるかもしれないが。
3.宇宙遊泳を落ち着いて楽しめるジョージクルーニーの精神力が欲しい。
4.宇宙の恐怖と美しさを感じる映画ストーリーが90分にまとまっていて無駄がない。観客はのライアン極限状態を追体験することとなり息が詰まるような感覚になる。今作はテレビで鑑賞するものではないと感じた。IMAXや4DXといったハイグレードなシアターで真価が発揮されると思う。
5.宇宙のパニック映画ってこっちまで息止まるヒヤヒヤ感。カメラの技術とか音響凄くて、世界観に入り込めた。でも2度目はないかなps.エーペックスやってる人なら分かると思うけど、ホライゾンそっくりやった
原題/別名:The Departed
上映日 | 2007年01月20日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 152分 |
ジャンル | サスペンス、アクション、クライム |
スコア | 3.8 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | ウィリアム・モナハン |
出演者
レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ、マーティン・シーン、レイ・ウィンストン、ベラ・ファーミガ、アレック・ボールドウィン、アンソニー・アンダーソン、ケヴィン・コリガン、ジェームズ・バッジ・デール、デヴィッド・オハラ、マーク・ロルストン、ロバート・ウォールバーグ、クリステン・ダルトン、J・C・マッケンジー
感想・評価
1.最後までハラハラした。まさかの最後。鼠掃除は楽じゃない。ジャックニコルソンは本当に悪が似合う
2.香港版も日本版も見たけど全然印象に残らないからストーリーの問題かな…
3.ストーリーはそれなりに面白いんだけど、ここがいいっていう部分がなくて、印象に残らない
4.気になってたから観ましたシャッターアイランドと同じ監督さんだったのかあ、、胸糞な予感はしてたけどんん!胸糞ってわけでもないけどハッピーエンド大好き人からしたらこうなっちゃう!でもなんとなく、正義がマット・デイモンで悪がディカプリオ的な先入観あったから、途中から逆だって分かってからめっちゃくちゃワクワクしたディカプリオ救われなさすぎて泣ける赤ちゃんがディカプリオの子だったらいいなあ、あとキャスト豪華
5.こんな豪華なキャストで面白くないわけないよね。安定のスコセッシ監督。ベラの色気も良かった!
原題/別名:Black Hawk Down
上映日 | 2002年03月30日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 145分 |
ジャンル | アクション |
スコア | 3.8 |
監督 | リドリー・スコット |
脚本 | ケン・ノーラン、スティーヴン・ザイリアン |
あらすじ
1993年10月3日。東アフリカに位置するソマリアの首都モガディシオに、100名の米軍特殊部隊の兵士たちが舞い降りた。彼らの任務は独裁者アイディート将軍の副官2名を捕らえること。当初、作戦は1時間足らずで終了するはずだった。しかし、2機の最新鋭ブラックホーク・ヘリが撃墜されたことから、兵士たちの運命は一変する。仲間の救出にあたる彼らは、想像を絶する地獄絵図の真っ只中に取り残されることになった・・・。
出演者
ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、トム・サイズモア、サム・シェパード、エリック・バナ、ジェイソン・アイザックス、ジョニー・ストロング、ウィリアム・フィクナー、ロン・エルダード、ジェレミー・ピヴェン、ヒュー・ダンシー、ユエン・ブレムナー、ガブリエル・カソーズ、キム・コーツ、ジェリコ・イヴァネク、グレン・モーシャワー、ブレンダン・セクストン三世、リチャード・タイソン、トム・ハーディ、ブライアン・ヴァン・ホルト、ニコライ・コスター=ワルドウ、スティーヴン・フォード、オーランド・ブルーム、トム・グイリー、エンリケ・ムルシアーノ、ラザーク・アドティ、カーマイン・ジョヴィナッツォ、ジョージ・ハリス、グレゴリー・スポーレダー、ヨアン・グリフィズ、チャーリー・ホフハイマー、クリス・ビーテム
