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アカデミー賞 作品賞 受賞作品。これまでにクロエ・ジャオ監督のノマドランドや、パク・ソジュンが出演するパラサイト 半地下の家族、グリーンブックなどが受賞しています。
原題/別名:The Artist
上映日 | 2012年04月07日 |
製作国 | フランス |
上映時間 | 101分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.7 |
監督 | ミシェル・アザナヴィシウス |
脚本 | ミシェル・アザナヴィシウス |
あらすじ
フランスで人気のスパイ・コメディ「OSS 117」シリーズのミシェル・アザナヴィシウス監督と主演のジャン・デュジャルダンのコンビが、ハリウッド黄金期を舞台に白黒&サイレントのスタイルで描き、みごと2012年のアカデミー賞作品賞に輝いた異色のロマンティック・ストーリー。
出演者
ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ペネロープ・アン・ミラー、ミッシー・パイル、ベス・グラント、ジョエル・マーレイ、エド・ローター、ビッツィー・トゥロック、ケン・ダヴィティアン、マルコム・マクダウェル、ベイジル・ホフマン、ビル・ファガーパッケ、ニーナ・シマーシュコ、スティーヴン・メンディロ
感想・評価
1.授業にてサイレントを現代に蘇らせるというなかなか挑戦的なことを見事にやってのけた素晴らしい映画だが、なんせこんなに不寛容で恐ろしい世界には合わなさすぎるくらい楽観的。
2.サイレントからトーキーへの変化期を見事に描いた作品!!まさに当時のサイレント映画を観ているような再現度の高さには驚いた!ストーリーとしても純粋に楽しめた。サイレント映画って下手な映画観るよりめちゃくちゃ深く読み解けて楽しめるから結構好きなんだよね〜▪2021年鑑賞99本目
3.FODで観ました。成功体験を脱ぎ捨てることの難しさだけど自分が主役でないことにいつ気付くかかな〜!
4.何て言ったらいいか難しいが、サイレント映画としてみたらいいのか、サイレント映画への愛をつめこんだ映画としてみたらいいのか、見方がビミョーに、ちょっとだけわからなかった。誇張表現がサイレント映画(フィクション的)だけど、そういう映画の誇張表現がダサいと言及するリアルな場面もあったりして。何て言えばいいかわからん。落とし方がいい。犬もいい。
5.白黒サイレント扱うってちょっと尖ってんのかなって思ってたけど、ストーリーがシンプルで良い◎映画業界にいる人とかにはもっとささりそう。
原題/別名:Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
上映日 | 2015年04月10日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 119分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ |
脚本 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ジャコボーン、アルマンド・ボー |
あらすじ
かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の日々を送る俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、復活をかけてブロードウェイの舞台に立とうとしていた。レイモンド・カーヴァーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出と主演を務める舞台には、彼のすべてが注ぎ込まれている。しかし、プレビューを前に出演俳優が大怪我を負い、降板してしまう。共演者のレズリー(ナオミ・ワッツ)の紹介で、ブロードウェイの実力派俳優マイク・シャイナー(エドワード・ノートン)を迎えたリーガンだったが、その才能はしだいに彼の脅威となっていく。疎遠だった娘サム(エマ・ストーン)には、リーガンの愛情は伝わらず、彼は気づかないうちに舞台の役柄に自分自身を重ねていくのだった。さらに、公私にわたり精神的に追い込まれるリーガンを、“バードマン”までが扇情し・・・彼は人気俳優だったエゴと闘い、舞台の成功と、壊れた娘との絆を取り戻せるのか?
出演者
マイケル・キートン、エマ・ストーン、エドワード・ノートン、ナオミ・ワッツ、アンドレア・ライズボロー、ザック・ガリフィアナキス、エイミー・ライアン、ジョエル・ガーランド、メリット・ウェヴァー、ナタリー・ゴールド、リンゼイ・ダンカン、クラーク・ミドルトン、ダミアン・ヤング
感想・評価
1.ワンカットでひたすら主人公の目線を追いかけることで現実と妄想の境界線を曖昧にしたり、BGMを使わずにドラムで心情を表現したり、一般的な映画の撮り方からは脱構築した映画。この撮り方が一種のスリリングさを生み出し、最後まで楽しく観ることができた。
2.前半はどんな感じ? 空飛ぶの?どうなの?中盤はあぁこのまま終わるのか。つまんね。終盤はあぁそうなるの? え、やば。おーマジか! なんかすげー映画だったな。て感じでした。 過去で有名だった特撮ヒーローも今じゃ落ちぶれ。 舞台で再挑戦。 超能力もあるぞ? さあ。どうなる。 ってお話。その割にはなんだか長い感じがした。 ワンカットで活かされた部分もあれば、逆に長ったらしく感じさせられることもあった。人と観るのはそんなにオススメしない。 1人でこっそりとどうぞ。
3.過去の栄光をもう一度と挑戦する俳優。時代は流れるが、変わっていないのは自分だけだと知らされる。 どの世にも世代交代があることを知るべきだ。
4.撮影・編集手法が長回しっぽく作られていて、かなり計算されている作り。ただ、妄想部分が雑多で、映像テクニックとして何でもできますよ感があって、せっかく良いキャストが揃っているので、もう少しそこの描写をして欲しかった。
5.カメラワークが面白かった最後リーガンが狂って舞台で頭撃ち抜いて自殺するかと思ったら違くて病室から飛び降り自殺するかと思えば娘は空を見上げて笑ってる…再起をかけた元有名俳優の葛藤でも現実か舞台の演技かわからないところもあった。
原題/別名:Crash
上映日 | 2006年02月11日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 112分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.8 |
監督 | ポール・ハギス |
脚本 | ポール・ハギス、ロバート・モレスコ |
出演者
サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ジェニファー・エスポジート、ウィリアム・フィクナー、ブレンダン・フレイザー、テレンス・ハワード、リュダクリス、タンディ・ニュートン、ライアン・フィリップ、ラレンズ・テイト、ノーナ・ゲイ、マイケル・ペーニャ、ロレッタ・デヴァイン、ショーン・トーブ、ビヴァリー・トッド、キース・デヴィッド、バハー・スーメク、トニー・ダンザ、カリーナ・アロヤヴ、ダニエル・デイ・キム、ビリー・ガロ、グレッグ・ジョン・パイク
感想・評価
1.人種差別をテーマに掲げて描く群像劇。露骨な差別から描き出される答えが提示されない。ほんのささいなことが負の連鎖によって繋がり交わっていく。たとえようのない怒りの矛先が衝突を生む。群像劇を語る上でいかにして面識のない人間同士が触れ合っていくかが見所だが、この映画に関しては全てが完璧。触れ合った際の人間としての変化が実にリアルであり、冒頭の顔がラストには皆違う顔を見せ始める。これこそが人間であることを実感せずにはいられない。豪華なキャストが勢ぞろいしているのもすごいが、中でもテレンス・ハワードとマット・ディロンが印象に残りました。人によって違いはありますが、心に引っ掛かるエピソードが温かい。透明マントの件と、西海岸に降る雪が希望を感じさせてくれる。終わりの見えない問題ではあるが、それでも人間を信じたいと思わせてくれたポール・ハギスに拍手。
2.登場人物がヤバい奴ばかりってのが第一印象。みんな自分の事は差し置いて他人に対して攻撃的過ぎる気がする。人種差別が強い国って隙を見せたら自分が割を食う羽目になるからこんな感じになってしまうのかな。これもパルプフィクション方式で、色んな人の物語が終盤に繋がっていく感じが心地よい。着地点がそこまではっきりした感じじゃないのはこれからもこういった事は続いていくって感じなのかなと思った。それにしても俳優陣が豪華過ぎ。中でもアイアンマン俳優の新旧ローディが出てるし何気にペルシャ人のおっちゃんがインセンだったのが驚き。この映画ではおじいさんなのにアイアンマンで若返ってる。個人的に鍵屋さんがどっかで見た事あるなーと思いつつ最後までマイケル・ペーニャなの気付かなかった。
3.2017/5/30アメリカ社会の人種差別をテーマにした話。単純といや単純なストーリーだけど、事実はこんな事かもしれない。人はみな清濁併せ持つ。時と場合、立場やてシチュエーションによって。
4.色分けされた根強い差別意識と偏見。それぞれが抱える深い傷と憎しみ。複雑に絡み合う表面上と、本質の違い。手を差しのべることが、善なのか誤魔化された偽善の正当化なのか…?同じ人間同士、生き方、価値観の違いが人を傷つける事もあるが、少しでも寄り添い、支え合い、愛し合い、心と心が繋がる世の中へ。#ポール·ハギス#群衆劇#再鑑賞#人種問題
5.人種差別問題、ニュースなんか見るくらいならこれ見れば良い。黒人、白人、他にもたくさんの人種差別。ちゃんと一人一人、一人の人間として向き合っていかないとダメだと当たり前のことを再確認できた。
原題/別名:The Hurt Locker
上映日 | 2010年03月06日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 131分 |
ジャンル | ドラマ、戦争 |
