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アカデミー賞 音響編集賞 受賞作品。これまでにジェームズ・マンゴールド監督のフォードvsフェラーリや、ラミ・マレックが出演するボヘミアン・ラプソディ、ダンケルクなどが受賞しています。
原題/別名:The Hurt Locker
上映日 | 2010年03月06日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 131分 |
ジャンル | ドラマ、戦争 |
スコア | 3.6 |
監督 | キャスリン・ビグロー |
脚本 | マーク・ボール |
あらすじ
2004年夏。イラク、バグダッド郊外。アメリカ軍の爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中でも最も死を身近に感じながら爆弾の処理を行うスペシャリストたち。殉職した隊員の代わりに新しく中隊のリーダーに就任したウィリアム・ジェームズ二等軍曹は、基本的な安全対策も行なわず、まるで死に対する恐れが全くないかの様に振舞う。補佐に付くJ.T.サンボーン軍曹とオーウェン・エルドリッジ技術兵は、いつ死ぬかもしれない緊張感、特に一瞬の判断のミスが死に直結する爆発物処理の任務の中で、徐々にジェームズへの不安を募らせていく
出演者
ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モース、エヴァンジェリン・リリー、クリスチャン・カマルゴ
感想・評価
1.低予算の作品ながらアカデミー賞を総なめにした、ジェレミー・レナーの出世作。イラクで爆弾処理をするという、まさに死と隣り合わせの日々を過ごす主人公たち。仲間が巻き込まれ、目の前で人が死ぬ光景を見続けなければいけない彼らの精神状態を思うと苦しい。ジェレミー演じる破天荒なジェームズ軍曹。最初は恐怖を感じないただのイカれた人かと思ってたけど、後半の嗚咽を漏らすシーンで、ちゃんと感情のある1人の人間なんだと分かってグッときた。ジェレミーのお芝居が胸を打つ…とんでもないプレッシャーと何度も死の危険に遭っても、また戦場に戻っていくジェームズ軍曹。辛くて苦しいけど、平和な世界に戻るとあのスリルを求めてしまう…まさに「戦争とは麻薬」なのかなぁ。戦争ドキュメンタリーを観ているような、とんでもない緊迫感に冷や汗と涙がでる作品。
2.息詰まる。イラクに行くと言う事。ワイヤーを手繰り寄せた時の無数の爆弾。カギの掛かった爆弾。必ずしも処理が成功するとは限らない。人の良さそうな軍医は基地から出てはいけなかったのだ。突然の狙撃戦もすごい緊張感だった。こちらの対応力もさる事ながら敵の能力も相当高い。だが生き残るには仕留めるしかない。終わりの来ない狙撃戦。危険が常に隣り合わせ。そこが感覚を麻痺させてしまう。戦争は麻薬。ここからきているのだろう。ブラボー中隊は任期をまっとうできるのか。任期満了が終了とは限らない。戦争は麻薬なのだから。
3.女性監督とは思えない緊迫感。終始チラチラする埃や塵、どこからか銃声が聞こえてきたり、余計な音楽など入れないから、ひたすらに乾いていると印象が強く残る。この後も『ゼロダークサーティ』も同様。内容が淡々とドライに過ぎていく。ただひたすら現実をシニカルかつドライに。『ノーカントリー』を思い出した。
4.本当に戦場にいるかのような緊迫感。爆弾解体班のお仕事映画でありキャスリン・ビグローの手腕が遺憾無く発揮された最高の現代戦争映画の一本。終わり方も良い。
5.なんだか相当重要なシーンを見過ごしたようで悔しいが良かった平原で見えない敵に狙われるっていうシチュエーションに弱い
原題/別名:The Lord of the Rings: The Two Towers
上映日 | 2003年02月22日 |
製作国 | アメリカ、ニュージーランド |
上映時間 | 179分 |
ジャンル | アドベンチャー・冒険 |
スコア | 3.8 |
監督 | ピーター・ジャクソン |
脚本 | フランシス・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、スティーヴン・シンクレア |
原作 | J・R・R・トールキン |
出演者
イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リヴ・タイラー、ヴィゴ・モーテンセン、ショーン・アスティン、ケイト・ブランシェット、ジョン・リス=デイヴィス、バーナード・ヒル、クリストファー・リー、ビリー・ボイド、ドミニク・モナハン、オーランド・ブルーム、ヒューゴ・ウィーヴィング、ミランダ・オットー、デヴィッド・ウェナム、ブラッド・ドゥーリフ、アンディ・サーキス、カール・アーバン、クレイグ・パーカー
感想・評価
1.冴えない庭師が物語の主人公になる話。ゴラムは全世界屈指のトラウマシーン。ここには近づいちゃならんが多すぎ。馬よりワーグの乗ってる奴のが強そう。子供に聞かせるにはちと長すぎる。ガンダルフの武器はカリスマ性。ピピンやっぱりお前はダメだ。#2021/089
2.ゴラム可愛い主人公の主人公感の薄さがすごい絶対ゴラムのがセリフ多かった
3.ガンダルフ!生きとったんかワレ!!全体的に次作への準備感が否めねぇよなー、ファンタビの前の映画と同じ。ほんでもってフロド!お前マジで歩いてるだけやんけ!ホビ散歩やん!主人公のくせしてなんの見せ場無し!オマケに指輪のせいでちょいウザい!!ゴラムの葛藤が少し泣きそうになった。
4.大味な展開は無いのが良く凄く面白かった。第一部より評価上昇、戦闘シーンも迫力があり良い。アメコミはコミックという感じで、ロードオブザリングは、まさに活字原作って言う迫力だったね。第一部でのホビット一行が3グループに分かれるが、場面転換の切り替えが素晴らしい。見応えホントあり。3時間でも苦なく見れる超大作。
5.いろんな町があってそこを冒険していく感じがRPGゲームをやっているような感覚。引き続き、イケメン2人はイケメンの役を貫いている。木が話したり動くところ好きだなぁ〜動物以外のモノが動き出す事ほどファンタジーを感じることはないわ。ゴラムの存在がいつも不安にさせてくるから早く何とかしてほしくてウズウズ。
原題/別名:Ford v. Ferrari
上映日 | 2020年01月10日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 153分 |
ジャンル | アクション、伝記 |
スコア | 4.1 |
監督 | ジェームズ・マンゴールド |
脚本 | ジェズ・バターワース、ジョン=ヘンリー・バターワース、ジェイソン・ケラー、ジェームズ・マンゴールド |
あらすじ
ル・マンでの勝利という、フォード・モーター社の使命を受けたカー・エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)。常勝チームのフェラーリに勝つためには、フェラーリを超える新しい車の開発、優秀なドライバーが必要だった。彼は、破天荒なイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。限られた資金・時間の中、シェルビーとマイルズは、力を合わせて立ちはだかる数々の乗り越え、いよいよ1966年のル・マン24時間耐久レースで長年絶対王者として君臨しているエンツォ・フェラーリ率いるフェラーリ社に挑戦することになる。
出演者
マット・デイモン、クリスチャン・ベイル、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ、ノア・ジュプ、ジョン・バーンサル、ジョシュ・ルーカス、レイ・マッキノン、JJ・フィールド、マリサ・ペトロロ
感想・評価
1.男たちの魂の戦いカーレースのCGがむしろ迫力を増す効果を生んでて、初心者の私でも観ててものすごくアツくなれた
2.最高だった!レース/ドライブシーンの迫力や気持ちよさだけでなく、ヒューマンドラマとして美しいシーンが多くあって、特に陽の光が突き刺す画はいくつか印象に残っている。フォーディズム vs 少量生産とか、アメリカ vs イタリアとかあるにせよ、極端に言えばフェラーリは仮想敵でしかなくて、それよりもフォード陣営内の様々な対立が、計画・開発段階からチェッカーフラッグが振られるまでずっと面白いところ。組織 vs 個人役員 vs 現場科学技術 vs 経験則営利主義 vs 純粋な情熱それに二項対立ではない複雑な政治的な駆け引きがあって、中間に立たされ絶妙な身の振り方をしていたリーの存在がなんか気になった。男たちの皮肉めいたセリフの応酬がカッコよかった。落陽の中、他の大勢とは逆方向に歩いていくふたりの背中の切なさと気高さよ!
