2022年2月4日~2月20日までの17日間で行われた北京冬季オリンピック。日本のメダル総獲得数は18個という結果になりました。中でもスノーボードハーフパイプのオリンピック初成功トリックや羽生結弦選手の4回転半ジャンプはオリンピックの歴史に刻まれる名シーンでしたね。本記事ではそんな北京オリンピックを振り返り、名場面や開会式についてを全てまとめました。「オリンピックの結果ってどうだったの?」と思っている方はぜひお読みください。
北京オリンピックは2022年2月4日~2月20日までの17日間で行われた冬季競技大会です。開催された国は中国で、北京市を会場として開かれました。一般的に2008年に行われた夏季北京オリンピックと区別するために、「北京冬季オリンピック」と称されています。ちなみに、中国では初の冬季オリンピックでした。
北京オリンピックで最もメダルを獲得したのはノルウェーで37個です。2位のドイツ27個と比べても10個もの差があります。続いて中国が3位、日本は獲得数順だと12位という結果でした。
(出典 : 国際オリンピック委員会公式サイト)
ノルウェーが圧倒的な強さを見せていますが、そこには理由があります。というのも、ノルウェーは生まれた時からウィンタースポーツに触れている文化です。仕事でもスキーに行ったり、幼い頃から誰に言われずとも競い合ったりしています。そういった文化からノルウェーのウィンタースポーツの強さが生まれているわけです。
日本のメダル獲得数は18個となっており、歴代最多を記録しました。カーリング史上初の銀メダル、スキージャンプ、スノーボードハーフパイプ、スピードスケートで金メダル3つを獲得するなど、数々の快挙を残しています。年々レベルの上がるオリンピックで、これだけの結果や歴史の上書きができたのは、各選手の壮絶な練習の成果が表れているといえるでしょう。
北京オリンピックでは総勢124人が選手として出場しました。そのうち開会式に出席したのは13人。その中で、旗手を務めたのはスキー・ノルディック複合の渡部暁斗選手と女子スピードスケートの郷亜里砂選手の2人でした。寒さの影響からくる体調管理などを懸念して、当日は不参加にした選手が多かったようです。
(NHK YouTube公式チャンネルより)
羽生結弦選手は3連覇を期待されてオリンピックに出場。2回の転倒が響き、惜しくも4位といった結果で表彰台には上がれませんでしたが、世界初4回転半ジャンプ=クワッドアクセルを成功させています。羽生結弦選手本人は「正直出し切った、最初からギア全開でアクセルしめることができたと思うし、思い残すことはない」とコメントしています。世界でも、本番で挑戦する意志やメンタルを称賛する声が寄せられました。
(NHK YouTube公式チャンネルより)
カーリング女子決勝では、日本vsイギリスの試合で3対10という結果になり敗れてしまいました。試合は序盤でお互いミスもなく緊迫した展開でしたが、有利な後攻から1点をスチールされ態勢が崩れてしまいます。そうして3点をリードされて試合は折り返しに。迎えた第9エンドではイギリスに2点追加され、日本は負けを認めて銀メダルに落ち着きました。しかし、銀メダルは日本カーリング史上初、加えて2大会連続メダル獲得といった快挙を成し遂げています。
(NHK YouTube公式チャンネルより)
スピードスケート 女子団体パシュートは決勝でカナダに破れ、惜しくも銀メダルといった結果になり、2連覇とはなりませんでした。選手達としては、転倒ハプニングや前半でもっと違うアプローチができたのではないかといった、悔いの残る試合となってしまったようですが、それでも結果は銀メダル。金メダルとはならなかったものの、2大会連続のメダル獲得は中々成し遂げられない快挙ではないでしょうか。
スノーボード男子ハーフパイプで平野歩夢選手は、会場を巻き込む圧巻の滑りを見せ金メダルを獲得しました。中でもオリンピック史上初めて成功させたトリプルコーク1440は、まさに伝説となる快挙。途中、大技をクリーンに決めたにもかかわらず、点数が伸びないといったハプニングもありましたが、会場やライバル選手も巻き込んだ熱気で見事金メダルに輝きます。実はトリプルコーク1440以外の秘策として、ダブルコーク1620も準備していたというから驚きです。
スキー・ノルディック複合の団体で日本チームは銅メダルを獲得しました。日本は前半のジャンプで4位につけて後半を迎えます。2位と3位を日本、ドイツ、オーストリアの3チームで争う形に。最後はドイツにかわされてしまいますが、1994年のリレハンメル大会でのメダル以来、28年ぶりとなるメダル獲得となりました。この調子で次回のオリンピックでもメダル獲得できるよう応援したいですね。
鍵山優真選手はフィギュアスケート男子シングルで、日本人トップとなる銀メダルを獲得しました。銀メダル獲得までには壮絶な練習と悩みが立ちはだかったといいます。しかし、そんな逆境もはねのけて、見事銀メダルを獲得しました。プログラムでは、軸のきれいな4回転ジャンプを次々と決めていくことに。実は父親も元オリンピック選手。鍵山優真選手の安定した軸のジャンプは父親譲りだといいます。実際、他の選手や父親のファンだった人からも「父親と滑りが似ている」と言われて誇らしさを感じているようです。
2022年北京オリンピックでは、2008年に開催された北京オリンピックでも開会式を担当した、張芸謀監督が総合演出を担当。
そんな北京オリンピック開会式の様子は、YouTube(https://youtu.be/NUs0iL5QOVI)で世界に配信されています。
配信された映像をみた人のコメントを見ると、「この何日かで数回くり返し見たけど、何度見ても感動できる」といった声や「シンプルなのにユニークで最高の開会式だった」といったコメントなども見られました。
中には、配信された映像で開会式を見て、思わず涙してしまったというようなコメントも。世界的にみても北京オリンピックの開会式は素晴らしいものだったことが分かりますね。
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2022年北京オリンピックでは、世界でも日本でも歴史に刻まれる名シーンがたくさんありました。日本選手はもちろん、海外の選手も感動をもたらしてくれた大会だったと思います。次のオリンピックでも新たな名場面や伝説が残るかもしれないと思うと、今から楽しみですね。
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