スコア | 3.6 |
監督 | キャスリン・ビグロー |
脚本 | マーク・ボール |
あらすじ
2004年夏。イラク、バグダッド郊外。アメリカ軍の爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中でも最も死を身近に感じながら爆弾の処理を行うスペシャリストたち。殉職した隊員の代わりに新しく中隊のリーダーに就任したウィリアム・ジェームズ二等軍曹は、基本的な安全対策も行なわず、まるで死に対する恐れが全くないかの様に振舞う。補佐に付くJ.T.サンボーン軍曹とオーウェン・エルドリッジ技術兵は、いつ死ぬかもしれない緊張感、特に一瞬の判断のミスが死に直結する爆発物処理の任務の中で、徐々にジェームズへの不安を募らせていく
出演者
ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モース、エヴァンジェリン・リリー、クリスチャン・カマルゴ
感想・評価
1.キャスティングすんばら。よくここまでアッセンブルさせたもんだ。もうアベンジャーズじゃん。(?)爆弾処理なんて多少ぶっ飛んでないとやってけないんだろうな…現地の子どもと戯れてるシーンよかった。イラクのそういう面あんま知らんからありがたい。爆発音とか銃撃音すごかった大迫力!ダンケルクには劣るけど音響賞とってるのもうなずける出来。カメラワークは好かん。ズーム使いすぎ目疲れた。動けよ!
2.最後、耳の所留めてなくない???最後の最後で気になってしまった。。中毒なのかーエヴァンジェリンリリーの贅沢な使い方
3.スナイパーのシーンなんてリアルすぎると思う現代戦映画では一番好き
4.戦地の緊張感とか米兵と現地人との関係とかすごくリアルなんだけど、なんで刺さらなかったのかは分からない。
5.20211119-4712004年、バクダッド美術:カール・ユーリウスソン#higa2021#higaアメリカ#イラク戦争#カール・ユーリウスソン#作品賞ノミネート
原題/別名:Slumdog Millionaire
上映日 | 2009年04月18日 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛 |
スコア | 3.8 |
監督 | ダニー・ボイル |
脚本 | サイモン・ビューフォイ |
あらすじ
アカデミー賞8部門受賞。『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督作。インドのスラム街で育ったジャマール。無学なはずが世界的人気番組「クイズ$ミリオネア」で残り1問を残し全問正解。それには理由があり……。
出演者
デヴ・パテル、サウラブ・シュクラ、アニル・カプール、ラジェンドラナート・ズーチー、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピント、イルファン・カーン、アーユッシュ・マヘーシュ・ケーデカール、アズルディン・モハメド・イスマイル、ルビーナ・アリ
感想・評価
1.【ミリオネアは運命だった】原作:ヴィカス・スワラップ『ぼくと1ルピーの神様』アカデミー賞など映画賞総ナメ作品だけあって非常にクオリティの高い映像美と斬新なカメラワークに引き込まれた。しかし、原作小説を先に読んでしまったがために人物設定や展開など、とにかく様々な要素をごちゃ混ぜにされてしまったことが非常に残念であった。また、貧困や経済格差などインド社会の闇から這い上がり、自らの力でのし上がる主人公の姿が原作では可憐に描かれていたが、本作は兄弟と愛する者への愛という単純な構図に落とし込まれてしまっていたことも少々納得がいかず、本作は原作とは全く別物として捉えるべきだと感じた。原作未読で映画を楽しめた人はぜひ原作を読んでみてほしい。とはいえ、日本では到底想像もできない光景が映画の中では広がっており、インドのありのままの姿を映し出し、エンタメとして昇華させた点では評価できるだろう。
2.インドの映画の中でも完成度が高い作品だと思いました。演技も構成も何もかもが上手いなと思います。改めてミリオネアの音楽が流れると緊張感とワクワク感が凄いなと思いました。
3.インドの雰囲気にドップリ浸かれる映画。生まれがスラムというだけで,人生通して騙され汚され弄ばれ蔑まれ,スラムドッグ=スラム街の野良犬として生きてきた人生。それを思うとこの映画の結末は心が洗われるよう。映画の最初と最後もいいじゃないか。なんて洒落てるんだ。私にとってはなぜだか見ていて元気の出る大好きな映画。
4.面白かったーーーホテルムンバイの主演の方と同じ方!!みのもんたの時めっちゃ見てたなぁ
5.これも一種のインド映画?シリアスなくせして最後はしっっかり踊ります。(笑)最近、締め切りやらやりたい勉強が多いからひさしぶりに夜更かし映画?霜降りチューブの企画でこのパロディが出てきて、前にちらっと聞いたことはあったけど未履修だったので全体的にスラムの現状が割と細かくうつされていたからびっくりしたのと同時に凄く引き込まれましたこういうの苦手な人はダメかも、画面内に英語字幕がお洒落な感じの枠付フォントで最初から埋め込まれてるのが、内容とあってなさすぎてちょっと気になった??よく聞いてるm.i.aの曲が出てきてテンション上がりました評価高いし時間割いて見る価値はあると思います₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎
原題/別名:Nomadland
上映日 | 2021年03月26日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 108分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.8 |
監督 | クロエ・ジャオ |
脚本 | クロエ・ジャオ |
あらすじ
リーマンショック後、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)。彼女の選択は、キャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。その日その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。大きな反響を生んだ原作ノンフィクションをもとに、そこで描かれる実在のノマドたちとともに見つめる今を生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー。
出演者
フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ、Bob Wells、Charlene Swankie
感想・評価
1.結構刺さる映画だったんだが。私自身こういう生き方いいなって思えるからか。自然の広大さとか、景色の美しさとか。腕折れてた女性の言葉がずっと残ってる。命の尊さや素敵な景色を見て、感情がいっぱいになる、あの瞬間に私も出会っていきたいものだな「もう十分」という瞬間に
2.ノマドという生き方に、私自身は共感が出来ない。ただ、「こうなってしまったんだ」という人生ではなく、「敢えてこういう人生を歩んでいる」という点では、ノマドという生き方もアリだよなと思った。広大な景色と、静かな音楽。主演のフランシス・マクドーマンドの優しい話し方。とても心地良い。主人公と同じ位の歳になったら、もう一度見たいと思います。
3.『エターナルズ』のクロエジャオ監督作品ということで。私も最近資本主義とか物質主義について考えたいと思っている所なので、このエンパイアという街や、主人公の置かれたシチュエーションがまず響きました…でも悲しいかな、やっぱりストリーミング配信だと、なんかスマホ触ったり家事やったりして集中しきれないのですよね。(何ならAmazonプライムで400円払ってレンタルしたというのに…) やっぱり映画は出来るだけ劇場で観たいと思いました。主演のフランシス・マクドーマンドは超有名女優とのことですが、雰囲気含め大竹しのぶさんに似てるなぁって思って検索したら、suggestで「フランシス・マクドーマンド 大竹しのぶ」って出てきたので、やっぱりなって思いました。
4.ノマドワーカーの話なのかと思ったら、ガチのノマド(遊牧民)に密着した良質なドキュメンタリー(かと思うくらいリアルな)映画だった。ノマドワーカーが和製英語だったことも知らなかったし、ヒッピーとはまた違うノマドっていう人々が存在することも初めて知った。ポスターに象徴されるように、薄明の時間帯のシーンが多くてその映像美に終始釘付け。美しい夜明けと夕暮れを毎日見届けられるその生き方に心が奪われかけたけど、トイレの処理とか大変そうだったからノマドにはなりたくないかな。
5.クロエジャオ監督の特徴である自然光を利用した撮影が際立っていました。主人公達の心情を映し出すかのように薄暗かったり、懸命に仕事しノマド同士で生きている様子は美しい背景で描かれています。
原題/別名:The Shape of Water
上映日 | 2018年03月01日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 124分 |
ジャンル | ドラマ、ファンタジー |
スコア | 3.8 |
監督 | ギレルモ・デル・トロ |
脚本 | ギレルモ・デル・トロ |
あらすじ
1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代、清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか……。
出演者
サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スタールバーグ、オクタヴィア・スペンサー、ローレン・リー・スミス、デヴィッド・ヒューレット、ジョン・カペロス、ニック・サーシー、モーガン・ケリー、Dru Viergever
感想・評価
1.作品的には好き女優さんがあんまり好みでなかった逆におばさんぽいから良いのかな?