3.✒️あらすじル・マンでの勝利を目指すフォード・モーター社から依頼を受けた、元レーサーのカーデザイナー、シェルビーは、常勝チームのフェラーリ社に勝つため、フェラーリを超える新しい車の開発と優秀なドライバーの獲得を必要としていた。彼は、破天荒なイギリス人レーサーのマイルズに目をつけ、一部上層部からの反発を受けながらもマイルズをチームに。限られた資金と時間の中、シェルビーとマイルズは力を合わせて数々の困難を乗り越えていくが…✒️感想車の知識はあまり無いんですが、最後の決闘裁判のマット・デイモンきっかけにDisney+で鑑賞できる本作を鑑賞。まず、フォードVSフェラーリという題名から「企業VS企業」の物語なのかな?と思って鑑賞していたんですが、これがまぁ違った。違くはないんだけど、違った?確かに全体的なストーリーにおいてのターニングポイントは「企業VS企業」ですが、作品の中心的なストーリーはシェルビーとマイルズの友情物語を始め、フォード社内の「管理職VS現場」が主でした。
「管理職VS現場」の対立について、史実とは少し脚色されてる部分がありますが、この対立の物語がないと友情物語の深みが増す効果があるのかもしれない...。で、私はこの物語の軸に気づくのに少し時間がかかって、「なぜ敵側のフェラーリの描写が少ないんだろうか」という不満を持ちながら鑑賞するという形になっちゃって少し後悔。見方を失敗した感じ?それはさておき、シェルビーとマイルズと他の登場人物との関係性が、見所である終盤あたりのデイトナとル・マンのレースまでの物語の重要なところで、丁寧に描かれていたのが良かった。めちゃくちゃ熱いし、めちゃくちゃカッコイイよね?憧れるわ?勿論、見所は終盤のデイトナとル・マンのレース。大半がCGではなく実際に撮影されているというのもあって、凄い迫力満点で臨場感もめちゃくちゃあった!車やモータースポーツの知識があまりなくても十分に楽しめるレースシーンを最大の見所に、友情や企業、家族などの様々なドラマ・テーマを2時間半に凝縮した濃い作品でした。あー見方だけ失敗した!!!!!???✒️作品情報『フォードvsフェラーリ』は、2019年公開のアメリカのドラマ映画。1960年代のスポーツカー耐久レースの世界で繰り広げられたフォード対フェラーリの覇権争いの実話を脚色した作品。
4.実話なんすごい24時間も走り続けるとは思ってなかった、、とっても現実は理不尽なところがよく伝わるいい作品でした
5.思ってたよりつまらなかったぞ、、、フォードvsフェラーリでゆうタイトルもどうなんかな
原題/別名:Arrival
上映日 | 2017年05月19日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 116分 |
ジャンル | SF |
スコア | 3.8 |
監督 | ドゥニ・ヴィルヌーヴ |
脚本 | エリック・ハイセラー |
原作 | テッド・チャン |
あらすじ
突如地上に降り立った、巨大な球体型宇宙船。謎の知的生命体と意志の疎通をはかるために軍に雇われた言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は、“彼ら”が人類に<何>を伝えようとしているのかを探っていく。その謎を知ったルイーズを待ち受ける、美しくそして残酷な切なさを秘めた人類へのラストメッセージとは―。
出演者
エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー、マイケル・スタールバーグ、マーク・オブライエン、ツィ・マー、アビゲイル・ピニョフスキ、ジュリア・スカーレット・ダン、ルーカス・シャルティエ=デザート、アナナ・リドヴァルド、ラッセル・ユエン、ジョー・コブデン
感想・評価
1.DUNEから気になっているヴィルヌーヴ監督作品。常に光少なめの暗いトーンが特徴的。未知の生命体との意思疎通を描きながら、「流れていく」ばかりではない「時間」を鍵に物語が進む。説明少なめで、映像で語らせる。とにかく不穏さを掻き立てる音楽だが、映像の美しさに見入り、主人公の記憶を追体験しながら、気持ちも引きこまれていく。未知の言語を少しづつ解明して、ヘプタポッドと通じ合っていく傍らで、言葉は通じているのに団結できない人類。ちょっとした言葉で、気持ちが離れてしまう人間。過去の自分と未来の自分をつなぐ記憶。タイトルに込められた意味は結構深い。
2. DUNEやブレードランナー監督のドュニ作品アクションない、心理的SF作品
3.薄暗い映像と音楽でUFO到来がポップな印象ではなく現実的な恐怖として描かれているのがよかった。でも軍や各国政府の動き方が短絡的で楽観的側面もあって引っかかた
4.全編を通して美しい映像と音楽。ただし睡魔に襲われてストーリーをきちんと追えず、ひとまず無評価…
5.疲れました本編では意外とそうでもないけど、パッケージの宇宙船デザインクソダサよなあ
原題/別名:MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 139分 |
ジャンル | アクション |
スコア | 3.4 |
監督 | ピーター・ウィアー |
脚本 | ピーター・ウィアー、ジョン・コリー |
出演者
ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー、ビリー・ボイド、ジェームズ・ダーシー、マックス・パーキス、マックス・ベニッツ、リー・イングルビー、ジョージ・イネス、マーク・ルイス・ジョーンズ、クリス・ラーキン、リチャード・マッケーブ、ロバート・パフ、デヴィッド・スレルフォール、エドワード・ウッドオール、イアン・マーサー、ジョセフ・モーガン
感想・評価
1.全く期待していなかった作品。だって…ラッセル·クロウのロン毛は…?ゴメンナサイでもね。ロン毛でも、ラッセル·クロウは格好良い❤あなたは僕の永遠の艦長です。些か長過ぎた気もするけど、目が離せない。どんどん物語に引き込まれていく。大好きなラッセル·クロウ補正がかかっていることもあるが。何故、艦長が"ラッキージャック"と船員から慕われているかが丁寧に描かれている。彼が戦術に明るいのは勿論のことだが。人を率いる能力の高さ。"尊敬なくして艦の規律はない"この一言が重い。そして熱い人間味も持ち合わせている。そりゃ〜みんな頑張ってまうよね。1社に一人はおってほしい存在。モミアゲ船医(アイアンマンのジャービス)の方も、いい味出してはる。彼と友人として、艦長と船員という関係の間で葛藤するラッセル·クロウがこれまた渋い。物語はシンプルやけど、一つの船が目的を成し遂げる為に艦長のもと苦難を乗り越えていく姿に胸を熱くさせられる。老若男、どの俳優さんも素敵だった。ホビットさん(メリーorピピン)も紛れ込んではった♪ロン毛ルに嫌悪感を示さずに、もっと早くこの作品を観ていれば良かったと後悔の航海でした。僕は、ラッセル·クロウが出ていればどんな作品でもイケる気がする❤wwwcast(役者·キャラ) 5story(物語) 4.5architecture(構成) 4 Picture(映像) 4acoustic (音) 4.5
2.血多め、船の戦い感動シーン、友情シーンありなかなかよかった
3.臨場感があってシリアスなようでいて、さりげなく滑稽。イギリスらしい魅せ方というのでしょうか。原作のある作品のようで、多少飛ぶようなところはありますが、興味深い題材でもあり面白かったです。
4.半分位から見始めたからもう一度見直したい。きついシーン多いけど、、
5.関係ないけどパイレーツシリーズ見たくなる。教授が不憫で可哀想
原題/別名:Letters from Iwo Jima
上映日 | 2006年12月09日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 141分 |
ジャンル | ドラマ、戦争 |
スコア | 3.6 |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | アイリス・ヤマシタ |
あらすじ
2006年、硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか--。
出演者
渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、松崎悠希、中村獅童、裕木奈江、ルーク・エバール、マーク・モーゼス、ロクサーヌ・ハート、尾崎英二郎
感想・評価
1.観る人が各々に何かを感じ何かを思えば良いと思う。戦争映画はとても悲しく切ないけど、言い方わからないけど…美しく描いていた。
2.バチェラー 司会進行役の坂東さんが演じる兵士が自害するシーンがあるんだけど、本人いわく、このシーンをきっかけに数年間言語障害になったって言うからえ?どんなシーン??!となって改めて鑑賞。
3.これは人生で一度は観るべき作品ですね。役者の演技が痺れる。ニノの最後の涙が脳裏に焼きつきました。この映画は日本映画ではなく、アメリカ国籍のイーストウッドさんが作ったってとこがミソですよね。戦争はするもんじゃない。平和を望むばかりです。