感想・評価
1.♡2021年139本目♡久しぶりの戦争映画。やっぱりこれぞ”映画”って感じのスケール。リアルを追求した作品なのかなと感じた。145分の映画的にはやや長い時間をひたすら現場にいる気分にさせる。際立った主人公やストーリーというよりも、とにかく混乱が続く。1993年ソマリア内戦にアメリカ兵士が介入。予想をはるかに上回る泥沼な戦いを題材にしている。兵力に圧倒的な差があるにも関わらず大苦戦するアメリカ兵たち。なんでこの内戦が起きてるのかとか、背景はあまり描かれていなかったから、なんでこの内線が起きて、なんでアメリカ兵が介入したのか。そこが知りたいと思った。
2.戦闘シーンだらけ無理やりいい話にしようとしないのがいいユアンマクレガー若い
3.戦争関連の作品の取り扱いは難しく、一面性な描き方や英雄譚と捉えかねない作りになってしまう中、本作もその一つに入ってしまっただろう。そこを追及するのは野暮なので本作ならではの魅力はリドリー・スコットが銃撃戦であろう。史実に基づいているので台詞がクサいのは引っかかってしまうが米兵の混乱と無常さはよく描けている。
4.10年前に初めて視聴して以来、2回目の視聴。しかし約2時間の3/4が戦闘シーン。こんなに戦闘のボリュームが大きい映画も珍しいのではないか。「面白い」と安易にいえないほど、凄惨な描写と重た過ぎる現実に圧倒される。ローンサバイバーやアメリカンスナイパーなど、勇敢な米軍兵士を描いた名作はたくさんあるが、その中でも出色の作品。悲劇的な描写だけでなく、デルタの超絶的な戦闘能力の描写に溜飲を下げる瞬間もあり、エンターテイメントとして飽きさせない。しかし、ソマリア民兵も自らの大義があったであろうことを同時に想像し、またなんとも複雑な気持ちになる。この悲惨な勝利を経てクリントン大統領は地上戦に軍隊を派遣することをためらうようになったという。そして現代、米国は世界の警察であることを放棄して久しい。つい先日のアフガニスタン撤退も記憶に新しい。この作品を見ると必然的な帰結のようにも感じる。四半世紀以上の時を経て、改めて歴史的な転換点を感じられる作品。
5.告知でよく『2時間ノンストップ・アクション』って表現があるけれど、本作はまさにその通り。「ダイハード」だって休戦パートを挟んで緩急つけるのに。2時間バトりっ放し、感傷パートも最小限で暴れ続けるリドリー・スコットはやっぱり骨太(°▽°)戦闘BGMがアフリカンなのもいい。
原題/別名:The Hurt Locker
上映日 | 2010年03月06日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 131分 |
ジャンル | ドラマ、戦争 |
スコア | 3.6 |
監督 | キャスリン・ビグロー |
脚本 | マーク・ボール |
あらすじ
2004年夏。イラク、バグダッド郊外。アメリカ軍の爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中でも最も死を身近に感じながら爆弾の処理を行うスペシャリストたち。殉職した隊員の代わりに新しく中隊のリーダーに就任したウィリアム・ジェームズ二等軍曹は、基本的な安全対策も行なわず、まるで死に対する恐れが全くないかの様に振舞う。補佐に付くJ.T.サンボーン軍曹とオーウェン・エルドリッジ技術兵は、いつ死ぬかもしれない緊張感、特に一瞬の判断のミスが死に直結する爆発物処理の任務の中で、徐々にジェームズへの不安を募らせていく
出演者
ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モース、エヴァンジェリン・リリー、クリスチャン・カマルゴ
感想・評価
1.息詰まる。イラクに行くと言う事。ワイヤーを手繰り寄せた時の無数の爆弾。カギの掛かった爆弾。必ずしも処理が成功するとは限らない。人の良さそうな軍医は基地から出てはいけなかったのだ。突然の狙撃戦もすごい緊張感だった。こちらの対応力もさる事ながら敵の能力も相当高い。だが生き残るには仕留めるしかない。終わりの来ない狙撃戦。危険が常に隣り合わせ。そこが感覚を麻痺させてしまう。戦争は麻薬。ここからきているのだろう。ブラボー中隊は任期をまっとうできるのか。任期満了が終了とは限らない。戦争は麻薬なのだから。
2.女性監督とは思えない緊迫感。終始チラチラする埃や塵、どこからか銃声が聞こえてきたり、余計な音楽など入れないから、ひたすらに乾いていると印象が強く残る。この後も『ゼロダークサーティ』も同様。内容が淡々とドライに過ぎていく。ただひたすら現実をシニカルかつドライに。『ノーカントリー』を思い出した。
3.本当に戦場にいるかのような緊迫感。爆弾解体班のお仕事映画でありキャスリン・ビグローの手腕が遺憾無く発揮された最高の現代戦争映画の一本。終わり方も良い。
4.なんだか相当重要なシーンを見過ごしたようで悔しいが良かった平原で見えない敵に狙われるっていうシチュエーションに弱い
5.途中で飽きてしまった。ドキュメンタリー風合わないのかもなー
原題/別名:Whiplash
上映日 | 2015年04月17日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 106分 |
ジャンル | ドラマ、音楽 |
スコア | 4.0 |
監督 | デイミアン・チャゼル |
脚本 | デイミアン・チャゼル |
あらすじ
世界的ジャズ・ドラマ―を目指し、名門音楽学校に入学したアンドリューを待っていたのは、伝説の鬼教師。常人に理解できない完璧を求め、浴びせられる容赦ない罵声。やがてレッスンは狂気を帯び、加速の一途を辿る―。
出演者
マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、ポール・ライザー、メリッサ・ブノワ、オースティン・ストウェル、ネイト・ラング、クリス・マルケイ、デイモン・ガプトン、スアンヌ・スポーク、マックス・カッシュ、エイプリル・グレイス、ジェイソン・ブレア、コフィ・シリボエ、カヴィタ・パティル、C.J. Vana
感想・評価
1.パワハラ講師が胸くそ悪くてちょっと辛かったけど、jazzってめちゃくちゃにカッコいいなと思った。ラストシーン鳥肌。
2.狂気に満ちた映画だった!ラストシーンで魂揺さぶられた!でも中学の厳しかった部活動を思い出して胃が痛くなりました
3.この映画好きな人多いみたいだけど、私は苦手でした。パワハラ指導が見てて辛すぎて、何回かに分けてやっと全部観れた。
4.気になってはいたが、なんだかなかなか観られなかった一作。父と映画を観に行くような好青年のニーマンが、鬼のような指導をするフレッチャーと出会い、人生が変貌していく。原題がムチ打ちであるがごとく、アメとムチのムチしかない状態。必死に努力するニーマンだったが、完全に精神をやられるわ、交通事故に遭うわ、そのままステージに立つわで、大挫折する。改心したフレッチャーからバンドに誘われ、コンサートに出るもそれは罠。再度フレッチャーに貶められるも、自身の実力をその場で自ら開花させていく。個人的には終わり方が爽快で最高。何よりも言えるのはメリッサブノワ可愛すぎる
5.最後の演奏が良い。最後の、常人にはわけわからん世界でコミュニケーションを取ってる感が良い。フレッチャーとアンドリューの表情が終始最高。数回見たけど、初めて見た時の緊迫感が凄まじく、あれをもう一度体験したい!