2.主人公の女性と、未知の生物の話耳が聞こえない主人公の女性、ある日いつも通り仕事に出勤し仕事をこなしていたが気になる部屋に入ったら、未知の生物が虐められていた。それから、主人公は気になりその部屋に訪れ未知の生物と接触していくその間にも、卵を食べさせてあげたり、手話で話したり色々と話が進んでいく途中可哀想と思ったのか、仕事場の人と協力しその生物を助けて家に連れて帰り、逃がそうという話。ラストがまさかの衝撃だった。
3.惹かれる時は見た目とかじゃないねんな〜と思うこうゆう時いつも大好きなドラマの「好きにならないと好きな理由は分からない」て言葉思い出す?
4.なぜそんなにあの生き物に惹かれたのか主人公は声が出せない人として常に見られるそんな彼女を純粋に、本当の自分として見てくれる、知性も心もあることが分かったことで惹かれてしまったのだろうそれぞれの登場人物の設定や心理描写が細かいのも良い劇中の悪役も、上司からのプレッシャーに屈する中間管理職みたいな人主人公の友人は皆、自身のアイデンティティから生きづらさを感じている作り込まれたビジュアルの美しさやレトロな音楽にも惹かれる
5.↓ブログで感想書いてますhttps://ffybo.com/movie-review/the_shape_of_waterどうしてイライザが命がけで"彼"に惹かれるのか最初は理解できなくて、ヌメッとしてて気持ち悪いし、指とか食いちぎられたりしないかとか無駄な心配しつつ観てたんだけどちゃんと感情もあって、人間となんら変わらないんだと気づいてから急に"彼"がただの男に見えてきて、あれ...?なんかワタシ、ヤバいか!?と本気で動揺した
原題/別名:Green Book
上映日 | 2019年03月01日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 130分 |
ジャンル | ドラマ、コメディ |
スコア | 4.2 |
監督 | ピーター・ファレリー |
脚本 | ニック・ヴァレロンガ、ピーター・ファレリー、ブライアン・クリー |
あらすじ
時は1962年。ニューヨークのナイトクラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は腕っぷしはもちろんハッタリも得意で、ガサツで無学だが、家族や周囲から愛されていた。ある日、トニーは「神の域の技巧」を持ち、ケネディ大統領のためにホワイトハウスで演奏したこともある天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)のコンサートツアーの運転手として雇われる。まだまだ人種差別が根強く残る時代になぜか、黒人にとって制約と危険の多い南部を目指すシャーリー。粗野で無教養なイタリア系用心棒と、インテリな天才黒人ピアニストという何もかも正反対な二人が、黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を頼りに、ふたりはツアーへ旅立った──。
出演者
ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ、ドン・スターク、セバスティアン・マニスカルコ、P・J・バーン、ブライアン・ステパニック、ニック・ヴァレロンガ、イクバル・テバ、Ninja N. Devoe、トム・ヴァーチュー
感想・評価
1.思ったよりコメディ色が強くさらっと観ることができた。『最強のふたり』とか好きな人は気に入るかも。悪くはないが、社会派映画と捉えるなら個人的にはもっと重たいほうが好み。
2.脚本 28演出 19好み 18演者 9映像 13合計 87点
3.差別問題を取り上げた映画だけど、重くなさすぎず、笑える場面もあっていい映画だった。
4.時代における差別問題だんだん打ち解けていく感覚の映画は面白い。結末とか予想しやすいけどそれまでの過程が楽しかった映画
5.色々な差別の問題が出てくるが重たくなり過ぎず、見やすい。見終わった後にいい映画を見たなと感じる。2人の友情がとても良かった。
原題/別名:The Departed
上映日 | 2007年01月20日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 152分 |
ジャンル | サスペンス、アクション、クライム |
スコア | 3.8 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | ウィリアム・モナハン |
出演者
レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ、マーティン・シーン、レイ・ウィンストン、ベラ・ファーミガ、アレック・ボールドウィン、アンソニー・アンダーソン、ケヴィン・コリガン、ジェームズ・バッジ・デール、デヴィッド・オハラ、マーク・ロルストン、ロバート・ウォールバーグ、クリステン・ダルトン、J・C・マッケンジー
感想・評価
1.インファナルアフェア観たの結構前でほぼ覚えてなかったので楽しめた。それにしても主演陣の豪華なことよ。
2.かなり既視感のあるストーリー。と思いきや香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクらしい。香川照之の「ダブルフェイス」も「インファナル・アフェア」をモチーフにしたとか。似たような映画だと、韓国の「新しき世界」も面白かったなぁ。結局幸せになれないんだよ、みんな、、
3.豪華俳優陣!長かったけど、最後にぎゅっっていいとこ詰まってる感
4.序盤、ディカプリオとマット・デイモンが同一人物だと思って観ててめちゃくちゃ混乱した?別の人でよかった?ディグナムは、警部のことだけ尊敬して信頼してたから、コリンを許せなかったのかな〜
5.ジャック・ニコルソンシャイニングやらバットマンのジョーカーの時から 表情やら変わってないレオナルド・ディカプリオとマット・デイモンジャック・ニコルソンマーク・ウォールバーグヴェラ・ファーミガこのキャストは素晴らしい内容はシンプルなのにオチやらストーリーやら文句なしまた観たい映画ですね
原題/別名:Argo
上映日 | 2012年10月26日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | サスペンス、伝記、スリラー |
スコア | 3.8 |
監督 | ベン・アフレック |
脚本 | クリス・テリオ |
あらすじ
ベン・アフレック製作・監督・主演を務めるサスペンス・ドラマ。1979年にイランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件と、その裏で実行された救出作戦を描く。第85回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、編集賞の3部門を受賞。
出演者
ベン・アフレック、ブライアン・クランストン、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ヴィクター・ガーバー、テイト・ドノヴァン、クレア・デュヴァル、スクート・マクネイリー、ロリー・コクレイン、クリストファー・デナム、ケリー・ビシ、カイル・チャンドラー、クリス・メッシーナ、ジェリコ・イヴァネク、タイタス・ウェリヴァー、キース・ザラバッカ、リチャード・カインド、ボブ・ガントン、リチャード・ディレーン、オミッド・アブタヒ、ペイジ・レオン、シェイラ・ヴァンド、マット・ノーラン、J・R・カシア、ロブ・ブラウンスタイン、デヴィッド・サリヴァン、ジョン・ボイド、スコット・アンソニー・リート、マイケル・パークス、エイドリアン・バーボー、リンゼイ・ギンター、テイラー・シリング
感想・評価
1.大好きなおまんじゅうちゃん( @sneakerkenji0117 )が紹介していたので観ました見る前からマッチ度95%でこれは見ないと!と...現実味のある映画、イランで起こった実話です最近アフガンの件が大きく取り上げられていますね。私はこれまで、恥ずかしいぐらいに何も知りませんでした。ただTwitterで流れてくる動画やメッセージがあまりにも衝撃的で関心を持ち始めましたmsfの看護師さんの手記を読んで文字から想像することはあったけれど、実際にリアルタイムで(生ではないとはいえ)見てみるとなかなかしんどいものがあったし(しんどいっていう表現は語弊があるか...なんかこう、違う次元で起こっているのではないかと思い込みたい自分がいた)、知ろうと思って5分も調べれば大体の状況は掴めてくるわけで、一番こわいのは知ろうとしないことだな、と。
長くなったけれどそういう意味でこの映画を見ることが、事実のひとつを知るきっかけとなり、私の中で"知識"というまたひとつの武器になったように思います。空港のシーンはハラハラ。事実とは異なる部分も多少はあるみたいですが、自分の知らない歴史を掘り返す良いきっかけになる作品だと思います何はともあれ、現実で起こっていることに目をそむけない。色々な物事に対して興味関心を持てる人間でありたいです