4.二宮君が出ているからー、と硫黄島の戦いなんてさっぱり分からず観た10年前。今回はそれなりの知識を蓄えてみましたぜ〜。父親達の星条旗、冒頭シーンの米軍視点の銃撃戦も絶望的だったけど恐ろしい数の艦隊が島に迫ってくるのを見る日本兵の気持ちを想像するともう計り知れないくらいの絶望欧米の戦争映画はなんか明るい明るいまでいかないけど、やっぱり戦勝国特有の優越感はある気がする日本のはやっぱし暗い、重いみていて辛いだからと言って戦争賛美のウヨみたいになる必要はないのだけど日本の現代の、鬱々とした感じの原因はどこから来るんだろう…と考えてしまう日本の敗戦はずーっと引きずられているのかもしれぬ。
5.もともとアメリカ軍は5日で硫黄島を制圧する予定だったらしいけれど、日本は徹底抗戦して40日以上も硫黄島を守った。硫黄島での激戦って私の世代だとあまり知らない人が多いと思うけれど日本人なら知っておくべき戦いだと思う。この映画を敵国だったアメリカが作ったものだということに大きな意味がある気がするな。 渡辺謙は言うまでもなく、二宮和也もいい演技だった。二宮和也のいい意味での小物感?一般人感?が生かされていた気がする。 あの有名な東京大空襲で爆撃を行ったB29は硫黄島から飛び立った。硫黄島を守ることが本土を守ることだってよく理解していた栗林大尉の、「ここはまだ日本か?」という言葉、とっても響いた。
原題/別名:Skyfall
上映日 | 2012年12月01日 |
製作国 | イギリス、アメリカ |
上映時間 | 143分 |
ジャンル | アクション |
スコア | 3.9 |
監督 | サム・メンデス |
あらすじ
トルコ イスタンブール。MI6(英国情報局秘密情報部)のエージェント007ジェームズ・ボンドは、各地で潜入捜査をしているNATOの諜報部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵を追跡し、その組織をあと少しのところまで追い詰める。しかし、あと一歩まで迫ったところで、先に潜入していた同僚エージェント ロンソンが傷を負ってしまう。そんな中、上司のMは非常にも敵の追跡を最優先にするよう指令を下す。後から駆け付けたアシスタントエージェント イヴと共に、敵を追跡するボンドだったが……。
出演者
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、ベレニス・マーロウ、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズ、アルバート・フィニー、ジュディ・デンチ、ベン・ウィショー、ロリー・キニア、オーラ・ラパス
感想・評価
1.007 23作目007は二度死ぬ二度あることは三度あるボンドの死から始まる今作。シリアスで前作、前々作よりもダークな雰囲気OP、アデルのスカイフォールがカッコ良すぎ。痺れる。ボンドとM、信頼の物語(語彙力)ボンドガールは実質Mと言われるのも納得ただ、これはやはりジュディ・デンチのMだからこそ!だろう敵のシルヴァはまるでバットマンのジョーカー不気味な雰囲気、気持ちの悪い詰め寄り方はあるが、ちょっと出来過ぎな気がする久々Qの登場!過去作から一転、現代的にITを駆使する若者へ。当時映画で観た時も切なさを感じた気がする。支給品は控えめな掌紋認証のワルサーPPKと無線機。初登場シーンではメタ発言的なものも飛び出す。ペン型爆弾も良いじゃないの!ラストはお馴染みのコート掛けにデスクとマネーペニー、扉を開ければMのオフィス今までを過去にするのではなく、寧ろ戻ってきた感覚!帽子投げまでのサービスは無し。動物による殺害、アストンマーチン、マネーペニー、オフィス等々…時代に合わせて新しく変わることと共に、随所で過去作のオマージュやリスペクトを感じた。
2.今作ぐっと面白い特に面白いQというキャラクターがとんでもなく良い007のストーリーに魅力マシマシQ、マロリー、ビル・タナーの3人組が好き…!もちろんクライマックスには果てしなくかっこ良いボンドにしびれるのだけどね!
3.少し冗長だったが、相変わらずかっこよかった。今作は音楽も非常に良い。
4.シリーズ23作目。ダニエル・ボンドも板につき、すっかりシリーズ最もクールなジェームズボンドとなっています。本作がある意味ダニエル版007の過渡期を迎える作品に位置づけられるかと思います。時代遅れとされるMI6と諜報活動、新たなQの登場、Mの死と新たなMの誕生。世代交代を否が応でも感じさせられます。いわば今までの007はもう時代遅れなんだと否定されるような気持ち。悲しくもあり、そうすることで更にこの先シリーズを進化させていくことができる黎明の時でもあるのかなと。最も評価したいのはオープニングシーケンス。壮絶なチェイスを経てボンドが撃たれる、一瞬で静寂に包まれる中、滝を落ちていくボンドをバックにアデルのSkyfallが流れる。芸術的なオープニングには感動しました。ロンドンはもちろん、上海やスコットランドの美しいロケーションも見どころのひとつ。コロナで旅行ができないご時世、007で世界旅行気分を味わっている自分がいます。間違いなくダニエル版ボンドの代表作であると思う本作でした。
5.スカイフォ~ル♪慰めの報酬がつまらなかったのでダニエルボンドはそこから見てなかったのですがまぁ新作もでちゃってさあ〜アナデアルマス出てるわけだしいつかは新作見ることになりそうとは思ったので鑑賞。なんかこう、今回もなんだけど派手なアクションがたくさんあるはずなのに話がパッとしないんだよね〜。キャストはなかなかおもろいしみんな素敵。バルデムとかピッタリよね。死から復活し従来の能力も戻ってない中、愛国心を胸に突き進むボンドがテーマかな。あ、でも母的存在とも言えるような、お互い愚痴言いながらなんだかんだ絆があるMとの関係の方がテーマなのかな。どっちも?!私はダニエルクレイグ版しか知らないので両親のことも武器の事もわかってないのだけれどボンドの過去ってどんなんやろ?いままでの作品であったかな?もう忘れた。Mの最期は感傷的にわざとさせないところは良かったかな。Qのやわからかな感じがかわいい笑総合的なストーリーとしてはぼんやりしておりバルデムの悪役のキャラ性もイマイチ恐怖感、やばさ、強さが足りない。ボンドガール的な女性もあんまり登場シーンなかったし。(ナオミハリスとの関係は焦らし感があってよかったけど)
原題/別名:Hugo
上映日 | 2012年03月01日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 126分 |
ジャンル | ファンタジー、ファミリー |
スコア | 3.5 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | ジョン・ローガン |
原作 | ブライアン・セルズニック |
あらすじ
世界中で反響を呼んだベストセラーファンタジー小説「ユゴーの不思議な発明」をマーティン・スコセッシ監督が3Dで映像化。父の残した壊れた機械人形の秘密をめぐって冒険に出る孤児の少年ヒューゴの姿を描く。
出演者
ベン・キングズレー、ジュード・ロウ、エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ、レイ・ウィンストン、エミリー・モーティマー、ヘレン・マックロリー、クリストファー・リー、マイケル・スタールバーグ、フランシス・デ・ラ・トゥーア、リチャード・グリフィス、サシャ・バロン・コーエン
感想・評価
1.過去鑑賞作品 クロエ(Chloë Grace Moretz)がとにかく可愛かった♡#chloegracemoretz#クロエ
2.『ヒューゴの不思議な発明』ってタイトルだから何か発明するのかと思ってて、観終わった後「何も発明してなくない?」ってなったけど、元は『HUGO』なのか〜。ジョルジュ・メリエスが実在していたという事実とファンタジーがミックスされてるから、ファンタジー得意でない私でも楽しめた。モンパルナスの時計台から見えるパリの街並みはあんなに美しいのね。
3.3150だったぁ..........Sex educationオーティスとクロエ
4.久しぶりに見たけど、イマイチわからんけど、あの機械人形は凄い。
5.『夢がどこから生まれるか知ってる?』大きな駅の時計台、少しずつ変わっていく朝の風景はずっと眺めていたいけど、ひとりで暮らすヒューゴがあまりに孤独で…涙を浮かべるシーンは痛々しいほどに美しかった。ジョルジュメリエスへの、映画への敬愛。機械仕掛けの秘密が動き始めた時の興奮はきっと、人々が映画を観て胸を踊らせる感覚に似ている。青と橙色の光に照らされて、想像と創造が満ちていた。月世界旅行もう一回見たい。
原題/別名:King Kong
上映日 | 2005年12月17日 |
製作国 | ニュージーランド、アメリカ |
上映時間 | 188分 |
ジャンル | アクション、ドラマ |
スコア | 3.4 |
監督 | ピーター・ジャクソン |
脚本 | フランシス・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン |
出演者
ナオミ・ワッツ、ジャック・ブラック、エイドリアン・ブロディ、トーマス・クレッチマン、コリン・ハンクス、アンディ・サーキス、エヴァン・パーク、ジェイミー・ベル、ロボ・チャン、カイル・チャンドラー
感想・評価
1.世界観が好きだった。何事にも優しく。見た目で決めつけてはダメ。そう言うことを学べる映画です。しかし、、なげぇ!