原題/別名:Crash
上映日 | 2006年02月11日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 112分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.8 |
監督 | ポール・ハギス |
脚本 | ポール・ハギス、ロバート・モレスコ |
出演者
サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ジェニファー・エスポジート、ウィリアム・フィクナー、ブレンダン・フレイザー、テレンス・ハワード、リュダクリス、タンディ・ニュートン、ライアン・フィリップ、ラレンズ・テイト、ノーナ・ゲイ、マイケル・ペーニャ、ロレッタ・デヴァイン、ショーン・トーブ、ビヴァリー・トッド、キース・デヴィッド、バハー・スーメク、トニー・ダンザ、カリーナ・アロヤヴ、ダニエル・デイ・キム、ビリー・ガロ、グレッグ・ジョン・パイク
感想・評価
1.もうずいぶん昔に観たきりで、細やかなストーリーや映像の1つ1つは忘れてしまったのですが、それが差別であれ憎しみであれ、いわゆるレイシズム(racism, 差別的な人種主義)をモチーフとして描いた数多くの作品のなかでも、これほどまでに痛切で普遍的な力をもった映画はほとんどないように思います。フョードル・ドストエフスキー(1821-1881年)による『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』などの主要作品は、いずれも「ポリフォニック(多声的)」と評されており、その多様な人物造形が立体的な群像として立ち上げられる作品性から「総合小説」と呼ばれることもあります。一般的に差別などをモチーフやテーマとする際には、差別者/被差別者という2元的な構図として描かれることが多いはずですが、この『クラッシュ』の優れた点は多元的に絡み合う群像として描かれていることにありますし、ドストエフスキーのポリフォニック(多声的)な作品性にも通じる力が宿っています。
映画の構成としてはアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督による『アモーレス・ペロス』(2000年)によく似ており、ある1つの交通事故を起点(実際には終点)に、オムニバスとして描かれる登場人物の人生が悲劇的に絡みあっていくことになります。着想はもしかすると同作から得たものかもしれませんが、群像劇としての力は圧倒的に本作のほうが優れているように僕には思えます。僕たちが何かに捉えられたり、何かから逃れたいと願うときにも、実際には2元論的な構図のうちにではなく、本作に描かれるような因果応報の連鎖のなかでそうなっていることがほとんどのように思います。映画は多民族国家としてのアメリカならではの現象として具体的に描いていますが、ここに描かれる風景が普遍的な力を持ち得ているのは、国籍や境遇を超えて僕たち1人1人が直面することになる、因習や憎しみや偏見や愛などの様々な思いが高い象徴度で織り込まれているからだろうと思います。ドン・チードルの演じる黒人刑事が呆然と立ちすくむ姿は、誰しもが自身の心のうちに見たことのあるものでしょうし、また見たことがなければいつか必ず見ることになるもののはずです。
2.crash映画で見る「繋がる」ことは良い印象しかなかったけど、こんな残酷な繋がりもあるんだよな〜て思った。女の子のdadyへの慰め方が本当に?あんなに銃の音に怖がってのにあの時はdadyを守ることしか考えてなかった?若い警察の人、本当にどうしようもないくらい戻りたかっただろうな。絶対ハッピーエンドで過ごせたのに。
3.苦しすぎる、もう一度観てと言われても観れないかもでもこれが現実なのかな当たり前に感謝した
4.ある衝突事故の被害者 加害者 見物人 多角的に物語が入れ替わる1つの事象にここまでストーリーがあるのかめっちゃおもろい昔見たからあんま覚えてないんだけどね