2.2021.11.23実話をもとにした救出劇発想は面白かったけど、他の方のように自分には刺さらなかった。
3.冒頭からずっとハラハラしっぱなしの2時間。政治的な映画というよりは「途方もなく変な案を使って、いかにここから脱出するか」に焦点を当てた映画だった。重たい現実とバカバカしい架空の映画「アルゴ」とのギャップ、そしてそれをでっち上げていくプロセスがすごく面白い。一貫してスリリングで、最後まで観客を惹きつける演出や編集も見事。ベン・アフレックの映画制作の手腕が優れているのは間違いない。ただ、エンタメサスペンスとして優れてはいるものの(私の星もそれを基準にした)、これを歴史映画や人間ドラマとして見るならば話は変わってくる。「歴史映画」にするには、あまりにも、あまりにも嘘が多い。ロケハンシーンも最後の空港シーンも嘘だ。史実ではそんな緊迫はなく、あっさりと出国できたそうだ。「人間ドラマ」にするには、人物に深みがなく、イラン側とアメリカ側の描き方があまりにも大本営――おっと違った、画一的な「いい奴と悪い奴」「天使と悪魔」にされすぎている。
この映画の中のイランの民衆は怒り、憎み、容赦なくアメリカ人を殺すであろう悪魔的な描かれ方をしている。彼らは「逃げたアメリカ人を見つけ出して(おそらく)殺すこと」に対して熱心で勤勉だ。街を歩けばアメリカへの敵意むき出しの人に出会う。人質たちはまるで震える善良な仔羊だ。でもちょっと待ってよ、人間ってそんなに単純ですか?「ここまで悪魔的に描いたイラン側に対して、バランスを取るような中立的な場面が出てくるのではないか」と最後まで願いながら見た。最後になればなるほど「グッジョブ、トニー!みんな正義の国アメリカに帰れて万歳!」になっていって驚いた。きっとイランの人たちは、『パール・ハーバー』を作られたときの日本人のような気持ちなんだろうなあ。そりゃアメリカ社会とハリウッドはこの映画を絶賛するわ。アメリカ人にとっての気持ちよさが詰まってるもん。手に汗握るサスペンスとしては良作(場面の繋ぎ方なんてとても上手い)だけど、なんだかモヤモヤする、という映画でした。
4.偽映画を隠れみのにするなんて!奇想天外な救出プランなのに、これがリアルだったなんで驚きです。匿われた6人が無事に救出されるのかドキドキしました。 時折り実際のシーンが入りリアルに戻されます。その時、映像的にはスピード感がダウンしてしまうのが、それは少しもったいなかったです。
5.クロスカッティングを多用してるけど磨り減っていないという点が価値高いと思う。追う側の動きが「激」なら追われる側の動きが「静」だったのが演出が磨り減らなかった大きな要素だったのかもしれない。
原題/別名:Chicago
上映日 | 2003年04月19日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 113分 |
ジャンル: | ドラマ、ミュージカル |
スコア | 3.7 |
監督 | ロブ・マーシャル |
脚本 | ビル・コンドン |
あらすじ
アカデミー作品賞を含む全6部門を受賞したロブ・マーシャル監督のミュージカル映画。1920年代のシカゴ、スターを夢見るロキシーは愛人殺しの罪で収監されるが、そこで憧れのスター・ヴェルマと出会う。
出演者
レネー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、リチャード・ギア、クイーン・ラティファ、ジョン・C・ライリー、テイ・ディグス、ルーシー・リュー、クリスティーン・バランスキー、コルム・フィオール、ドミニク・ウェスト、ジェイン・イーストウッド、チタ・リヴェラ、スーザン・マイズナー、マイア
感想・評価
1.内容破茶滅茶なんだけどもロキシーとヴェルマの2人が本当に美しすぎて見ててそれどころじゃない。圧巻。
2.1900年代前半、シカゴのナイトクラブで人気ショーガール、ヴィルマの舞台を見つめる既婚女性ロキシー・ハート。スターの夢を利用されての不貞を許せず浮気相手を殺害して逮捕された彼女が、同じく殺人罪で逮捕されたヴィルマの敏腕弁護士に接近して無罪とスキャンダルを利用した成り上がりを目指す様を描いたミュージカル映画です。アメリカの人気振付師であるボブ・フォッシーが脚本を務め、ブロードウェイでは『オペラ座の怪人』『キャッツ』に続く第三位のロングラン公演の記録を持つ人気ミュージカルを、映画化を熱望した舞台振付師出身のロブ・マーシャルが監督として実現させた作品で、華やかな演出が評価されてアカデミー賞では作品賞を始め六冠に輝きました。原作好きの監督の演出とあってミュージカルへの自然な移行は希求せず文字通りの「ショー」がテンポよく差し込まれます。映画表現としてはやや工夫に欠け、お話の上ではエイモスに同情を感じる所ですが、皮肉に溢れたショービズ界で艶やかさと強かさを体現するレネー・ゼルウィガーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズに魅了される一作です。#ミュージカル☑
3.キャサリンゼタジョーンズの迫力が素晴らしい。エイモスの歌に泣いた。
4.すっごいしたたかな応戦で面白かった。下地は、ジメーッと暗い話なのに、ミュージカル仕立て、暗さ微塵も感じさせないのすごい。この映画、ドラッグクイーンさんやゲイの支持率凄そう…。弱い女なんて見たことない(by美輪明宏)キャサリンゼタジョーンズ、レニー・ゼルウィガー、リチャードギア、みんな最高に素晴らしかった。
5.大好きすぎる作品だと言葉にするのが難しくて、Filmarksに記録できていない傾向にあります笑シカゴは、私が映画を好きになったきっかけでもある大切な作品。出逢ったのは中学生の頃、今まで親と一緒になんとなく観ていた"映画"でしたが、今作に出逢った時に衝撃を受けて、初めて主体的にTSUTAYAに借りに行って繰り返し観た記憶があります。そこから映画館で再上映するのを見つけて、初めて一人映画をしたのも今作。エンディングロールの時には、映画館にも関わらず、拍手したくなったのを今でも鮮明に覚えてる。レネー・ゼルウィガー演じる金髪でキュートなロキシーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ演じる黒髪ボブのヴェルマ。性格は全く違うのですが、どちらも女性の美しさ武器にして魅了される。演出が最高にかっこ良くて、どの曲も大好き!舞台でも2回程鑑賞しましたが、何度観ても盛大な拍手を送りたくなるミュージカルです。
原題/別名:Million Dollar Baby
上映日 | 2005年05月28日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 133分 |
ジャンル: | ドラマ、スポーツ |
スコア | 3.8 |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | ポール・ハギス |
あらすじ
「グラン・トリノ」「ミスティック・リバー」のクリント・イーストウッドが監督・主演のヒューマン・ドラマ。小さなボクシング・ジムを営む老トレーナー、フランキー。ある日、31歳になる女性マギーがフランキーに弟子入りを志願するが、追い返してしまう。フランキーの親友スクラップは、諦めずジムに通うマギーの素質と根性を見抜き、目をかける。フランキーはついにトレーナーを引き受けるのだが…。
出演者
クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキー、ジェイ・バルチェル、マイク・コルター、ブリアン・F・オバーン、マーゴ・マーティンデイル、マイケル・ペーニャ、ベニート・マルティネス、ブルース・マックヴィッティ、ネッド・アイゼンバーグ、モーガン・イーストウッド、ルシア・ライカー、リキ・リンドホーム、マーカス・チェイト
感想・評価
1.『 LOOK LOOKこんにちは』?人目おー、なんやかんやで、10人かー✨勝手に皆様のところ巡ってるだけなんですけどね(笑)今回の旅は、一人でレイトショー派さんのとこに✨この作品は、うちのお客様にもオススメされてた作品だったので、より一層興味が湧いてましたー✨おーなるほどねー、そういう終着点かー?最初観てるときからでいうと、まさかな終わり方。でも、いっぱいいっぱい考えさせられた。そして、泣けた。前半、マギーめちゃくちゃ輝いてたよねー✨女性やからではなく、ひたむきに頑張ってる人を見ると、応援したくなると同時に、涙が出る。で、トレーナーのフランキーも最高のキャラだった✨あの頑固じじいが、信念を折ってでも前に進むとこも涙が出る。Wで前半からフルフル震えてた?しかし、クリント•イーストウッドさんはもー最高やねー✨全能の神やね✨声も渋いし、目が離せなかった!あと、さすがのモーガン•フリーマンさんよねー✨今回、初めてあそこまで短い髪を見たなー、似合ってた?これまた渋くて、全能の神やね✨後半、まさかの展開やったけど、そこはネタバレなんで語らんときます✨ワクワクして、感動して、涙して、最高の作品でした‼️一人でレイトショー派さん、ありがとうございました?