2.運命の相手はゴリラでした・ピータージャクソン監督作品・キングコング70年越しのリメイク➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖?幼き日の私が狂ったように観ていた映画の1つ、間違いなく私の人格形成に大きく影響している。この作品と「ジュラシックパーク」で恐竜のロマンに取り憑かれ、凄まじい精度のVFXで空想に恋ごがれた。数十年越しとなる思い出との対峙、私は何を思ったか!??まずは30年代のアメリカの情景が隅々まで再現されていることに驚いた。当時はアメリカという国をスクリーンの中でしか知らなかったので「おお、これが今のアメリカの街並みか」とトンデモナイ勘違いをしていたものだ。?街並みだけにあらず、チャップリンやRKOピクチャーズと、30年代を思わせる要素が溢れていて”大人の子供心”をくすぐられます。思い出補正に花を咲かせつつも新たな発見があったり、作品を見返す時にありがちな感情体験でした。
あとナオミワッツ、超綺麗。??しょうもない話ではあるが、私が初めて映画の女性に興奮したのは「ウルトラマンメビウス」のカザママリナと、今作のナオミワッツである。キーラナイトレイなんかも魅力的ではあったが、幼少の私は清楚な方が好みであったようで…………なんの話だこれは?映画としての感想。ピータージャクソン監督の趣向が感じ取れる作品。冒険譚を描く時の彼は華々しさなどは求めず、むしろ冒険の血みどろさと解放を欲している。ドラクエよりダークソウル、あっさりよりコッテリ派。そういうマゾヒズム的な欲求は、作品を介して私に大きく影響してる。しかし映画として対峙するなら、あんまり面白いものではない。VFXは素晴らしいし役者も豪華ではあるが、監督の子供らしいところが悪目に出ている、普通。…まあ、思い出補正の奴隷である私には関係のないことだが➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖?まとめ?ここだけの話……アンが先住民に拐われるシーンで性癖が歪みました。いろんな意味で私の人生に大きな爪痕を残してくれた作品。これからも定期的に観てしまうのだろう。嬉しいような悲しいような…#ぼっちゴリラ#髑髏島の巨人の方がおもしろい
3.コングかわいい巨大な虫の群れ気色悪すぎて最高キングコングとかハルクになってニューヨークをぶっ壊しまくるゲームやってみたい#chicken2005#ピーター・ジャクソン監督作品
4.ラスト以外あんまり覚えてないけどラストは人生で一番と言っても過言じゃないほど泣いた。
5.Pジャック版ゴング。「うつくしい」の手話がくるとは!映像は確かに凄いけど長いよ!
原題/別名:Zero Dark Thirty
上映日 | 2013年02月15日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 158分 |
ジャンル | サスペンス、アクション、ドラマ、戦争、スリラー |
スコア | 3.6 |
監督 | キャスリン・ビグロー |
脚本 | マーク・ボール |
あらすじ
華奢で青白く澄んだ瞳が印象的な20代半ばの女性・マヤ。とてもCIA分析官には見えないが、情報収集と分析に天才的な感覚を持ち、一向に手掛かりをつかめないビンラディン捜索チームに抜擢される。捜査は困難を極め、ある日、同僚が自爆テロに巻き込まれて死んでしまう。その日を境に、狂気をはらんだ執念でターゲットの居場所を絞り込んでいくマヤ。ついにマヤは隠れ家を発見するのだが、果たして国家が下す決断とは――。
出演者
ジェイソン・クラーク、レダ・カテブ、ジェシカ・チャステイン、カイル・チャンドラー、ジェニファー・イーリー、ハロルド・ペリノー、ジェレミー・ストロング、J・J・カンデル、ワハブ・シーク、ジョエル・エドガートン、マーク・ストロング、エドガー・ラミレス、ファレス・ファレス、ダニエル・ラパイン、マーク・デュプラス、ジェームズ・ガンドルフィーニ 、クリス・プラット
感想・評価
1.ビンラディン暗殺までの物語。CIA捜査官たちのいつまで経っても有力な情報に辿り着けない事からくる焦りや焦燥感を、淡々としたストーリーがより一層引き立てている。この映画は実話に基づいたものだそうだが制作にあたってCIAはどこまで協力していたのかすごく気になる。年を重ねるごとにこういったダークで重厚感のある映画の方に自分の好みがシフトしていっているので点数高め。
2.きつすぎる拷問シーンがずっと続く最後まで観れませんでした
3.ドラマ性が良くていいね。最後の涙が物語るアメリカの終わらぬテロ戦争の現実、勝者は存在しないという現実、犠牲者に対する悲哀のみ残る現実。
4.☆1900レビュー☆実際にあった9.11事件をもとに、そこからビンラディンを捜索する女性が主人公の映画。これは、それぞれ章がわかりやすくわけてあるので、あ、今からこうなんだってのがわかってみやすかった。例えば始まってすぐ事件が起きて、テロップが出て拷問のところから始まる。めちゃくちゃびびったのはレストランが爆破されるシーン!あれびっくりした!!!いまアメリカにいるテロ犯を捕まえようとするべきか、そんなことよりビンラディンもっとちゃんと捜索するべきかみたいな対立もあったり。実際私人の顔覚えるのも苦手なんやけどもあーいう顔の人?の見分けも「あれは実は長男の顔写真だったの!」とか言われても全くわからん自信があるw
5.劇的な展開、ドラマティックな盛り上がりがないところが共感出来る
原題/別名:The Incredibles
上映日 | 2004年12月04日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 115分 |
ジャンル | アクション、アニメ |
スコア | 3.7 |
監督 | ブラッド・バード |
脚本 | ブラッド・バード |
あらすじ
Mr.インクレディブルことボブ・パーと妻のヘレンは、かつて世の中の平和を乱す悪と闘い、人々を危機から救い出す大活躍をしていた。ところが、15年前のスーパー・ヒーロー制度廃止を機に、夫妻は一般市民として暮らすことを余儀なくされ、3人の子供たちヴァイオレット、ダッシュ、ジャック・ジャックと共に、“普通”の家族生活を送ろうと努力していた。再び世界を救うことを夢見続けるボブの元に、ある日、謎の手紙が届く。それは、彼と彼の愛する家族にとって、想像を絶する冒険の始まりだった・・・。
出演者
クレイグ・T・ネルソン、ホリー・ハンター、ジェイソン・リー、サラ・ヴォーウェル、スペンサー・フォックス、サミュエル・L・ジャクソン、ブラッド・バード、ウォーレス・ショーン、ジョン・ラッツェンバーガー、エリザベス・ペーニャ
感想・評価
1.毎作新たな進化を見せるPIXARスタジオ。これまで人間キャラクターがパッとしなかったが本作で特徴も魅力もあるキャラを作り出した。アナ王女の原型もここにおった。
2.ピクサー作品は期待を裏切らない。だがこの作品は今まで手掛けたことのない人間が主役。その点で一抹の不安があったが、すぐにそれは解消された。ヒーローとはいえその行為が問題となり、資格を剥奪。平凡で退屈な普通の生活が義務付けられることに。当然そのパワーが使えないのでイライラしっ放し。ここら辺の描写は単なるヒーローとは一線を画す出来。とはいえその鬱屈を晴らそうとある秘密指令によって再びヒーローへと変身!家族一家がそろってヒーローなのはこのためである。二人の子供にはパワーを使うな。旦那には必死で働け。母は小言ばかりだがいざとなったらやっぱりヒーロー。見世物はそれぞれの能力だが、ダッシュの足が速いという能力。ただそれだけなのだが、これが敵との追っかけっこになると途端に迫力が増して興奮する描写の連続。母の軟体能力も潜入作戦の時には効果を発揮。あと別のヒーローのフロゾンも面白い。アイスマンのような氷を作る能力だが、自分で作ってそれをスケートで滑る場面。これは面白かった。そのおかげで単なるビームだけのシンドロームがお粗末に見えてしまった(笑)
3.初めて見た時すごい印象に残っててずっと続きを見たかった。もう少し成長して見たらなんかちがった
4.あんなに純粋だったのに?次もみる!2021.336
5.安定のピクサークオリティ。なんかB級っぽさが溢れてて上映当時は全く興味が湧かなかったが、いざ観てみるとしっかりヒーローものやってて普通に面白い。ヴィランにあまり魅了がなかったのがやや難点だけど、ヒーロー一家側のキャラはみんな魅力的。特にイラスティガールが素晴らしい妻であり、母であったので好きです。
原題/別名:Dunkirk
上映日 | 2017年09月09日 |
製作国 | フランス、オランダ、アメリカ、イギリス |
上映時間 | 106分 |
ジャンル | 戦争、歴史 |
スコア | 3.8 |
監督 | クリストファー・ノーラン |
脚本 | クリストファー・ノーラン |
あらすじ
1940年、フランス北端の海辺の町ダンケルクに追いつめられた英仏40万の兵士たち。はるか海の彼方、共に生きて帰ると誓った3人。限られた時間で兵士たちを救い出すために、ドーバー海峡にいる全船舶を総動員した史上最大の撤退作戦が決行される。民間船をも含めた総勢900隻が自らの命も顧みず一斉にダンケルクに向かう中、ドイツ敵軍による陸海空3方向からの猛攻撃が押し寄せる。迫るタイムリミット、若者たちは生きて帰ることができるのか――。
出演者
フィン・ホワイトヘッド、ダミエン・ボナール、アナイリン・バーナード、リー・アームストロング、ジェームス・ブロアー、バリー・コーガン、マーク・ライランス、トム・グリン=カーニー、トム・ハーディ、ジャック・ロウデン、ルーク・トンプソン、ミッシェル・ビール、コンスタンティン・バルサン、ビリー・ホール、ミッキー・コリンズ、ボビー・ロックウッド、ウィル・アッテンボロー、ケネス・ブラナー、ジェームズ・ダーシー、マシュー・マーシュ、キリアン・マーフィ、アダム・ロング、ハリー・スタイルズ、ミランダ・ノラン、ブラッドリー・ホール、マイケル・ケイン、ケビン・ガスリー
感想・評価
1.Somehow not good. My expectations were too high.