5.『LOOK LOOKこんにちは』12人目今回はアキラナウェイさんのとこにお邪魔しました✨これはもうかなり考えられている作品✨いろんなストーリーが、交錯し合い、比例し、反比例し、良いことが悪く、悪きことが良く、ただ、芯はちゃんと通ってる感じ✨複雑やったから、理解できてないとこあるけど、何回も観る作品やから、将来の楽しみが出来た‼️大きなテーマは、やはり有色人種差別。明らかにおかしすぎる黒人差別の白人男。白人以外は信用出来ない、白人女。だからこそ卑屈になり犯罪に走る黒人男。差別をしない黒人男。いろんな人が、人の人生に関わっていく。丁寧に、逆に土足で。アメリカの永遠のテーマを作品にした感じ。無くならない差別。今はねー、逆に白人でごめんなさいって言う、そういう部類の人も出てきたんやてーあと、黒人優遇。黒人枠っていうのかなー、そんなん作るから、余計に無くならないねん。今回の1番響いたところは、やはりあそこよねー、鍵屋さんのくだり。マントのとこ、ジーンとしたし、背中のとこ、心臓止まりそうになった?近い将来、必ずまた観ます✨もっと理解深めたい‼️アキラナウェイさん、ありがとうございました?✨
原題/別名:The Social Network
上映日 | 2011年01月15日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
脚本 | アーロン・ソーキン |
あらすじ
Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグの葛藤を描く、『セブン』 のデヴィッド・フィンチャー監督作。ハーバード大学に通うマークは女の子に振られたことが発端でSNSを作る。それが巨大サイトへ成長し……。
出演者
ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、アーミー・ハマー、マックス・ミンゲラ、ブレンダ・ソング、ルーニー・マーラ、ジョセフ・マッゼロ、ジョン・ゲッツ、ラシダ・ジョーンズ、バリー・リヴィングストン、ダグラス・アーバンスキー、アーロン・ソーキン、ウォレス・ランガム、スコット・ローレンス、パトリック・メイペル、デニス・グレイスン、デヴィッド・シェルビー、スティーブ・サイレス、インガー・テューダー、ジェームズ・シャンクリン、ジョン・ヘイドン、ブライアン・バーター、ブレット・リー、ヴィクター・Z・アイザック、マーク・ソウル、マレス・ジョー、エマ・フィッツパトリック、マルセラ・レンツ=ポープ、ダコタ・ジョンソン
感想・評価
1.アイゼンバーグはこういう役似合う。憎たらしいけど天才で人と違うから嫌えない感じがよく出てると思う。こういう人たちって先天的に頭がいいのだろうか。それとも教育がよかったんだろうか。どちらもない自分にFacebookは創れないみたいです。
2.fb inst ザッカーバーグ エドゥアルド ピーターティール ショーンパーカー
3.社会学の課題で見たので、心理学のバランス理論や社会関係資本といった視点を意識してみた。同じ大学生の年代におけるビジネスにおけるもどかしさや友人とビジネスパートナーの境の難しさだったりがよく見えた。Facebookの成り立ちも意外と創造的ではなくて驚いた。
4.いやはや、マークはなかなかの性格の悪さで、こんなことがきっかけでFacebookが出来たとは思わなかった。しかも持って生まれた家柄やそのポテンシャルへのコンプレックスが強くて、バカにしているように見せつつも、そういう人間たちから別の手段でマウントを取るようなハングリー精神がお見事。偏見や差別主義者なのか?と思う場面もあって、賢くてもコミュ障というか、やはりどこか欠けているなと感じた。アイデアマンではあるけど、金稼ぎに向いていないのはこの手のタイプの人間。そもそも儲けたくてやっているわけではないにせよ、十中八九そういうケースの場合周りに金の匂いを嗅ぎつけた悪いヤツが近づいてくるので、断ち切れたようで良かった。その代わり、かつて友人だった人間は友人ではなくビジネスパートナーという割り切った関係になってしまったのかな?と思うとお金があっても悲しい末路。今や内部告発や社名まで変わったり色々なことがまだFacebookでは起こっているけど、マークの性格とか考えると色々ありそうだなぁと察してしまう。賢い人は、色々な意味で本当に紙一重。
5.エデュアルドが不憫すぎて途中見てられなかった。でもこうやって脚色されててもこんなことが実際に起こったのかあ、ってしみじみ思っちゃう。テンポもいいしサクサク進むから面白かった。なによりジェシーアイゼンバーグの早口が癖になる。
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