2.勇気がなくてずっと手にとることができなかった作品。みてよかった。
3.なんと....前半があまりにサクセスストーリーでどういう展開を迎えるのか凄い不安やったけど、予想をはるかに越えてつらかった。後半の問題提起に対してもうなんも言われへん。。。鬱映画とか言われてるし確かに気持ちよくはないけど、絶対記憶に残る、観るべき作品やと思われ。あとモーガンフリーマンの語りってなんであんなかっこいいんやろな。全てを包み込んで終わったわ。笑モクシュラの意味、最後に教えてくれてありがとう、ほんま涙出た。
4.胸糞映画とは知ってたけど、前半があまりにもTHEサクセスストーリーで普通に見入ってしまう。そこから不幸ドーーーン!!!なので情緒をぐちゃぐちゃにされる 例にも漏れず心が死んでいます…、これどこまで実話なん?実はイーストウッド監督の作品は初見。俳優としても監督としても、かなり好きかも。マギーのことをほっとけない堅物トレーナーの心の雪解けみたいなものを、すごく丁寧に描いてたし演じてたと思う。いろんな人の覚悟が詰まってて、一概に胸糞映画とは言えない。何が胸糞って、マギーの家族。全身麻痺の娘にディズニーのお土産話するとか、断食中に焼肉の話するみたいなことの超上位互換やろ しばく尊厳を保ったまま死にたい、人生に悔いはない、大事な人にそう言われたら…と考えるだけで心が死んでしまう(2021年11月13本目)
5.#731クリント・イーストウッド監督作品。モ・クシュラ。愛する人より、お前は私の血。ボクシングには怪我が付き物ってわかってはいるけど、これはひどいね。スポーツからルールとったら何も残らん。レモンパイ。最後まで責任もってすごいわ。あの家族なんなんマジで、、
原題/別名:No Country for Old Men
上映日 | 2008年03月15日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 122分 |
ジャンル | ドラマ、クライム、スリラー |
スコア | 3.8 |
監督 | ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン |
脚本 | ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン |
原作 | コーマック・マッカーシー |
あらすじ
荒野で狩をしていたベトナム帰還兵のモスは、偶然ギャングたちの死体と麻薬絡みの大金200万ドルを発見。 その金を奪ったモスは逃走するが、ギャングに雇われた殺し屋シガーは、邪魔者を次々と殺しながら執拗に彼の行方を追う。事件の発覚後、保安官のベルは二人の行方を探るが、彼らの運命は予測もしない衝撃の結末を迎え・・・。
出演者
トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ウディ・ハレルソン、ケリー・マクドナルド、ギャレット・ディラハント、テス・ハーパー、バリー・コービン、スティーヴン・ルート、ロジャー・ボイス、ベス・グラント、アナ・リーダー
感想・評価
1.スピルバーグ[激突!]を観ていて、唐突に思い出し再鑑賞。無慈悲な暴力と不条理な世界観を堪能。ハビエル・バルデムの無表情と圧倒的な凄みは、当分引きずる気がする。[No country for old man]なるほど!タイトルがそのまま通奏低音なんですね。カメラワーク好きです。
2. 画が良い。一切BGMないんじゃないかな?本当に静か。ただシガーが迫ってくる時のシーンは静かだからこそ緊張した。余計なものを全部取り払って最小限のものでここまでドキドキさせるのすごい。変な映画ではあるけど、タイトル然りラスト然り、なかなかどうして…。 シガー良い。不条理そのものって感じ。ただ所々で人間味を出してくるから面白い
3.始まった瞬間から面白い。映画みたい気分でもなかったのに見始めたら面白くて最後まで観ちゃった。最初の方流し見しちゃうタイプだからもう一度最初の方だけ観てみようかな。いきなり終わってびっくりした。
4. 前半は古典的な追う者と追われる者の作劇で、ちょうど中間くらいでサスペンスがピークを迎える。後半から浮かび上がってくるテーマは銃と暴力で血塗られたアメリカ社会の暗部である。 暗殺者シガーによる残忍な殺戮が画面に収まるのも前半までで、後半は古典的な"見せない"演出へと回帰していく。 老いた保安官の眼差しを通してペシミスティックに描かれるその世界は、いくらかカリカチュアライズされているとはいえ、まさしくアメリカそのものだった。 それにしてもハビエル・バルデム演じる暗殺者シガーのインパクトは凄まじい。ドラッグストアで万引きするためだけに車を爆破させるなんて。。
5.2021116ハビエルバルデムジョシュブローリントママーリージョーンズウディハレルソン過去5回は見てるはずだがこの日まで未記録の為本日仮記録#2021.11.25木
原題/別名:12 Years a Slave
上映日 | 2014年03月07日 |
製作国 | アメリカ、イギリス |
上映時間 | 134分 |
ジャンル | ドラマ、歴史、伝記 |
スコア | 3.8 |
監督 | スティーヴ・マックィーン |
脚本 | ジョン・リドリー |
あらすじ
これは“奴隷制度”という大義名分を得た瞬間、人間は同じ人間に対してどれほど非人間的な行動を取れるのかを暴いた物語であり、同時に、12年もの間、「いつか夜は明ける」と信じ続けた男の希望が、絶望の暗闇に打ち勝った奇跡を私たちに体験させてくれる、感動の物語である。家族と幸せに暮らしていた男が、突然、財産も名前も奪われ、奴隷にされる。妻と子供たちに再び会うために、彼が生き抜いた11年8カ月と26日間とは──?実話だからこそ、<生きる>想いに魂を揺さぶられる、衝撃の感動作。
出演者
キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ポール・ジアマッティ、ルピタ・ニョンゴ、サラ・ポールソン、ブラッド・ピット、アルフレ・ウッダード、ギャレット・ディラハント、スクート・マクネイリー、アデペロ・オデュイエ、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、タラン・キラム、ビル・キャンプ、クリス・チョーク