2.敵は襲撃してくるが敵兵は出てこない。陸海空軍それぞれの戦いがイギリス兵の目線で進んでいく。誰か一人の兵士だけにフォーカスするわけでもなく、戦場でいつどこから襲撃されるかわからない緊迫感を追ったストーリー。場面転換が多くセリフも少なめで、観ている側は混乱するが、おそらく兵士たちも各々その場その場で咄嗟に対応しなければならないことばかりで恐怖の日々だったのだろう。
3.薄味。本作の感想を一言で言い表すならばコレでしょう。ハンス・ジマーのいつもの自己主張強めの音楽が、ほぼかかりっぱなしにも関わらず?(かかりっぱなしは苦手です)それと迫力が凄い!船の沈没。スピットファイア。それぞれ本物を使用した撮影は伊達ではない。戦車や戦艦のプラモで育った世代としては、本物のコックピットやその音は堪らない魅力があり、まるでその場にいるかのよう。それでも薄味…。陸1週間、海1日、空1時間の3視点を編集の魔術により同時進行的に描かれる本作。初見ではその魔編集により、途中からどことどこが繋がっているのか判らなくなり混乱した。監督をもってしても本作の編集はバランスを取るのが難しかったと語る程、作る方も大変だったようです。そりゃ観客が混乱しても仕方がない。この問題は何度か見返すと一応解消します(それでも最後のハインケル爆撃機はどっから出てきたのか不明)おそらくキャラクターの不在が薄味の原因かもしれません。海と空はともかく、浜で救助を待つトミー、ギブソン、アレックスの3人は台詞が極端に少なく、表情も乏しく、彼等の背景も、性格もよくわからない。トミーにいたっては主人公格なのに名前が英軍兵士の俗称であるトミー。名無しと言ってもよく、よって誰も彼の名前を呼びません。
これは象徴化です。同様にドイツ軍が単に敵(エネミー)としか呼ばれず、ドイツ軍視点は無し、姿も見えない、見えてもピントが合ってなくハッキリしないというところにも表れてます。陸のパートに通底する論理は、「分断と排除」です。アレックスが所属する高地連隊(ハイランダー)とは、一般兵士であるトミーよりも階級が上なのだそう。だから冒頭のビーチで、高地連隊の列にトミーは並べなかった。分断と排除の論理は繰り返されます。イギリス兵とフランス兵の間にも起こり、やがてイギリス兵同士でも起こっていきます。漁船内でのクズな対立は象徴的でしょう。今現在世界中の国で起こっていることの縮図のようです。漁船のシークエンスは寓話的でちょっと現実離れしてはいますが、緊張感あるいい場面です。あの彼が溺れてしまうのは世の不条理を表わしているような気がしてなりません。陸に対する海は「包摂」でしょうか。
誰でも分け隔て無く船に乗せていく。何隻もの民間船が横一列に並ぶ光景はまさに包み込むようでした。また空では自己犠牲的な振る舞いも見られます。イギリス本土に帰投するか、燃料切れ覚悟の上でハインケルに襲われかけてる船を助けるかどうかの究極の選択に逡巡するトム・ハーディの表情は、本作において1番の見所であり非常に感動的な場面でした。分断と排除と包摂。これが本作の構造であり主題といっても差支えないと思います。ジョシュア・レヴィーン著ダンケルク撤退のノンフィクション本にノーラン監督のロングインタビューが掲載されていますが、シリア難民危機に触れています。2011年のシリア内戦以降、660万人が国外を脱出。ボートで地中海を渡り何百人も海に没しました。命からがら逃げた人達は、ヨーロッパやアメリカなど行く先々で難民排斥運動に晒されています。アレックスが「石を投げられる」と言って恐れていたのと同じく、現実での難民達は石を投げられています、今現在も。上記はあくまで一例です。そんな狭い範囲に留まらず、あらゆる場面に通ずる普遍性を持ちながら、エンターテインメントであるということが本作の価値を高めていると思いました。「これは戦争映画ではない」とはノーラン監督の言葉です。
4.「ダンケルクの奇跡」WW2でフランスが枢軸軍に占領され、ダンケルクで座礁してた連合国兵士の、英国への大規模な撤退作戦、その軌跡。ノーラン監督ならではの時間軸の複雑さ、や並々ならぬ音響効果の活用。結果として、世界観に飲み込まれ、あっという間と感じました。
原題/別名:Gravity
上映日 | 2013年12月13日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 91分 |
ジャンル | ドラマ、アドベンチャー・冒険、SF、スリラー |
スコア | 3.6 |
監督 | アルフォンソ・キュアロン |
脚本 | アルフォンソ・キュアロン、ホナス・キュアロン、ロドリゴ・ガルシア |
あらすじ
地球から60万メートル上空。スペースシャトルでのミッション遂行中、突発的事故により、無重力空間(ゼロ・グラビティー)に放り投げ出されたふたりの宇宙飛行士。ふたりをつなぐのはたった1本のロープ。残った酸素はあと僅か!真っ暗な宇宙空間の究極的な状況の中、果たしてふたりは無事、地球に生還することができるのか…!
出演者
ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロック、エド・ハリス、Orto Ignatiussen、ファルダット・シャーマ、エイミー・ワーレン、バッシャー・サヴェージ
感想・評価
1.劇場で観るための映画。スマホやテレビでこの映画を鑑賞しても意味無いといっても過言じゃないくらい、“特別枠“な映画。もう劇場で観ることが出来無いのかもしれないのが残念すぎる。どこかで常に上映していて欲しい。スマホの配信やdvdレンタルでいいやって思ってる人に対して、映画館ってすごく良いんですよっていう良い宣伝になると思うんだけどなー。。公開当時から10年近く経とうとしている現在でも、この映画より劇場で観て良かったなあと思える作品はやっぱり無かった。ちなみに2番目は1917(2019)、3番目はレヴェナント(2016)ストーリーは面白くないとか言われたりするけれど、それも劇場で観るとまた全然違って観えるんですよって言いたい。
2.映画館で見るべき作品。沈黙のシーン、宇宙空間の完全なる静が描かれていてあの静けさと暗闇の恐怖感。劇場で見ていてとても引き込まれました。宇宙空間に放り出される恐怖感や焦燥感などがとてもリアルに伝わってきて見ていてドキドキさせられます。最後の最後まで食い入るように見てしまいました。オススメのSF映画の一つです。
3.始まりのライアンの命令無視が宇宙飛行士としてはないのではないかと。原題と邦題が真逆。
4.有名作ながらNetflixで初視聴。たぶんアルフォンソ・キュアロン監督作品も初めて。SF映画の宇宙描写としては極北だと思う。ハレーションも美的に活かした光の表現、それと対比的な漆黒の宇宙空間。耳が痛いほどの静寂と唐突な轟音。ラストにしてメインテーマでもある地球の目には見えない「重力」の体感。それらをシンプルに味合わせてくれるミニマルな物語と設定。お見事!個人的に今ひとつ好きになれなかったポイントはサンドラ・ブロックのちょっとエモすぎる演技。。厳しい訓練を受けた宇宙飛行士ともあろう人があそこまで情動に振り回されちゃうもんかなという設定上の疑問と、このミニマルな作風にもあまりそぐわない印象を受けた。またそれと対照的にどんなときでも落ち着いてクールなジョージ・クルーニーというステレオタイプなジェンダー・ロールの配し方も気になるところ。とはいえ確かにSF映画の傑作であるのは間違いなく、この美しい宇宙描写をぜひ映画館で体感してみたい気もするけど、あのサンドラ・ブロックの過呼吸表現に耐えられる自信がない?人の過呼吸とかにシンクロしちゃうタイプなんですよね。。原題は"Gravity"。邦題についてはなんでゼロつけたとさんざん言われているようですが(笑)、あれでしょうか、つけた人がマイケル・ジャクソンのファンだったとかですかね?