感想・評価
1.なんと苦しい2時間だっただろうアメリカの生い立ちを知るには避けて通れぬ黒人奴隷制度の歴史エピローグで語られるソロモンの最後にこの歴史の本当の闇を感じる
2.簡単な言葉では語れないな…アメリカの歴史を学んでいる身だから、数年前からずっと見ようと思ってたのに、なかなか勇気が出なくて見られなかった作品最近映画を見るとすぐに感動して、泣いてしまうようになったんだけど、この映画は怒りとか絶望が上回って、逆に涙が一滴も出なかった目を塞ぎたくなるようなことばかりだったけど、本当に見てよかった「自由黒人なのに奴隷にされて可哀想」とか「最後帰ることでよかった」なんて言葉は間違ってると思うそもそも、あんなに悲惨で非人道的な奴隷制が行われてることがおかしいし、北部と南部でこんなにも1人の人間のの扱われ方に差があるのもおかしいでも奴隷所有者からしたら、自分は大金を払って奴隷を手に入れているわけだし、働かせて当然だだと思っているんだろうけど召使いみたいに、その人に見合った額を渡しているなら話は別だけど、得するのは白人の奴隷商人と所有者自分の間違いは認めず力で黙らせる人種差別もそうだけど、主人に奥さんが実家に帰ると言ったシーンで「また豚小屋に帰るのか?あの奴隷を捨てるならお前を捨てる」と答えていて男尊女卑もすごく感じた文では何回も学んできた内容だけど、動画で改めて見ると、こんなことが現実で起こってたことにショックが隠せない、、生きる>
私だったら、って何回も置き換えて考えたけどすぐにでも自殺したくて仕方なかったでもそれが中途半端なところでバレたら鞭打ちにされて、死ぬより苦しい環境の中で生きさせられることになる本当に人の心を失いそうそんな中で希望を捨てずに生き抜いた人は本当にすごい今アメリカにいる黒人の人たちはそう言った人たちの先祖なんだよなそしてこのソロモンが本当に存在した人物で、生還後に必死に活動したということにも感動最後、迎えが来るシーンと、少ししか出てこなかったけどブラピの温かさに救われた
3.どんな辛い夜でも次の日にはキラキラと朝日が登り、それでも夜はあける。自由か自由でないかという概念すらなく、選択し生きられるこの時代、日本に生まれたこと自体が幸せなことだろう。
4.乱暴ではあるが、白人にしたら、「だってそれがルールだもの」、なんだろうなあ。大枚をはたいて牛や馬を事業のために買い、それを使う。高価な買い物なんだからそりゃ、よく働きそうなのを買い、元が取れるように使うよなあ・・・ここに非論理的なことはない。ただ、買うものが牛馬ではなく、自分と同じ人間であるのを除いて。北部の「自由黒人」という概念を知ったのはこの映画、という人も多いのではないかと思うが、主役のソロモン(C.イジョフォー)はNY郊外に住む誰にも所有されない自由黒人で、妻と二人の子供を持ち、音楽家として成功しているが、次のツアーの興行主という白人二人に騙され、ジョージア州から逃げてきたプラットという名前の黒人奴隷だということにあっさりなってしまう。なんせ酔わせられて起きたら身ぐるみはがされているんだから、自分が自由黒人だという証明の書類もない。いくら間違いだ、と言ってもすでに身体の自由は奪われ、他の黒人と一緒に船で南部に戻され、奴隷市場でB.カンバーバッチ演じる農場主、フォードに売られる。合理的に材木を運ぶ方法を考え付いてフォードに提案するソロモンに、現場監督のポール・ダノは面目丸つぶれ。また、フォードはバイオリンの特技を持っているソロモンに一目おき、人間らしく扱うのがP.ダノは気にくわない。ことあるごとにソロモンを目の敵にしていじめるが(いじめる、という以上のレベルだが)、ある時、我慢ならなくなったソロモンが反撃、ちょっと殴られただけで「I'm sorry!!!」。
とはいえ、牛馬が飼い主に歯向かったわけだから、大問題。ソロモンには大きな残高がついたままなので、フォードは彼を守ることも手放すこともできず、他の農地経営者、エップス(M.ファスベンダー)へ売ることに・・・このエップスが人間に非ず。黒人のことは牛馬以下としか思っておらず、すぐむち打ち。毎日、その日の綿花の摘み取り量を競争させ、働きの悪い黒人は日がな働かされた後にさらにむち打ちの罰が下る。ちなみに、エップスの愛人(愛情は相互ではないので、レイプ相手、か)パッツィは体重35キロぐらいの小柄なからだで毎日500パウンド(250キロ弱)摘む優秀なピッカー。"that's my girl”だの”queen"だのと褒められるが、もちろん、パッツィは嬉しくもなんともない。ただ、良い成績を残す=生き残りの手段になる、としか思っていない。しかし、あんなふわふわのものを250キロ摘み取るってすごい!普通の男だと180パウンドが標準、だとかなんとか言ってたかなあ・・・このエップス農場での暴力シーンがひどい。農場主や現場監督白人からの殴打は当たり前。むち打ちや、ぎりぎり足がつく状態でクビに縄を付けられ、木から長時間つるされる。ソロモンが木から吊るされているシーン、背後では子どもが遊びまわり、女は家事をしている。
誰かが罰を受けているのが日常に溶け込んでいて、ソロモンのアップと背後に映りこむ日常生活を送る奴隷たち・・・暴力とそれが生活の一部になっている非日常的な日常、過酷な労働中に歌われる澄んだ歌声、暴力の背後に映る美しすぎる南部の景色などの対比があざといと言われようとも、効果的な演出になっている。自分のマスター(奴隷主)と結婚して奴隷を抜け出した黒人もいるんだが、フォードには嫉妬深い鬼嫁がついていて、パッツィが奥さんや愛人として奴隷から解放される見込みはない。そりゃ、ソロモンに殺してくれっていうよね・・・クリスチャンに自殺はbig NO NOにも関わらず・・・クリスチャンといえば、フォードもエップスも敬虔なクリスチャンで、日曜日には家族や奴隷を集めて聖書を読んだりお祈りをささげる時間を持つ。いつも思うが、キリスト教の価値と奴隷制度、暴力、妊娠女性の中絶権利の否定、多様性への否定、どう折り合いがつくんだろうか。隣人を愛する宗教じゃないのか、キリスト教って。終盤には後光を背負って現れるB.ピットによって話が急展開するが、C.イジョフォーの大きな目から幾度も流れる涙と顔のアップが印象的な映画でした。ところで、監督も主役のソロモンも二人の農園主もパッツィもみんなアメリカ人ではないこの映画。わざとかしら?