5.すばらしかった……音響、演出、演技何もかも90分とは思えないほどの疲労感(いい意味で)宇宙のことわからなすぎるから違和感なく観れた(笑)特に好きなのは羊水にいる胎児のようなライアンのシーン死にそうなライアンと泣いてる赤ちゃん、死と生の対比、生きることへの肯定的なメッセージがあり、胸を打たれた
原題/別名:American Sniper
上映日 | 2015年02月21日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 132分 |
ジャンル | アクション、ドラマ、戦争 |
スコア | 3.9 |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | ジェイソン・ホール |
あらすじ
米軍史上最多160人を射殺した男。国を愛し、家族を愛し、それでも戦場を愛した男――。ある日、9.11の惨劇を目撃したクリス・カイルは、自ら志願し、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊をする。イラク戦争のさ中、クリスが命じられた任務は「どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること。」その狙撃の精度で多くの仲間を救ったクリスは“レジェンド”の異名を轟かせるほどになる。しかし、彼の腕前は敵の知るところとなり、“悪魔”と恐れられ、その首には2万ドルの賞金を掛けられ、反乱兵たちの標的となってしまう。一方、クリスの無事を願い続ける家族。平穏な家族との生活と想像を絶する極限状況の戦地…過酷なイラク遠征は4回。愛する家族を国に残し、終わりのない戦争は幾度となく、彼を戦場に向かわせる。度重なる戦地への遠征は、クリスの心を序々に蝕んでいく…息つく暇もない極限の緊迫感で誰もの心を打ち抜く―伝説的スナイパーの半生を描いた、衝撃の実話。世界を震わせる真実のドラマが幕を開ける――。
出演者
ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、カイル・ガルナー、ルーク・グライムス、ジェイク・マクドーマン、マーネット・パターソン、エリック・クローズ、ブライアン・ハリセイ、サム・ジェーガー、キア・オドネル、コリー・ハードリクト、エリック・ラディン、ナヴィド・ネガーバン、ジョエル・ランバート、アサフ・コーエン
感想・評価
1.PTSDの視点から見る戦争系映画は初めてだったから新鮮だったけど、オチがなぁ…でも間違いなく良い作品だった
2.これが現実にあったことだってのがやばいな。今の時代を生きてる自分にはフィクションにしか見えない。戦争ってのは終わった後でも人を襲い続け、人の心を殺すんだな〜。クーパーの役作りが凄過ぎる。砂嵐の中に入った時観客の視界と兵隊の視界が一緒になったような映像体験がちょー良かった。ラスト、元兵士が玄関で待ってる時に一瞬で死を感じ取れてしまってゾッとした。エンドロールが泣ける。
3.“愛国心”に取り憑かれた、家族思いで仲間思いな一人の軍人の人生。すごく考えさせられる。。。公開当時、戦争賛美やら諸々の批判もあったらしい本作。私的には全くそういうプロパガンダ的な印象はなかったなぁ。経験した事のない“戦争”の現実のほんのちょっとをイメージできた作品という印象。“国”ってなんなんだろ。。。???自国を守るという大義に突き動かされて、他国の人間を撃って撃って、だんだんそれに慣れて、撃った(殺した)数で評価されて、英雄・伝説と祀り上げられて、でも己の置かれている環境に無自覚にどんどんすり減って、PTSDを患う家族思いのお父さん。これが現実、、、なんて思っちゃったけど、現実はもっと凄惨なんだろうなぁ。。。退役して、同様にPTSDに苦しむ元軍人の支援に勤しもうとするクリスに訪れる衝撃の終幕。あまりの衝撃に顛末を調べると、、、なんだか犯人を責める気持ちにはなれず。。結局クリスは戦争に殺されたんじゃんって思って胸が締め付けられた。。。退役して、クリスとご家族にとって、これからが愛する自国での癒やしのひと時になる筈だったのに。。。それぞれに国とか宗教とか立場とかが違えば、それぞれの利益も違うから、諸々難しい事だって痛いほど解るけど、でも、、戦争無くせないもんですかねぇ、マヂで( ;∀;)RIP
4.演技なのに観てるこっちまで頭おかしくなりそうだったから何度か止めて日を置いて通覧。主人公の心が戻ってきたのは、敵を殺した理由を神に説明できるからだと思うんだけど日本みたいな無宗教な国に育つ人が戦争したら、縋る対象が無いから心が安定するのに時間かかりそうだな。日本で戦争があった実感も湧かないし神もそこまで信じてない、愛国心も無いわけではないけどある訳でもないから、"戦争", "宗教", "愛国心"の3つのテーマが特に響いた部分でものの見方がまた広くなった、というより深くなったかな今も戦争が続いている地域はこんな感じなのかと思うと考えさせられる
原題/別名:Pearl Harbor
上映日 | 2001年07月14日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 183分 |
ジャンル | アクション、ドラマ、戦争 |
スコア | 3.1 |
監督 | マイケル・ベイ |
脚本 | ランドール・ウォレス |
出演者
ベン・アフレック、ジョシュ・ハートネット、ケイト・ベッキンセイル、ウィリアム・リー・スコット、グレッグ・ゾーラ、ユエン・ブレムナー、アレック・ボールドウィン、ジェイミー・キング、キャサリン・ケルナー、ジェニファー・ガーナー、ジョン・ヴォイト、キューバ・グッディング・Jr、マイケル・シャノン、コルム・フィオール、ピーター・ファース、ベス・グラント、デヴィッド・カウフマン、マコ岩松、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、リーランド・オーサー、トム・サイズモア、ガイ・トーリー、スコット・ウィルソン、トマス・アラナ、ウィリアム・フィクナー、マシュー・デイヴィス、ジョン・ディール、ロバート・ジェイン
感想・評価
1.日本軍は民間人を攻撃していない。日本人をウォーモンガーとして描いた最低の作品
2.忘れもしない。当時映画館で鑑賞。大泣きしました。日本人が悪く描かれてると多くなってるけど、私は実際こうだったんだ、だから、あんな惨い報復になったんだと、広島長崎原爆…。忠実ではないんですかね。真実が知りたい。ですが、日本でのその後の裁判。現代の政界を見ると…そうなんじゃないかなって。同盟によって、釘を刺されてるとも見れるし、守られてるとも見れる。どちらにせよ、この攻撃は悲劇しか生まなかったと思っている。せめて宣戦布告くらいすれば良かったですね。結果的に影で何をしでかすかわからない日本。のイメージ。そんなところなのでしょうか。知っておくことの大切な歴史ですね。?
3.史実とは全く違う恋愛戦争映画として観ればこのスコア。史実もある程度知りたい方にはオススメできません。 B17の爆撃シーンはいつの話⁈ただし、真珠湾攻撃の場面は実際に体験した人からすればもっとすごかったのだと思う。真珠湾攻撃から80年。観るんじゃ無かった。
4.公開時劇場で。マイケルベイ監督作品。アメリカ目線の娯楽アクションを連作した。本作でいまや大スターの若手俳優を輩出している。スコットウィルソンや岩松マコも出てる。
5.戦争映画ってより、恋愛友情 がメインであり、日常生活、普段の当たり前がどれだけ幸せなのか わかる映画でした。
原題/別名:Bohemian Rhapsody
上映日 | 2018年11月09日 |
製作国 | アメリカ、イギリス |
上映時間 | 135分 |
ジャンル | ドラマ、音楽 |
スコア | 4.2 |
監督 | ブライアン・シンガー、デクスター・フレッチャー |
脚本 | アンソニー・マクカーテン |
あらすじ
世界待望!伝説のバンド<クイーン>のフレディ・マーキュリーの華やかな成功と波乱万丈の人生を描く。クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を務め、32もの不朽の名曲が主としてフレディの歌声で甦り、心臓に鳥肌がたつほどの感動を呼び起こす。11月、悩める者、弱き者に捧げる、ミュージック・エンターテイメント開幕!
出演者
ラミ・マレック、ジョセフ・マッゼロ、エイダン・ギレン、ベン・ハーディ、ルーシー・ボイントン、トム・ホランダー、アレン・リーチ、グウィリム・リー、アーロン・マカスカー、ミッチェル・ダンカン、エース・バッティ、マックス・ベネット、マイク・マイヤーズ
感想・評価
1.いやー、ラミ・マレック、凄いよね。本物のフレディー・マーキュリーをCMでしか知らなくても、本物っぽく見えるんだから。正直、伝記的部分はそんなに熱中はしない。ただ、壊れたバンドが再生するくだりからは一気に観られた。で、圧巻のライブエイドシーン。あれだけは鳥肌が立った。テレビなのに。で、たぶん、TSUTAYAでQUEENのベストアルバムを借りるんだろうな。単純だから。
2.文句なしの名作。ライブエイドのラスト、Bohemian Rhapsodyが流れた時歌詞とフレディの心境のマッチングが凄まじすぎて号泣したことを今でも覚えています。近々みなおしたいなとおもっています。
3.わたしはこれまでクイーンをほぼ知らずに生きてきたけれど、それでも知っている曲が何曲もある偉大なバンド。そんなバンドのボーカルを務めるフレディ・マーキュリーの半生。彼のスター性や孤独、クイーンの再起を描いた本作。この映画を観れば、“クイーンのファンになって、ライブビューイングを見て、クイーンの最後を見届ける”、そんな追体験ができるような気がした。どう評価して良いのか分からない作品だったけれど、夢中になって楽しめたのでこのスコアにした。
4.私はロックはあんまり聞かないけど、「Queen」の曲は聞いたことがある曲が多い!! ボーカル、ピアノ担当の「フレディ・マーキュリー」、初めてどんな人だったのかが分かりました! 最後の1985年のLIVE AIDのシーンは感動❣️鳥肌が立ちました!! 「フレディ・マーキュリー」天才!!! 実は、バイセクシャルで、乱行パーティを度々開いたり、ゲイバーに足を運んだり…。こういう一面もありました。 最後はAIDSに伴う気管支肺炎で死去、45歳。 ■Queen「We Are The Champions」これはよく聞いていたな〜! ■Queen「Don't Stop Me Now」好き❣️ ■Queen「We Will Rock You」超有名!! ■Queen「Bohemian Rhapsody」うーん、いい曲だ!! Queen以外でも有名な曲が♪■Rick James「SuperFreak」パーティシーンで流れていました♪ #洋画#アカデミー賞#映画レビュー#ボヘミアンラプソディ#Queen#クイーン#フレディマーキュリー#バイセクシャル#ロック#lgbt
原題/別名:Inception
上映日 | 2010年07月23日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 148分 |
ジャンル | サスペンス、アクション、アドベンチャー・冒険、SF |
スコア | 4.1 |
監督 | クリストファー・ノーラン |
脚本 | クリストファー・ノーラン |
あらすじ
ドム・コブは、人が一番無防備になる状態――夢に入っている時に潜在意識の奥底まで潜り込み、他人のアイデアを盗み出すという、危険極まりない犯罪分野において最高の技術を持つスペシャリスト。だがその才能ゆえ、彼は最愛のものを失い、国際指名手配犯となってしまう。 Rating G (C) 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
出演者
レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、エリオット・ペイジ(エレン・ペイジ)、トム・ハーディ、ディリープ・ラオ、キリアン・マーフィ、トム・ベレンジャー、マイケル・ケイン、ピート・ポスルスウェイト、ルーカス・ハース、タルラ・ライリー、ティム・ケルハー、マイケル・ガストン、クレア・ギア、マグナス・ノーラン、タイ・リ・リー
感想・評価
1.クリストファーノーランにどっぷりハマってしまった映画。ホテルのシーン大好き。終始ハラハラしてプリオが愛おしくナベケンー!ってなる映画。
2.人の夢の世界に入り込み、他人の記憶を盗み見たり、潜在意識を植え付ける物語。
3.やっっっば何これ……こんなの映画館で観なきゃダメだ音楽ハンスジマーなのがすっごい大きいTENETとの違いは、俳優さんがみーんなカッコ良すぎてどっちのドキドキか分かんないところ。もう一回みよ。サイトー何十年夢の中にいたの?可哀想。目覚めてすぐ、コブの視線ですべてを理解し「電話しよ」てなったのイケメンすぎ。
4.夢の中の階層をどんどん深く深く潜っていくってすごい発想!夢中で見た。ケンワタナベが2番手で日本人がハリウッドでこんなに出番をもらえてることも胸熱。いつも我が子が遊んでる後ろ姿を遠くから見ることしか出来なかったのが最後声をかけることが出来た時は泣けた。
5.「ファンタジー」「サイエンス・フィクション」「クライム」「アクション」「アドベンチャー」。更には「ロマンス」「サスペンス」「ヒューマン・ドラマ」と映画における主要なジャンルがそのプライドと忠誠心をひとつの世界観に捧げて献身的に仕える様がひとつの帝国を彷彿とさせます。それもその辺の歴史の中に転がっているバーゲンセールの安っぽい帝国なんかではなく、近隣諸国を徳と武力で斬り従え、大陸全土を震撼させ、七つの海をも支配する、皇帝の威光が母なるナイル河のようにあまねく民衆のこころに浸透した本物の大帝国です。 クリストファー・ノーランが創り出した『インセプション』は複数のジャンルを斬り従えた、総合的あるいはいっそのこと"大帝国"と呼んでも差し支えない完成された威容で公開後たちまちのうちにぼくら映画ファンを魅了しました。そして未だにその魅惑的な版図からぼくらを解放してはくれません。 『インセプション』について考えることは空間について考えるのと同じことのように思います。
空間は空間と云う名の物質的スペースが存在するわけではありません。それは周りの環境の複合的な作用によって顕れ体感出来るものなのです。つまり空間は現象と云うのが正しい定義なのです。たとえばモナコ公国は僅か2平方キロメートルの国土しか持たないヨーロッパの小国です。そこにはカジノと税金から逃れた金持ちしかいない実に嫌味たらしい悪臭が漂うちっぽけな空間でしかありませんでした。しかし1956年から1982年にかけての期間この2平方キロメートルの国土には、気品とエレガンスが満ち、穏やかな南欧の陽射しが凛とした美しさを讃え、吹く風がその香気を運び、地中海もその微笑みにひれ伏した、世界中が憧れる空間が存在していました。故グレース・ケリー・モナコ公妃の存命中、モナコ公国は確かにひかり輝くおとぎの国であり続けました。 クリストファー・ノーランは時間の流れを支配して煩雑なレギュレーション(規則)を布告して難解なシチュエーション(場面)で規律を求めます。
そこには小さいながらも現象としての空間が生まれるのを貴方は発見出来るはずです。ワンシーンにしか過ぎなかった小さな空間は横に繋がり縦に積み重ねられ時間によって育まれるうちにラストシーンに至ってぼくら映画ファンは知らない間に高い層を成し深い奥行きを成す世界の中に没入させられていることに気がつくはずです。ここに至ってこの空間が果たしてノーランの創出した世界なのか、元々のぼくらの世界なのか貴方は混乱を来たしてきっとあのスピンし続けるコマから目が離せないはずです。 空間に風が吹き、囁き声が聴こえ、確かな街並みを感じ、美しい微笑みが見えるなら、その空間の中にぼくら映画ファンは確かな夢を観ることが出来るのです。皇帝の威光が母なるナイル河のようにあまねく映画ファンのこころに浸透した、本物の大帝国の庇護の元でなら。
原題/別名:The Bourne Ultimatum
上映日 | 2007年11月10日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 115分 |
ジャンル | アクション |
スコア | 3.8 |
監督 | ポール・グリーングラス |
脚本 | トニー・ギルロイ、スコット・Z・バーンズ、ジョージ・ノルフィ |
あらすじ
愛する女性マリーを殺され、未だ記憶も戻らぬままに孤独な闘いを続けていたジェイソン・ボーン。英国の大手新聞ガーディアンの記者ロスは、CIAの極秘計 画である“トレッドストーン”の進化系“ブラックブライアー”の手がかりを追っていた。CIAの内部告発も絡むこの記事を追い、ボーンはロスの前に姿を現 すがロスは公衆の面前で射殺されてしまう!CIA内部調査局長・ランディは、局内での不穏な動きを感じ、ボーンと接触を試みる。さらにボーン殺害を狙う ヒットマンは世界中で彼を待ち構えていた動き始めた巨大な闇、ボーンの闘いはさらに激しさを増す!!
出演者
マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、デヴィッド・ストラザーン、スコット・グレン、パディ・コンシダイン、エドガー・ラミレス、ジョーイ・アンサー、コリン・スティントン、アルバート・フィニー、ジョーン・アレン、トム・ギャロップ、コーリイ・ジョンソン、ダニエル・ブリュール
感想・評価
1.またまた最強なボーンが見れて満足でした!!前作からの伏線回収も良かったしスピード感があって終始ハラハラドキドキな展開もよかったわ?ラストのボーンが水中で生きてるのわかってニッキーがニヤッてするとこは誰もがニヤってしてしまうだろうな?