5.かなり胸糞悪いシーンがありますが、事実を元にしているため仕方ないと思いました。とんでもない絶望が次から次へと襲いかかってくるため、飽きはきませんでした。人種差別が含まれている作品は何回見ても慣れることができません。しかし、この作品を映画にしてくれた方々に感謝します。
原題/別名:Spotlight
上映日 | 2016年04月15日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 128分 |
スコア | 3.8 |
監督 | トーマス・マッカーシー |
脚本 | トーマス・マッカーシー、ジョシュ・シンガー |
あらすじ
2002年1月、米国の新聞「ボストン・グローブ紙」が、カトリック教会の信じがたい実態を報じた。数十人もの神父による性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。その許されざる罪は、なぜ長年黙殺されたのか。《スポットライト》という名の特集記事を担当する記者たちは、いかにして教会というタブーに切り込み、暗闇の中の真実を照らし出したのか…。
出演者
レイチェル・マクアダムス、マーク・ラファロ、マイケル・キートン、スタンリー・トゥッチ、リーヴ・シュレイバー、ビリー・クラダップ、ジョン・スラッテリー、ジェイミー・シェリダン、ポール・ギルフォイル、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、ラナ・アントノーヴァ
感想・評価
1.Spotlight『概要』アメリカの新聞社の調査報道班チームが、ボストンとその周辺地域で蔓延していたカトリック教会による性的虐待事件に関する報道の行末を描く事実を下敷きにしたミステリー。大学の課題教材で見た事のある作品。何となく見返して見たけど、面白いね。この映画から垣間見える”ジャーナリズム”と”宗教”。日本の宗教観は、自然宗教が展開している為に映画の中での宗教に関しての考えは理解しにくい所もあるのかな。ジャーナリズム精神の部分では、真実を追求していく姿勢は必要不可欠だが、事実をありのまま事実として報道する事が必要であり、その為の調査報道。彼ら、メディアんの力により、枢機卿は教会を辞任する、ところまではよかったんだけど、エピローグの文章で枢機卿がローマ大教会に移動しており、教会の隠蔽体質の根深さを知ることになり、なんとも言えないフラストレーションの溜まる結果になった。でも今の宗教による性的虐待事件に対しての感情と同じなのかもしれないね。日本では特に難しい題材なだけに凄い面白い作品!#第88回アカデミー賞作品賞#第88回アカデミー賞脚本賞
2.実話だということに驚きです。後半局長の過去の失敗を責めることなく今を褒め労う言葉に、最高のボスだな、と思いました。
3.静かに暴かれる真実集団心理 閉じ込められた個人の主張 尊厳ゆっくり淡々と描く風景
4.ジャーナリズムの極み。行きすぎ、やり過ぎな事で話題になる事が多いこの職種。この映画は世の中変えちゃう優れたジャーナリズムが描かれる。もっとたくさんの良い事がシェアされる世の中になっていけばいいなぁ。
5.よかった。記者ってすごいな。悪い神父はいろんな映画で出てくるけど現実世界にもいっぱいいるんだな。神父もただの人間だけど聖職者は免責とかもあるんだ。あの記事書くまで本当に寝る暇もなかったんだろうな。役者も豪華で見応えあった。マークラファロの演技が個人的にはすごくよかった。
原題/別名:A Beautiful Mind
上映日 | 2002年03月30日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 134分 |
ジャンル | ドラマ、恋愛、伝記 |
スコア | 3.9 |
監督 | ロン・ハワード |
脚本 | アキヴァ・ゴールズマン |
あらすじ
ラッセル・クロウ扮する天才数学者のジョン・ナッシュは、国際的な名声をつかみかけたところで国家の陰謀に巻き込まれてしまう。もはや信じられるのは、献身的な愛で支えてくれる妻のみ。勇気と栄光に彩られた感動のストーリー。
出演者
ラッセル・クロウ、エド・ハリス、ジェニファー・コネリー、クリストファー・プラマー、ポール・ベタニー、アダム・ゴールドバーグ、ジョシュ・ルーカス、ヴィヴィエン・カーダン、アンソニー・ラップ、ジャド・ハーシュ、オースティン・ペンドルトン、ターニャ・クラーク
感想・評価
1.よかった。もちろん脚色マシマシかもしれないが、考えるきっかけを付与するってこういう作品のことなんだと思うなぁ〜
2.あの子、成長してないから幻覚だ!??すごい仕事してんねんなーて思ってたらえ?幻覚?いまは現実?いまの全部幻覚?え?そこから幻覚やったんかい!すぎた実話なのもビックリ
3.自分自身の妄想に気づく、あのシーンが強烈に印象に残っている。天才が病気を理性で打ち破った瞬間。統合失調症の特徴のひとつ、病識が持てないという疑似体験ができる唯一無二の作品。途中まで主人公が選ばれしスパイだという刷り込みがあるから、視聴者にも周囲の反応が敵対組織の策謀に見える。あれこそが、統合失調症の人たちの世界なんだろう。本当によくできた映画だと思う。必見。
4.今まで観たロン・ハワードの作品の中ではやっぱりこの作品が1番好き。ジェームズ・ホーナーもこれが1番。ジョン・ナッシュという人物を見てきた前半、中盤で明かされる大きな事実により見え方が変わってくる後半。ジョン・ナッシュの苦悩と功績、支えて耐える妻、丁寧に描かれている。自分では見えているのにそれは存在していないという事実。それを認めるのはものすごく大変なことだろうし、実際にはここで描かれていない苦労もあったはず。そのジョン・ナッシュを支えた妻のアリシアさんに思いを馳せる。本作のジェームズ・ホーナーのスコア、美しいメロディの中に隠れる不穏さ不安定さ。あまりにも作品にぴったり。なんでこれでオスカー獲れてないのかと調べたらこの年は「ロード・オブ・ザ・リング」のハワード・ショア。納得。#ジェームズ・ホーナー#ロジャー・ディーキンス
5.感動した!前半はうつらうつらして何回も巻き戻しながら見てたけど、中盤からめちゃ面白かった!奥さんが素晴らしすぎた!実話ではもっと素晴らしいっぽい大学院の修論で散々ナッシュ均衡にならんならんと悩んでましたが、あのお方の映画でしたか!!!卒業できて感謝感謝(о´∀`о)
原題/別名:기생충/Parasite
上映日 | 2020年01月10日 |
製作国 | 韓国 |
上映時間 | 132分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 4.1 |
監督 | ポン・ジュノ |
脚本 | ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン |
主題歌/挿入歌 | チェ・ウシク |
あらすじ
全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れるが...この相反する2つの家族の出会いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく――。
出演者
ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、チャン・ヘジン、パク・ミョンフン、イ・ジョンウン、チョン・ジソ、チョン・ヒョンジュン、パク・ソジュン、パク・クンノク、チョン・イソ
感想・評価
1.話題になっていたので鑑賞した。期待して見たが、面白かった。家庭に入り込んでいく過程をもう少しじっくりみたかった。少し後半尻すぼみに感じたが面白かった。登場人物の全員演技がうまくて良かった。ただお金持ち家族の旦那さんがいい声すぎてそこが気になった。
2.ある意味で生き抜く力が強すぎて衝撃的でした。世の中には物事を確認しないでいいように扱われている人がごまんといるかのよう。
3.日本映画業界もアニメや実写化ばっかりじゃなくて世界でウケる映画作って欲しいな。
4.コメディ調からの地下室の真相、そして一気に落ちていく怒涛の展開が全く飽きさせない。格差の描写がすごくよくまとまってるし、結局誰も幸せにならないオチが斬新だった。
5.めちゃくちゃ怖かった。最後にかけてのスピード感がすごかった。パクソジュンの友情出演面白かった。意外にエッチい場面もあったわ。
原題/別名:The King's Speech
上映日 | 2011年02月26日 |
製作国 | イギリス、オーストラリア |
上映時間 | 118分 |
ジャンル | ドラマ、伝記 |
スコア | 3.7 |
監督 | トム・フーパー |
脚本 | デヴィッド・サイドラー |
あらすじ
アカデミー作品賞主要4部門など、世界各国の映画祭で賞を受賞した伝記ドラマ。吃音症に悩む英国王ジョージ6世が、言語療養士ライオネルの手を借りながら、ナチスドイツとの開戦に揺れる国民を勇気づけるスピーチ挑む。
出演者
コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、デレク・ジャコビ、ジェニファー・イーリー、マイケル・ガンボン、ロバート・ポータル、エイドリアン・スカーボロー、アンドリュー・ヘイヴィル、ロジャー・ハモンド、パトリック・ライカート、クレア・ブルーム、イヴ・ベスト、フライア・ウィルソン、ラモーナ・マルケス
感想・評価
1.前回鑑賞2015年とのことで、久しぶりの再鑑賞。在位期間がイギリス史上最長を更新するエリザベス女王の父にして、第二次世界大戦という動乱期に国民を鼓舞した、今も人気の高い国王ジョージ6世。そんな国王が幼少期より苦しんだ吃音症に焦点を当て、世界に立ち込める暗雲へ挑むために、その克服こそが鍵になる……という展開で物語が描かれます。コリン・ファースの知名度を格段に高めた本作は、アカデミー賞では12部門ノミネート、最終的に作品賞・監督賞・主演男優賞・脚本賞を受賞した他、多くの映画祭で山程ノミネート&受賞を果たしており、なんと合計63もの賞を受賞しています。私も、本作で初めてコリン・ファースを知った口で、それまで殆ど知らなかった英国近現代史を知るとても良いきっかけになりました。改めて見返すと、2018年日本公開の『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』等の英国政治映画及び英国視点の第二次世界大戦映画、その他諸々で得た知識の補完もあり、より重層的に見れるようになったような気がしました。そのうえで、本作が相変わらず好きな作品であるとわかったことも、いい発見だったと思います。
2.史実に基づく系映画。奥様と言語聴覚士との関係性が良かったです。コリンファースの演技がリアルでした。
3.アマプラでの配信終了が近く気になってたので視聴。見て直後はなんか違うなぁ。と思ったのが正直な感想。映画全体を通して何となくある緊迫感というかがとてもすごかった。そして最後のスピーチするところでは鳥肌のたつ感覚。
4.何人も知った俳優さんが出てこられてびっくり!(ハリーポッター出てきた人多かったね)あと、シェイクスピアの劇のワンシーンでライオネルがバルボッサだと気づいた(笑)吃音症の演技でも見てるのしんどかった。ビー玉のシーンも喉がしんどくなっちゃう!!私もあがり症だからみんなの視線が気になるの少しはわかる…けど彼は逃げられない立場だからなぁ…王室の方は慣れるものかとおもいきや苦手な人もいてるって驚いた。あの爆音で曲を流しながら朗読したシーン兆しが見えた演出いいねぇ。正直がんばれ!がんばれってなっていちばん重要なスピーチの内容頭に入らなかった???ヘレナ・ボナム・カーターはイギリスの町が本当に似合うねぇぇ。幅広いけど今回の役も素敵。
5.スピーチで世界は変わる。確かにスピーチは難しい。結婚式の友人代表スピーチとか、レベル感が全く違いますが。出会いが人を変え、歴史を変え、いやすばらしい。
原題/別名:Moonlight
上映日 | 2017年03月31日 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 111分 |
ジャンル | ドラマ |
スコア | 3.6 |
監督 | バリー・ジェンキンス |
脚本 | バリー・ジェンキンス、タレル・アルバン・マクレイニー |
あらすじ
名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校では“オカマ”とからかわれ、いじめっ子たちか ら標的にされる日々。その言葉の意味すらわからないシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だ った。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初 めてお互いの心に触れることに・・・
出演者
マハーシャラ・アリ、シャリーフ・アープ、デュアン・"サンディ"・サンダーソン、アレックス・R・ヒバート、ジャネール・モネイ、ナオミ・ハリス、トレヴァンテ・ローズ、アッシュトン・サンダース、ジャレル・ジェローム、アンドレ・ホランド
感想・評価
1.映画見てからタイトルの付け方素敵だなと思った〜見るまでマイノリティ系の話って知らなかったけど、他の映画と違って押し付けがましさがないというか、リアルなドラマって感じがして良かった主人公の目で訴えてくる強さもまたすごかった
2.観ていてきつくなるほどのだるさも無いし、いつの間にか見終わっていた。お母さんが泣いていたシーンが印象的。もう一回観るかと言われたら観ないと思う。満足。
3.最後9分くらい、終わる?これ終わる?ってなってからの、えっ、え〜〜〜終わり???でも全然消化不良とかじゃないのがすごい。突きつけてくる感じじゃないし、濁らせてるわけでもなくて、少しずつ心の中に流れ込んできて、終焉に慌てて振り返るけど、気づいたら全部入ってきてる感覚。誰かと語り合いたい気もするし、自分だけに留めておきたい気もする。なんて映画だ。ずるい。チャプターもずるい。ケヴィンの不敵な笑みもずるいし、何もかもずるい。ずっと観たくてとってやつだったけど、とうとう観ちゃったなぁ〜。余韻。
4.最近「自分らしく皆平等に生きる!w」というSDGsをはじめとする"嘘"が蔓延しているのに対して、この映画はとてもリアルでいい。この作品の要旨は「人は必ず社会・周囲の影響を受け、自分を貫いて生きることはできない」だと感じた。結局は社会が求めるように、自分を殺して生きるのが一番コスパがいいっていうのが現実だと思いますね。女性的な細身のズボンから、ふとズボンはいて厳つい車に乗り、オラつくようになっていったり再会した親友と何かが起こってしまいそうで見ていてこっちハラハラする展開など、全ての細かい演出面もリアルで凄く引き込まれる。マイノリティもみんな平等w!とかいう薄っぺらい作品ではない。
5.くずのムーライトの方がいい?#黒人#いじめ#薬物#虐待#ゲイ
原題/別名:The Lord of the Rings: The Return of the King
上映日 | 2004年02月14日 |
製作国 | ニュージーランド、アメリカ |
上映時間 | 203分 |
ジャンル | アドベンチャー・冒険 |
スコア | 3.9 |
監督 | ピーター・ジャクソン |
脚本 | フランシス・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン |
原作 | J・R・R・トールキン |
出演者
イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン、ショーン・アスティン、リヴ・タイラー、ビリー・ボイド、ドミニク・モナハン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、ケイト・ブランシェット、バーナード・ヒル、ミランダ・オットー、カール・アーバン、デヴィッド・ウェナム、ジョン・ノーブル、ヒューゴ・ウィーヴィング、イアン・ホルム、ショーン・ビーン、アンディ・サーキス、マートン・ソーカス、クリストファー・リー
感想・評価
1.一番面白かった。ほぼ戦ってます。基本的にどんなキャラも心の葛藤や愚かな部分を併せ持ってるのが良い。持つべきものは友、ならぬサム。笑今ガチャガチャが出てるので明日からそれを探す旅に出ます。#いとしいしと
2.最終章に相応しい映像と展開。とにかくサムが終始格好いい。ゴラムの役割もまた残酷なものだけど、指輪に魅せられた成れの果てなのかな。大円団で終わると共に、物語は語り継がれて今も続いている気がします。
3.考えるのが、人が映画を観て、その哲学に触れて、ある種のお土産を持ち帰ることがあった時、「なぜエンタメを介する必要があったのか」ということだ。ゴラムなんかは、あれは身分差別とかのメタファーのように思えるんだけど、そうしたメタファーへの昇華とも呼ぶべき手法がなぜこうも好まれるのだろう。そんな迂回せずとも、端的に、「差別はいけません」と学校で教えてるではないか。たぶんそれは、人には「ここではないどこか」を求める心理作用があるからなんだと思う。宮台真司が言うように、人にはそうした、今いる現状を「こんなはずじゃない」と思い込んでしまう癖があって、だから非現実的な世界に逃走する。日常から逃れようと、非日常へ飛び込もうとする。でも結局、これもまた宮台真司の言うように、「日常は終わらない」。飛び込んだ先にあるのも、また日常なんだ。だからそうした、ある種の諦めとともに、人は映画から何かを学びとる。子供の時はそうしたリテラシーが身に付いていなかったから、遠い世界のありえない出来事として見過ごしていたけど、良い意味でも悪い意味でも「緒わりなき日常」に気づいた僕たち大人は、こうして映画からお土産を持ち帰るんだ。
4.低予算と思えないクオリティ!!映画館にも何回も行きました。三部作だけど長く感じない。みんながハッピーエンドではないところが、原作への敬意を感じました。絵本がそのまま映画になったような感じ。
5.個人的には完璧(まぁ端折られた部分とかもあるけれど)。エクステンディッド・エディションのDVDを揃えた。
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