2.なぜこれほど『ボーン』シリーズに心惹かれるんだろうと思ってみたときに、やはりマット・デイモンの演じるジェイソン・ボーンという名の男が体現する、孤独の有りようが好きなんだろうと思います。本来はこの第3作で映画としては完結していたはずの作品になりますが、ですから劇中で重要な意味をもつ「トレッドストーン」作戦と「ブラックブライアー」作戦など僕にとってはどうでも良い内容です。それよりも、ボーンがどのようにしてその「アイデンティティ」(Identity)と対峙することになったのかが最大の関心事でした。そうした意味では、記憶をすべて取り戻した彼が「人として」動揺する姿など茶番もいいところなのですが、そんな幼稚な自意識の揺れを描きながらも、仕事人として身についた無駄のない動きがより際立つことにもなった。これはおそらく製作者の企図したものではないはずですが、その対照性に奇妙に勇気づけられもします。いつでも心(アイデンティティ)は僕たちを様々に裏切ろうとする。けれど身についた体の動きが、そんな振幅をいなしながら船のスラスト(推力)のように僕たちを前に進めていく。シリーズを通しての概観は第1作『ボーン・アイデンティティ』にレビューした通りですが、たぶんこうした彼の姿こそが、広くビジネスパーソンの実感にも訴えかける内容になっているように思います。
3.スプレマシーより面白かった主人公の頭のいい戦い方が相変わらず良い?♀️
4.ボーンシリーズ三作目。前作以上にシリアスな展開が続く流れとなっていて、追跡ー戦闘ー逃走が再び繰り返されていく。とにかく、走る殴る逃げる打つ!!モロッコでのアクションも圧巻だしニューヨークでのカーチェイスも凄まじい迫力。パトカーまでパクっちゃうし挙句の果てに廃車状態…また今作はボーンの無敵感が8割増し。爆発の衝撃をモロに食らっても一瞬気絶したのみですぐ戦闘モードに復帰。そのままフル活動できてしまう怪物ぶり。フロントガラスを銃で打たれて破壊されながら、屋上から車ごと落ちてもまた動き出すってどれだけ(笑)こんな形でよりダイナミズムを重視した魅せ方に仕上がっていて、マット・デイモンの動きも洗練されていた。行動の大胆さもアクション同様天井知らず。相手の本拠地へ乗り込み情報を盗み取ったり、最強の戦闘能力と一流のスパイテクニックを駆使して失われた自分の記憶と謎を解き明かしていく。シリーズ作品は回を重ねるごとに飽きてしまい、つまらなく感じてしまうパターンが定説だけど、このシリーズは3作目が一番面白かったかな。まだ続くようなので、そちらも是非追っていきたい。
5.スプレマシーと同様にすぐの繋がり!しかし、前回からこう繋がってたのかとちょっと驚きがある。好きなシリーズなので面白かった。
原題/別名:Mad Max: Fury Road
上映日 | 2015年06月20日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | アクション、アドベンチャー・冒険、SF |
スコア | 4.0 |
監督 | ジョージ・ミラー |
脚本 | ジョージ・ミラー |
あらすじ
石油も、そして水も尽きかけた世界。主人公は、愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官マックス(トム・ハーディ)。資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕われたマックスは、反逆を企てるジョーの右腕フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、配下の全身白塗りの男ニュークス(ニコラス・ホルト)と共に、ジョーに捕われた美女たちを引き連れ、自由への逃走を開始する。凄まじい追跡、炸裂するバトル……。絶体絶命のピンチを迎えた時、彼らの決死の反撃が始まる!
出演者
トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ゾーイ・クラヴィッツ、ニコラス・ホルト、ライリー・キーオ、ネイサン・ジョーンズ、ヒュー・キース・バーン、アンガス・サンプソン、メリッサ・ジャファー、リチャード・カーター、ジョン・ハワード、ジョイ・スミザース、ジェニファー・ヘイガン、アビー・リー・カーショウ、コートニー・イートン
感想・評価
1.ハラハラドキドキの連続で最高だったほぼCGを使ってないことに驚き!ハリウッド版北斗の拳
2.最初のほうは特に結構エグくて、ご飯中にみるのはあんまりおすすめしません。笑でもいろんな意味でこの先の展開にどきどきして世界に入り込んでいってしまいます。故郷である緑の地が荒れ果てた地となってしまい、故郷がなくなってしまったこと、仲間もいなくなってしまったこと、この先への絶望みたいなあの叫びのシーンがとても印象的でした。あと、囲われていた美女たちがそれぞれ出来ることをと立ち上がる姿も素敵でした。亡くなってしまった美女とマックスとのやりとりがそのあとの辛さをより引き立たされました。主演のマックスの亡霊のほうが結局よくわからなかったのと、妻のこととかもっと描かれるのかなと思ったけどそこも私はあんまりわからなかった!でも、囲われてた美女たち本当みんな美女で結局顔は大事だなとなんか違う意味で辛かったです笑ウォーボーイズの位置づけとかももっとしっかりわかってみたいと思ったのでまた見たいです!
3.行って帰ってくるだけの話なのに、最高に面白い!セリフも少なくて、ひたすらカーアクション!リアルにカークラッシュしたり爆破したり、やりたい放題なのがめっちゃ好き!
4.核戦争により荒廃した地球、マックスとフュリオサ一行は戦闘集団ジョーと攻撃を防ぎながら緑の地を目指すって話。世界観とか設定がなかなかぶっ飛んでるけど、どの設定も不自然じゃないのが凄いなって思う。水中毒とか、水の代用品として母乳があったり世紀末って確かにこーゆー事ありそうだなって思う。映画序盤からアクションマックスでなかなか飛ばしてるけど後半でバテる事なく最後まで面白いです。トム・ハーディが本当にどんな役でもできて凄いなって思う。戦闘車の前に吊るされてギター弾いてる奴に関してはお前も闘えよと思ってしまう。
5.泥・汗・血のコンビが得意ではないので絵面的に避けていた作品でしたが、勧められたので鑑賞。ウォーターワールドを彷彿とさせる世界観で、ケヴィン・コスナー的なポジションをトム・ハーディが演じてる感覚。豪快&爽快なアクションシーンの裏側で、有限な資源・女性の尊厳・世襲制独裁政治の限界など、現代にも紐付く社会問題について風刺しているのが印象的でした。
原題/別名:The Dark Knight
上映日 | 2008年08月09日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 152分 |
ジャンル | サスペンス、アクション、クライム |
スコア | 4.2 |
監督 | クリストファー・ノーラン |
脚本 | ジョナサン・ノーラン、クリストファー・ノーラン |
あらすじ
ゴッサム・シティーに、究極の悪が舞い降りた。ジョーカーと名乗り、不敵に笑うその男は、今日も銀行強盗の一味に紛れ込み、彼らを皆殺しにして、大金を奪った。しかし、それは彼が用意した悪のフルコースの、ほんの始まりに過ぎなかった…。
出演者
クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、マイケル・ケイン、マギー・ギレンホール、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、モニーク・ガブリエラ・カーネン、ロン・ディーン、キリアン・マーフィ、チン・ハン、ネスター・カーボネル、エリック・ロバーツ、リッチー・コスター、アンソニー・マイケル・ホール、キース・ザラバッカ、コリン・マクファーレン、ジョシュア・ハート、メリンダ・マックグロウ、ネイサン・ギャンブル、マイケル・ジェイ・ホワイト、ウィリアム・フィクナー、マシュー・オニール、エディソン・チャン、マイケル・ストヤノフ、デヴィッド・ダストマルチャン
感想・評価
1.開始5分、コーラを手にしたが落としてしまい大爆発。これがジョーカーのやり方かと思いつつ鑑賞。大抵は主人公サイドに惹かれることが多いのだが、ノーランのバッドマンは同じかそれ以上にヒールにもスポットが当たり気持ちをくすぐってくる。本当に圧巻だった。百円の恋という映画の記者発表会で、とある役者は「この映画は安藤サクラを観る映画」と評していた。まさに今作は「ヒース・レジャーを観る映画」今後ホアキンに続いて色んな役者がジョーカーを演じるだろうが、彼の風貌や演技は忘れることはないだろう、ぶちまけたコーラの思い出と共に。
2.ジョーカーといえばダークナイトのジョーカー…!!!そう思うほどこちらの方が好きです。ホアキンフェニックス版ジョーカーも良かったがダークナイトのジョーカーは本当に最低で最悪でそれがまたジョーカーの良さだと思う。最愛の人を助けられず救いのないブルースを見ているのは本当に辛いほどクリスチャンベールの演技が上手い…そしてジョーカー役の俳優さんも本当に引き込まれるし憎いと思わせる演技がが素晴らしい。バットマンが逆上してジョーカーに詰め寄るシーンはヒーローでも1人の人なんだと思わされるし怪我もするし落ち込むし悩むジョーカーを見ているとマーベル版とは違って本当の生身の人間なんだと考えさせられます。アメコミヒーローだけどマーベル版とはまた違うDCコミックスのヒーローは切っても切り離せない人間味みたいなのがあってまた良い味が出てます。もちろんmarvelヒーローも悩むし選択を間違える時もありますけど、それぞれの良さがあり、バットマンも素晴らしいです。クリストファーノーランのバッドマン三部作の中でこのダークナイトが1番衝撃的ですショッキングで大胆で印象深い映画館だと思います。
3.面白かった。人間の性質がジョーカーの存在によって浮き彫りになるのがたまらん。善悪をかき乱してくれる最高のヴィラン。
4.バッドマンシリーズを初めて鑑賞。バッドマンビギンズの続きと知らず、最初は内容がわからないし、難しくて困惑…だけど話がわかってきてからは、息もつかせぬ展開の連続でやられました?町のヒーローか好きな女か。あなたなら何方を助ける⁉️
5.お友達紹介第2弾バッドマンの兵器達の進化にめちゃ興奮男の子心すっごいくすぐられたジョーカーとバッドマンによる心理戦、肉体戦本当に作り込まれてて凄い。役柄も光ってるし、演じ手の迫力がもろ伝わってきた。次作のライジングもたのしみ
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